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容疑者Xの献身



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【この小説が収録されている参考書籍】
容疑者Xの献身
容疑者Xの献身 (文春文庫)

容疑者Xの献身の評価: 4.19/5点 レビュー 856件。 Sランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.19pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全856件 741~760 38/43ページ
No.116:
(5pt)

偽善抜きの真の「献身」

普段ほとんど本を読まなく漫画くらいしか読まない私ですが、暇を利用して直木賞受賞だからまあつまんなくはないだろうという程度の期待で読んだのですが、ここまでのめり込んで読めるとは思わなかった。普段本を手に取らない方にぜひ読んでほしい。この物語はいわゆる頻出の、
ただの謎解きの推理が真にメインの話ではなく、ただの恋愛の話ではなく、読んでいて哲学してしまう作品であった。変に聞こえると思うがぜひ期待しないで読んでほしい。ラストに感動するからだ
容疑者Xの献身Amazon書評・レビュー:容疑者Xの献身より
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No.115:
(4pt)

さらっと

展開が面白くて、あっという間に一気に読んでしまった。
きっと最後は悲しい結末なんだろうな・・・と分かりつつも、主人公と
その愛する女性&娘を「捕まらないで!」と応援しながらハラハラした。
でも、他の皆さんも指摘しているように、主人公の深い献身的な愛、と
いうのは、全く感じられなかった。確かに、本のタイトルにも「献身」
とあるのだが、「献身」による事件というより、単に主人公が変質者に
近い変わり者で事件を引き起こした、という印象。
最後の数ページを読んで初めて「え?この主人公ってそんなにこの女性を
愛しているっていう設定だったの?」とビックリし、思わず本のタイトル
を再確認してしまった。
同じような設定でも、『オペラ座の怪人』などは、主人公の悲しみや愛が
伝わってくるのだけど。
純愛小説ではなく、単純にミステリー小説として読む分には凄く面白い。
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No.114:
(5pt)

久しぶりの傑作

良いミステリーというのを最近読んでない気がしていた。東野圭吾の本は結構好きだし、このミスなども受賞しているので、間違いないかなと思い読んでみた。
期待以上。本当に凄いと思った。あまりトリックとかを明かすわけにはいかないけれど、読んだ後、全てを知って納得。始めは、設定的に、話が広がりを持たないのではないかと思ったけれど、話の展開の仕方や、お馴染みの物理学者などのおかげか、傑作と呼べるものに仕上がっていると思う。
それにラストはかなり感涙ものだ。思わず私も泣いてしまった。
本当に、この作品は素直にお勧めしたい。読んで損はしないと思う。
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No.113:
(4pt)

数学者と物理学者である意味は?

天才数学者であるが高校教師に甘んじている石神が
心底愛している母親とその娘が犯した殺人を
ちょっと意外なトリックでかくまってあげるというもの。
天才数学者と物理学者の戦いみたいに書いてあったので、
もうちょっと理系っぽいお話を期待していたのですが、
そんな箇所はほとんどなかった。
理論的で完璧な証明であるという以外は。
そんなに華々しい感じのお話ではないが、
最後の靖子の涙は悲しすぎて美しかったと思います。
純愛といえるかどうかは・・・人それぞれかな。
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No.112:
(2pt)

期待せずに読めば・・

数学者だから感情をあまり出さないように設定したのでしょうか?そこまでして庇う必要性を感じさせるほどの石神の愛を感じる事ができませんでした。東野圭吾さんの作品は大好きですが、「白夜行」の読後のような、心を揺さぶられるような感じにはなれませんでした。小説ジャンルは違いますが、同じ数学者を題材にした「博士の愛した数式」の博士の方が素直に感情移入できて読後の感動が大きかった気がします。「直木賞受賞作品」ですが、あまり期待せずに読むのがいいのかもしれません。最終、好みの問題になるのかもしれませんが…。
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No.111:
(4pt)

味のあるキャラ

頭脳明晰でオタクで、太っていて、禿げていて…
変わり者の主人公が、一人の女性を思う気持ちは、常人には理解できない結果を生みます。
また、彼は盲目的な性格が産む行動を、純愛と勘違いします。
打出した方程式は、そこに人の感情が入り込み、計算どおりに運ばず、
そこが面白い部分であったと思うのですが、結果的に計算ミスを犯してしまいます。
しかし、そこまでするほどの「動機」が薄いと感じるのは、愛する女性を守ろうとする石神の行動の「数学者的本能」
を自分が理解できないためでしょうか。
主人公に共感できるところはありませんが、
逆にそこが、やや違和感のある設定に現実味を出し、
キャラクターを引き立たせているのかもしれないと思います。
数学者の頭脳で打ち出したトリックは、単純だけどスッキリした面白さがありました。
最後まで一気に読める軽さなので、読んでみて損はないと思います!
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No.110:
(4pt)

おもしろかったが、感情移入はできず

直木賞受賞が決まる前に読んだ。
一気読みできて、おもしろかった。
ただ、東野作品の中で好きな部類に入らないと思う。
読んだあとの切なさみたいなものがなかった。
理由は石神が母子を守ろうとする動機のところが
あっさりしすぎで、感情移入できなかったからだと思う。
「献身」ということは、「献身」をするだけの
動機が必要だと思うが・・・。
どうでもいいが、直木賞は今回のような推理ものではなく、
「白夜行」とか「秘密」の方があってると思う。
まぁ、内容はおもしろかったので★4つ。
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No.109:
(5pt)

騙された!

この本を勧めてくれた人から
「ラストは絶対予想できないよ!」と聞いていたので
絶対に騙されないぞ、と意気込んで読んだのですが
…駄目でした。
全く予想もしてなかったラストでした。
どんでん返しのどんでん返し。
裏のまた裏、そんな感じです。
推理が好きな人にはちょっと…という感じですが
あたしはミステリーものを久々に一気読みしました。
それくらい面白かったです。
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No.108:
(2pt)

いわゆる「本好き」には薦めるが、

今年度のミステリー代表作であり、本格物で人間も描けていると評判の作品だが、私には、合わなかった。ミステリーとしては、途中で全体像が判ってしまった。もともと東野氏の作品は、本格系フアンの評価はそれほど高くはないが、この作品も「本格度」は低い。
直木賞受賞作品を読んでみようとか、ミステリは宮部みゆきや恩田陸に興味があるとか、いわゆる「本好き」の方にはお薦めするが、いわゆる「本格好き」にはお薦め出来ない作品である。
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No.107:
(3pt)

純愛では量れない

はたして石神の創り上げた過程と結果は、純愛と言う名で片付けて良いものなのだろうか。
どんどんと読み進めるという感覚よりも、ゆらゆらと漂うように読んでいた記憶である。
しかし石神のキャラクターは魅力的で、だからこそ終焉に向けて、言いようのない不安に襲われる。ゆらゆらと漂っていたのに、気が付けばその流れは速くなり、手足をばたつかせ、流れに逆らいたくなったが、それも無意味であった。そして行き着いた先で見た、結末。
どう感じて本を閉じるかは、受け手に委ねられているのだろう。
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No.106:
(5pt)

あまりに大きな愛情

数学さえあれば他には何もいらない・・・そんな天才数学者である石神が、自分の愛した女を守るために完全犯罪を目論む。そしてその謎を友人である天才物理学者、湯川学が紐解く。この2人の天才の対決。果たして勝つのはどちらか・・・。
まず個人的にミステリの中で「天才」の犯罪者が大好きだ。特にこの作品の石神のようにすべてのパターンを想定しながら理論的に物事を構築していくタイプの犯罪者にシビれます。
石神が「愛する女性を守るために」周囲を欺いたトリックが素晴らしかった。そして同時に彼の一途で、そして真っ直ぐな気持ちに心打たれた。彼の持つ「愛情」の形は決して正しいものではないだろうが、それを歪んだものだと言うことも僕にはできない。後半は読みながら石神に対してかなり感情移入してしまった。
最後に石神のとったのは彼にとっても苦肉の策だったのだろうけれど、この犯罪が彼にとって「幸福」だったのか「不幸」だったのか。それは読んだ人がそれぞれで決めて下さい。
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No.105:
(5pt)

容疑者Xの献身

一気に読みました。350ページあるのですが、
とても短く感じ、「もっと読んでいたい」と思いました。
全く予期していなかったトリックに驚くのと同時に、
天才的な数学者の想いに切なくなります。
読後に「献身」の意味を調べてみて、
ますます切なくなってしまいました。
帯にあるように、紛れもなく「純愛」だと思う。
発現の仕方は特殊かもしれないけど、
こんな風に人を愛し愛されることが羨ましくもあり、
自分には…と自問してしまいました。
胸に残るラストでした。
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No.104:
(3pt)

読みました(遅

面白いですねぇ。一気に読んでしまいました。
しかし、今までの東野圭吾作品を読んで来た者の立場としては、これで直木賞というのはどうもしっくりしませんでした。好みの問題かもしれませんが、他にもっと奥の深い読ませる作品はあるように思います。
あっでもこの作品は好きです。今までと比べてしまうと少しひねりがない気もしましたが、やっぱり面白かったです。さすがですね!!次回作がとても楽しみです★
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No.103:
(5pt)

どんどん読めます。ハマリマス!!

私は、以前から東野さんのファンですが初めて彼の本を読む人にもおすすめの本です。読みやすい文体ながら、ストーリーがいろいろな展開になるので惹きつけられます!!改めて彼の才能の素晴らしさを実感した作品です。自分の推理とは、かけ離れた結末で読み応えたっぷりです。
 推理小説苦手な方も是非読んでみてください。
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No.102:
(4pt)

容疑者は天才数学教師

『コロンボ』と同じで初めに殺人が起きて、謎を探偵役が解明していくという筋立てである。追われる側は天才数学教師、追う側は天才物理学者。どっちも天才的な学才の持ち主である。
謎解き自体よりも、数学教師のキャラクターが非常に印象に残る。
『博士の愛した数式』が100万部を超えて売れているし、藤原正彦の著書もろもろがたくさん売れているし、どうやら、数学者は日本の出版界で人気のキャラクターらしい。『容疑者Xの献身』は、作品の結構もよくできていると思うが、うまく時代の感覚を捉えてヒットしたのかもしれない。
学者は、一般人とはちょっと違った悩みを持っている。『容疑者X』の石神はリーマン予想の証明で悩み、『博士の愛した数式』の博士はフェルマーの定理の証明で悩む。お金とか男女の仲とか下流とか上流とか南とか北とか中東の話とか、そういう生々しくてときに鬱陶しい話題に飽きた現代人にとって、こういうキャラは貴重で新鮮で、おもしろく映るのだと思う。
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No.101:
(4pt)

見事なミスディレクションです

「運命の数式。命がけの純愛が生んだ犯罪。これほど深い愛情に、これまで出会ったことがなかった。いやそもそも、この世に存在することさえ知らなかった。」と帯にありますが、これが純愛か?という感じですね。ちょっと違うと思いますが。でも作品自体はすごく面白いです。どんどん読ませます。ストーリー展開も良いし、登場人物も良く描かれています。探偵役の物理学者対友人の数学の先生。完璧な犯罪計画を打ち破れるのか?倒叙ミステリの傑作です。「思い込みによる盲点を突つく。たとえば幾何の問題に見せかけて、じつは関数の問題である。」見事なミスディレクションです。やられたという感じです。特にどうってことはないトリックなのですが、見事にだまされました。ただの倒叙ミステリと思って読み進めていると、やられてしまいます。
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No.100:
(2pt)

あまりにも

東野圭吾作品は昔から何冊か読んでいてその話しの運びと、くどくないのに、鋭い洞察力に面白さを感じていました。今回、直木賞を受賞ということで、ひさびさにてにとってうーん。目の付け所は東野圭吾らしく相変わらずすばらしいと思いつつ、これではあまりにもという内容。
やはり、まえ評判があまりにも良すぎて、期待しすぎて読んだせいかな。
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No.99:
(5pt)

容疑者Xの献身

 最近直木賞を受賞した「容疑者Xの献身」(東野圭吾、文芸春秋社刊)を詠む。日本の推理小説を読むのは久しぶり。結論からいえば、さすが直木賞を受賞しただけのことはあり、読み応えがある。 
 いわゆる倒叙サスペンス(刑事コロンボや古畑任三郎シリーズと同じ)で、数学者である犯人が緻密に作り上げた計画を、同じ大学の同期生である優秀な物理学者が推理を働かせて見破っていくストーリーだが、最後のところにもう一段の工夫がある。タイトルに「献身」とあるので、書いてもかまわないと思うが、容疑者Xの自己犠牲的愛がこの話のバックボーンになっていて、最後のところがちょっとほろりとさせる。税込み1,680円を損したとは思わせない傑作と思う。
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No.98:
(5pt)

          『愛』

一言で言うと『愛』って感じ。人は他人をどこまで愛せるのか。これまで深い愛が世の中に存在することを知らなかった。まるで、本と同じコトを言っているが、それ以外に感想が思いつかないくらい、愛を感じる作品です。
容疑者Xの献身Amazon書評・レビュー:容疑者Xの献身より
4163238603
No.97:
(5pt)

一気に読みました。

図書券もらったので久々に本を読もうかと思い本屋さんに行ったのですが、なぜかこの本に強烈に惹かれて購入しました。読み始めたら、いきなり引き込まれて一気に読みきってしまいました。推理の面白さと最後の切なさがなんとも言えなく良かったと思います。
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4163238603

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