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ローマで消えた女たち
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ローマで消えた女たちの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.60pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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連続殺人事件を追う、記憶を失った教誨師マルクスと、事故死した夫が殺されたのではないかと疑う写真分析官サンドラ。二つの筋に途中で挟まれるなぞの男のエピソード。複雑な筋に、何度も登場人物表を照らし合わせて読まなければならなかった。2人が交わってからも更に登場人物は増え、事件は複雑化する一方。でも、それに耐えて最後まで読むと、驚愕の真相が浮かび上がる。 それにしても、前作の「6人目の少女」といい、この作品といい、作者は「悪とは何か」をずっと考え続けているようだ。悪は特別な誰かのものではなく、誰でもが持ち合わせているもの。何かのきっかけで、それは表に出てくる。そして、究極の悪は、自分は手を汚さず人を操ることで悪をなすこと…そんなことに思い至り背筋が寒くなった。 | ||||
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