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容疑者Xの献身
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容疑者Xの献身の評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.19pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全891件 741~760 38/45ページ
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| 直木賞をとっているが、作者のものとしては水準(並の作品)。 人物描写が甘く、そのために犯行が、『動機』として説得力をもたないのが致命的。その点、課題を残す作品でもある。 推理小説としてはよくできているが、作者のものならもっとすぐれた作品がいくつもある。 純粋な推理小説としても、『仮面山荘殺人事件』などのほうがすぐれていると思える。 | ||||
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| トリック構成が素晴らしい。 冒頭からラストシーンまで謎解きのヒントが上手く並んでいる。 後半に、それらが一本の糸のようにつながる様は読んでいて爽快だ。 主人公の高校教師(数学者)の人物像の描き方は見事と言う以外にない。 ミステリーとしては秀逸だが、ラストシーンに救いを感じないという読者は多いだろう。 また、主人公の厚みに比べると脇役が少しぼんやりしている感じはある。 また、後半の女子高生の自殺未遂は少し突飛な感じがする。 しかし、本格ミステリーというのは少なからずご都合主義的な面があるもので、過去の名作に比較すると、そういった瑕疵はむしろ少ないのではないかと思う。 | ||||
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| ミステリーをネタばれ抜きにレビューするのは難しいですが…。 主人公である石神は合理的、論理的な行動をとる人物として描かれているが、 結果的に彼の守ろうとした人たちの感情的な部分によって方程式が突き崩されてしまう。 全体的にやや現実離れした感はあるが、それでもこのラストは人間味に溢れているものになっており、嫌な印象は持たなかった。 また、ミステリーの醍醐味である真相、トリックの部分もわかりそうでわからない、そしてクライマックスで想像の範囲外の結論にまんまと驚かされ、目一杯どきどきさせてもらった。 奇抜な設定抜きの、正統派ミステリー。 | ||||
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| 面白く一気に読めた。 しかし読後感があまりよくない。 まず最初から中学生の娘の描写が不自然に思えた。 前半は主人公に対して魅力を感じ読めたが 結局主人公はあまりにも思い込みが激しく 人を愛するということから遠い人として描かれていて 残念だ。 現実社会で救いのない殺人事件が連続で起こっている今 東野氏にはもっと深く人の心の闇を描いてほしいと思う。 | ||||
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| 私は単純に『面白い』と思いました。 “現実離れしすぎていて、感情移入ができない”、 “中盤だらだらとして進展がない” と感じる方の気持ちもわかりましたが、 それでも面白いと感じました。 花まんまをはじめ、最近の直木賞受賞作品は面白いです。 | ||||
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| 題名と装丁の地味さはいただけない。しかし読みやすい文体であるし、よくできたトリックだと思う。私は前半と後半に一度ずつびっくりした。前半は物語の導入部、主人公が隣家の事件に介入してくるところ、後半は驚愕の真実の部分だ。どんでん返しがあること自体読者は予想できないという凝った造りになっている。 しかし不満は残る。人間が描けていないという点で。男性の読者は主人公と同じようにヒロインに惚れることができるだろうか。まずヒロインが魅力的とは思えない。ヒロインの娘も造花のようだ。生花という感じがない。そして主人公と対決するヒーローにいたってはステレオタイプで明智小五郎から進歩していない。主人公もリアルではない。これほど献身的に人を愛する(愛する理由自体おとぎ話だが)ことのできる人が作り出したのがこのトリックだというのは私の数式ではあり得ない解なのだ。それがあり得るためには現実感というものを犠牲にせざるを得ないのであろう。 | ||||
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| 献身=純愛ということなんだろうけど、果たしてこれが献身なのかどうか? 容疑者Xの「恋」の激しさには打たれましたが… 初恋は、少年でも中年でも等しく熱いですね(^^) ネタはなかなか凝っていますが、難解ではありません。 一緒に推理するのもよろし。 ただし、オチにはびっくりしました。 これでいいの? それにしても、 昨年の「博士の愛した数式」にしろ、本作品にしろ、 数学者はロマンチストとして定義されているのですね。 詩人のような?つまり、「わたしらとは違う人」(笑)。 | ||||
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| ミステリーにうるさい方々は「お約束ごと」を重要視するあまり、型に捉われない作品への理解が薄いようです。東野氏の作品はそういった意味での「お約束」に捉われないので、読むたびに刺激されます。本作品もそうだと思います。おかしいな、作者は「この矛盾を」どう解決していくんだろうというふうに読んでいく楽しみがあります。 | ||||
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| 読者それぞれの、自己犠牲を愛と呼ぶか否かにより、この本の感想が変わると思う。私は、自己犠牲が愛だなんて思わない。しかも、動機が軽すぎる。なので、石神に感情移入できなかった……トリックはシンプルながら鮮やか。ただ、ちょっとご都合主義すぎたか。推理小説としてなら★は4つ。だが、どうしても恋愛描写にリアリティを感じなかったので、★3つ。『秘密』でも思ったのだが、案外東野さんは恋愛や家族愛などを描くのが不得手なのかもしれない……他の描写が素晴らしくても、愛情が絡むと、いまいちピンと来ないのである。 | ||||
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| ■推理小説には、犯罪者側の視点で描かれた倒叙法という記述方式がある。つまり犯人が作品冒頭から判明しているのである。本作は、その倒叙法によるミステリー。大変な仕掛けが施され、ラスト数十ページで驚天動地の意外な展開が待っている。 ■離婚歴のある花岡靖子は、アパートで中学生の娘と二人暮らし。近所の弁当屋に勤めている。隣に住む高校の数学教師・石神は、彼女に密かに思いを寄せていた。彼は毎朝、彼女が勤める店に弁当を買いに行くのを慣わしにしていた。 ■ある日、靖子の前夫が金の無心に来る。ダニのようにしつこく絡む男を背後から娘が殴り、靖子はコタツのコードで首を絞め殺してしまう。石神は思いを寄せる人の重大事に気づき、命懸けで救うことを決意。靖子に死体処理を申し出るのである。彼は今でこそしがない数学教師だが、大学時代は天才と呼ばれた優れた頭脳の持ち主だった。 ■果たして彼が構築した鉄壁のアリバイの最大核心とは何だったのか? 本書は「文春」「このミス」「本格ミステリ」各ベスト1を総なめにし、直木賞も受賞。東野圭吾絶好調を証明する紛れもない傑作! | ||||
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| 直木賞受賞というレッテルと、題名の怪しさに惹かれ購入。 東野圭吾という人気作家の名は知っていたが今作がお初。 直木賞受賞がなければこの表紙の装丁じゃあ私は買わなかった。 ちょっと内容とデザインが合わないんじゃ…。 さて、内容は、東野圭吾を知らない人にでも十分薦められると思う。 でも、少し女性好みな気がするのは私だけ? とにかく一気に読み上げた。 冒頭はイマドキのDVの暗い作品なのかといぶかったが、 それはほんの初めの数ページだけ。 主人公の圧倒的な数学者としての強い個性に惹かれる。 母子を守る動機が少し弱いような気もするけれど、まあいいか。 トリックは、自分が考えたり、裏をかかれたり…というよりも まさしく数式の解説を読むかのようにただついていった感がある。 もちろん面白いんだけど。 そういえば今作の前に読んだのが「博士の愛した数式」 共通点は「数学者」自分が不得意な分野なだけに余計に憧れる。 直木賞なんてもらった作品は結果、なんだかんだ言われがちだが これをきっかけにして私のような読者が食いつく事もあるから やはり、捨てたモンではない。 | ||||
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| 東野氏の作風は以前からかなり好きで、今までに出版された大半の作品は読んでいると思います。 ですから、各社のミステリー賞ベスト1を総なめにし、 直木賞受賞作にもなった今作品にはかなりの期待をしていました。 しかし正直言って、その期待は裏切られたと言わざるを得ません。理由は大きく言うと二つあります。 まず、人物描写があまりに薄っぺらい。もともと東野氏のミステリはトリックそのものよりも、 事件を契機にした様々な人間模様を巧みに描くところにその魅力があったわけですが、 この作品ではトリックばかりに重点を置いていて、人物描写がすっかりおざなりになってしまっています。 たとえばヒロイン役の花岡さんは作中で美人美人としきりに持ち上げられますが、 具体的にどう美人なのかがさっぱり分からず、そのため、主人公の石神が 熱烈に入れあげる事にも感情移入できない。これでは物語が成り立ちません。 花岡さんの前夫・富樫の描写に関しても、まるきりステレオタイプな悪役ぶりです。 もうひとつ不満だったのは肝心のトリック部分です。確かに最初はどんでん返しに驚かされましたが、 冷静に考えると強引で力業なトリックという感が否めない。 本の帯にも「人間はこれほど他人を愛せるものなのか」という台詞がありましたが、私としてはむしろ、 「トリック作りのためにここまでやれるものなのか?」 と言って欲しかったところです。 東野氏の作品にはこれよりももっと創意に満ちたユニークな作品、泣ける作品などがたくさんあります。 直木賞作品ではありますが、これを氏の代表作に位置づけるには、ファンからしても、 東野氏自身からしても不本意なのではないでしょうか。 | ||||
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| いろんな読み方が出来るから直木賞も受賞できたと思う。 犯人探しやトリックというものを期待すると肩透かしを食らう。 しかし意外なことが起きる。しかもそれは読者の盲点を突いている。 前半で作者が丁寧に書き込んでいることを読者の多くは見落とす あるいは軽く見てしまうだろう。それに気づいたとき、読者も実は この小説の中に入り込んでいたことに思い至るかもしれない。 そういう思いをするかどうかで評価が分かれるのではないだろうか。 | ||||
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| 言わずと知れたベストセラーです。 私の通っている図書館でもすごい人気です。幸い、本書が直木賞を受賞する前に予約したのですが、それでも半年以上待たされました。(今予約している人が手に取る頃には、本書の人気も下火になっているかもしれませんね) 内容は、純愛犯罪ミステリーです。 ネタばらしは、もちろん御法度ですが、冒頭部分だけ紹介しておきます。(冒頭部分も知りたくない人は、ここからは読まないでください) 別れた亭主から身を隠して暮らしている靖子の前に、ダニ亭主の富樫が現れました。止むを得ず自宅で2万円を渡した靖子でしたが、帰ろうとした富樫の後頭部を娘の美里が銅製の花瓶で発作的に殴りつけました。ふらつきながら立ち上がった富樫が娘を殴りながら「ぶっ殺してやる」と叫んだとき、靖子は目に入った電気こたつのコードで富樫の首を絞めました。 動かなくなった富樫を前に困惑していた二人を救ってくれたのは、となりの部屋に住んでいる高校教師の石神です。靖子に好意を持っているらしい石神は、二人を守るために死体を片付け、いろいろな偽装工作をしてくれました。 しかし、すぐに死体は見つかり、執拗な刑事の追求が……。 最後の最後に明かされる石神の献身は、驚愕させられるものでした。 ぐいぐい読者をひっぱる内容のおかげで、朝は電車を乗り越しそうになり、帰りは本当に1駅乗り越してしまいました。本に夢中になって電車を乗り越すなんて、年に1度あるかどうかのできごとです。 さすが、直木賞を受賞するだけのことはあります。 ひとつだけ贅沢を言うと、本書を読み終わったあと、あまり後を引きませんでした。 古い話を持ち出しますが、やはり、松本清張を読んだときの読後感――人間の業の深さに打ちのめされるような後引き感が忘れられません。 トリックは超一流だったんですけどねぇ……。 | ||||
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| (;'Д`)ハァハァ おいらは・・冒頭のルンペンと自転車の指紋ですぐに真相が分かったんだが・・・。 これは・・白夜行とかと比べると 小品な仕上がりとなっている。 ここまで評価が高い理由が分からない・・・?! まあ確かに演出はうまいかもしれないが・・傑作と呼ぶには まだ足りない気がする。 短編小説を・・無理に長編に仕立てたかのやうな感じが否めない。 | ||||
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| これは・・・ 「純愛」ではなく「オタクの妄想」ではないですか? 正直、あの親子にここまで尽くす 石神氏の心根が理解出来ませんでした。 一目見た瞬間に愛情を持ち、 自分の全てを捨てて尽くす・・・ って、それはミステリーでは使っちゃあ いけない手だと思います。 そこまでの行動に至るミステリーならではの トリックがある筈・・・ と思いながら読み進めてるのに、 思わず膝カックン。 石神氏=オタク男ってこんなに妄想激しいんだろうか?! と思いっきり困惑してしまいました。 それに、夫や愛人、付き合ってる彼氏が 尽くしてくれたのなら分かるけど、 挨拶程度しか認識がない相手にここまでやられると 普通なら喜ぶどころか戸惑って怖がるでしょう。 気味が悪いと感じるに違いないのに、 相手は感謝するっていうのが不思議。 女側のシビアな視点が全然描かれてないから、 感情移入するのが非常に難しい。 男の都合のいいように話が進んでしまってる感じがします。 何だか色々疑問が沸いてしまってすっきりしないけど、 さーっと読めて途中まではまぁまぁ楽しかったので星は2つにします。 | ||||
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| レイクサイドやゲームの名は誘拐も読みましたが話題の作品で興味のままに一気に読みました。親子の存在によって生きがい見つけ最後まで押し通そうとした主人公に熱いものがこみあげました。淡々としていただけに最後の叫びが本当に痛々しく印象強かったです。 | ||||
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| この本は凄い、と噂を聞いたが、まさにその通りだった。 物語は、母親と娘が元夫の殺害を最初に進展していく。 犯人を愛し、犯人の手伝いをする高校教師、最強の数学者 石神。 事件を解き明かしていく、石神の大学時代の友であった好敵的存在、物理学系の 湯川 。 高度に仕組まれた難解な推理の過程を、淡々と描いている――。 人物像もかなりはっきりとしていて、綺麗な文体。 やがて行き着く結末は読者を「まさか」と言わせる。 推理小説の絶頂だとも思えるほど、素晴らしい作品だと評価したい。 最高の威圧感が堪能できる。 手にとって、損はない。 | ||||
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| 確かに面白い作品ではあるんですが、 騒がれ過ぎなように感じます。 賞をとった作品への対応ってのは 否が応でもこんなもんなんでしょうが | ||||
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| 雑誌連載時には『容疑者X』というタイトルだったものが『容疑者Xの献身』というタイトルに改題された本書。最後まで読むと、献身という意味がよく分かると思います。登場人物それぞれのキャラクターのおもしろさ、ストーリーの充実さ、トリックの深さをそれぞれ存分に楽しめる作品だと思います。 | ||||
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