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ねじまき少女
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ねじまき少女の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.12pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全17件 1~17 1/1ページ
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ねじまき、遺伝子改変と疫病、カロリー企業と昔ながらの生活の対立構図っていう設定は面白いんだけど、説明が皆無で、断片から推理しながら読むしかない。そのへんの設定がピッチリ世界にハマるのがSFの気持ちよさだと思うんだけど、それは先に出た短編のほうで全部書いちゃってるのかな? ほんでその面白い設定の上で展開する話は、つまらない政治。ワシの好みからすればいらん蛇足だけを読まされてる気分。 ほんとに設定はシビれるくらい面白いんで、そこだけもっと深堀りして読みたい。短編のほうを読めばいいのかな? | ||||
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「カロリー企業」ってなんだよw 説明くらいしろよw 専門用語が多すぎ。 今読んでいる4ページの間に、遺伝子リッパー、ゾウムシ被害、種子バンク、カロリー企業、ソイプロ、ノアと聖フランシスコ、瘤病、改良型ゼンマイ、チェシャ猫、拡張タワー群、違法な畜糞、チャパティ、石炭戦争、メゴドント、ファガン・ルリンジ、ビンロウジ、合掌して感謝・・・・・・。 読んでいてイメージがさっぱり湧かない文章だ。 もちろん語彙の豊富な人は読んでも大丈夫だろうが・・・。 | ||||
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上巻よりもさらに酷くなっている訳のせいで、文章にリズムは無くただひたすら判り辛い。 正直読んでいて苦痛でしかない。 脈絡が無さ過ぎ(というか判り辛すぎる)で、精神を病んでいる人の脈絡のない話をひたすらノートに書きとめたような内容と大差ないです。 お金をドブに捨てたい人は購入してもよいかも。 登場人物も全く魅力的ではなく、伏線かと思っていた部分もまったく意味が無いまま結末を迎えてしまう始末。 お金と時間を無駄にしました。 | ||||
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結果的に正解だったな、と思います。 数々の賞を総なめにしたSFの名作との触れ込みですが、期待外れでした。 発想自体はとても良いものだと思いますが、それを全く生かし切れていない。 何より酷いと感じたのは読み辛さです。 誤訳を疑ってしまうほどの読み辛さ。何度も何度もアレアレ?となるシーンがあり、その都度数ページ前まで読み直すという作業に辟易となりました。 ここ最近帯の煽りや広告などによる宣伝、権威ある大賞受賞作などに釣られ購入したものの、期待外れだったということが多々ありました。 今回はアマゾンのレビューを参考に上巻のみ購入したため、いらぬ散財を押さえることが出来ました。 レビューに感謝の意を込めて★2つ | ||||
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読了するのに2ヶ月かかった 感想はタイトルの通り 暗い物語なので、読み辛かった のだと思います。 | ||||
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タイトルを見たら、誰だってAIを搭載した人造少女の葛藤を描いた力作と思うじゃないか。そんな高尚なものではなかった。かわりに劣化したSM小説みたいな低俗ポルノ描写を読まされ、吐き気をもよおした。 作者は日本の若い女性は従順な性奴隷だと信じているらしい。中国人やタイ人の描き方も、呆れるほど類型的だ。未来SFどころか、百年前の下品な風俗小説みたいだ。 だいたい「ねじまき」て何?どんな技術で作ってるの?科学的解説が皆無なので、さっぱりわからない。 ぎくしゃくした変な動きの少女が、唐突に超スピードで武装した男たちを殺しまくる。こんなことは論理的にありえない。速いということは、無駄の無い洗練された動きができるということだから。 日本文化とアジア諸民族に対するひどい侮辱を考えると、本書は無価値なだけでなく有害である。 ヒューゴーもネビュラも堕ちるとこまで堕ちたね。アメリカの新作SFは二度と読まない。翻訳もひどいし。 | ||||
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内容に一部興味をそそられるところもあるが、訳が非常に下手。 そのせいで意味が不明な記述や、脈絡が無いと思われる部分が散見され あまり読み進まないうちに手放してしまった。 おすすめは出来ない一冊でした。 | ||||
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ネビュラ、ヒューゴー賞受賞は外れがないだろうという(勝手な)思い込みを見事に打ち砕いてくれました。 久しぶりに何が面白いのかわからないSFに出会いました。というより、これはSFなのかという疑問もあります。 クラークやアシモフ、ニーヴンとかを読んできた身としては、自分の読みたいSFに出会えなくなってしまったとの 感じがして寂しいです。 | ||||
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他の方の例に洩れず、「主要SF賞を総ナメ!」という触れ込みがきっかけで買ってみました。 それで読んでみたら…ハマれないままで疲れきってしまいました。 現代の化石エネルギーが底をつき、ゼンマイという超原始的手段で動力を確保しなければならない。 遺伝子操作で生まれた巨大ゾウを使役して、非効率的にエネルギーを生み出す近未来のタイ・バンコク。 この舞台装置自体はSFファンでない僕も「お、何だ何だ?」と思って興味を持ったのですが、 最後までハマれなかったのは、たぶん登場人物に魅力を感じられなかったからなのだと思います。 それは疑心暗鬼な登場人物が性に合わなかったのか、タイという舞台によるものなのか、 翻訳との相性がイマイチ合わなかったのか…下巻に入ってもそのもやもやは続きました。 他の方も指摘されているでしょうけど、巻頭に人物紹介がないのはどうしてでしょう? 淀みなく読み進めるためには人物相関図を作った方がいいくらいなのに… SFファンの人なら難なく読みこなせるのかなあ。 世界で評価された面白さが満喫できず、とても残念でした。 | ||||
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設定自体は興味深く、コンピューター・デジタル・ネットといった世界観主体の最近の SF作品と一味違うのでないかとかなり期待してこの本を手に取りました。 私はかなり広義なタイプのSFを受け入れられると思っているのですが、 期待外れなストーリーと設定の消化不足にがっかりしました。 他の方も細かくコメントされていますのでそれらについては省略しますが、 私がそれ以外で気になったのは表現方法です。 同じ表現の使い回しが多すぎます。 例えば、 上の内容を受けて、いかにもそれらしく、の意味を表す時に使う「〜よろ しく−」の表現。 とにかくこの表現が何度も使われます。他にも言い方がたくさんあると思うのですが。 原作がどう書いているのかわかりませんが、原作通りに訳してあるのであっても、 プロの小説家・プロの翻訳家としての双方の力量の乏しさを強く感じます。 他にも数行前の表現と重複していたりと、単に語彙力がないのか?と頭を捻りながら 読んでいました。 イーガンやチャンとは比較する対象にもならないと思います。 早川SFには一定の信頼を置いていたのに、残念です。 ただ、名だたる賞の受賞や出版社の宣伝文句を一切排除して読んでいたら、ほんの少し 評価は上がっていたかもしれません。 | ||||
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この本には本当にガッカリした。テッド・チャン、グレッグ・イーガンを越える、『ニューロマンサー』以来の〜、といったうたい文句があっただけに、それはなおさらのこと。 先ずは上巻を読んでいて、何時ドライブが入るのかじわじわつまらぬ描写を読んでいただけで相当フラストレーションがたまった。 100歩ゆずって化石燃料が新しいエネルギーと取って代わった……そこまでは良しとしよう。しかし、それが【ねじまき】? 本書(および下巻)において、【ねじまき】とは何ぞや? が、説明されているところない。【ねじまき少女】といっても、慰安用のガイノイドもどきとしか、描写されていない。 とにかくセンス・オブ・ワンダーがないのである。バチカルビがSFにおいて何を語りたかったのか、またはどのような事象を開拓したかったのか、首を傾げざるを得ない。 | ||||
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他の方もコメントしているように残念ながら面白いとは言い難い作品でした。 設定として、私がどうしても許せなかったのは、 1)遺伝子工学が生み出した新たな病気や害虫で人類が滅びかかっているのに それを作ったバイオ企業が相変わらず世界を牛耳っているという不自然さ。 2)遺伝子工学で作り出された高価な人工生命体であるエミコが通関が面倒という理由でタイに捨てられ、ストリップ小屋で働いているという不自然な状況。 (多国語が扱えるため日本企業の重役秘書をやっていたというのに) 3)登場人物が多く非常に複雑な設定を作り出しておきながら、それらが全くリンクせず、力技の内輪ゲンカで終わってしまうこと。 (工場から発生した新たな難病はどこへ行ってしまったのやら) 4)アジアを舞台にしながら、結局、白人至上主義に終始していること。 といった点です。 SF関係の賞は全て白人が選んでいるものですので、この様な歪な作品が絶賛されるのもわかる気がしますが、実態はライトノベル作家クラスだと割り切って読んだ方が良いです。 (日本人でなければ楽しめる作品なのかも知れません) | ||||
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「ニューロマンサー以来の衝撃」と帯は言うが、むしろそれ以前の時代の色が濃く、読んでいてひどく懐かしい。例えばアンドロイド関連は『R.U.R.』や『スラン』、環境破壊が進み食料を握る企業が強いところは『ソイレントグリーン』が浮かぶ。雰囲気は嫌いではないものの、様々な面で多数の過去作がダブる為にこの著者らしさが印象に残らないまま終わってしまい、別の作家、作品には懐かしくも個性を感じる物があるだけに残念に思う。 それと、数百年後の未来に洋鬼子との罵りやリキシャや苦力、先進的で力を持つ西洋人に貧しく脅かされるタイ及び中国人に金持ちの日本人(と従順な日本女性)など、ここ一〜二世紀のイメージが頻出していては「リアル」で「新たな世界観」には見えない。時代が収縮するとあるのでわざとだろうが、生活水準が前時代的だとしても経済状況は変わっていいだろうに。 全体的に掘り下げが甘く、多くの要素が良く分からないまま出てそのまま消えるので、もっと突っ込んだ描写があれば上記の印象は違っていたかもしれない。この中途半端さでは面白いとは言えない。 | ||||
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複数の登場人物がさまざまに活躍するが、いったい誰が、何をしようとする物語なのか、最後まで見えてこなかった。 主人公不在のまま、だらだらとストーリイらしきものを展開するだけでは、共感しようが無い。 舞台設定には魅かれたが、じきに底の浅さが見えてくる。 なぜ、この程度で賞がとれたかが最大の謎。 | ||||
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「ヒューゴー賞、ネビュラ賞、ローカス賞などSF界の賞を総なめにした作品。」 この本のどこがそれに値するのだろうか。 40年近くSFを読んできたが、最近翻訳されるものはつまらないものばかりだ。 | ||||
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このアマゾンのレビューや海外のいろいろな賞を総ナメといった高評価が多く、期待して購入しました。しかし、この物語を構成する背景だけが大きく、それを全く活かしきれてないと思いました。多くの登場人物にスポットライトを当て、物語を進行していきますが、これらの登場人物が互いにおもしろい関わりあいを織りなすわけでもなく、タイトルのねじまき少女も特におもしろいストーリーを用意しているわけでもなく、大変期待外れの一冊でした。 | ||||
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「ニューロマンサー以来の衝撃」「テッドチャン、グレッグ・イーガンを超える」という帯で購入。 ギブスンもイーガンも、未来のテクノロジーが生み出すであろう新たな世界観を、 独自の思考実験で描き上げて、影響を受けた人達がまた世界を変えていくような力を持っている。 遺伝子を改変された人間と思考が哲学的にどんな意味を持つのかを考えるイーガンに対して、 この本では全くそういう部分を考えられていない。 たとえば、条件付けられた行動規範からどんなふうに自由になるかについてのイーガンの 「宇宙消失や」「ひとりっ子」の描写に比べてどれだけ浅いことか。 そういう視点で見るとこの本は全く価値がない。小説として全く面白くないわけではないけどね。 下手な書店よりも早川SFを所有しているものとして、この帯や売り方はほんとうに残念。 | ||||
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