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最後のトリック
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最後のトリックの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.37pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全66件 61~66 4/4ページ
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『見ず知らずの男性から、手紙が何通も来て、その手紙と「覚書」という私小説が、そっくりそのまま、かなりのページ数を使って紙面を埋めていく』、という冒頭の展開部分を読んだだけで、「これはあれだな、この手紙を受け取った小説家が、その手紙を読んでいる、と思わせておいて、実はあれなんだよな」、という想像は付いた。 この小説のトリックの半分は、このように予想が付いたというか、トリックを早い段階で見破った?のだけれども、それがどのようにして、「読者全員が犯人」、という風に結びついていくのかわからなかったので、この一点だけの興味で、最後まで読破したのだった。だがしかし、、、、 そのオチが、まさかの「特殊能力」だったとは、お釈迦様でも気が付くめえ! という訳で、読後感はもやもやとして、あまりすっきりしない。 | ||||
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表題の通りです。がっくしという感じ。なんで、朝日新聞で絶賛されていたのかと思って、元記事を読んでみたところ、売れている本であって、ライターの瀧井朝世さんは、特に評価しているのではなく、担当編集者と営業部が絶賛って、身内かよって。また、帯もよく読むと、『必ず~思うはず!?』久しぶりに釣られてはいけないねって、自省した次第です。 | ||||
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読者が犯人、の煽りにフラフラと吸い寄せられて購入しました。 そんなんできる訳無いだろ、と思いつつ、文章の上手さはやはり高レベル。 ついとページをめくる手は止まらない。 中盤くらいまではテンポが悪いが、後半は一気にストーリーが駆け足で進みます。 と、本作の良いところはここまで。 以下、ネタバレありです。 所々に何か年齢を感じさせる文章。 コロンビア人の名前が、カルロスと「狂犬」ペドロ、個性が無い。 グラス? 草とかハッパとか、ガンジャ、ジョイントとか呼び名が古い。 オールドミスの女教師。オールドミスって凄い古臭い。 ディスコ! むしろディスコって言うのが何なのか分からない。 等々、絶対この手紙は昭和からの手紙で、時間軸もテーマにしている。 (現代日本でこれほどの長文を手紙でしたためる理由からもそうなんですが) そう思って読み進めていたのですが、意外にも、ほとんど現在進行形の話でした。 へえ、そうなんだ、とミステリの歴史の薀蓄をこれでもかと言うくらい語られます。 何か恨みでもあるのかな、というくらいミステリとマスコミをディスります。 私のようなエンタメ目的で購入している層からすれば、ハードルあげるなあ、という印象しかありません。 どんなオチが、と期待しました。 最悪でした。 夢落ちの方がまだ納得できたかもしれません。 超能力、先駆能力? オチまで古臭い感じがしました。 前半で、やたらと起承転結の結、作者曰く《落とし前》について言及していましたが、 これは言い訳でしょうね。 リアル世界では、小説みたいなオチは無いんだよと作者が語る割には、とんでもない非現実なラストです。 ミステリではないです。ファンタジーですこれ。 しかし、真犯人は違うところにいたのです! 以下、衝撃の真ラスト。 本書の裏面のあおりにつられた私。 あおりをよくよく見てみると、 『この本を閉じたとき、読者のあなたは必ず「真犯人は自分だ」と思うはず!?』 とあります。 『必ず~思うはず!?』 なんだそれ! どっちだよ!? 出版社までもが自信を無くしているのが分かります。 つまり、秀逸なあおりに騙された私がやられたってことです。 真犯人は、読者を上手いこと釣り上げた出版社です! | ||||
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本の帯に惹かれて購入してしまいました。 究極のトリック・・・・・・読者が犯人・・・・・・ ワクワクしながら読みはじめましたが・・・・・なんだそりゃ? オチに向かってのいちいち説明調といい、こじつけといい 面白くも何ともなかったです! | ||||
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タイトルと推薦文に惹かれて読んでみました。 正直、作者の知識をとにかく詰め込んだ感が否めず、その分野に興味がない場合には読み進めるのに苦労します。余計なことは省いてテンポよく進めないと、この手の小説は本当に読みづらいです。肝心のトリックにはネタバレになるので触れませんが、個人的には残念です。 | ||||
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「ウルチモ・トルッコ 犯人はあなただ!」の文庫版です。 単行本の時のタイトルと表紙の文字デザインがすごく軽かったので あらためたのでしょう。モザイクのかかった男性と 「最後のトリック」という改題、そして黒い帯に赤字で 「読者全員が犯人」という煽り文句。 全身整形して生まれ変わった美人のようですが、 人間同様、性格(中身)は変わりません。 本格ミステリのファンは結構評価している方が多いようですが、 この作品、トリックと呼べるオチではありません。 被害者が現実的にはありえない病気を持っている設定で強引に 読者を犯人に仕立てているだけです。 かなりのページを割いている博士の超能力談義については 大変興味深かったですが、タイトル倒れは否めません。 辛口ですみません。 | ||||
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