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イノセント・デイズの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.44pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全130件 21~40 2/7ページ
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母親から引き継いだ意識を失う奇病ゆえに家族との生活を奪われ、その後はどこを切っても不幸と描かれた断面が出てくる真っ黒な金太郎あめのような人生。30歳という短さに終わらせたのは彼女自身だった。関わる時代時代の男女に蔑まれたり利用されたり。その理由は整形を繰り返してしまうことに象徴される自己肯定感の低さゆえに違いない。これでもかと2度も濡れ衣を自らまとう。彼女の無実を照明しようと動いたのは家族ではない彼女に引き込まれる3人の男性たち。金太郎あめの終わりになる9月12日静かに逝くシーンここが結局の見どころとなるだろう。身勝手に「死にたかった」と手を染める殺人者が存在するがこの小説はその類ではない。桜が散るように消えていくイノセンス「純粋な」命を惜別の情で見送る新米刑務官と共に体験することになるだろう。 | ||||
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実際に、刑事裁判に関わったけど、警察の捜査や裁判では、真実が分からないのは事実。 それは、関わった人全てが事実全てを話さないから。映像化されましたが、そちらもよく出来てます。 | ||||
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一人の女性に対して関係者が語っていくスタイル。話は面白かったし、構成も良かったですが所々スッキリしませんでした。 以下ネタバレ スッキリしなかった部分 ・なぜ慎ちゃんは幸乃にあそこまで執着するのか? ・幸乃はなぜ慎ちゃんに対して反応したのか ・事実が判明したのに覆ることはなかったのか 等… とりあえず犯罪した奴らや暴力奮ってた奴らがお咎め無しなのが1番スッキリしなかった。 いくら自分でやりましたって言っても調べるのが警察なんじゃないのか?弁護士も無能すぎないか? | ||||
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サラッとした終わり方が好みでした。交差する人の想いの描写が絶妙で、優しい文章だと感じました。星1つのマイナスは、少し複雑に絡まってるのが分かりにくい部分があったためです。 丁寧な内容なので、とても面白かった。 | ||||
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途中で閉じたけど、改めて開いてからは、一気に読みました。 辛くなる…。 | ||||
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この本を読んだ人の殆どが、幸乃に幸せになって欲しくなると思う。 優しくして、助けてあげたくなる人も居ると思う。 本当に幸乃を一生必要として、離れていかない覚悟がなければ、その同情はかえって彼女を傷付けてしまうのにも関わらず。 だいたいの人は出会いと別れを繰り返す事に慣れて大人になっていく。 友達と仲違いして離れたり、恋人と別れたりは、胸を掻き毟る位に辛いが、いつかは傷も癒えて、自分の人生を大切に生きていける。 幸乃は幸か不幸か(彼女が置かれた環境下では不幸な特性でしかなかったが)無垢で愛情深く、それ故に無防備過ぎた。 相手が自分を本当に大切にしてくれているか、自分が全身全霊をかけても良い相手か、ジャッジする事なく愛情を傾けてしまう。 そのたびに、こちら側は幸乃を助けたくなったり、理不尽な相手に憤りを感じたりする。 本中に出てきた幸乃を支援したいと申し出た大方の連中同様に、安っぽい正義感では幸乃の気持ちを動かせないのは当然なのに。 例え相手が『慎ちゃん』でも、幸乃にもう一度は無かったんでしょう。 慎ちゃんの言葉に決心がぐらつきそうになっても、当然死ぬのが怖くても、それよりも誰かを全霊で信じて、また見捨てられる事の方が怖くてしかたなかったんでしょう。 ヒカルの様に、幸乃もまた母になるまで生きていれば、人生は変わったのにと思ってしまう。 | ||||
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良かった | ||||
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冒頭からとても引き込まれました。 徐々に明かされていく内容もテンポが良くて読みやすいと思います。 何読もうかな〜って迷ってる人にオススメしたら大抵面白いと思ってもらえると思います。 | ||||
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読み応えがある本だと思います。 しかし多数の人間の描写が細かく長い割に 主人公が亡くなってからの後が殆ど書かれてないので、読後とても気持ちがもってかれました。 10代のイジメや家庭内暴力などが繊細に生々しく書かれていて記憶に残る本になると思います。 | ||||
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世の中の有りがちな事件に疑問を感じている方、社会派ミステリー好きの方におすすめです。 内容は、ありがちなストーリーでありがちな犯人像に仕立てられた主人公を複数のストーリーでその真実を浮かび上がらせるものになっています。また、目次の使い方と構成が逸品で、文章も読み易いので、1日で読み切ってしまう小説です。 面白いのが主人公視点での話は少なく、周りからどう見えているかを主軸に主人公を描いているので、本人がどう考えていたのか、また周りも本当の所どう考えていたのか曖昧な部分もあり、それが更にありがちを助長しています。 それぞれの登場人物の深掘りが足りないという声もありますが、恐らくそこが曖昧だからこそ、自分達に置き換えた時にどうなのかを考える余地を作っており、絶妙な情報量なのでは無いかと思いました。 | ||||
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映画でも小説でも、どんなに感動しても名作!神作!と思っても、レビューなんて書きたいと思ったことのなかった私が突き動かされて、今これを書いている。 そういう力のある小説でした。 普段ニュースを見ていて、凶悪事件やその犯人、被害者の話を聞く度に、憤り、同情、悲しさ、つらさといったシンプルな感情を抱く。どうかこれからも自分とは無縁の世界でありますようにと願う。 その一方で、この人たちの人生は本当にこんな内容なんだろうか?とも考える。別の角度から見れば全く違う見え方をするのに、決して報じられない(悪意があって伏せているわけではなく、単に知らない・情報がない)面も存在しているんじゃない?とも。 結局は実際のことなんて分からないから受け流すし、ニュースは毎日変わっていくけど、そう考えることだけでも、受け取る情報をすべて鵜呑みにしないことだけでも大切にした方がいいんじゃないか?…と、日々なんとなく感じていたものが具現化されたようなお話でした。私にはとても迫り来るものがあった。 例えば身近な人間関係でも、一つの事象に対する捉え方が人によって真逆で、またどちらも嘘ではない場合がある。 例えば戦争はどちらも自分が正義と疑わずに始まる。 物事は立体的であり、平面的な情報は物事のごく一部を表すものでしかない。 久しぶりに貪るように読んだ小説でした。 どんなに悲しいニュースを見聞きしようと、安易に「いかにも」なんて思わないように、これからも生きていきたい。 | ||||
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登場人物が多く、ややこしいところもありますが、内容は非常に面白い。 人間関係が複雑に絡み合い、展開が読めないところが良い。 | ||||
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とても悲しい話 最後の最後 ギリギリまで光が見えない。光が見えても救われる話ではないけど、一気に読みました。 | ||||
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幸乃の闇は、救いようのない深い深い闇だった。 何度も何度も、裏切られ続けた幸乃。 全部リセットできたらいいのにな ゲームみたいに。 愛した人に言われた言葉。 もしかすると、本当は幸乃が一番望んでいたのかもしれない。 必要とされる人間になるために、 皆んなの罪を背負い、 その道を全部、選んだのは私だと、 誰のせいにもせず、 ただただ、死を待っている。 早く、この世からいなくなりたいと。 我々人間は脳が発達し過ぎたのだろうか… 人間、つまりホモサピエンスは、優れた脳を持ち生き残り、進化を遂げた。 だからこそ、想像もつかないような未来を構築する。 そして、人間ならではの感性を持った。 感性というのは素晴らしいものだ。 しかしその感性は、 暗黒面をも、より強くする。 野生の世界で、草食動物が肉食動物に食べられるところをみて、可哀想だと思う人間。 いや、それより人間の方がずっと残酷だ。 虐待、差別、拷問、いじめ… そしていつからか、人間は自ら命を絶つようになった。 弱さ、孤独、怖さ、感情で人間は死を選択する。 私は思う。 人間こそ、どんな生物よりも、 常に死と隣り合わせなのではないかと。 様々な問題を抱える現代社会。 生き残るためには、より抽象度を上げていくことが重要だと改めて考えさせられた。 さもなくば、明日我が身を殺すのは、 自分自身になるかもしれない。 | ||||
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この作家さん、初読みです。 竹内結子さん主演でドラマを制作と聞き、読んでみました。 祖母に引き取られてから劣悪な環境で 成長せざるを得なかったのは確かに可哀そうだと思う。子供時代は大人に従うしかないでしょうし。 ただ、中学生になれば善悪の判断はついているはず。親友といえども罪を被るとか、やってもいない放火殺人罪で死刑になるとか、田中幸乃は 生きる事に楽しみを見いだせない 不幸な女です。 そして、その他の登場人物も ほとんどがクズばかり。特に幼なじみの慎一が、古本屋の事件で出頭していれば、事態は変わったかもしれないと思うと、イライラしました。 でも、生きる事を あきらめてしまった幸乃には、翔や 慎一や 刑務官の佐渡山が いかに奔走しようとも救えないのかもしない。 的外れかもしれないが、DV彼氏の啓介が、病気に負けそうな幸乃を『根性を見せろ!』と殴ります。 そう、逆境に抗い、生き抜く根性があれば幸乃にも幸せが訪れたかもしれないと思うと残念な結末でした。 最後に竹内結子さんの ご冥福を お祈りいたします。 | ||||
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息が詰まりながらも一気読みした。させられてしまった。手垢のついた言葉ですが「真実って何だろう?」と。主軸となる幸乃の物語だけでなく、それを取り巻く登場人物たちに対しても。頼もしく正しいキャラクターのように思えた人物が、他の人物視点では酷く白々しく感じたり。幸せの形も正義の形も角度によって…なんなら角度は同じでも心持ち一つで変わってしまう、そんな危うさを実感しながら読みました。イメージ、先入観、思い込み、固定概念。そういった物にまみれた社会や自分自身についても考えさせられる作品でした。 | ||||
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こんな運命もあるのか、という作品です。すごく引き込まれました。 | ||||
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いつも寝る前に本を読み、あまり話がつまらないと3行くらいで寝落ちしますが、先が気になりあっという間に読めました。 | ||||
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警察、検察、裁判官の仕事の杜撰さを、マスコミの無責任な報道の在り方を、あるいは人間という生き物の冷酷さを思い出させてくれる作品です。 起訴に対して有罪率99%というこの国の恐ろしさは、ともすれば北朝鮮のごとし。 日々を安穏と生きている私にとって、幸乃のような人物は奇異に映るが 実際にはそう珍しくもないことは解っているつもりである。 私のような、比較的恵まれた環境に産まれ育った人間が、そうでないご家庭を腐すような真似はしてはいけないし、ましてや子ども達にその陰を落としてはいけない。 しかし生きていくうえで警戒心は絶対に必要であるし、付き合ってはいけない人種というのはいつの世にもある。 子を守り育てるというのは凄まじいジレンマを持つ大仕事だ。 大人は子どもを、自らを愛し、律し、心優しく、適切な判断力や行動力を備えた、強くしなやかな魂に導かねばならないと言ったら、 それは途方もない話だ。 それでも…作中の彼ら彼女らが、比較的正しい親に比較的正しく育てられて居れば。あるいは自らを育てられて居たら。 そんな無茶なことを考えてしまうほど、登場人物の歪さに、その数奇な運命に、胸が締め付けられた。 | ||||
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安易なハッピーエンドにならなくて感謝します。しばらく頭から離れないでしょう。 | ||||
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