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サイタ×サイタ



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サイタ×サイタの評価: 3.31/5点 レビュー 16件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.31pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全8件 1~8 1/1ページ
No.8:
(3pt)

これ単体ではすっきりしない

森博嗣のXシリーズ第5弾。
今回はストーカにからむ張り込みの話と、ガソリン発火装置の話である。
いつもの探偵社?の面々が謎の人物からの依頼に基づいて張り込みをしているシーンから始まり、張り込み対象の奇矯な行動やらに読者は翻弄されている間に、そして殺人事件が、、、という展開である。

爆発と発火の違いという一般人にはどうでも良い話を真鍋君が一生懸命説明するところは笑ってしまった。彼は美大生という設定なのだが、いわゆる理系な性格なんでしょうね。(ちなみに危険物取扱者の資格を持っていると、両者は厳密に考えたくなります。笑)

解説で香山リカ氏も書いているが、本書は結末で謎がすべて解けてすっきり!という構成にはなっていない。標準的なミステリの読者としては、読み終えてだいぶストレスがたまる。これを深い話とみるか面白くない話とみるかは、たぶん読者によるだろう。
Xシリーズ全体として見て、最後にどう評価することになるか、になりそうです。
サイタ×サイタ EXPLOSIVE (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:サイタ×サイタ EXPLOSIVE (講談社文庫)より
4062936577
No.7:
(3pt)

淡々と進む

読んでいてハラハラはする、
先の展開が読めてしまうわけでもない、
「犯罪の動機」についてなどおもしろいやりとりもある。

ただ、シリーズとしてはほとんど進展が感じられない。
例えば、登場人物同士の関係がすすむとか、
過去のシリーズとの関係が明らかになるとか・・・
ここまで付いてきた森先生ファンとしては、もう一歩を求めてしまう。
サイタ×サイタ EXPLOSIVE (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:サイタ×サイタ EXPLOSIVE (講談社文庫)より
4062936577
No.6:
(3pt)

SASORI

SASORI×KURAGE あまり目にしない苗字ですね。
森さんの小説でイメージがすぐに思い起こせる登場人物は(私にとっては)あまりいないのですが、
鷹知はきっとブラックジャックのような風貌なのでは?と、勝手に考えています。
サイタ×サイタ (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:サイタ×サイタ (講談社ノベルス)より
4062990334
No.5:
(3pt)

Xシリーズ完結まであと一作!

Xシリーズ第5弾です。

B級社会派ミステリィがお馴染みの登場人物で淡々と進行するものの、
真相はほとんど推測の域を出ずに終わる、といういつものパターンです。

この連綿と続く一連のシリーズの登場人物の近況を伝えるのが目的の、
まるでファン・サービスのような一冊です。
そういう意味では、Xシリーズ自体が長いエピローグのような
位置づけなのかも知れません。

このXシリーズも、次回作『ダマシ×ダマシ』で完結とのことなので、
どう完結させるのかを楽しみにしたいと思いますが、5作目の本作の
盛り上がりのなさを思うと、あっさりと終わるような気もしてきます。
サイタ×サイタ (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:サイタ×サイタ (講談社ノベルス)より
4062990334
No.4:
(3pt)

シリーズ読者向け

連続性がいつにも増して強調されているので、もう明らかに一見向けでないと言える。
登場人物の個性で引っ張る方針らしいのでミステリーとしての仕掛けの魅力に乏しい。
著書の中ではごく普通の出来。
サイタ×サイタ (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:サイタ×サイタ (講談社ノベルス)より
4062990334
No.3:
(3pt)

Xシリーズはファン向けだけの作品なのでは…それが良いか悪いかは別として

私はXシリーズの中では、そんなにつまらなくなかったけれど。
真鍋君が小川さんを助けるクライマックスなんか、そこそこ面白かった。
まあ、相変わらず謎は推測で解決されるだけだし、森博嗣のS&MやV,四季、Gシリーズをある程度読んでいない人には到底おすすめはできない。シリーズの世界観を味わう以外の読み所はないと思われるから。
このXシリーズ自体、もうそもそもから多くの読者を獲得するとかよりも、シリーズ読者へのある種「おまけ」のようなサービス的作品群なのではないだろうか。私なんかは、椙田が生きているのを読めるだけでも何となく嬉しい。逆にそれ以外の楽しみはないだろうと思う。そういう成り立ちの小説が良いか悪いかは別として。
でも最後まで読み続けると、何かしらシリーズ全体の収束の中で意味合いを浮かび上がらせる仕組みになっているかもしれない。もしかすると。
大体、椙田がこうまで鳴りをひそめたままで終わるだろうか。最後に何かあると信じて(期待して)、私は全部読み続ける。
サイタ×サイタ (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:サイタ×サイタ (講談社ノベルス)より
4062990334
No.2:
(3pt)

Xシリーズとは

S&M、V、G、そしてこのXシリーズすべて読んで
きましたが、このXシリーズの位置付けがいまだに分からない…
このシリーズは他とはまったく関係ない外伝的な
位置付けなんだろうか。
作品自体もやや単調になってきた感じで昔程の
ドキドキ感も感じない。
まぁ、ここまで読み続けてきたので完結するまで読み続けますが。
サイタ×サイタ (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:サイタ×サイタ (講談社ノベルス)より
4062990334
No.1:
(3pt)

展開に広がりと深まりが・・・

おなじみのメンバーによる展開であり、安心して読み進められる反面、展開に広がりと深まりが不足していると感じた。私のような森ファンには受け入れられても、初めて森作品を読んだ読者は、やや物足りなさを感じるのでは無かろうか。
サイタ×サイタ (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:サイタ×サイタ (講談社ノベルス)より
4062990334

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