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悪意
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悪意の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.07pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全254件 81~100 5/13ページ
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完敗しました。脱帽です。 名前だけ有名なんじゃなかろうかとなめてましたが、めっちゃ面白かったです。 動機の方がメインと聞いていたので、事件は大したことないだろうと思っていました。 しかし、確かに短いですがそれを解決する加賀刑事がめっちゃ頼れてカッコイイ!地味ですけど。 単純な私はこれでもう東野圭吾いいじゃん!と思ったわけです。 しかし、ここからさらに事件は二転三転し、そのたびにへー!ほー! この日高のやろう!と怒ったり、そんな・・・ということは・・・、と騙されたり 話自体は悲しい切ない雰囲気でしたが、文章が読みやすいのでどんよりせずドンドン読めました。 いや~単純で良かったあ~!おかげで一度で二度楽しめる料理を食べたような満足感。 さっそく、ほかの東野作品も読みたくなりました! とりあえず加賀刑事が登場しているらしい「新参者」を読もうかなー。 こうやって次なに読もうか考えるだけで楽しいなぁ~。 | ||||
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ネタバレ注意です う〜ん、本来自分はこの手の2転3転するストーリーには作者の狙い通りに転がされるはずなんですがね・・。 自分がハマれなかった理由は、序盤で早々に犯人の手記にブラフが混じっている(ことがある)のが判明したこと。そのため手記にリアリティが感じられず「悲劇の作家」としての彼に感情移入ができませんでした。 また、同じく序盤で登場する新見と藤尾のエピソードが印象的なのも大きいです。加賀や犯人が何を言おうとこれらの伏線の回収は?と常に疑問符がついて回ります。作者の他作品ではこうした伏線の使い方がうまいだけにね。 | ||||
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やはりうまい、著者の話の構成には、いつも感心させられる。2014年最近は、東野圭吾らしい作品が出版されないので、残念だ。 | ||||
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氏の小説はあまりたくさん読んでいないのですが「秘密」以来の面白さでした。どなたかも書いているように、世間で評判のいい「容疑者Xの献身」よりも断然こちらのほうが秀逸だと思います。 ここ最近なぜかとり憑かれたように、山田某のお子様小説を次々読みまくっていたので、久しぶりに、ああ小説を読んだなという心地よい達成感のようなものがありました(笑)。 | ||||
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とてもきれいな本でした。 まだ読んでいないのでおもしろいかは分かりません。 | ||||
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冒頭に出てくる猫や電話のくだり、これはミスリードと言っていいのか? 手記となっているのだからそう言えなくもないがどうにもアンフェアな気がする。 話はおもしろいし、犯人が逮捕された後の二転三転はさすがと言わざるをえません。 だけどそれゆえにどうしてもすっきりしないのが正直なところ。 上記の点から星1つ減らしましたがどんな方が読んでも楽しめる作品だと思います。 | ||||
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東野圭吾の大ファンです。 リズムやテンポが非常に軽快で最も大好きな作家です。 多くの作品の中でもちょっとした変化球に入るんじゃないでしょうか。 ミステリーの表現方法としてこんな切り口もあるんだ、と感嘆させられました。 全編2人の視点での手記からなる粗筋の説明文のような形式になっているのですが、 説明文とは得てして人間の心情を描くには退屈とされ、適切な表現方法ではないとされています。 しかし、人間ドラマをミステリーの中でも重要視する東野圭吾氏が敢えてその手技を用いて、 人間ドラマを描き出しているという作品。 これはすごいものを読んだ気がした。2転3転と意識をもっていかれ、 作者の思惑通りどんどん物語の中へと導かれていきました。 加賀恭一郎シリーズにしては人間ドラマの濃さが描き出されていないところに多少のマイナス点、 しかし手技手法に驚かされるという点のおいて加点したことで星3つ。 それはしかし、まだこの手技による混乱が残っているからかもしれません。 ぜひ一読を! | ||||
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最初の方で犯人が判明する。しかし動機がつかめない。 中間部分でそれがはっきりして落ち着くと思いきや、 最後になってひっくり返る。 二転、三転するストーリーは、読み始めたら本を置くことができなくなりました。 やっぱり東野作品は面白い、と素直に思わせてくれる1冊です。 | ||||
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「ミスリードがすごい」みたいなことを書いている人がいて、「へえー」と思って読んでみたけど、 ミスリードというより、「それはわかるわけないよ……」って展開でした。 あらかじめの情報開示が無いに等しい。 推理と言うより想像の域で物語を膨らませないとわからないトリック。 それに付随して、事件のあらましの説明が主人公の推理として語られるのが、 もうエスパー級で、「え、何でそんなことまでわかるの?」ってなってしまいました。 ただ、お話としては面白いので、謎解きなんて考えずにスルスル読めばいいと思います。 | ||||
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東野圭吾さんの加賀恭一郎シリーズ。 本作の特徴はそれぞれの記録、独白、やりとりという形の文体で 物語が進むことである。 あとで加賀によって真相が二重に暴かれることになるのだけど 人間の記録、証言と言ったものは間違いや意図した悪意、錯覚が当然起こるうるのだと いうことを肝に銘じることになる。 野々口の悪意にまんまとやられる。いや野々口の日高への思いが そもそも記録上とはまるで違うのだから仕方ない。 ペンだこから逆に事件の真相に辿り着いた加賀も凄いのだろうけど そんな真相に驚くしかない。 何かしらの事象も可能なら多くの人から記録、証言を集めるべきだろうし そこから浮かび上がってくるデータを大切にしたい。 特定の人間の考えしか聞かないことは危ない。 医者にかかる場合でもセカンドオピニオンの重要性を指摘される今の時代では 複数の情報源、複数の選択肢を意識して持つべきなのだろう。 本書では学校内のいじめ問題がきっかけで加賀が中学校教諭を辞めることになった経緯が 書かれえいる。その意味で加賀シリーズの中でも本書は重要であるだろう。 | ||||
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命がけの悪意を実行しようとした男のお話です。 最後の最後まで真相はわかりません。 殺人そのものより、動機のほうが目的であるというのは、 すごい着眼点だと思います。 己の人格や人生が壊れてしまいそうなほどの悪意や嫉妬。 客観的に見て相手になにも咎がないほど、それは暗く燃え上がる…。 おそろしいですね。 でも、どちらがどちらの盗作か、 ベテランの編集者が読んだらすぐ見破りそうだけど。 | ||||
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最終盤に明らかにされる動機が非常に興味深い 皮肉にも善意が生んでしまった悪意 この作者の仕掛けのうまさ凄さは皆さんが語られている通りで、ただただ凄いの一言 私は一見するとしょうもないとも言えてしまうこの動機に いたく感銘すると同時にほんの少しの恐怖を覚えた そこに人間の本質を見た気がしたから 残忍な描写がないので非常に読みやすいですよ、強くオススメします | ||||
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登場人物の手記等の記録書によってストーリーが展開していくという書き方により、登場人物に感情移入し易く、 なぜ人が人を殺すのかを考えさせられます。 | ||||
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仲良くしている新聞記者の方が薦められていた小説を読みました。人気作家の殺人事件の動機を探る展開が続き、興味深く読みました。 (以下、ネタばれです) この小説を薦めてくれた方によると「文章って、やっぱり怖いよね。記者として痛感した。」というものでした。実際に読んでみて、自分も同じような印象を持ちました。 印象にのこったのは、次の3つです。 '(1)教員をやめた理由とこの事件のシンクロ 主人公の加賀恭一郎さんが、「教員を辞めた理由」と「この事件の真相」ということが、東野圭吾さんが書きたかったポイントだと思います。 その観点から考えると、ある意味、世の中には「気に食わない」とか、「なんとなく」とか、「太陽がまぶしかったから(カミュ)」という、さしたる理由なく悪事を働く人がいるということもありますが、それを助長するのは「性善説」を信じて対応した善意の人というところも訴えたいのだと感じます。 そうした意味で、自分のしたことにより、かえって悪しき展開をもたらしたということを人生最大の汚点として教員を辞めたところに、主人公の矜持を感じます。 '(2)真相を追求することの難しさ 「ほんとのところ、どうなんだろう」という好奇心を、最後まで追求することは難しいと感じました。というのは、それなりに「論理的」であれば、真相はどうあれ、よいと考える傾向があるからです。 例えば、「火のないところに煙はたたぬ」という難しさです。 お付き合いしている女性がいて、Facebookか何かで別の女性に「昨日は、朝までありがとうございました」というようなコメントをみて、「朝まで女性と飲んで、何もなかったわけない」という想像をすることは、何となく理解できます。 でも、朝まで飲んだこと=女性とやましいことをしていた、という因果関係はないこともあります。 そこで真相に迫ることで、「見たくない現実をみる」こともあるし、「まったくの誤解だった」ということもありえます。 どこまでも追求するかどうか、ということも、その人の生き方なんだな、と思いました。そして、そのような誤解をさせないようにすることも重要なんだと思います。 '(3)判断を人に委ねる危険 友人の記者がコメントしたとおり、「文章って怖い」です。 その文章や記録をみて、「この人って、こんなところがあるんだ」と良くも悪くも判断する人もいるからです。そうした危険がある、という前提で文章を書く、というのは、相当難しいです。 当然、誤解も生じるので、そこで'Aにあるように、ほんとうに大切なことについては真相をしっかりと確かめて、自分で判断することが大切なんだな、と思います。 | ||||
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予想していなかったストーリー展開で最後まで一気に読みました。 新参者のドラマでこのシリーズを知りましたがこの作品もドラマ化してほしいですね! | ||||
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想像した通りとてもよかった。また次の商品も購入したいと考えている。 | ||||
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ミスリードへの伏線にはあっぱれと思いつつも、 読後爽快感が無く、後味が悪い。 これも「悪意」からなのか…。 | ||||
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ミステリ小説はよくパズルに喩えられますが、この作品はそのピースをはめる手順から最後完成した後のはまり具合までほぼ完璧です。 でもその出来上がったパズルに何の絵図等ものってないような、正直ただそれだけというのが個人的な感想。 もっとはっきり言えば単純に面白くなかったです、それは文章が物語形式ではなく誰かの手記として書かれていて終始読みにくかったというのも大きい。 俺みたいなヘタレ読書家は作者に読ましてもらって満足してたりするんで、この作品のように作者が読者に読ます本はちょっときつかったのかも あつかってる題材もあまり気持ちのいいものではなく、そういう意味で読み終わって残る物も少なかった。 でもこれは題名を見て読む前に判断するべきことであって今はちょっと反省してます。 只々作者のアイデアに脱帽です。 | ||||
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ストーリー自体はとても良く出来ていると思う。 が、表現方法や書き進め方が私は嫌いです。 | ||||
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久しぶりに昔の東野作品を読みました。 いまや、こんなに大人気になるとも知らなかった加賀刑事ものです。 私が最初に加賀刑事に出会った作品は『どちらかが彼女を殺した』でした。その頃はこの加賀刑事が阿部寛のハマり役になることになるとは知らず。 今回、昔の阿部寛イメージになる前の加賀刑事に阿部寛を重ねて読むと言う不思議な感じを覚えました。 閑話休題 これは、あまり語るとネタバレになるので気をつけなければなりません。 ひとつだけ言えるのは、加賀刑事が検証している事実と、物語として作中作になっているところを気をつけて読めば、もしかしたら?真実に辿り着ける? | ||||
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