■スポンサードリンク
アポロンの嘲笑
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
アポロンの嘲笑の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.96pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全10件 1~10 1/1ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
七里さんの作品としてはちょっとストーリーが粗いような気がします。 北の脅威が出てくるのが唐突すぎ。 爆弾を仕掛けた人が短時間のうちに爆弾の解除を依頼するのも違和感がありますね。 さらに死にかけの人が爆弾の解除法を簡単に説明できるというのもちょっと都合よすぎ。 もう少し読者が納得できるようにストーリー展開を緻密にしなければ…と思います。 もう少し頑張りましょう。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
この著者の作品は10冊以上読んでいるが、その引き出しの多さには驚かされる。 どの作品も娯楽として読むには充分な内容で満足できるものが多い。 ただ、この作品は扱っている内容があまりにも重く、その描写が長すぎて読むには辛すぎ、同じ様な描写や人物の心の描き方もくどく感じられ、何ヵ所かは飛ばし読みせざるを得なかった。 主人公の刑事も今一つ華がなく人物像が浮かび辛いのも残念な気がする。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
不可能とも思える決死のミッションを帯びた加瀬邦彦の逃亡大活劇。野犬との格闘・その不死身ぶり・ラストのスタントとまさにミッション・インポッシブルの小説版。作者の政府・東電への大批判、そこで働く人々の実情の暴露等々は、文藝春秋の記事でも読んだほうがましって感じ。物語とさほどリンクしていないし。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
さあてミステリーと言えるのかどうか。東日本大震災のときの東電のあまりにもひどい自分勝手な有様と政府のふがいなさを訴えたいのであろうか。途中で出てきたある男の正体がすぐ想像がついて、そうなると主人公の加瀬邦彦(仁科も刑事そうかな)の行動も先が読めてしまう。結末も。ちょっとミステリーとしては弱いかな。うーんサスペンスか。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
天は我に試練を与えた。 優秀だから。 たぶん・・・きっと・・・。 不幸というか課題というか、ここまで連チャンかかると、神の作為すら感じられる。 どんだけ~!?前世で“いけず”な行いしまくったねん? イビられてイビられて、でも、家庭の温かさと思慕の念に、友情を教えてくれた家族のご恩に報いるため、身命を賭しての決死隊。 南無。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
『カエル男』から読み始めて犬養隼人シリーズ、御子柴礼二シリーズetc…ハマりにハマって読んでいますが、これらに共通しているのは同じ世界観で繋がっていて、カエル男に出てくる若い刑事が犬養隼人シリーズに出たり、法医学の教授がチラホラと顔を見せたりと同じ世界観の中でそれぞれのキャラクターがそれぞれの立場で事件の謎解きをするという……個別に冠番組を持っているヒーローがある事件で共闘したり、ゲスト出演する事で同一の世界観を認識出来るのが嬉しい感覚があるんですね。 ただ、今作『アポロンの嘲笑』ではそういった他作品との絡みは無いのが新鮮ではあります。 ただ、どの作品をとっても社会的に問題になるようなテーマを根底に持っており、今作は東日本大震災と福島第一原発の問題。 それに絡んで某国の影が見えたり、我々が声を大にして言いたい原発への想いを文章で声高に主張してくれてもいるような感じはしますね。 で、内容は震災当時にマスコミが散々垂れ流した時系列の状況に肉付けした感じでストーリーはドラマティック過ぎる事も無く寧ろ淡々と平坦な感じでラストに至るまでいつものドンデン返しが無いように感じました。 いや、ソレはソレで良いんだけどね(笑) テーマもシッカリしてるし、飽きさせない表現は流石です。 ただ、悲しいかな現実的にはどんな大事件も人気のワイドショーやベストセラー小説で声高に叫んでも政治の中枢には絶対に届かないし、ソレを仮に政治の方が見聞きした所で相手にされないんだよね。 面白くて新鮮な感じで読んだけど、物足りなさは感じてしまいましたね。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
テーマはかなり重いです。が、思ったより、読みやすかったです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
どんでん返しの帝王による、どんでん返しのない警察小説です。 東日本大震災と福島原発を題材に物語が展開されていきます。 東電とこの国の原発事業の闇が透けて見え、 震災後、彼らに感じていた憤りを思い出しました。 あの事件を決して忘れてはいけないなと。 それなりに面白かったのですが、 中山さんに期待していたのはこれではなかったかな。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
東日本大震災の時の福島原発を絡めて物語を書いていますが、そこにリアリティーが全くないので、感情移入ができずに、かなり薄っぺらく読んでしまいました。 物凄く、つまらないわけではないのですが、イマイチ入り込めませんでした。 設定のリアリティーが気にならない人には、それなりに楽しめる作品だとは思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
東日本大震災の最中に発生した殺人事件。その犯人が移送中に余震の混乱に乗じて脱走した。犯人はある目的を遂行するため命を懸けた行動を起こす。 原発問題がリアルに描かれており、それとミステリをうまく絡めて物語が展開されていくのだが、事件の動機の描写が弱かったのが残念だった。 悲惨な過去にも負けず力強く生きてきた加瀬の、金城一家への感謝の気持ちが描かれていたのは分かるのだが、それが今回の行動につながるのかリアリティがないように感じた。公安の刑事まで引っ張り出したのなら、もう少し巨悪を描いてほしかった。 最後の終わり方も誰も救われない感じで読後感もよくなかった。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!