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全滅領域



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【この小説が収録されている参考書籍】
全滅領域 (サザーン・リーチ1)

全滅領域の評価: 4.10/5点 レビュー 21件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.10pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全21件 21~21 2/2ページ
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No.1:
(4pt)

プロローグとして割り切るならOK

突然世界に現れた謎の空間エリアX。これまで「監視機構」からいくつもの調査隊が派遣されたが、「無事に」帰還した隊はひとつとしてない。
そこに新たに派遣された4名の調査隊、隊員は名前を捨て、「生物学者」などの職名で行動する。調査隊は独自に発展した不可思議な生態系を調査するが、人為的な構造物が見つかる。その調査の過程で、生物学者は心理学者の行動に疑念を抱き始めるが、その最中、隊員の一人が失踪し、調査隊にも不和が広がっていく。そして、生物学者は予想外の発見をすることとなる・・・

 なんて言うか、性格的引きこもり気味の生物学者の一人称で語られるので、雰囲気が暗い暗い。
 「大型エンターテイメント」というには、到着点のない心理ドラマメインで疑問符がつきます。
 特に、本作で提示される謎は数多く、というかすべてが謎で、これに対して一つとして解答は与えられません。
 エリアXの舞台は魅力的で、今後どういう展開になるのか、どういう結末を迎えるのか、という期待は大きくふくらみますが、本書だけ取り上げれば狐につままれた感じ。短めの長編なので、この長さだから読み切れた。これ以上長いとキツイ。
 ただ、「監視機構」はすべてではないもののエリアXの謎は把握しているようだし、後に続く作品でいろいろと明らかになっていくのでしょう。期待感は持たせてくれるので、☆一つおまけ。相当風呂敷を広げているので、回収しきれずに尻つぼみで終わってしまう危険はありますが。
全滅領域 (サザーン・リーチ1)Amazon書評・レビュー:全滅領域 (サザーン・リーチ1)より
4150413207

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