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ダブル・フォールト
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ダブル・フォールトの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.86pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全6件 1~6 1/1ページ
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一見若手弁護士の挫折と、成長を描いたように見えるが決してそうではない。 やり手の弁護士事務所で殺人事件の弁護を引き受けることに。 もちろん主任弁護士は当事務所の経営者でもある。 正当防衛を勝ち取るために弁護を進めるのだが何故か被告人の供述に納得ができない。 やがて弁護団から降ろされ、事務所を去る。 被害者の娘と知り合いぎこちない関係を続けるうちに真相を見つける切っ掛けを得て、事務所の所長を窮地に追い込んでしまう。 一筋縄では行かない展開が良かった。 一般文学通算2411作品目の感想。2020/0703 17:20 | ||||
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新米弁護士と被害者の娘の織り成す恋物語?否、ミステリー。軽いタッチで読みやすい。ただ、リアリティーに欠け・・フィクションだからリアリティーはなくても文句はないのだけれど・・。 法廷の場面はもっと緊迫感が欲しかった。ラストの種明かしもちょっぴり消化不良気味。 | ||||
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好きな作家さんだが、本書はイマイチ。 主人公の甘々ぶりにイライラした。 実際の刑事事件の報道を見て、被害者の心情を無視した弁護士の仕事ぶりに疑問を感じることは多々ある。 なので、被害者遺族の怒りはもっともだと思うし、今の弁護士の実態もよく描かれている。 でも、登場人物に感情移入はできなかった。 たったそれだけと思えるような根拠で疑いを向ける展開も、違和感満載。 しかも、どんな真相が隠れているのかと思いきや、それ? という感じで肩透かしを食った気分だ。 ミステリー的な要素はほとんどなく、単なる恋愛小説。 | ||||
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読みやすい。 弁護士の仕事の詳細が分かるのもいい。 そして、一部はともかく、儲かって仕方がないという職業ではないという現状も描かれ、悪くない。 弁護士の消極的真実義務というものを前提に、事件を解明していくという設定も悪くない。 ただし、全体として物足りない。 まず、ミステリーとして、謎の底が浅い。 もう一つは、人物が類型的。 特に、主人公の事務所の先輩弁護士・杉原や事務員の田中がよくない。 人物造型はだめでも、“謎”が面白い、もしくは“謎”はイマイチだけど登場人物に深みがある、このどちらかであればいいのだが、本書は、そのどちらでもない。 『奪取』に比べると、格段に落ちる。 | ||||
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おしい。 消極的真実義務を守りながら、真実を詳らかにしないで裁判に臨む。真実を詳らかにしないことで何かを守る。コアとなる話の流れはとてもイイ。 が、それをこっ恥ずかしい恋愛小説仕立てにしているのがなんとも勿体ない。 | ||||
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新米弁護士が殺人事件の弁護を依頼された。正当防衛か過剰防衛か殺人罪か。被害者の娘に感化されながらも真実を追い求めていく。 殺人犯の弁護をするうえで、被害者の素行を調べて、いかに被害者に落ち度があったかを証明しながら被告人のために全力を尽くす。弁護士として当たり前の行動なのだが、新米弁護士の本條は被告人への疑念と被害者への罪悪感と羞恥心に苦しみ続ける。 新米弁護士の苦悩や被害者の苦しみがリアルに描かれていたのだが、ページ数の割りに物語の展開に厚みが感じられず物足りなかった。物語の後半は、新たな事実が明らかになっていくのだが、伏線が少なく本條の勘が鋭すぎるのも違和感があった。 タイトルのダブル・フォールトというのも、あまり深い意味は感じられずこじつけ感が否めなかった。 | ||||
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