■スポンサードリンク
悪意
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
悪意の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.07pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全189件 1~20 1/10ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
読み物としては面白く楽しめたけど、かんがえさせられる内容の結末に胸が痛くなりました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
加賀恭一郎シリーズ。 いろんな視点、犯人側、証言側、警察側から、そしてみごとな伏線が描かれていて、凝っていたと思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
完全に騙された! 夢中になり2日で読み終わりました。 東野圭吾作品は読みやすくて面白い。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
まず話が単純に面白い。一応主人公は本作の刑事でシリーズものの推理小説で、これは2作目だか何作目だかだったと思いますが、これ単体で一切問題ないです。 推理小説なのでネタバレは避けたいのですが、そもそもこの小説の魅力は犯人がどうとか刑事がこうとかそういうので生まれる事件の余白にあります。 犯人も動機も背景も全体的なあれこれ全部予測できちゃう話なのですが、ちゃんと読者は騙されます。なんなら騙されたと思ってたらその騙しではなかったみたいな感じで振り回されるのですが、それは読者が勝手に妄想してしまったからです。 文章の力って本当に凄いんだなあって思う一作 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
角度によって見え方や捉え方は変わってくる。それは、感情に大きく関わってくる。人間には厄介なものが潜んでいる。それは、嫉妬や欲望といったものだ。生きていく上でしたくなくても、比べてしまう。思いたくなくても、悔しくなってしまう。また、他人に自分の気持ちを理解してもらうことは困難である。なぜならば、汲み取れきれないからである。考えることはできても、考えても分からないことや伝わらないものがある。 十人十色という言葉あるように、それぞれ違う色を持っている。違う色が好きであり違う色が嫌いである。だからこそ、複雑でだからこそ面白いし、だからこそ辛い。良いことも、悪いことも、共感できる友や信頼できる存在は必要だが、結局のところ自分自身のことは自分自身しか分かりきれないし、自分自身が、信じていかなくてはいけない。 つまり、我々はいつまでも答えのない生活の繰り返しで、人生という旅に出ている。世界中の誰からも愛されなくても、世界中から嫌われても、自分は自分を大切にする。唯一の応援団であり唯一の存在である。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
著者が好きなので買いました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
こいつが殺ったことはわかっているが、その動機が不明だ。著者は“犯人”の手記と刑事の捜査記録を交互に提示することで、読者に“ワイダニット”を読み解かせる…。 次第に具現化する殺意と悪意とは? | ||||
| ||||
|
| ||||
【ネタバレあり!?】 (1件の連絡あり)[?] ネタバレを表示する | ||||
---|---|---|---|---|
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
※ネタバレ注意 序盤犯人が第三者の目撃者のように書かれていて、実は違ったみたいな作りにやられました。えっ?えっ?この人ただの目撃者じゃないの?みたいな感じでまんまと引き込まれました。 中盤犯人が日高のゴーストライターということを加賀が暴いていく過程が恐くてドキドキしました。 終盤は加賀が日高と犯人の少年時代について聞き込みに行き、徐々に真実が明るみになるところが震えるほど面白かったです。 犯人がいじめグループに入ってしまったことがこの惨劇の始まり。なぜいじめグループに入ったのか?それは学校に馴染めなかったから。馴染めなかった原因は親にあったんだな。親がこの地域は下等だみたいなこと言ったのが犯人の潜在意識に宿ってしまい、地域や学校に馴染めなかった。子を持つ身として、親の偏見で子供がこんなことになり得ることを心に留めておこう。 犯人は日高の前の妻のことを本当は好きだったのでは?自分好みの女性を妻にもっていた妬みみたいのも日高を殺した動機の一つだったのでは?だって、犯人が書いた作り話に出てくる日高の前の妻は、魅力が凄い伝わってくる。犯人には小説家としての才能があったのでは? 最後にこれ東野さんのメッセージじゃない?と思える箇所がありクスッとしてしまった。本は月二三冊読もうとか小説家なんかなるもんじゃないとか編集者は担当してる作家の本すら読んでないとか。 東野さんの本を全部読んでみたくなりました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ミステリーは、殺人トリックをとく、アリバイを崩すなどいろいろなパターンがありますが、この本はそのどれにも当てはまらず、最後まで楽しめます。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
対応も早く綺麗な本をありがとうございました。また利用されて頂きます。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
一気に読んでしまいました。書く視点と読む視点で物事の解釈が違う | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
友人からのお勧めで、読んでいます。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
どんでん返しが何回かありましたが、今回はそちらよりも動機についての謎が印象的。犯人は自分のトリックが暴かれるのをヒヤヒヤしてたのではなく、楽しんでたのではないか。また、犯行そのものを芸術的に仕上げようとしているように見える。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
個人的には加賀恭一郎シリーズの最高傑作と思っています。話が二転三転し最後まで真実が明かされない展開に非常に惹き込まれ、一気に読みました。 最後の最後で明らかになる「本当の動機」がこれだけ綿密な犯罪計画を練るに至るには少し弱いものではないかとも思えましたが。それは私達が完璧な動機に基づき犯罪が行われるフィクションの事件に慣れてしまっているからであって、現実にはこの程度のことで簡単に引き起こされる犯罪もあるのだろうと思いました。 最後まで読めば必ず最初から読み返したくなると思います。180度違う印象になります。人の先入観は恐ろしいです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
加賀恭一郎シリーズ四作目。 『眠りの森』『どちらかが彼女を殺した』で採用されていた章分けとは異なり、かなり細分化された章の中、一人称が切り替わっていくスタイルで物語が進んでいく。 ……いや、進んでいくという表現は、今回ばかりは適切ではない。 この作品はとにかく「明かしていく」ことに焦点を当てた作品だからだ。 ミステリー小説において「殺人の動機」は必要不可欠な要素である。これがないと人間ドラマが描けず平坦な作品になってしまうし、人々の共感も得られない。だがその動機はたいてい事件の真相暴きには関与してくることがなく、明かされただけで終わりになるのがほとんどだ。 しかしこの『悪意』という作品は、「動機を暴くことで真実を暴き、さらに動機を追い求めることでその真実さえも覆す」というストーリーラインを構成している点で、きわめて秀逸なクオリティーになっている。周到に計算されつくしたどんでん返しは、何度見ても飽きることがない。 一人称かつ手記というスタイルを採用している点も、東野圭吾先生の趣だ。 通常ミステリーを読む際、読者の目線は神の目線である。つまり一度描写されたことがらは絶対に裏切らない真実であり、それを破ることは御法度ともいえる。小説はどうしても事実を並べる方式になりがちだから、一人称であろうと三人称であろうとそれは変わらない。 だがこの作品は、いわゆる「陳述」の形式は一切存在しない。地の文はすべて「手記」か「独白」のいずれかであり、しかもそれは読者でない作中の人間、すなわち「加賀恭一郎」に読ませることを前提に書かれている。この前提のもとならば、事実と違うことがらが地の文にあったとしても不思議ではなく、しかも容易に読者までも騙せてしまう。 究極の斜述トリック。どんな思考回路してたらこんな方式が思いつくというのか。 今まではテクニックについてばかり語っていたが、この『悪意』がシリーズ全体でも高い評価を受けている理由はそれだけではない。 では何が最大の要因か。 それはこの作品が、読者を引き込むことに極めて長けていることだと推察する。 例えばストーリーの展開。普通なら一つだけしかないはずの「真相を暴くシーン」が三つも存在する。そればかりか、三つすべてが読者の想定をことごとく覆してくる。こうあっては、359ページなどあっという間に読み終えてしまうことは必至だ。 作品全体を覆う負のオーラも、魅力をぐっと増大させている。 『眠りの森』は悲しみ、『どちらかが彼女を殺した』は怒りのオーラが全体から漂っていた。 ならば『悪意』はどうか?答えは単純、『悪意』は「悪意」のオーラに満ちているのだ。 「彼等を知る者たちの話」という章では、いじめを俯瞰する人々の無関心が、これでもかというほど残酷に描かれている。冒頭の野々口と日高の対話も、実際にどんな内容が交わされていたのかは最後まで明かされることがない。なぜなのかというと、それは犯人の「悪意」がそうさせたからに他ならない。 とにかく不気味なオーラをまとった作品だ。その不気味さこそ、高い評価を受ける最大の要因なのだろう。 余談ではあるが、この作品が発表されたのが1996年と知って驚嘆している。 『秘密』といい『悪意』といい、20年も前にこんな描写ができるあたり、改めて東野圭吾先生の恐ろしさを思い知った。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
いじめの恐さを作者なりの解釈で述べています。暴力も恐いが他人が発する負のエネルギーを浴び耐性の限界を超えた時、確かに命を落としてしまうかもしれません。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
この作品の中盤には殺人が起き、また犯人も直ぐ加賀恭一郎により逮捕されます。 ???この先どうゆう展開になるんだろう、また新たな殺人が起きるのか?なんて考えながら読み進め、最後になるほどね~ってなります。加賀恭一郎シリーズで、こういう手法での物語の展開も…なかなか良いじゃん!て思いました。 物語は加賀恭一郎が、主人公二人の幼少期から学生時代の生い立ちを調べ動機の解明に挑みます。自分ではこうゆう事でしょ!ある程度解ったつもりでいましたが、そこはそこは、、、そんな単純なただの衝動殺人で終わらない所が流石は東野圭吾さんですね。またまたやられました。 「悪意」 ん~なるほど… | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
good | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
加賀恭一郎シリーズを順番に読んでいます。 まだ加賀恭一郎シリーズは4冊目ですが、これまでのシリーズの中ではダントツ面白かった。 私は普通の推理物だとすぐネタバレを読んで犯人を知ってしまうタイプですが、こちらは割と序盤で犯人がわかります。 古畑任三郎に近い感じ。どうやって、なぜ殺人が起こったかを加賀恭一郎が暴いていきます。 まんまと騙されました。圧巻でした。 加賀恭一郎がなぜ教師をやめたのかもわかる一冊です。 ただいつもどうしても私は東野圭吾作品共通して動機が理解出来ないことが多いです。 理解できないというか、それで殺してしまうのか…と思ってしまうことが多いんです。 恐らく私の人生が自分に甘くなあなあな人生だからかもしれませんが。 作品としてはとっても面白かったので星5つですが、殺人動機を考えると4.5です。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!