ヒューマン 人類
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SFというツールを利用しながらも自身の信念や考えを作品に取り込み,物語に生かしていくソウヤーならではの作品です。 前作「ホミニッド」で,ポンターを殺害した罪に問われ,裁判において辛い過去を公にされ,人としてもこっぴどく追い込まれたアディカー。 彼をあれほどまでに酷い目に遭わせ,もう少しで無実の罪で処罰されそうにさせられた,あの憎いダクラーを心から許すということは,なかなかできるものではない。 そんなアディカーに対し,友人ポンターはこう声をかける。 「人を許すというのは,許される側にとってだけ利益があるわけじゃない。許す側にとっても利益があるんだ。憎しみと怒りを胸の内にかかえているなんて・・・ダクラーはほんとうに許しを求めているんだ」 また,自らの進む道に迷いを感じるメアリに,小説家を目指したもののうまくいかず,現在は化学者になったネアンデルタールのラートが自分の経験を語る場面があります。 「小説を書くことに挑戦して失敗したことを後悔していない。成功すればもっと良かったけど,もしも何もしなかったら,もしも自分が成功できるのかどうか一度も試さなかったら,実際に挑戦して失敗したときよりも,死の床ではずっと悲しい思いをするとわかっていた。だから私は挑戦したの。そして失敗した。でも,やるだけのことはやったんだと思えるから幸せよ」 他にもソウヤーらしい前向きな人生観が作品に表れています。 | ||||
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アマゾン頼み。 通常の方法ではなかなか手に入らない約10年前の本。それも新品で手に入るとは・・・。 またよろしくお願いいたします。 | ||||
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1作目の冒頭の忌まわしい事件の犯人探索が伏線となって、ポンターとメアの恋愛が発展する話なんですが。 ソウヤーの書きたかったことは、本の丁度真ん中辺でポンターが叫ぶ「みんなもういないんです。その事実に直面することが...」にこめられているのではないでしょうか。また、ネアンデルタール(バラスト)で本来完全無欠であるポンターが、最後に暴挙に出てしまうあたりも、ソウヤーがヒューマン(グリシン)のおろかさをポンターに投影して見せているのだと思います。 ただ、3部作(まだハイブリッドは読んでないのですが)の中篇としては、あまり話しの展開がない。また、先に書いた主題についても、もっと赤裸々に書いてほしかった。それで星1つ減点。 | ||||
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ホミニッドの続編です。 今度はネアンデルタールの世界に関しての記述が多いです。 この本の続巻の名前はハイブリッドですのでこの本の続巻の内容の大筋は想像がつくと思いますが、それ以外の点に関してはどうなるのか? 人類の運命はどうなるのか? など色々と想像の翼が広がる終わり方をしています。 早く、続巻を読みたいです。 | ||||
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三部作の二作目。偶発的なファーストコンタクトだった前作に対し、今作は少し計画的になり、ますますファーストコンタクトSFの様相を呈してくる。まぁ、そのつもりで読めばいいのだが。ベトナム戦没者記念碑前のシーンはなかなか感動的だし、それに続く議論は、迫力もあり納得もいく。ネアンデルタールの世界観は、理性的で論理的。趣味に合う。あっちの世界に住みたいかと聞かれれば、ちょっと躊躇するけど。樹の家には住んでみたいが。次作に続く謎(というか大問題)や、波乱の予感を含ませて終わるので、できれば次作が出てから読みたかったところ。 | ||||
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