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十角館の殺人
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【この小説が収録されている参考書籍】
十角館の殺人の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.77pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全694件 41~60 3/35ページ
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youtubeでこの本は絶対に読むべきなどと激賞されているので読んでみました。しかしクリスティのパクリじゃんという以外これといって刺さるものは自分にはありません。ライトノベルとして読んだらそれなりのミステリーかな、なのに新本格とはこれいかに。 | ||||
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・有名なミステリー本ということで購入 ・確かに最後まで犯人は予想不可 | ||||
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衝撃のどんでん返しとして名高いこちらの作品を否応なく期待して読んでしまいましたがまぁ期待外れでだいたい言いたいことは他の方が突っ込んでくれています。でも二十代でデビュー作という事で色々と仕方ないのかもしれません。 ーー以下ネタバレーー 本格ミステリと銘を打つ作品は手段が目的になりがちというのを肌で感じる一つです。しょうもない(失礼)トリックを成立させる為に登場人物たちが不自然に動かされ、およそ共感できない動機と手段と結末が絡み合ってモヤモヤした読後感だけが残ります。序盤からなんか不自然なムーブかましてるあの人物が怪しいというのは伏線として薄々想像ついてしまい、犯人の思い込み強すぎる不可解な動機ややや必然的に欠ける展開に目をつむるにしても、中村青司が最後までよくわからない位置付けだったのが意味不明でした。終盤に過去と現代が複雑に絡み合って「うおお」となるのを期待していたのですが。あそこまでセンセーショナルな設定しといて単なる目くらましなだけかい。そしていわくありげな建造物にもこれと言って意味はなかった。せめてこっちから見ると死角とか目の錯覚とか色々期待してたのに。トリックありきミステリの宿命で、犯人が判明してからは読者に突っ込まれそうな動機や心情をくどくどと弁明するような回想や解説が続いて辟易します。おしゃれっぽいラストシーンも正直ズコー。もはや楽屋で登場人物達が「ないわー」と愚痴りあっている絵まで見えてきました。 インターネットの時代につくづくありがたみを感じるのは、こんなに高評価なのは承服しかねると感じた時にレビューで共感できるお仲間を得られる安心感でしょうか。 | ||||
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読書は中学生以来12、3年ぶりくらいですが、キャラクター同士の会話が面白いのか理由はわからないですが、スラスラと読めました。ちょっとアガサとかエラリイとかヴァンとかカタカナの名前で呼ばれるキャラクターが多いので頭の中がゴチャつきましたが、大丈夫でした。 角島だけで進むのかと思ったら、本土編が途中で挟まれたりしてて、ワンシチュエーションが好きな私にとってはがっかりしたところではありますが、本土でも嫌な人間関係が判明してきて面白かったです。 | ||||
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トリックがわかるその1行には「おぉ!」ってなったけど、それだけ。 犯人の心情がきちんと描かれず、「で?」ってなる。 このトリックすごいだろ!っていう作品。それ以外何もなく、そこ以外何も残らない。 | ||||
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絶海孤島での殺人。そんな容易に人は殺せんでしょ。トリック先行、背景が残念。 でも評判の名作へ敬意を払って評価は満点。 | ||||
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衝撃のどんでん返しでした。 ただ、私はミステリー作家の名前に詳しくないので、登場人物がミステリー作家の名前で呼ばれることが多いこの作品では、ミスリードを味わい、どんでん返しの衝撃を最大限に体感することは出来なかったのかもしれません。 これからミステリー作品をたくさん読んで、再読したいと思います。 | ||||
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. 1986年3月、大分県のK大学推理小説研究会の7人は、無人島にある十角形の館に泊まりがけで出かける。そこは前年の9月に館の主人夫妻と使用人夫婦が惨殺され、庭師が行方知れずになった凄惨な四重殺人事件の現場だ。その地を興味本位で訪れた学生たちが一人、また一人と殺害されていく。果たして犯人は学生のうちの一人なのか、それとも外部からの姿なき侵入者なのか……。 ------------------ 1987年、綾辻行人氏が京都大学大学院生だった26歳のときに出版したミステリー小説です。この作品が契機となって日本のミステリー小説の世界では「新本格派」ムーブメントが始まったとされています。 事実、物語の冒頭で、登場人物のひとりが言う次の言葉に当時の日本のミステリー小説業界で渦巻いていた論争が見えます。 「だから一時期日本でもてはやされた“社会派”式のリアリズム云々は、もうまっぴらなわけさ。1DKのマンションでOLが殺されて、靴底をすりへらした刑事が苦心の末、愛人だった上司を捕まえる。――やめてほしいね。汚職だの政界の内幕だの、現代社会のひずみが生んだ悲劇だの、その辺も願い下げだ。ミステリにふさわしいのは、時代遅れと言われようが何だろうがやっぱりね、名探偵、大邸宅、怪しげな住人たち、血みどろの惨劇、不可能犯罪、破天荒な大トリック……絵空事で大いにけっこう。要はその世界の中で楽しめればいいのさ。ただし、あくまで知的に、ね」(13-14頁) 2012年に出た『 週刊文春臨時増刊 東西ミステリー ベスト100 』では国内ミステリーの第8位に位置づけられています。 わたしは1991年版の講談社文庫『 十角館の殺人 』を2013年1月に読んだことがあります。あれから11年、物語の記憶はすっかり拭いさられていました。だからこそ、「まったく記憶を消して再読したい」と思わせるに足るこの小説を、今回一から味わうことができました。記憶力の衰えが吉と出ました。 赤いニシン(red herring)やバールストン先攻法(Birlstone gambit)らしきトリックが散りばめられて、わずか2日で読了してしまいました。 旧文庫版からは、あのあっと驚く一行の置き場所が変わっているようです。読者をことごとく驚愕させた一文は旧版では、直前の段落と同じ頁に配置されていたため、うっかり目の片隅にその文章が先行して入ってしまうおそれがあったようですが、この新装改訂版ではページを繰った先の第一行に置き直されているため、そうしたうっかりが発生することはありません。 そしてその一行が何だったかも覚えていなかったわたしは、またしても不意を就かれ、ミステリー小説の醍醐味を真っ白な状態で楽しめたのです。 . | ||||
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何かミステリーを読みたく思い、購読しました。 推理小説サークルの7人が春休みの合宿で訪れた、小さな離島に建つ館で起こる連続殺人。 本土の方では元サークル会員・江南の元に告発文であり脅迫文のような手紙が届き、江南は退屈しのぎに手紙の謎を追う。こんな感じ。 館の7人がニックネームで呼び合うのでなかなか 頭に入ってこず、古さを思わせる描写に早々と辟易してしまったが、1人目の被害者が出た所からはノンストップで読んでしまった。 文体は非常に読みやすく、トリック以外の状況はしっかり描写してくれる。 ただし登場人物の人となりや過去はあまり描写がなく、被害者や犯人の行動がリアルではない。 徹底的に『誰が』の部分に主軸を置かれている作品。 犯人の独白でもう生きる意味がないくらいまで言っていたと思うが、ずっとアリバイ工作に必死になっていてその辺りの齟齬が気になった。かと思えばエピローグの行動。どうなりたいの? つまり、犯人のアリバイ工作は捕まりたくないからではなく、単に読者への仕掛けの為だけにあった。 確かに衝撃の一行はありましたが、それが書きたいが為の作品、それが全ての作品だなと感じました。 この人数手にかけるしっかりした動機、十角館である意味なんかがもう少しあればもっとよかったかなと思います。 | ||||
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あとがきで作者が今回の改訂版について説明してあるそうですが、kindle以外の電子書籍を含め、どの目次をみてもあとがき等は記載されていない仕様のようです。 不記載の理由は不明ですが、本の説明のところにその旨の記載があると良かったのですが… 今後の仕様変更で記載されるとうれしいのですが、2024年9月時点においては綾辻さんの説明を読みたい方は電子版ではなく紙版の方を購入されることをお勧めします。 | ||||
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表紙のカバーが見本画像と違い、Huluドラマ版?の物でしたが、通常の表紙も重ねてつけられているので付け替えできます。 他の有名な作品を読んだのをきっかけにミステリ熱が高まり、有名所の小説を買い漁った中のひとつ。 本の紹介動画やなんかで「未読の方が羨ましい!記憶を消して読み直したい!」「衝撃の1行!」とかそりゃもう持ち上げられまくっているのでワクワクしながら読みました。 が、個人的にはそこまででもなかった。 千織が死に至った詳細が出てこないのに、思い込みで復讐してやる!って燃え上がってるけど、メンバーが無理やりお酒飲ませたりしたんじゃなかったとしたら逆恨みもいいとこ。 読んでる途中で「これ、まさか動機が千織には実は恋人がいて、そいつが復讐してるとか安っぽいこと言わないよね…」とか思ってたらそのまんまでひっくり返った。 被害者側にもっと明確で重大な過失がないと… しょっちゅうアルハラやってたとか、千織の死を気にも止めてないようなドクズだったとか。 他にも、仲間内に犯人がいるかもしれないのにアガサに一人にご飯作らせて平気で食べてたり、仲間が用意した飲み物飲んだり、不用心すぎて不自然。何人かで見張り合いながらご飯作らなきゃ、毒盛られるの怖くない?大丈夫?とこっちが心配する始末。 エラリイは名探偵っぷりをちょこちょこ発揮しますが、これまた不用心なので、こいつはいつでも殺せそうだから最後なのか?と邪推。 結局、なんだったのか分からないで死んでる庭師。 ヴァンが犯人っていうのは序盤でなんとなく目星はつきましたが、守須!おまえやったんかい!っていう衝撃はありました。 | ||||
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何回も読んでますが、騙されます! 久しぶりに読んで、またキャラ設定の 素晴らしさに唸りました。 | ||||
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冒頭に犯人の殺人計画があることが明らかにされて始まるにも関わらず、誰が犯人か分からず物語の展開に埋没してしまった。個性豊かな登場人物、怪しげな孤島の館等最後まで飽きさせないストーリーを楽しめました。読み終わらぬうちに次回作を注文しました。 | ||||
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真犯人の目星は途中でつくが、噂の最後の一行はわからなかった。だってほとんど伏線ないんだから。 そうは言っても読み返せば確かに矛盾はないのは事実。 しかしタバコを吸う描写の多さにちょっと驚いた。確かにこの頃の大学生はみんなタバコ吸ってたな。タバコが微かな伏線ではあるんだけど。 | ||||
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どんでん返しの金字塔と呼ばれていますが、どうも私は苦手です。 どんでん返しって言うのかな、これ。 犯人が誰か?を真剣に考えながらミステリーを読み進める方にとっては面白いのかしら??? 〝いかにも〟なあだ名で呼び合う世界観が苦手なうえに、何となく察しがついちゃうし、種明かしがあったところでなぞってきた話の解釈が変わるでもなく、読んだところで何の学びもないし。 子どもの本。(ごめんなさい) | ||||
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読んだ直後 :「いや~、面白かった。これは傑作だな。」 読んで数時間後 :「あれ?でもなんか引っかかるな。何がおかしいんだろ?」 読んだ翌日ぐらい:「ん?この事件って、結局の所は解決されてなくない?」 著者の著述トリックが鮮やかで面白いという点では、ミステリーのファンなら一読すべきではある。 しかしながら、結局ほぼ完全犯罪が成立してしまっており、ある意味「投げっぱなし」というべきオチになってしまっている。 誰が見ても「完全犯罪成立だ」と思ってしまう状況を見せつけられた後、「そう見えるけど実はここに一つだけ小さなほころびがあるよ」と探偵に指摘され、それを引っ張ってみると大きな分解不能に見える一つの塊が崩壊して無数の部品にばらけてしまうという『論理的気持ちよさ』がよくできた推理小説にはあるわけだが、この作品にはそれが欠けている。 鮮やかな犯罪計画を、さらに鮮やかな観察眼と推理で探偵が解明してこそのミステリーであり、その後半の部分の工夫がされていないように見える。 『この箱を開けてみて』と言われて、何か凡人が思いつけないような開け方ができてこそ人々は喝采を送るのであって、『実はこの箱は本当に開かないんです』と言われれば、ふざけているのかと怒る人もいるであろう。 問題作という意味では、この作品のモチーフであるクリスティの作品が、すでに問題提起を済ませているということを思えば、幾ばくかの二番煎じ感と、なにがしかのモヤモヤが残る作品であろう。 | ||||
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文学系YouTuberさんがこぞって勧めるこの本。 ずっと読まずにいたけど、意を決して読んで見ました。 この本が出版されて35年以上がたち、2024年までに沢山のミステリー小説や刑事モノのドラマなどがあり、トリックのネタ明かしがされすぎたためか、犯人あかしに驚きはない。 金田一の事件簿(剛くんバージョン)で 似たようなトリック回とかあったかも。 最後もう一捻り欲しい。 最後の一文に驚きはなかった。 | ||||
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あまりに有名で絶賛されてるので、凄い期待を抱いて読んでしまった作品。 多分何も知らずに読んでたら違った評価になってたはず… 素直な感想は「期待し過ぎた。」です。 でも面白かったし、衝撃の一行は 「えっ?ああっ!」となりました。 流石プロだなぁー!と。 全体的に芝居じみてるというか…舞台観てるみたいな独特のセリフまわしとか呼び名とか…勿論こう作ってるんでしょうが無理な人は無理だと思います。 衝撃の一行後にちゃんと事件全容が 明かされるんですが…そこだけが何とも味薄な感じを受けてしまいました。 オチなのに… そこまでは本当に本当に面白かったので。 こんだけ盛り上げてきておいて 「これ???」って感じは拭えなかったです。いや。面白いんですけどねー… 最後の最後の終わり方はきっちり締めた感じが綺麗で好きです。 ここでも流石プロだなぁーと。 とても優れた作家さんの1本だとは思います。 | ||||
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まじ汚い。カバーに虫。ページ折れ曲がってる。ちゃんと検品しなさい。金返せ | ||||
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配送はとても早く助かりました。まだ1ページも読んでいませんが…とりあえず、見本に出てる画像と表紙のカバーが全然違いました。中身は一緒なのでしょうが…なんというか。 | ||||
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