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(短編集)
夜市
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夜市の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.12pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全33件 21~33 2/2ページ
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ホラー大賞受賞作の上にこちらのレビューで反応も上々だったので正直自分の中でハードルが上がっていたことは否定しませんが、それにしても拍子抜けでした。 まずこれをホラーというカテゴリに入れてしまう時点でちょっと疑問が。雰囲気的には同じくホラー大賞受賞作のぼっけぇきょうてえに似てますが、そちらの作品が和ホラーで始終一貫していたのに対して本作はホラーというより日本昔ばなしのような童話的雰囲気を抜け出せていません。 つまり、まったく怖くないのです。 恐怖感なんて個人差があると言ってしまえばそれまでですが、本音を言うとホラー小説という縛りを抜きにしても小説として面白さを感じませんでした。 登場人物にさしたる魅力は感じず、構成力や文章力もいまいち。はっとさせる展開や読者をぐいぐい惹き付けるストーリー性エンタメ性にも欠けており、今その話する?といった妙なタイミングで過去のエピソードが挿入されたりするので、何度か話についていけなくなりそうでした。 表題作である夜市は弟の行方についてだけは「なるほど」と思わせる展開はありましたが、その仕掛け一本で勝負するにはあまりにも弱すぎるしご都合主義すぎる。夜市の設定と大まかな展開は面白いと思ったので、もう少し練って洗練されたストーリーとして出会いたかったです。 総括して、日本昔ばなしのような雰囲気の妖怪ものを楽しみたい方にはおすすめ。歴代ホラー大賞受賞作とは良くも悪くも毛色が違うため、背筋も凍る恐怖感を求めている方は避けた方がいいでしょう。 | ||||
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これはヒドい。これが人気を博しているのが全く信じられない。 なにしろ会話にしろ、行動にしろ、もの凄く不自然で、 ストーリーを進めるためにだけ口を開けて、そのためだけの言葉だけを喋ってるようにしか感じられなかった。 登場人物らの年代に沿った会話でもないし、 いきなり男の部屋に行ってしまうという不自然さを否定するように、「私は〜だから」と言い訳するわざとらしさ。 もの凄く夢中になってる彼ならともかく、そうでもない男の言いなりになって、夜中の怪しい場所にのこのこ着いていくあり得ない展開。 しかもそう言った展開を自然に見せる会話も描写も皆無で、 夜市から帰れない理由も「実は〜だったんだ」と後付けのように話し出すしまつ。 それに夜市で売られてるモノに関しても、 誰でも思いつくようなつまらないモノばかりで、歴史や古い物語に沿ったものでもないし、 この話のネタのために、そこら辺に落ちてるモノをとりあえず貼ってつけたというような、 間に合わせの不自然さがスゴすぎる。 これがまた物語に入りこめない要素になっている。 文章でもなくストーリーでもなく、ただ思いついたネタのための作品。 半額セールでもお金が惜しいと思った。 | ||||
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夜市 ★★★★ 風の古道 ★★ 2つの作品が少し似ているのはマイナス点。 (・不思議な世界へ迷い込む・失った人間を取り戻す) 物足りなさが残るのは物語の終わらせ方がうまくないからだろうか。 | ||||
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ホラー小説大賞だったので買ってみたものの、中身は全くホラーとは別物。 「誰だカバーすり替えた奴はっ!」と一瞬思ったけれど何度見直しても正真正銘「夜市」。 ・・・ホラー? まぁ。読んだ感じホラーの欠片も感じない、まるっきりファンタジーではありますが、夜市が開かれる日が近くなると気配を感じるだとか、物を買わないと夜市出られないとか?その辺理屈は全く無し。とにかくそうなんです!という押し売りっぷり。別にそこが怖いわけでもなんでもなく、ふぅんそうなんだーって感じの世界観です。 タイトルともなっている夜市の中でさえ統一感がまるで無く祭の露店だったりフリーマーケットだったり商店街だったりゴチャゴチャとして、というかいろいろ混ざりすぎてイメージが定まらない印象です。 話自体は、よく言えば分かりやすく出来ていました。面倒なところは大体、大変苦労しましたとさ。って感じですっ飛ばしています。 ぽんぽんと要点だけまとめて、はい犯人はコイツですみたいな?最近こういう要点だけの話が流行なんでしょうかね。 正直、自称心の病気でニートみたいなだらけた生活を送っている主人公よりも、弟の異世界での大冒険のほうが読みたかったといいますか、でもよく考えてみると結局時間の流れが意味不明といいますかファンタジーなんですよ。 結末も別に驚くようなことは無かったですし・・・最近ファンタジー読みすぎたせいかしら? 誰が小説大賞を取ろうがなんだろうが私が知ったこっちゃないですが、どうかジャンルぐらいは合わせて欲しいですね。 | ||||
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美しいとのレビューを目にしたので期待してましたが、全然。 文体も読みやすくはないです。 短編の為か説明不足で、急ぎ足。 まぁ予想通りの展開なので構いませんが物足りないというか‥ 場面も想像しにくいです。(私の想像力が乏しいせいかもしれませんが) 暇つぶしに軽く読む分にはすぐ読み終わるのでよいと思いますが、読み返す気にはなりません。 購入して失敗でした。古本で十分。 | ||||
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端正な文章と評価されているようですが、そうは思いませんでした。拙い文章で読みづらく、内容が薄くてあっという間に読み終わってしまいました。設定はよいけれど、拙い文章や細かい設定の詰めが甘いことが残念でした。「ラノベ」と思って読むにはちょうどいいかもしれません。 | ||||
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帯に「魂を揺さぶる奇跡のエンディング!」とあり、期待が高まります。 で、実際に読んで…正直、どこが?って思います。 本作を最後まで読んでも、帯と裏表紙に書いてある以上のことはないようです。 ですから、これから読む人は「あらすじ」を先に読まないほうがよいのですが… 「夜市」というアイデアはおもしろいのでしょうけど、活かしきれていないかな。 ネタばれするので詳しいことは控えますが、伏線を回収しきれておらず、消化不良で、もやもやしたものが残ってしまいました。 | ||||
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すごく評判がよかったため、軽い気持ちで買ってみましたが…微妙…。 設定はすごく素敵なのですが、文章があまり綺麗ではない。 小野不由美みたいな文章を期待してると痛い目を見ます。 ストーリーも感情移入しがたい登場人物達(設定だけ見れば移入出来そうなのに、文章が邪魔をする)がぶちこわしますし、結末もポカンという感じ。 驚きの結末というよりはこういう風にしかまとめられなかったんだろうな、としか思えないです。 | ||||
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なんか、帯には大賞受賞とか書いてあったので、とても期待していました。 しかも、この本を読んだ人の感想てきなのが書いてあって、そこには「最後の展開は誰にも思いつかない!!」的なことが書いてあったのでなおさらw 実際に読んでみて思った感想。。。 最後の展開はよくある!! です。 まぁ、私は図書館で読んだので、損をしたわけではないのでいいのですが、 これを実際に買って読むかと言われた、絶対に買いません。 | ||||
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友人に薦められ読みました。 読み終えての第一声は 「え、これで終わり?」 でした。 中途半端な締め方ですね。更に展開をつけながら物語を進めていけば、もっと良くなったのではないかと思います。 矛盾点を見つけるのも難しくありませんし、伏線も大したものがなく、説明文も慌てて書き足したようなものばかりで読んでいる途中で苛々してしまいました。 私はどんな作品も、過大評価と過小評価はしません。正直な感想です。 | ||||
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ホラーというよりはファンタジーな感じの小説でした。 また、不思議というのを意識しすぎて文章の方が途中どまりな感じを受けました。 2作品収録されていますが、とくに2作目の方が、「えっ。こんな終わりでいいの」という、 失礼かもしれないですが、都合の悪い事は片付けなかった終わり方になっています。 2作とも余韻がありませんでした。 テーマや視点などは面白いし、文章も読みやすい。ということで★一つ増やして2点にしました。 良くも悪くも流せてしまう文章でした。 辛口ですが、正直な所買うより借りる方がいい本だと思いました(私は買いましたが。) 次作に期待ということで。 | ||||
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これだけのオチがあったならもう少し文章力をつけてから投稿してほしかった。もちろん『おっ』と思える文章もいくつかあったのだけれど、全体的にまだ洗練されていない。 文章力のせいか完全に世界観に浸ることができなかった。映像化するにはいいかもしれないけれど小説となるといささか物足りない。 それから文字数もやや少なめだ。行間が必要ないのでは? と思える箇所が多々あった。 本当にもったいない。残念すぎる。 | ||||
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前評判に釣られてしまい、必死に探して手に入れ、読破した。 大変読みやすくて、あっというまに読みあげてしまった。しかし、ホラーとしてはかなり物足りない。もう少しぞっとするような毒々しさを期待していたが、まるで外れだった。 ファンタジー傾向が強すぎて、つまらないオチに終っている気がする。 もう一つの収録作品の方が、意外性があり趣はあるが、ホラーという面では、期待外れだった。 | ||||
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