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最後のトリック



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【この小説が収録されている参考書籍】
最後のトリック (河出文庫)

最後のトリックの評価: 2.37/5点 レビュー 113件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点2.37pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全66件 21~40 2/4ページ
No.46:
(1pt)

ミステリー?

2017/8/7読了。
発売されて間もない頃に帯の謳い文句に惹かれて購入、そのまま「積ん読」していたものを、最近引っ張り出して読んでみた。

読み終わっての感想は「本をビリビリに破いて、焼却炉に放り込みたい!」だった。生憎我が家に焼却炉はないため、実行することはできなかったが。

文章自体は読みやすく、途中本作に隠されたある秘密が公開される辺りまではワクワクしながら読み進められた。
それだけに、最後のオチ(敢えてトリックとは言わない)には心底ガッカリした。

例えるなら「宇宙人は地球にない超科学を持っていて、その超科学で地球人では不可能な犯罪を犯しました。犯人は宇宙人です」と言っているようなものである。
そしてその宇宙人の存在を「あるかも?」と思わせるため、宇宙科学専門の大学教授が宇宙人の痕跡や存在可能性を訥々と説明するのだ。

私は宇宙人については「広い宇宙のどこかにはいるかも?」と思っているが、それでも現実に宇宙人との接触がない現状で上記の内容を「トリックだ!」と言われたら憤慨しきりであろう。

少し話は逸れたが、そのくらい本書のオチは荒唐無稽である。
本書がミステリーを標榜しておらず、SFやジュベナイルであればまだ良かった。ミステリーを名乗っていてこのオチは有り得ない。駄作である。

とは言え、前述したように、途中ある秘密が公開される辺りまでは楽しんで読めたわけであり、本書の叙述トリックそのものは決して悪くなかったと思う。「読者が犯人」などとせず、この叙述トリックを深化させる方向で話が展開していたら…と思うと残念である。

最後に、繰り返しになるが、

本作は駄作である。
最後のトリック (河出文庫)Amazon書評・レビュー:最後のトリック (河出文庫)より
4309413188
No.45:
(1pt)

自己満足

主人公の特殊体質がアホらしすぎる。そんなものは無い。

それまでに登場する登場人物は本のトリック?に対する裏付けを頑張って使用としているのが丸わかり。例えば心理学者をだして先に書いた特殊体質があるよーと頑張っ主張しているようだが悪魔でもそれは小説の世界。そんなものでは読者は納得がいかない。

帯に騙された。
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No.44:
(1pt)

ダメ作家

出だしのパーコレーターでコーヒーを入れるところから「細挽きで…」って、パーコレーターは粗挽きだから!そんな所から取材不足が露見していて読む気が無くなりました。
後は低評価の皆様の言う通りッ!
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No.43:
(2pt)

まあまあ

島田荘司ファンの私にとっては、彼があとがきを書いていたことと、書店でのPOPに惹かれて購入しました。読後、「ああ、そういうこと」と思いましたが、「おぉーーなるほど!!」とは思えなかった。超能力のくだりも、必要だったのかな?と疑問です。
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No.42:
(2pt)

ミステリー玄人なら楽しめる⁉︎

以前に読んだ本のあとがきでに本書についての記述があり、読者が犯人という謳い文句にも興味を引かれたので読んでみました。
結果として、読者を犯人として成立させるためのトリックについては「長々と読ませといてなんだそのオチは!」という程度で、超能力がどうたらの話も〈覚書〉なるものも長いし面白くないしで、読んでよかったなぁとは思いませんでした。
ミステリー玄人の方なら、読者を犯人としてミステリーを成立させるという試みとして面白いのかもしれませんが、私のように単純なエンターテイメントとしてミステリーを楽しみたいと思ってる人には向いていない作品だと思います。
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No.41:
(1pt)

中古本で十分かな…

全く気付かず読み進めてしまったので、やられた感はありましたが、少々無理矢理すぎるのでは?と思いました。
「読者が犯人」というのは今までにない発想で夢中になって読み進めていきましたが、読み終えた感想は腑に落ちない。期待して損した。
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No.40:
(1pt)

「読者が犯人」という謳い文句が全くの看板倒れの駄作

初めから「読者が犯人」というアイデアを謳い文句とした長編。しかも、作者はここで言う「読者」を作品から独立した一般「読者」としている上に、万人が納得出来る「読者=犯人」のアイデアを披歴すると言う。「読者が被害者」というアイデアの短編ならフレドリック・ブラウン「うしろを見るな」の奇想が光るが、これとて、その短編ならではの洒脱な奇想には脱帽するものの、万人が納得出来るか否かはそれこそ読者次第。長編で「読者が犯人」というアイデアは流石に無理だろうというのが読む前の予想。

そして、残念ながらその予想は当ってしまった。本作は単なる叙述トリック・ミステリであり、全く新規性のない駄作である。第一、作者自身が設定している「作品から独立した一般『読者』」という条件ではなく、本作に密着した「読者」だけに通用するアイデアであって看板倒れも甚だしい。更に、この程度の「読者vs犯人」の関係なら通常のミステリにも溢れており、ワザワザ「読者が犯人」というアイデアを売り物にする程のものではないだろう。これを文学的実験とする作中の作家(=作者)の意匠が空回りしている感がある。

本格ミステリに賭ける作者の情熱は良く伝わって来ただけに、この実装は惜しいと思う。真に驚愕のトリックを織り込んだ作品の発表を期待したい。
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No.39:
(1pt)

3ページで終わるショートショートなら秀逸

読書が犯人ということだったが、犯人と言う以上、殺そうという意思が必要だと思う。 しかし、私が殺そうと思ったのは、貴重な金と時間を奪った作者と出版社なので、犯人ではない。 作品中で死んだ人も、現実にはありえない特異体質なのでもう、むちゃくちゃ。 こんな設定が許されるなら、完全犯罪のトリックはいくらでもできる。
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No.38:
(1pt)

トリックってそういうこと?

余り書きすぎるとネタバレに繋がるので適度に書こうと思いますが、これはミステリーいう場合のトリックではないと思います。 トリックというのは所謂「カラクリ」であり、作中で起こった事件を難解にするためのスパイス的な役割だと思います。 そしてミステリーにおける醍醐味は大凡実現可能であるといつ点に「trick」読者は引っかかるのだと思います。 しかしこの作品が表現しているトリックというのは事件とその要因に因果関係が存在せず。 そういう事象だと、現実としてあり得ない、起こりえないことにしてしまっているからかそ読了しても納得いかないのだと思います。
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No.37:
(1pt)

「犯人」とは犯罪を

久々に「読んだ私の時間を返せ」と言いたくなる本でした。 文章がまどろっこしい。 心理学者の話も、確かに最後にはつながるんだけど、はっきりと人物がつながる訳ではなく知識や解釈としてつながるだけで、ここまで長く詳細に書く必要があるのか?と思えた。 とにかく読み進めるのに時間がかかった。 なぜなら話の展開が遅いから。 ラストで、ようやく「読者が犯人」という意味は理解できたけど、別に読者(私)は法を犯したわけではないので「犯人」という表現がイマイチしっくりこない。 読者が間接的死因というだけじゃないの。 帯に煽られて期待して損した。 この人の本は二度と読まないと思う。
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No.36:
(1pt)

犯人にならなかった

帯が煽りすぎていたので、期待せずに読んだらその通りでした。 このトリックは新聞に掲載された小説を同じ速度で読んでいないと、犯人にはなりません。 文庫本で(終わった状態から)読んでいるので、自分は犯人にはなりませんでした。 ラストの言い訳がましい文章がとっても格好悪かったです。 色々な作家さんが考えて「あえてやらなかった」トリックだと思いました。 つまらない。
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No.35:
(1pt)

売れない作家のタイトル頼りの駄作・・・途中で嫌になった!

一応は読み終えた・・・しかし本当につまらない作品である。 途中なんどか捨てようかと思うくらい、嫌な後味が残る小説だった。 回りくどい言い回し、超能力がどうたらこうたら・・・と文字通り タイトルに騙されました。 初めて読んだ作家の方ですが、この手法では売れないでしょ・・・ 根本的に面白くないんだもん><
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No.34:
(2pt)

俺は犯人なんかじゃない!

読者であるあなたが犯人だ!と言うのなら濡れ衣を着せられた気分。
違う!俺は犯人なんかじゃない!と叫びながら無様に捕まるところを真犯人に嘲笑われるかのよう。
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No.33:
(2pt)

無理矢理感がある

読者が犯人というトリック。これがどのようなものなのかというのはこの本を購入する大きな魅力だろう。しかし、このトリックにはガッカリした。読者が犯人の真相について、無理矢理というか、こじつけというか、そのようなことであれば何とでも言える。読者はこの程度を期待してはいない。トリックを明かしてからは説明がましい文章が目につく。読む前の期待があっただけに残念だ。
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No.32:
(1pt)

最初は面白かった

この本含め、超能力とか幽霊とかもう1人の自分とかっていう非現実オチって本当ガッカリする
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No.31:
(1pt)

読んだあとのガッカリ感がすごい

読者が犯人になるという大風呂敷を拡げておいて
オチはしょうもない作品です。

まず読者が犯人になるトリックも全く納得いく内容ではありませんし、
トリックとして成り立ってないと思います。ただの都合のいい設定決めてみましたって感じです。
さらに、最後の方では「トリックはこう考えれば成り立ちますよね」っていう前文の読み解き方の説明が
しつこくてくどいです。
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No.30:
(1pt)

ここまでの駄作も珍しい

タイトルどおりですが時間を返してくれ、と言いたくなるくらいの駄作。
評価出来る部分を探そうにも、ありきたりな描写ばかりで引き込まれる要素も見つからない。
ただただ、買ってしまったから読みきらねば、という自分に対する義務感のみで読了。
他の作品の評価が高いだけに期待したけど、いくらなんでもこれは、ない。
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No.29:
(2pt)

帯・POPが、ミスリード。

書店で平積みされていて、
POP・帯には『読者全員が犯人』
『一行でも読めば、あなたも共犯者』と有る。
どの様なトリックで、この本を読む読者が犯人になり得るのだろうか?と、気になり読んでみた。

すると、ストーリーの中で、
ミステリーとは云々という講釈が始まり、
今までの名作などの例を挙げ、
トリックの種類分けなどの言及がある。
主人公が犯人とか、動物が犯人とか、
警察が犯人とか・・意外な人物が犯人と言う作品が今まで生み出されたが、最後に残るのが「読者が犯人」と言うトリックなのだそうで、しかもその「読者を犯人」とする事がどれだけ有りえないか、というアピールがなされる。

また、過去に読者を犯人とした作品の例として、
「犯人が作品内で化物に促されて殺人を犯し、
最後にその化物とは読者の事だと告発する」
と言うトリックの説明が有り、
成る程面白いなと思ったりする。

なのでこの作家は、
自身の「読者が犯人」と言うトリックに相当の自信があるんだろうし、
そこまで自分でハードルを上げて、どうやってオチを付けるのかが、さらに気になり期待が高まった。

しかし内容は、
作家の主人公の身の回りの出来事が
ダラダラと書かれ、
コーヒー好きの超能力研究者の話など、
多分、オチに関係してくるのだろうと思うものの、
テンポが悪くクドい為に、ちょっと苦痛だった。

また、結果のトリックは、
途中で主人公が嘘を付いていたり(理由は説明されるが)、超能力だったり、こじつけ(犯人というか事故?当たり屋?)なので、
こんなオチで、なんで途中あんなにハードルを上げる事が出来たのかと、不思議に思える。

そもそもがイレギュラーな小説なのだから、
このオチは許容しなければならないのだろうか?

まず、
1
この小説自体が、リアルタイムで進行する新聞の連載小説で有るという設定だと分かるが、
実際には文庫本で有るし(そもそも新聞連載小説でも無かった)、途中でそういう設定です。と言われても、
そんな事は知らない。

2
その連載小説に手紙が載せられたことで、
文章を読まれると熱が上がってしまうという超能力を持った人が死んでしまったが、
超能力はミステリーでは反則と言われたりしないのだろうか?
(作中でミステリーの薀蓄を垂れて置きながら、超能力をオチにするのは解せ無い。)

そいう事で、
「架空の世界の新聞連載小説の読者が、
超能力を使った自殺に巻き込まれたという話」であり、この本を読む「読者が犯人」と言う仕組みには至っていないと思います。

帯・POPが、ミスリード。
誇大広告と言えるかもしれない。
最後のトリック (河出文庫)Amazon書評・レビュー:最後のトリック (河出文庫)より
4309413188
No.28:
(2pt)

トリックではない

手紙の差出人から漂う厭世観は嫌いではないです。
一見何の関係もなさそうな超心理学が、最後の辻褄を合わせるために存在しているのも納得。
ただ、これはトリックと呼ぶのだろうか。
帯の文章がこんなに煽っていなければ、こんなに残念な気持ちにはならなかった気がします。
最後のトリック (河出文庫)Amazon書評・レビュー:最後のトリック (河出文庫)より
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No.27:
(2pt)

騙されました。

だらだらと、端折っても支障のない説明と描写が2/3を占めており、
その辺りは飛ばし読みでもストーリーの進行に影響は皆無です。
『トリック』と呼ぶべきかどうか疑問ですが、タイトルにまんまと騙されて読んだくちです。
最後のトリック (河出文庫)Amazon書評・レビュー:最後のトリック (河出文庫)より
4309413188

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