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フォルトゥナの瞳
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フォルトゥナの瞳の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.31pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全186件 121~140 7/10ページ
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百田さんの本はほとんど読んでいますが、当たり、はずれが激しい作家さんと思っています。 当たりは、「永遠の0」「風の中のマリア」「ボックス」「夢を売る男」 ややはずれ、「影法師」「モンスター」「幸福な生活」「黄金のバンタムを破った男(リング)」「輝く夜(聖夜の贈り物)」 完全なはずれは、「殉愛」「錨りを上げよ」「プリズム」「海賊と呼ばれた男」そして本作「フォルトゥナの瞳」 百田さんは、取材結果を巧みに組み合わせたストーリーを平易な文章でつづるのに長けた小説家で、ツボにはまると本当に面白い。 一方で人物描写はあまりうまくなく、登場人物にリアリティを感じさせません。 したがって、本作のようにほとんど頭の中で作り上げた作品は、しらじらしく全く面白くありません。 SF好きの人はSFなめるなよと怒るでしょう。 ラストは、まさかそれはやらないだろうと思っていた落ちで、正直呆れました。 百田さんが本道に戻ることを願ってやみません。 | ||||
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他人の死が見える奇妙な「力」を持ってしまった青年の最期の数ヶ月を描いた作品ですが、単に小説として読めば荒唐無稽で平凡な内容かも知れません。 でも、この主人公の木山慎一郎が最期に選んだものは何か?と言う事が百田尚樹の伝えたかった事では無いかと思えます。 木山の冴えない人生の中で初めて出会った掛け替えのない恋人との幸福を選ぶか、それとも自分の命をかけて不特定多数の見知らぬ人々の命を救うかでの心の葛藤は読んでいて胸が締め付けられました。 この本を読んで「僕なら恋人を選ぶか?それとも命をかけてでも可能な限りの人々を助けるか」と何度問いかけてもその答えは今も見つかりません。 この作品は百田尚樹からの大袈裟に言えば戦後教育の利己主義が正か否かの問いかけであるのは間違いないでしょう。 そしてその答えが何れも間違い出ない事もエピローグで記されています。 同じ人でも心の中でいろんな一面を持ってます、この本を読んで「自分なら・・・」と考えてみるには秀作と思います。 | ||||
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永遠のゼロやモンスターなどの作品は良かったので、これも手に取りました。 なんというか、期待した割にお粗末でした。 他人の死を予測できる、しかし他人を死から救えば自分の寿命を削る。簡単に言ってしまえばこういう葛藤の話です。 特にどんでん返しがあるわけでもなく、あっけなく終わってしまいました。 ネタバレですが、事故を防ぐために自殺、という手段は私自身も割とすぐ思いつきましたし、主人公も考えていました。別の、あっと驚くような手段でもあるのかと思えば、結局自殺という手段を選ぶし、主人公の恋人の葵が同じ能力を持っているというのも、うすうす勘付いていたので、最後のエピローグも、とくに驚くこともなく。 百田尚樹さん好きだったんですけど…ちょっとガッカリです。 | ||||
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安易なお涙頂戴の設定に底意地の悪いストーリー展開。「殉愛」の原型のような小説。 面白くないです。 | ||||
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作家としての資質無いですよね〜? 書店で軽く立ち読みしただけで小学生が作文書いた様な幼稚な表現力に呆れてしまいました…買う価値なし マイナスが無いのが残念です。 | ||||
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「永遠の0」や「海賊と呼ばれた男」を読んで好きになった作者だったので、正直期待外れ。 つまらなくは無いのですが、ストーリー展開なんかも単純で、物語に深みがない。 作者も過去のつらい経験があったというくらいで、いたって平凡。この辺をもう少し掘り下げて、死ぬ人が見える能力の深みが出せていたらちょっと違ったのかもと思います。 | ||||
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百田先生は、作家としての才能がないです。 わかる人にはわかりますよ。 | ||||
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近いうちに死を迎える人が見える(分かってしまう)、そして、その死の予定がある人の未来を変える事ができる力を持ってしまった若者が主人公のお話です。 そういった力があることを気づいたときから、人の人生を変えてしまうことに対しての葛藤が始まります。 しかし、その描き方は浅いです。 ですから、読みやすいとも言えます。 訳のわからない世界観、理論にはまっていかないですから。 最後の落ちは、「あ~、そういう事」って思えるので、読み終わっても悶々としないので良いと思います。 深くを求めないのであれば、読んで損したとは思わない一冊だと思います。 | ||||
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他人の死期を見る事が出来る若者、という極めてありふれた設定を平易且つ凡庸な筆致で書く退屈な小説です。作中の死生観が非常に薄っぺらく感じますがこれは著者自身の思想を反映したものかは定かではありませんが読むのが実に苦痛でした。呆れるほどに淡白な結末を見るに多忙を極める著者がやっつけで仕上げただけなのか、或いは元からこれが本来の実力なのかは判断が付きませんが、何れにせよ只詰まらないだけの作品であることに違いはありません。この著者の作品は新古書店で安値で売られているのを良く見かけるので、新刊での購入は控えておくというのもありかも知れませんね。 | ||||
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いったいこの方は、誰かの作品を「オマージュ」せずに作品を書き上げたことがあるのだろうか? 本好きにはバレてますよ 元ネタの「デットゾーン」を読むほうが100万倍感動出来ます | ||||
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読了した感想 文章が平易で短いので、非常に短時間で読める。頭を使わないでもストーリーは簡単に理解できる。 着地を考えず書いているため途中での作者の迷走が明らか。思考過程が作品の中で見えると興ざめ。 ありきたりな題材でありきたりなストーリー展開。なので映像化は容易であろう。テレビの2時間ドラマの原作としては良い。 百田氏はSFというジャンルを理解していないか舐めている。 筒井康隆に書評を書いてもらいたいものだ。 | ||||
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趣味が「妄想へんずり」と「捏造」の百田先生ですから、妄想だけのSFは得意ジャンルだと思ったのですが全くよくないです。 時間と金を無駄にしたい方におススメです。 | ||||
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「他人の死期が見える」人が主人公のこの本。この手の設定はよくあるので、設定だけを見た時は正直なところ「ふ〜ん」としか思いませんでしたが、同じ作者である百田尚樹さん初のノンフィクション「殉愛」を読んだあとにこの本を読むと非常に興味深く読み進めることができました。 「殉愛」は癌を宣告された有名歌手に、豊富な恋愛経験を持つとされる女性が出会うところから始まります。 そうです、「殉愛」とこの「フォルトゥナの瞳」は共通しているんですね。他人の死期を悟った人間が、いったいどのような行動をとるのか、が。 「殉愛」は完全で圧倒的なノンフィクション。一切の嘘はないということです。その主人公が取った行動は、死期間近の男性と3か月間結婚し、業務委託料ということで1億8000万円を受け取る権利があると主張(週刊朝日報道より)。そのほか、財産の4割を相続。夫人より長く、ずっと歌手に尽くしてきたほかの親族(亡くなった歌手の実の娘含む)への遺産はゼロだったとのこと。事実は小説より奇なりとはよくいったものです。 百田氏は「現実はつらいことが多いので、小説は人を元気づけるようなことを書きたい」とおっしゃってましたが、この本はそういった思いを強くして描かれたのでしょうか。現実に、他人の死期を悟った人間は何をしたのかを「殉愛」で描いた百田先生ならではの作品です。 | ||||
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日帰り出張の往復の電車内だけで読了できるボリューム感です。 はっきり言って、主人公は今の世の中には居そうもない、それこそ物語の中でしか存在しないような好青年として描かれていて、「能力」ゆえに沸き起こる葛藤に次ぐ、葛藤が最大の見せ場かと思います。 もうこの本は、サブタイトルを「青年の葛藤」としてもいいくらい、自分と闘う青年の生き様が描かれています。 主人公の行き着く先が知りたくて、どんどん読み進めるうちに、ラストに近づくにつれ、ミステリーファンをコケにするような展開が待ち受けており、ラスト2ページでゲンナリ、虚脱感に襲われてしまうとは思いますが、それでも私はラストでさめざめと泣くことが出来ました。 キーとなる登場人物は少ないので、感情移入はし易いのかもしれません。 こんな小説で泣くヤツの気が知れないという方も多いかもしれませんが、ハマると一気に読める構成になっていると思います。 細かな部分では賛否両論、というか「否」論が多いようですがそれなりに楽しめます。 ミステリーというよりも、ちょっとしたお涙頂戴SFとして読むと良いかもしれません。 ちなみに私は「永遠の0」は最初の10ページほど読んだところで、まったく気に入らず放り出しました。 参考になりましたら幸いです。 | ||||
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大きな志も何も無くなったんだな。金づるの方に力入れすぎ。読者を見下しているんだな、きっと。もう書かなくていいよ。 | ||||
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売れっ子作家が惰性で書いた、金儲けの用の作品。 時間とお金の無駄です 作者の薄っぺらさが伝わるばかりです 作家ではなく「商売人」ですね | ||||
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有名作家の初SFと期待しただけに、失望も大きかったです。 消化不良の「なんやこれ」です。 ただ、読みやすい小説ではあります。 | ||||
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死期が近づいた人を見分けることのできる眼を手にした主人公を巡るストーリー。 バグダッドの死神の話を題材に運命はどう行動しようとそもそも決まっているのか、 それともある行動が運命を変えるのか、といった哲学的なテーマにも触れようとしていますが、 主人公の感情に深いものがなく消化不良な面は否めません。 エンターテイメント小説としてはそこそこ楽しく読むことができますが、 「永遠の0」や「海賊と呼ばれた男」に比べると深みという点で物足りなさを感じました。 | ||||
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読みました。 自分は1冊読むまでかなり時間掛ける場合も多いのですが、本作は割とすんなり読めました。 で、感想ですが、そこそこ面白かったと思います。 <以下ネタバレ> 主人公の能力としてそれほど目新しいものではなかったと思いますが、 自分の能力に気付いてからの考え方の変化や感情の起伏がより深く掘り下げられていたように感じます。 自分が同じ能力者ならどうするでしょうかねぇ・・ オチについては終盤まで気付きませんでした^^; ただ、ふと思ったのが、これだけ身近に同じ能力者が4人もいるって、ちょっと多過ぎやしませんかねw 絶対、他にも見えてる人いると思いません?? ほら、あなたの隣にも・・ | ||||
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レビューを拝見させて頂くと、今回の百田さんの作品、今までと違い意外に低評価(酷評の方もおられる)な様です。 今回の作品、今までの「書き下ろし」と違い作者初めての※【週刊誌連載】をまとめた本だそうです。 みなさんご存知の様に「書き下ろし」は書く上でストーリーの手直し、書いて行く順序の変更などに融通性があります。 一方で【連載】は最初からきっちり、ストーリーを書いて行かなければならない為、最初の物語の部分の変更などの手直しが全く不可です。 その事を抜きにしても、私は人間の【運命】をテーマにした今回の作品。最初からドキドキ、わくわくして考えさせられる部分もたくさん有り、楽しく、興味深く読めました。 私自身はレビュー拝見させて頂いてから、購入しましたが、予想以上に面白くストーリーに引き込まれました。 今回のこの作品、作者にとってもある意味【運命】の一作品になった様な気がします。 次回作も期待しています。 | ||||
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