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ホテルローヤル
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ホテルローヤルの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.74pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全210件 141~160 8/11ページ
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選ばれる本ほさすがにすらっと読めてしまいますね! ホテルの部屋ごとに、また、日々の変化が人ごとではなくしんみり書かれている。 入り込んで気持ち良く読めました。 | ||||
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とても面白かったです。内容も申し分ありません。手続きもスムーズでした。 | ||||
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読みやすく、面白い内容だけど非現実的で共感が少ない。直木賞作品でなければどうかな? | ||||
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北海道のラブホテル「ホテルローヤル」。 ペンキ屋の社長が、妻の眼を盗んで逢引きしていた女が妊娠した ことで、起死回生の一発を狙って始めたラブホテル業。 最初の一篇は、既に廃墟となったホテルローヤルを舞台にし、続いて オーナーの娘・雅代の旅立ちなど、ホテルに出入りする客や従業員 など、それぞれの人生を主題に短編がつづられている。 明るい話ではないが、人生の意味を問う重さを感じられる一冊。 | ||||
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紫乃さんの、受賞は、遅すぎたくらい。釧路に住んでいる方、住んだことのある方、道東の過去と今を知る方は、必読! | ||||
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ラブホテル「ホテルローヤル」が舞台の7話の短編小説です。経営破綻で廃墟となっている時からホテル建設時までありますが、それぞれで男女の織り成すドラマは、明るく楽しい話では無いにしろ、こういう関係もあるかもね、と思えます。他のレビューにもありましたが、若い人には灌頂移入はしにくいかもです。明るくないとはいっても、陰湿ではないし、ラブホテルが舞台だからといって卑猥でもありません。いい本だったなぁというのは読後しばらくして、じんわり来ます。 | ||||
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釧路湿原を見下ろす台地に立つラブホテル「ホテルローヤル」をめぐる短編集です。 「ローヤル」といううらぶれたネーミング。 今風にいうと「残念」なセンス、ですよね。 そして、このホテルをめぐる人々も、ホテルのネーミングと同じく 本人としては精一杯頑張っているんだけど、はたから見ると哀しかったり切なかったり。 その生きざまは、それぞれぎりぎり感があって、明るさや笑いの要素はないんです。 こんな地味で静的な話でありながらひきつけられ、しん・・・と心に沁みいってくるのはなぜなのでしょうね。 人々を見つめる作者のまなざしの優しさのためでしょうか。 それとも、人生のしょっぱさに共感するからでしょうか。 これらの短編は独立しているのですが、登場人物が微妙に絡み合っている部分もあって うまく構成されていると思います。 ある登場人物が主人公のときは、その内面・裏面の切なさや悲しみが前面に出るけど、 別の短編でチョイ役として登場するときには、そんな裏の顔などおくびにも出さない澄ました外面(そとづら)を見せていて、 かえってリアリティを感じます。 こういうテーマで人をひき付ける話を書くにはかなりの力が必要だと思います。 また、別の作品はどのように紡がれるのかにも興味があります。 他にも評価の高い作品があるようなので、読んでみたいと思いました。 | ||||
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娯楽作品とは違い、どこかなつかしく、多くの人が、似たようなストーリーを一度は経験しながら人生を歩んでいると思います。 | ||||
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自分にとっては とても読みやすかった作品でした 文章表力もとても丁寧かつ 繊細で すんなり想像できるものでした 小さな何でも無いことも 桜木マジックで 素敵な絵に なっていき 読み終えた後 快い風に 吹かれてるような 気分でした | ||||
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「シャワーの音が響いてくる。明るい場所で夫の裸を見るのも悪くなかった。ふたりとも等しく年を重ねていることがわかる。それはそれで、幸福なことに違いなかった」 たまには旬な一冊を、という事で第149回直木賞受賞作。気になって衝動買いしたのだが。。。正直、期待以上に面白くて2度読みしてしまった。スポットライトを浴びない大人の生活臭漂うドラマの短篇集だがそれぞれが繋がっている妙味。宣伝では「非日常」がアピールされてるが、その「非日常」が「非日常」となる所以は、ありきたりで短調でそして四苦八苦の毎日という「日常」があるからなのだ。自分も恐らく20代の頃や独身の頃に本書を読んでも理解出来なかったかも。人生に対する一種の郷愁のような読後感もあり、何故か心の豊穣を感じた次第。いい本だと思う。 | ||||
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作者のキャラクターと、自分自身釧路市に縁があるので購入。 電子書籍版を購入しました。 一話一話が短く、通勤中の電車で読むには適していると感じました。 内容も小難しい話はなく、サクサクと読める内容で読みやすかったです。 | ||||
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1軒のホテルの運命、持ち主、従業員、お客そし末路、流れが面白い | ||||
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小説はほとんど読まないのだが、直木賞受賞記者会見で作者の人柄に興味を持ち購読。 映画になりそうな(いや、きっと誰か映画化する)短編集。 ど田舎に住む人間には、まるで隣の出来事のようにリアルに伝わってきます。都会の人に、このリアリティわかるかな。 | ||||
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今は廃墟と化した北海道の湿原に建つラブホテル。 ホテルに直接・間接にかかわった人々を描いた7編の短編連作です。 時の流れを遡るかたちで読み進んでいくので(タイムスパンは35〜40年間ほど)、なるほどあれはこういうことだったんだな、と納得する箇所がいくつもあります。 巧みな構成です。 出色は冒頭の「シャッターチャンス」 ―この男はまだ、言っているほど過去に傷を負っていないのではないか。 という一文があります。(頁21) 凡庸な生き方をしてきた女は、男が輝いていた時代を間近に見ており、いまの男が好んで口にする「挫折」という言葉に惹かれもします。しかし廃墟のラブホテルで、写真家気取りの男にヌードを撮られながら、上記の疑問をふと抱くのです。 奥行きのない男に、勝手に奥行きを見ていたのか。それに気づいた時の戸惑いと苦々しい想い…と一読した時には感じていたのですが、再読して作品の相貌が私の中でがらりと変わりました。 上の一文に、「まだ」があるのとないのとでは、この短編の味わいは全く違ってくることに気づいたのです。 人生の早い時期に頂点が来てしまった男が、本当の喪失感にとらわれ挫折を味わうのは、まだまだ先なのです。これからなのです。 投稿写真に入れ込むなど、緩やかに下りていく人生の階段の踊り場でしかありません。 女は肌身でそのことを感じ、うまく言葉にできないまま、これから男とともに歩む人生を想像して震えます。 そんなラストがたまりません。 市井を生きる人間を描くのが、エンタメ系作家の専売特許になってしまった感があります。 以前は純文学系の作家が、中間小説なるものを書いて、そうした世界を描いてきました。 でもいまは違います。 純文学、しっかりしなくちゃね。 abさんご並みの作品が輩出するようでなくちゃ、先行き暗いかも。 「シャッターチャンス」と肩を並べる作品がもうひとつあれば、星五つにするつもりでした。 もちろん、ほかの短編もいいですよ。 作家になるべくしてなった、という感じですよね。 さっそく他の作品も読んでみましょう。 | ||||
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短編風だが登場人物の関係性とホテルローヤルを背景にさまざまな人生を垣間見れる。 ストーリーは淡々としていてテンポ良く、しかし描写はそれなりに丁寧だがしつこくない程度。 絶賛するほどではないが、つまらないTVを見るよりよほどエンターテインングだった。 | ||||
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面白い設定でほんとにあったらどんなだろうと思いながら読みましたよ。 とても切ない感じが読み終わってからふ~うってわいてきました。 | ||||
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短編集であること、文体も癖がなく読みやすい作品でした。 またある程度の年齢のいった女性のは「あーあるな、こんなことも」と共感できるシーンが出てきたりします。 | ||||
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ぜひ読んでほしい方は自分は孤独だと感じている貴女、開き直るしたたかな孤独な女の強さが「ホテルローヤル」にはある。 一連の作品に共通しているのは「女の強さ」と長い寒い厳しい季節がある道東の北海道の描かれている。 地元の私でも知らない道東の現実、作家は「うそつき」というのは、桜木さん一流のひねりだ。ぜひ他の作品も読んでいただきた。 | ||||
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皆、良かったが、一つあげると、「本日開店」が面白かった。 ひとつ間違うと下品なだけの題材になってしまうが、作者の簡潔で奥深い文章と、小説構成のうまさで、最後まで面白く読めた。文字数は少なくても、行間に隠れている作者の思いや仕掛けが読み手に伝わってくる。 | ||||
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ホテルローヤル、凍原を一気読み、終戦後引き揚げ者の実態、マイブームです。 | ||||
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