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街角で謎が待っている がまくら市事件
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街角で謎が待っている がまくら市事件の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.60pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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いろんな作家さんの作品が読めて嬉しい。けど結末が嫌いな作品もあります。 | ||||
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2010年にミステリ・フロンティアとして出た単行本『蝦蟇倉市事件2』の改題・文庫化。 多数の作家が参加して、「蝦蟇倉市」という空想上の町を舞台にミステリを競作した試みだ。蝦蟇倉は年間に不可能犯罪が15件も起こるという嫌な町で、蝦蟇倉警察署には「不可能犯罪係」まで設置されているほどだ。 本書には、北山猛邦「さくら炎上」、桜坂洋「毒入りローストビーフ事件」、村崎友「密室の本」、越谷オサム「観客席からの眺め」、秋月涼介「消えた左腕事件」、米澤穂信「ナイフを失われた思い出の中に」の6篇が収められている。 ホワイダニットに優れた作品が多く、とくに北山猛邦「さくら炎上」は結末で思わず息を飲んだ。 また、村崎友「密室の本」もいかにも蝦蟇倉市っぽい動機。 米澤穂信「ナイフを失われた思い出の中に」も、探偵役がその活動を続ける動機が鮮やかに示される幕切れに、ふるえる。 なお、姉妹編の『晴れた日は謎を追って』も同時刊行されている。 | ||||
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アンソロジーという言葉は、本来「詩集」に対してのみ用いることのできる言葉ですが、どうかご容赦ください。 なぜか他のお二方のレビューが低く、批判的なものが多かったので書かせていただいてる次第です。 自分は普段、推理小説を好んで読んでおります。 この作品集には妙な愛着がありまして文庫化される前の「蝦蟇倉市事件」も持っているのですが、 そもそも何にそんなに惹かれるのか。何がそんなに良いのか。自分なりに考えてみましたところ ①短編集であること ②同一空間(都市)上での物語であること ③著者たちが他の著者の作品を意識していること この三つの要素が、主な原因であると思われます。 短編集でも、ただの短編集ではない。 どこか風変わりで、それでいてどこか魅力的な。 そんなこの作品は、これから推理小説に足を踏み入れようと思っているような方にもおすすめです。 ただ、そもそも推理小説が苦手な方には推薦できません(笑) とりあえず読んでいただいたほうが早いと思うので、どうぞ。 | ||||
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