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模倣犯: 犯罪心理捜査官セバスチャン
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模倣犯: 犯罪心理捜査官セバスチャンの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.29pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全21件 21~21 2/2ページ
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前作「犯罪心理捜査官セバスチャン」に続くシリーズ2作目。 今作も非常に面白い。 まず基本の登場人物一人一人の作りがしっかりしている。為に、物語が薄っぺらにならず重層的で奥行きがある。 過去から繋がる現在、それぞれの人生と形成される人格。人となり。各キャラクタがリアルに立ち上がってくる。 物語的には色々な意味でセバスチャンが中心を占める。上がったり下がったり大変。 度々今作の事件の犯人の視点も挿入されるので、犯人が誰か読む側が推理する楽しみもある。 ちなみに自分は主人公セバスチャンの心理療法士・ステファンが怪しいな~怪しいよな~と的外れな推理をしていた。 個人的に前作に引き続き警察官トーマス・ハラルドソンの登場がとても嬉しかった。 このどうしようもなく人間臭く空回り続きのトーマス・ハラルドソンが本当に好き。 凄惨で息詰まる事件の中で彼こそが一時の安息を与えてくれる。 期待通り(?)何かやらかしてくれそうな雰囲気満々の彼の視点でのシーンは読んでて楽しい。 キャラクタ的にも物語的にも良く出ている本作。 海外小説だからとか北欧ミステリだから難しそうとか敬遠せず、ミステリ好きには是非読んでほしい。 | ||||
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