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後妻業
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後妻業の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.21pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全117件 21~40 2/6ページ
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結婚相談所を介して知り合った高齢男性を篭絡し、 遺産を掠め取る「後妻業」を描いた作品。 現実に同じような事件もあり、 (特に前半の)内容は非常にリアルに感じた。 作品中の悪役たちは、みな一癖も二癖もあり、 思考過程や行動を見ていると、背筋が寒くなった。 後半は、バイオレンス的な内容であり、 スリリングな展開であった。 ラストは、少し物足りない気がしたが、 結局、悪役たちの誰も得をすることが出来なかった ことを含めて、順当な結末だと感じた。 | ||||
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よく取材がされてあって、読み応えバッチシ!!。黒川作品はキャラが立っていて好きです。 | ||||
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こないだツタヤでレンタルDVDを見てからどうしても原作を読みたくなって注文しました。 久々のホームランという出来で、今日の午後三時から七時半までかかって完読しました。いやー、面白かったです。映画を知っていても原作に引き込まれるのは気持ちいいです。途中で飽きるということがない展開です。 映画を見た人なら分かると思いますが、基本的に映画は原作に忠実です。とはいえすべて同じというわけではありません。一か所、ものすごく大きく違っているところがあります。その差異が逆に原作の良さを強く感じさせます。 とにかく読んでみてくださいとしか今は言えません。この作者がほかにどんな作品を書いているのか分からないのですが、大変力のある作家さんが出てきたと他の作品を探すのが楽しみです。 | ||||
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著者の作品によく見られる、追いかけ、追いかけられ続ける展開と、報われない結末。 いつものように面白かったが、今回は結末の続きが気になりました。 小夜子の遺産を相続するのは誰か。 ネット上で答えは出てる筈だが見つけられない。 考え始めると、守屋弁護士の言うように然るべき人に渡るかは微妙なようで。 中瀬耕造を被相続人とした小夜子の相続は既に始まっている。 小夜子自身は当然、遺言の類を起こしていない。 小夜子に実子が本当に居ない場合、相続人は実弟の黒澤博司?そんな。 いや、小夜子の籍は武内のままだから、法定相続人は武内宗治郎の実子か。 どうなるにせよ、中瀬耕造の財産は短期間で全く関係無い処へ飛ぶな。 中瀬姉妹の、小夜子に対する遺留分請求は可能だろうけど相当な変則ケース。 守屋が言うとおり満足な取り分は得られない?判例なんてあるのだろうか。 遺留分は姉妹合わせて中瀬耕造の財産の1/4?請求相手は武内ブラザーズ? 法律でスパッと決めることは出来そうにない、か。 「小夜子から被った損を取り戻す。」中瀬・武内の双方が色気出すと更に揉めそうで。 | ||||
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とにかく面白い! 地元を舞台にした物語は、作者が実際に歩いた風景から書き上げた力作! 迷わず読めよ、読めばわかるさ! | ||||
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映画化も決まった後妻業 映画ではいくらかのコメディーも入ってる様子だがミステリアスな要素が多く詰まっている。 また、読んですぐにメディアではあまりにも似ている事件が流れ黒川博行の取材能力に仰天 小夜子と柏木の極悪コンビのやりとりにもドキドキして見入ってしまい、気が付いたらページが1枚、2枚といつの間にか黒川ワールドに引きずり込まれていた。 | ||||
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これ、面白いです。映画は観ていませんが、小説は自分でイメージできるので楽しいです。ラストは・・・?お楽しみください。 | ||||
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おどろおどろしい、と思いながらもあっという間に読み進めてしまいました。後半には黒川モノには必須?のドンパチもあり、スピード感は別格の感あり。 | ||||
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おそらくリアルに描いているのだけど、60や70歳の女が、それよりだいぶ上の妻を失った一人やもめの財産もちを狙うのだが、 その年齢に驚く。若い女性ではないのだ。実際に肉体の関係ももつから、すごい。 高齢者が結婚相談所に登録して、そこが狩場になるのもリアル。 孤独な男はいつの時も弱い。高齢+孤独…よく考えたら、こんな隙だらけなものはない。 伴侶がいるなら、先に死んだほうがいいかななどと思ってしまう。 なにしろ、保険金が絡まない事故死は警察も捜査しないのだから、家族が大変だ。 小説ながらも、ノンフィクションのようなリアリティがあってとても面白かった。 | ||||
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ある程度の年齢に達すると、やたら現実味を帯びる話。 年上の知人がこんな話に巻き込まれていて、内情を探ろうと読んでみたら、実の子の手にも負えない理由を教えてもらった気分。 後妻業者かどうか判別できぬまま、知人は妹まで人質に取られた状態。 生きているうちから吸い取られるのだから、こうした話のほとんどは事件未満だろうな、とため息が出る。 こちらは読みながら『ああそうそう、そんな感じよね』とやたら納得しつつ、当然の成り行きを再確認していく。 悪意なき犯罪者とかサイコパスとかは、読書だとこうも楽しいのですね。 | ||||
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映画を見る前にと思って、小説を読んでみた。 70近いおばあさんが、こんなに次々と男をあやつれるかね?なんて思ってしまいそうだが 小説の発表からしばらく後、例の事件が起きてニュースになった。 小説中、悪党の柏木でさえ、舌を巻く小夜子の悪党ぶり。 性根の腐りきった二人の掛け合いがユーモラスで怖い。 最後のほうはあわただしい展開だが、自分はサッと読み切れる長さがちょうどよかった。 黒川氏の作品では、組織から外れてしまった元刑事の暴走と悲哀を、 やはり関西弁オンパレードで描いた「悪果」と「繚乱」も面白かった。 | ||||
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登場人物が悪人だけという読んでいて気分が悪くなる小説であるが、 現実にこういった人間達が跋扈するのがこの世の中である。 登場人物は社会のダークサイドで法律の網をかいくぐり、 キーワードは金で、欲とエゴを丸出しだ。 読みやすい文章で、展開もスピーディ ーで、娯楽小説としては水準が高い。 金に盲従する人間の醜悪な部分にしか本書では焦点が当てられていないため、 人間の描き方が浮薄になるのは致し方 ないとして、遺産相続に関わる法的知識、社会の仕組みが本書を読むことで 自ずとわかり、とても有意義であった。 | ||||
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破門より上かも? 桑原さんと二宮さんを登場させていただきたい。 | ||||
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どんな女なのか、その背景は、と興味深く読みました。ただ、文庫本なので活字が小さくて些か読みにくかったものの、一気に 読みほしました。儲けた金の行方も気になりましたが、まあいいか。実際に起きた事件と照らし合わせて読みました。 | ||||
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遅ればせながら、やっと読了。例のチサコ事件が同時期に起こったが、チサコ容疑者は生存。恐ろしい。 詐欺師がどのようにして詐欺師となるのか、丁寧に書き込まれており、理解出来た。また、元警官のもう一人の主役、はプロ根性で丁寧に犯罪を紐解いていくが、こちらもある意味ホラーであると思う。 映画が公開されているが、見に行こうかどうしようか、もう少し考えよう・・・。 | ||||
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本日8月28日確かに戴きました。 早速のご送付有難うございました。 新本に近い良い状態でした。 | ||||
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さすが黒川作品テンポがあって良かったです。 映画も期待しています。 | ||||
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最初から3分の1ぐらいは性根の腐った悪党しかでてこなくて読み切れるか自信を無くすほどでしたが、そこから登場人物が増え切り口も増え楽しんで最後まで読み切りました。 そんなに奇麗でないおばはんが次々と年老いた男をたぶらかして財産をくすねていくというのが話の芯で、どういう神経の持ち主やったらこんなことができるんかと疑問に思う点を見事に描いている黒川さんはすごいと改めて感じた作品です。 悪党を書かしたら天下一品ですね。 映画化もされるそうで、キャスティングがイメージとぴったり合っているので見てみようかなと思っています。 | ||||
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映画の予告編をみて、読みました。映画がさらに、みたくなりました。 | ||||
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「後妻」と聞くだけでも世間一般にはあまりいい印象が無いですがそれを生業とする人って本当にいるんですね 現実の事件で知って本書の映画化が決まってから読みましたが・・・うん、間違いなくこれは大竹しのぶさんのハマり役ですね 昔みた「黒い家」を彷彿とさせる演技が期待できそうです 肝心の内容は実行犯、被害者、探偵の3つの立場で進行するわけですがそれぞれの立ち位置から思惑が絡み合って後半にかけて一気に面白くなってきたと思ったら終わり方が急でちょっと残念でした しかし高齢化社会の昨今この本のような内容の問題はこれからもっと表面化するのではないかと非常に興味深い題材であることは間違いありません もし、両親が資産家の方には、是非一読をお薦めします | ||||
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