■スポンサードリンク
殺戮にいたる病
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
殺戮にいたる病の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.78pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全394件 241~260 13/20ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
「ホラー 小説 おすすめ」で検索すると必ずこの作品が出てくるので読んでみました。 すごく猟奇的な描写が印象的でした。 読み出すと、先が気になって一気読みしてしまいました!どうなってしまうのか、まったく予想がつきません!犯人と犯人の家族と刑事の3つの目線で読める所がとても面白いです!私はとくに犯人の家族の目線がとてもハラハラして1番好きです。他にはあまりない作品だと思います(*^^*)一度読んでみてほしいです(*^^*) | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
この手の本はレビューといえどもあまり内容は書きたくないのですが、一箇所だけ書こうと思います。 内容はすごく良くできているのですが・・・ 本の中である(実在する)曲が出てくるのですよね。 個人的にこの曲が思い出のある大好きな曲だったのですが、この本を読み終えてからその曲を聴くたびにこの本の内容を思い出してしまって・・・ 我孫子さん、何故この曲を選んだんですか?もう昔の思い出を重ねて聴くことができなくなったじゃないですか(泣) 内容間違いなく★5なんですが、個人的に上記の理由で★-1です。 岡村孝子さんが好きな人はお気をつけて・・・ | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
至ってフェアな推理・・・というか先の展開の推測ができる伏線は少ない気がします。しかし、読者が限られた情報を想像で補うことで、そう思い込まされても仕方ないんだよなぁ~。ルール違反じゃあないんだよな~、でも、分かるかよ!という、化かされた感いっぱいになる作品。しかし、気持ち悪いが面白い。 『ハサミ男』や、この本を読むと、映像作品でも漫画でもなく、本だけにしか表現出来ない何かに出会えたことを天に感謝したくなる。 作中に出てくる岡村孝子さんの曲は 「夢をあきらめないで」 「はぐれそうな天使」 です。後者は作中にタイトルが載っていませんが、名曲です。 頭の中であの透き通る歌声をリフレインしながら読むと、より犯人の狂気を感じられます。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
絶対に騙されない、と意気込みあれこれ考えながら読み進めた。途中、妙にリアルな殺人描写に慄然としながら最後の衝撃的な一文にたどり着いたのだが、初めはその一文の意味を理解できなかった。頭の中には、トリックの色々な可能性があったのだが、どうやらそれを遥かに越えていたようだ。その一文が理解できずに悶々として、もう一度本を読んで、思わずにやついた。これはやられた。 読者には、出来れば予備知識無しで読んでもらいたい。レビューにはなるべく目を通さないで生の状態で読んで欲しい。一度目は最後の一文に頭が混乱し、二度目は巧みに張られた伏線に思わず笑みがこぼれる事だろう。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
話の内容は気持ち悪いです。嫁にも何でこんなん読もうと思ったん?って言われるほどに。でもそこは我慢して読んで下さい。正直、最後の数行を見るまでは凡作にしか思えませんでした。でも文章も読ませてくれるので3時間程、あっという間でした。 ほとんどの方がレビューでトリックに騙されたとあって初めから構えて読んでいたが、最後まで気付かず、その最後で不謹慎ながら笑ってしまいました。で、もう一度読み返してみて、やっぱりこれは凄いと思いました。でも、気持ち悪いです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
って思ってしまうぐらいに、殺しのシーンが読んでいて脳裏に鮮やかに浮かぶ。 実際にやったことのあるものにしか分からないだろうに・・・・と言いたくなるほどの リアリティのある描写が強烈だ。 本書を読んで、改めて作家の持つ想像力に感服した次第です。 ストーリーよりも文章表現の技術に打ちのめされた一冊です。 もちろん、ストーリーも光っていますが、「激辛ラーメン」のようなもので 多くの人に勧められるものでは無いので星4つ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
良作。途中でなんとなく「仕掛け」に気づいたが、そのまま最後まで楽しめた。また二度読みする楽しみもあり、細部の伏線の張り方は丁寧。 ある行動描写が物語のキモだが、ここで読者の好き嫌い、作品の評価が分かれるのではないか。私自身は取材できているという意味で肯定する。 竹田先生、この人はアスペじゃないかな。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ホラーというかグロい。変態、変質者。その行為が、読まずにいられない。突飛な話に惑わされ、最後は驚きました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
連続殺人犯、犯人の家族、犯人を追う元警察官の3人の視点で物語が進行していくが、 犯人が死体愛好者でかなり気持ち悪いシーンが多い。 被害者を殺して何度も死姦して、身体の一部を切り取り持ち帰りそれを舐めながら自慰に耽る。 こんなシーンが何度も繰り返されるので読むのがキツイ。 叙述トリックを見せるための作品で、序盤から多くあるミスリードに見事に騙された。 ヒントが何度も書かれていて読み終わった後に納得。繰り返し読んでしまった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
学生のうちに読んでほしい。 これ以上ワードを出すとネタバレになりかねない。 叙述トリックが理解できたときほぼ確実に心を抉られると思う。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ミステリー 特に叙述トリックに騙されたく、ネットで評判の本書を手に取りました。 全体を通し、とても満足のいく面白い作品でした。 ただ、「見破ってやろう」と疑ってかかったが故、半ばでトリックに気づいてしまった事が残念でなりません。 それでも、見事なトリック、それを抜きにしても読み応えのある作品に大変満たされた読了感に感激しています。 お気に入りの作品として、またいつか読み返してみたいと思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
⚪︎稔、稔の母、刑事の3つのパートからなりそれぞれの視点で描かれている。 ⚪︎時系列は各パートでずれていて徐々に近づいていき、最後に交差する。 ⚪︎3人の内面がうまく描写されている。人によって誰に感情移入出来るか違うのではないか。 ⚪︎稔の殺害シーンは残酷だがどこか美しく見せる著者の文才は見事。ただ、人によっては気分が悪くなると思うので万人受けはしないと思う。道尾秀介の「向日葵の咲かない夏」似た気持ち悪さがある。 ⚪︎稔の殺害シーンでは、岡本孝子の曲を聴きながら読むと没入感がすごい。 ⚪︎最後のどんでん返しにはまんまとやられた。凄まじい爽快感。これを踏まえてもう一度読み返してみると思わぬ伏線があるかもしれない。再読をオススメする。 ⚪︎時系列、視点がバラバラなのでパズルのような楽しみ方が出来る。そんなにページ数もないので一気読みも可能。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
僕は高1で小説より漫画派で 小説自体はあまり好きな方ではないです が、これはなんというか本屋で見つけ 「はっ」となりました 題名に惹かれ、裏に書いてある あらすじ?に惹かれ買おうと思いました 今となっては「名作」 この言葉がとても 似合う良い本だと思います 読み終わってえ?となりましたが あぁそういう事かとなり 既に3.4回読みましたというか そのぐらい読み返さなければ 分かりませんでした 周りの人の説明を聞くより 読むほうがいいと思います 凄くおすすめです 読んで損ないと思います | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
最初と最後のくだりがのためのミステリーです。 犯人の異常性もさるものながら、登場する「母」の奇行も双璧をなす恐ろしさがあります。 キンドル版で読むと後で読み返ししにくいので、おもしろい!と思った人はちょっと不便かもしれません。 グロいレトリックはありますが、適当に読み流せばいいかと思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
この物語は「犯人は誰だ!?」なサイコ・サスペンスではありません。 始めから犯人と結末までも明かしているという希な物語! だって、「主人公」が犯人だから。 犯人(主人公)の第一の殺人から始まり、エスカレートしていく様を犯人主体の目線で、 (犯人の家族と、引退した元警部補と、被害者の妹の心の葛藤も織り交ぜて) 進行してゆく物語。 それにしてもかなりの猟奇殺人の繊細な描写にビックリせざるおえない・・・。 この犯人、「完全なる女の敵」といっても 、過言ではないですよ。 犯人の主張、「俺に愛される資格がある。」とか。 読んでいてだんだん腹が立ってくる。 こんな独りよがりの自己中男に同情は「無い」。 しかし全てを読み終えると全く違った印象を受けた。 この本は確かに「サイコ・サスペンス」であると共に、「偉大なる預言書」 であると自分は解釈思った。 この本は20世紀に書かれたものだけど、21世紀の現在、ようやく 最近囁かれ始め、「名」がつけられ、呼ばれるようになった「毒親」 (この本が書かれた当時は、この言葉や概念がなかった時代なので もちろん「名」では言っていないが)、の誕生とそのメカニズムと警告と もいえる言葉を、作者があとがきの部分に記してあって読んで、驚愕した。 この本は、この犯人(主人公)の様な人間達が現れるように なった根源には「戦後の昭和の急速な発展による、それまでの家族関係や、 社会環境の激変にある」と記していたのです。(詳細は実際に読んでみて下さい) 映画「ALWAYS 三丁目の夕日」が大ヒットし、いわゆる「昭和ブーム」 なるものが起き、皆が「昭和の時代は良かった」的な風潮になったのは 記憶に新しい。 しかし「光あるところに闇あり」という言葉があるように、時代もまた どの時代にも、どの国の時代にも、「光」の部分と「闇」の部分は必ずある。 当然、「昭和時代」にも「光」部分と「闇」の部分はある。 映画「ALWAYS 三丁目の夕日」は昭和の「光」の部分のみを描いた作品 であり「闇」の部分触れていない。(美化して描いているともいう) これは自分自身も前からずっと思っていた。 昭和「ゴジラ」のシリーズをずっと見てきたから分かる。(ゴジラファンなので) 「ゴジラ」シリーズでは、(特に初期の作品)しっかりと昭和の「光」と「闇」 が描かれている。(しかも「ガチ」の昭和のリアルタイムの作品で。) 善人も登場し、悪人も登場し、(しかも金の為に、平然と殺人する極悪人など!) 社会は複雑で、様々な問題を抱えているということを訴えるシーンもある。 なので映画「ALWAYS 三丁目の夕日」には自分は全く興味がなかった。 しかも、よりにもよって「ゴジラ」を生んだ「東宝」がまさか制作するとは・・・・。('・ω・`) おまけに二作目の冒頭で「ゴジラ」をゲストで登場させるとは・・・。(T▽T) 昭和の「闇」の部分から発生した後の「影響」にいち早く気づき、 物語(小説)という形で伝えている作者は本当に凄い! 言われてみれば、「毒親」と呼ばれる親は、「戦後の昭和生まれ」で、 初期の頃生まれの人は、もう「孫」がいてもおかしくない年齢層、 後期の頃の生まれの人は、「親」になっていてもおかしくない年齢層。 だから「今」、「毒親」と呼ばれている所からみても確かに作者の「予言」 は当たっている。 時代は、ずーと一本道で続き、繋がっていて、「昭和」とか「平成」とか、 単に名前をつけて区切りしているだけなんだと思い知らされる・・・・・。('Д⊂ | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
とても実写化はできないような凄惨な連続殺人事件が描かれてます。 最後の1ページで読者の想像をガラリと覆す叙述トリックも凄いのですが、 そこに至るまでのサイコキラーの描写が群を抜いています。 吐き気がするほどのエログロですが、怖いもの見たさでページを捲る手が止まりませんでした。 小説を読んでこれ程までに陰鬱な気分になったのは初めての経験です。 叙述トリックが好きな方というより、サイコホラーが好きな方に読んでもらいたい作品です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
最後まで気付けず仕舞いでした。 こういったトリックの使い方はどこか違和感が出るものですが、なかなか上手く構成されています。 殺人などの猟奇的な場面は、変態め!と思う事が多々ありますが、そこさえ平気ならば読んでみてください | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
いやー、主人公サイコすぎです。 完全に騙されましたー。 いやわたくし、ミステリで騙されなかった事がないのですが。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
叙述トリックの傑作という意味では、イニシエーションラブと似た感想です。 最後の大どんでん返しのための作品です。 思った以上に読みやすくあっという間に読めました。 ただ、犯人がかなりの性的倒錯者のため、その描写の印象に引っ張られると 作品自体が楽しめなくなる可能性があります。 (個人的には、それでもかなりライトな表現にとどめているなという印象はありましたが。) ある程度古い作品であることと、題材がサイコなことで敬遠してしまう方が多いのではないかと 思いますが、非常に読みやすかったのでミステリ好きの方は読んで損はないかと思います。 見事なミスリードです。よほど気を付けて読まないと騙されます。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
評判の高い作品だけに期待して読んだのだが、期待以上の作品だった。巧みなトリックを組み込んだ、かなりハードなサイコ・キラー小説。 東京の繁華街で猟奇殺人を重ねるサイコ・キラー、蒲生稔。非常に恐ろしい物語は、蒲生稔、蒲生敏子、退職した元刑事の樋口武雄の三人の視点で交互に綴られる。 犯人は最初から蒲生稔と判明しているわけで、元刑事の樋口が蒲生稔の兇行に如何にして終止符を打つのかというのが物語の大筋の流れである。しかし、その陰で次々と猟奇殺人を重ねる蒲生稔の狂気と惨劇の光景が非常にリアルに綴られ、それに目を奪われるためか、知らぬ間に著者の術中にはまっていく。 徹底的にサイコ・キラーを描き切った小説というと、海外翻訳小説には数多くあるのだが、日本の小説では余りお目に掛からない。最近の日本の小説だと誉田哲也の『ケモノの城』だろうか。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!