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悪意
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悪意の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.07pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全254件 61~80 4/13ページ
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10年ぶり位に読んだ感想。 やっぱり東野作品に期待するのは読みはじめたら止まらなくなる程のスピード感と強い返し。 はやい段階で『仕掛けの内容』を読者に匂わせ、200ページ以上かけて加賀さんと一緒にジワリジワリと野々口のちょっと弱めな殺人動機に迫っていくのは面白かったが少しキツかった。 | ||||
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ホワイダニットの小説で、犯人が前半にわかる書き方で、その犯人の動機を探っていく小説だ。話の内容は、国語教師が幼馴染の売れっ子作家を殺してしまうというもの。国語教師は幼馴染の作家の力添えで作家デビューするのだが、その恩義のある作家を殺してししまい、話の前半で逮捕され、警察がその動機を探っていく。その動機も最後にどんでん返しがあるので、読んでいて結構楽しかったが、犯人の国語教師がかなり陰湿で嫌な奴なため、学校の先生全般が嫌いになった。おそらく、東野圭吾氏は、学校の先生をこのように見ているのかもしれない。私も、いろいろな学校の先生に教わってきて、素晴らしい人格の人もいたが、東野氏がこの本で指摘しているように、でもしか教師が多く、殺人も平気でやれる人間が多いのではないだろうか『容疑者Xの献身』の犯人も数学教師だったし何故だろう? この小説を読むと、そんんなふうに考えてしまう。それだけ、東野氏の小説は上手くて影響力があるということだろう。 | ||||
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2016年の初めの一冊にこれを選んだのは失敗だった。読後感があまりよくない。 「なぜ」という問いは、長く迷走した後タイトルに帰着するだけだった。 これでは読後に空しくなるのも仕方ないではないか。 これは、殺人に納得のいく動機なんてあってたまるかという作者のひとつのメッセージとも とれるが、読者としては納得がいかない。 また、桐野夏生の後書きによれば、人間には「書かれた主観に同化したい」 という本能があるらしい。この本能を裏切る展開に心がついて いけないのかもしれない。 ゴーストライターと作家の共同作業について書かれた部分が、心に残っている。 去年日本中を騒がせた、自称音楽家S氏と、そのゴーストライターN氏の騒動を 思い出しながら読んでいたところ、ちょうど N氏が手記で吐露していたのと同様の(仮構の)告白がされていたからだ。 つまり著者は、ゴーストライターをの気持ちを、まるで当事者 同様によく理解してらっしゃるということか。驚いた。 日本で数少ないベストセラー作家の一人が日陰者の気持ちを理解しているとは、 なんだか面白いではないか。 まさかどなたかのゴーストをしていた時期があったとか?なーんて。 とくに人に薦めたくなる本ではない。 | ||||
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物語を二人の視点から平行で展開するなんて、やっぱり東野さんはいつもユニークな発想を持っています。 一つ一つの可能性をつぶしながら、最後に辿り着いたのがまさに意外な結末。 人間の悪意に、ぞっとする。 。 。 | ||||
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確かに面白く一気に読んだ記憶はあるのですが、今レビューを書こうと思うと 内容がいまいち思い出せない・・・と言うことは、それなりの作品だったのかなぁ。 いや間違いなく読んでいるときは、面白かったんですよ!! | ||||
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序論と結論は何てことないと言ったら失礼かもしれませんが個人的にそう感じました。 でもこの作品でもっとも素晴らしいのは小説を盛り上げる為にこれでもかという具合に盛り込まれた本論の部分だと思います。 何となくはじめは取っ付きにくい出だしのように感じ、どうなるんだろうなーと読み進めていましたがどんどん引き込まれていきスムーズに感情移入も出来ました。 でも最終章でひっくり返されます。 さすが東野圭吾といったところ。 途中の部分がなければただの悪意ある殺人ですがその途中の部分がこの殺人の「悪意」をより際立たせています。 | ||||
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東野圭吾氏の最高傑作と言って良いかもしれないと思う。 構成がまず非常に素晴らしい。 無駄が一切無い。 そして驚嘆の真相に至るわけだが…。 しかし私はこの小説は他の作品に似すぎているのではと思っている。 頼れる名探偵の出てくる有名作家の作品に。 子どもの頃に読んだからだろうか。 換骨奪胎感が余りに強い気がする。 トリックの発展ではなく。 そ のために評価を悩むところもある。 私の下らない勘違いの可能性もある。 何か気付いた方いたらコメ下さい。 (このレヴュ削除するかもしれませんが) | ||||
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ミステリーにトリックの凄さや、緻密な犯人の手口などを求める人には、ちょっと合わない作品かと思います。 一般的な推理小説にちょっと飽きてきたという人にはお勧めです。 | ||||
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本に関しては、個人の主観が入りますので統一コメントで行います。 問題がなければ、星は5とします。 | ||||
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加賀刑事のシリーズだが、この作品は第三者ではなく第一人称で描かれているところが大きな特徴で、しかも加賀恭一郎の視点だけでなく、犯人の視点や、犯人の周りの人物たちの供述も含まれている。 それが、単なる第一人称の語りだけではなく、他人に見せる目的で書かれた手記という形をとっているものあり、従って、必ずしも真実が語られているわけではないというのが一番おもしろい点だ。なぜなら、普通の倒叙法による推理小説は犯人が事実を述べている場合がほとんどで、時系列に物語が進む自然さはあるが、謎解きという部分がスポイルされてしまうのだが、この作品の場合、犯人が語っていることが真実かどうかわからないので、トリックを見破るという面白さも残されているからだ。 東野作品によく登場する学校が舞台になっている部分もあり、ここでは普段あまり語られることのない加賀恭一郎の教師時代の話もでてくる。 本を読み進めていくにつれて二転三転するが、非常に自然で無理がなく加賀刑事の粘り強い捜査で過去のベールを一枚づつ剥いでいくのが心地よい。 | ||||
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悪意の始まりは、過去の消してしまいたい記憶にあった。 子供時代に育った環境に人生を左右されてしまう。 自己防衛本能により、自分を守るためにあれこれと思いつき、実行してしまうこと誰しもあると思いました。 この本の話では、自分のためなら他人が犠牲となってもいいと思うところまで辿り着いてしまったという話しです。 加賀刑事が動機に拘るところがストーリーに張りをもたせているからか、読む側として引き込まれました。 そこまで考えつくか、と驚く要素もあり、容疑者Xの献身のガリレオのように真相にせまっていくところが良かったです。 おすすめです。 | ||||
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物語の進行や文章スタイル、トリックも個人的な嗜好にあった作品。大作、傑作とまではいかないが、秀作の上はクリアしている。 あえて突っ込むなら、蛇足の部分や水増しを感じる脱線があること。それがミスディレクションというわけでもない。本文360ページだが、300以内の中編(?)作品ぐらいが締りがあってよかったか。 | ||||
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東野圭吾氏の作品は、非常に面白いので今後も読み続けたいと思います。 | ||||
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まず、被害者の妻と、猫を殺された近所の主婦が全く疑われていないのはおかしい。 この2人のアリバイすら調べていないようだ。 警察は、最初から被害者の知人を容疑者として扱っており、知人のアリバイも嘘だと決めつけている。 そして、知人のアリバイが崩れ、逮捕された後は、動機の解明にこだわりすぎている。 しかも、容疑者の言う嘘で塗り固めた動機を一度は信用してしまうが、最後には嘘だ見破る。 その過程で、読者を強引に結末まで引っ張っていこうとしているのが見えてしまい、イマイチの読後感だった。 | ||||
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※削除申請(1件)
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納得できない ミステリーとして失格 東野は読者を驚かせるのに必死で話の面白さを無視しているんじゃないか 悪い意味で裏切られた気持ちすらある 一言で言うとつまらない | ||||
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作家が殺されて、犯人はすぐにわかるんですが、 動悸がわからないんですよ。 で、いろいろと混乱させられて、 最後にどんでん返しが。 淡々としてますがなかなか奥深い話ではありました。 人が人に悪意を抱くというのは「理屈」ではないのだなと だからこその悪意なのだと実感できました | ||||
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読みやすい。サクサク読める。話が二転三転してテンポ良く、内容も面白くてすいすい進みます。 そうそう、うんうん、悪意ってこれよね。と思いました。 | ||||
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発想は素晴らしいと思うが、それだけだった。文章は相変わらず淡々としていて味がないし、設定のために動かされる登場人物には辟易した。トリックのみを重視する本格ミステリなら、登場人物が非現実的でも構わないが、本作は無理矢理社会性を入れようとしているため、本格ミステリとしても社会派ミステリとしても中途半端だった。東野圭吾の作品には面白いものがたくさんあるため、悪意だけは少し残念だった。設定だけで物語を完結させようという強引な考え方がよくうかがえる。社会性のある題材を使うくらいなら、もっと突拍子もない動機を用意してくれれば良かった。非現実的な設定と現実的な話が、おそろしいほどに噛み合っていない一冊だった。 | ||||
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思いもよらない事件の真実に驚くばかり。 ここまで周到に準備されたストーリーはそうそうないと思います。 | ||||
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人を好きになるのに理由がないように、人に悪意を抱く理由も大したことではないというのが結論なのだと思う。 しかし、抱いた悪意を想像力豊かに膨らませて、それを具体化するとこんな手の込んだ犯罪も起こしてしまえるということなのだろう。 犯人の過去に関わった多数の人物のインタビューや犯人の独白形式で進む書式など、新鮮な要素がたくさんあり面白い。 | ||||
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