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風が強く吹いている
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風が強く吹いているの評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.59pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全421件 361~380 19/22ページ
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| 涙を誘うようなドラマ(展開?)があるわけでもないのに、 凄く感動しました。 電車の中で何度こみ上げてきたか・・・ 初めてレビューを書いてみようと思った本でした。 | ||||
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| どうして私は、この本を年末までに読まなかったんだろう・・・。 そうすれば、今年の「箱根駅伝」をもっと真剣に全部観たのに・・・・と今読んで後悔しています・・・。そう今は2月、来年までまだまだあるな・・・。 ('□`。) 仕事場での休憩中や、カフェ、電車の中で読んでいたのですが、最後の方で「絶対このまま読んでいたら、公の場で泣いてしまう」と思い、最後は家でゆっくり読み、そして涙。 一生懸命何かをやり遂げるって、素晴らしいことで、それだけで涙が出ます。 ハイジが他のメンバーに対してかける、一言一言がギュッと胸を打ちます。 私は、きっちりハイジに惚れました。いい男だ。 | ||||
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| すごく良かったです。 少し現実離れしたというか、ドラマ的な部分はあるけれど そんなことはどうでも良いと思えるくらい、感動できる作品でした。 それぞれが想いを抱え襷をつなぐ。 一つの目標に皆で全力で挑み、時には衝突し、いくつもの壁を乗り越える。 そしてできあがる『仲間』というとても強い繋がり。 こんな仲間ができたら、どれだけ幸せだろう。 一番好きだったシーンは 5区の神童がスタートする直前、ユキのかけた言葉。 一年間箱根駅伝のためにすべてをかけてきたアオタケのメンバー。 ここまで繋いできた襷の重さ。 そんな中でのユキの言葉。 仲間って良いな、と心から思いました。 | ||||
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| 純粋に、読んでいて楽しくなれる話でした。 特に箱根駅伝に関心があったわけではなかったのですが、読み終わると箱根駅伝への気持ちが変わります。 竹青荘の日常の中にあるクスリと笑わせる要素と、真剣なストーリーの織り交ぜ方がさすがと思いました。 読み終わったあとに何とも言えない清々しい感動を味わえました。 大好きです。 | ||||
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| 箱根駅伝を目指す10人の若者を描く痛快青春スポ根小説!内容はフィクションであり登場人物はハイジなどアダ名っぽい名前の架空人物であるが、作者が5年もの間、実際の駅伝選手を丹念に取材しただけあってノンフィクションの如くにリアルに読める。走るのは就職に有利だから、女性にもてるから?そうではなく「走るのが好き」だから!文体は読みやすいので箱根の山を駆け抜けるように一気に読めるのが気持ちよい!内容も読み心地も共に爽快の一言だ。箱根駅伝ファンは勿論、駅伝に興味がない人も一読すると駅伝ファンになること間違いなし?! | ||||
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| 素人集団が箱根駅伝を目指す、という 一見荒唐無稽なお話ですが、 走ることを止められない主人公・走をはじめとする竹青荘の面々に引き込まれ、 こちらも読むことを止められなくなること請け合いの、ノンストップ青春小説です。 ボロアパートでの共同生活に「ハチクロ」の愛らしさを、 集団でワンチャンスに賭ける情熱に「スラムダンク」のひたむきさを、 頂点を目指す人間の孤高な悲哀に「ピンポン」の清廉さを、 この小説の背骨に通じる物があるなぁと感じながら、 眠らずに一気に読み終え、自分もいますぐ走り出したいような衝動に駆られました。 運動と無縁な生活を送る自分にとっては、 走るという行為は苦痛以外の何者でないのですが 自分の足だけで高みを目指して箱根を駆けるランナーは いったい何を思い、何を願って、襷をつないでいるのか 毎年正月にTVを見るたびに不思議に思っていました。 もちろんフィクションなのですべてが本当ではないけれども、 この小説の後半、1区から10区を駆けるそれぞれのメンバーの モノローグを読みながら、その答えを感じ取った気がします。 そして、正月に実家で箱根駅伝を見ていたら、 どうしてもまた読みたくなってまた買って読み返しました。 ちなみに、自分は2冊所持していますが、 2007年にこの本を薦めた友人達は、全員大絶賛。 本読み冥利につきる幸福な時間を過ごせました。 本が好きな人も、箱根駅伝が好きな人も、 三浦さんが好きな人も、ぜひ手にとって欲しい一冊です。 | ||||
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| 思考のゆりかごに揺らされているようで、読んでいて心地良かった。 走りによって到達できる世界を丁寧にそして丹念に綴って、読者にもその境地へ導いてくれました。走るという単純で孤独な作業では、真摯に自分と向き合うので『禅』と同じような効果が得られるのかも知れません。老成しているハイジだけでなく修行僧のような藤岡も然りです。それにしても三浦しをん氏はすごい筆力ですね。直木賞は出版社の思惑が絡み合って受賞する出来レースみたいなものと捉え、受賞作家の小説は避けていたのですが認識を改めなくてはいけないことを悟りました。 | ||||
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| 嗚呼、素晴らしいの一言に尽きたりして。 悲しくなるほど面白くて、温かくて、残りのページ数が少なくなるほど 「終わらないで下さい。」という思いが強くなっていくこの物語は 兎にも角にも10人の登場人物の描かれ方に見せられました。 何より理屈じゃなくて、物語に引き込む能力がほんとに素晴らしいです。 10人という主要登場人物の多さにもかかわらず一度も勘違いをせず すんなりと下せるこの作者の文章力に何より感嘆しました。 スポーツをやっていない人、嫌いな人、興味もない人、に是非読んでもらいたいと思いました。 もっともっと大勢の人に読んでもらいたい作品です。 心が少し晴れやかになって恐ろしく空虚になってしまう恐ろしい作品でした。 実写化してほしいですが、生半可な考えではしてほしくないですね。 本であってこその名作でした。 | ||||
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| 「箱根駅伝を題材にした小説」という触れ込みに釣られて読み始めたが、それ以上の感銘を受けた。 矢口史靖か周防正行で是非映画化してほしい。 | ||||
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| 箱根駅伝!の話ですぞ。 イラストが良いですね〜。 なんつうかこの地味おかしいカンジがたっぷり出ている。 ボロアパート、厳しい?訓練、走りにかける情熱・・・ 変な面子・・・(笑)いろいろありえなくとも楽しめる。 やはり作者の恋愛短編小説よかこっちの方がスキだなあ。 正月ってか年末?に読んで、じっくり駅伝を楽しみたい、そんな小説。 しかし双子と八百屋の娘っ子は一体どうなったんでしょうね・・・? | ||||
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| 今年は、「陸上競技物」が注目を集めているようだ。 これは、おんぼろ下宿に住まう、同じ大学に通う10人の若者が、たった10人で箱根駅伝を目指す物語である。始めは、「薄っぺらな青春もので、最後は嘘みたいに優勝しちゃったりするのか?!」とあまり期待していなかったのだが、読んでいるうちに、「これならひょっとしてシード権獲得できるかも・・・」と、だんだん現実味を帯びて、本気でのめり込んでしまった。 メンバーのリーダーであるハイジ先輩を始め、10人全員をきっとみんな好きになれる。竹青荘の間取りも、きっとあなたの頭の中にくっきりと浮かぶはず。 2008年の箱根駅伝の前に、ぜひ読んでほしい一冊だ。 | ||||
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| 走ることなんて大嫌いで、小説を読むのも苦手 そんな私が何故か不思議と手にしてしまったこの本 こんな分厚いのをちゃんと読めるか心配だったのに、時間を忘れて読み勧めていた 読み終えた時、初めて『走るっていいな。自分も走ってみたい』と思えるような作品です 走るということを中心に物語りは回っていて、本当のスポーツ青春小説なのだと思います この作品の中に出てくる人物は、一人一人物語の中で生きてきて、それぞれの走るということがある。キャラクターが物語の中で生きているような作品でした 個人的には、この作品は凄く好みであり、五つ星では足りないほどの評価を与えたい 青春小説を読みたい方には、お勧めできると思います ふとした瞬間に読んでみるのもいいかもしれません | ||||
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| こんな話はありえない。実際に本気で「走」ったことがある人間なら誰もがそう思うだろう。しかしそんなことを言っていては。フィクションストーリーはなりたたない。長距離と言うわからない人間にはけしてわからない選ばれた、いや選んだ人間だけが体感できる魅惑の世界がよく描かれている。500ページにも及ぶ対策だったが勢いで一気に読み終えられた作品だった。いつかドラマか映画化でもされるんだろうか。 | ||||
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| スポーツ物のエンターテイメントとして最近の本では1番だと思います。 単純明快で読み出したら止まらない。 子供が駅伝の選手でサポートした経験があるので、現実とのギャップを感じながらも 読者の期待を裏切らないストーリー展開は単純に楽しめます。 元気がないときに読むといいかもしれませんね。 | ||||
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| 視点が細かく変動しますが、読者の意志とぴったりなので、気持ちよく読み進められます。 読者が読みたい文章以上の文章にあふれていてうれしくなります。 箱根駅伝の本戦が始まると同時に胸がいっぱいになり、ウルウル状態で読み続けました。 選手10人が10人ともみんなそれぞれに見せ場があって、カッコイイ。 特に主人公は、カッコよすぎる。 ゴールの瞬間に感動の頂点に達し、エピローグでクールダウンしました。 読者もまた216.4キロを走りきったのです。 | ||||
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| 三浦しをんさんに何の先入観もなく読んだ作品。『まほろ駅前〜』と、この2冊を初めて手に取り読みました。(直木賞受賞作家だということも後から知ったくらい。) 軽やかでスピード感のある文体は、スポーツ小説、殊にこの駅伝という内容にとても合っていて、はじめから引き込まれ、どんどん読み進みました。 私は、夜11時に読み始め、次の日一日中読み続けちょうど1日かかって完読しましたが、もう夢中でした。箱根までの1年間を1日で登場人物たちと共に歩んで、読んでいる間は夢の中、読後はその日一日が何だか長く感じられたりして・・・。 途中ふと、 あ、何だかこの感じ、甲子園のすごくいい試合を見たときの感じに似ている、 と思いました。 負けたら後はない焦燥感と、若さが持つ純粋な心の内。まるで、『熱闘甲子園』を見ているかのような・・・。 ・・・これは冗談ですが、しかし本当に、選手の内面を知って試合がさらに面白みを増すように、そういう観客の心理をうまくツツいている、と思います。 その上で、私たちはその選手の姿に、皆、何かしら共感したり、憧れたり、懐かしんだりするのではないでしょうか。 ぜひ、いっぱいストレスを溜めた休日の一日に、野球場へ試合を見に行くような気分でこの本をばぁーっと一気に読んでみて下さい。 さぞかし気持ちが晴れ晴れすることでしょう。 | ||||
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| 青い。登場人物、皆、青いよ。そこが、とっても羨ましかったです。久々に一気読み。けど、もうちょっと、キャラの掘り下げが欲しかったのなと思うところも。。。そんなことを差し引いてもグイグイ読ませる良作でした。すでに午前3時。。。明日、早いのになぁ。。。 | ||||
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| たぶん、自分の人生で出会った本の中でベスト5に入る素晴らしい本です。 読了するまでの間、仕事を終えて家に帰って続きを読むのが楽しみになったくらい。 竹青荘の住人一人ひとりが魅力的で、愛おしい。 こんなに登場人物に愛着の湧く本はなかなかお目にかかりません。 500ページなんてあっという間。 ハイジや走達の世界観にすっかり魅了されて、ページが残り僅かになってきた時は切なくなったくらい。 この素晴らしい作品を書き上げた作者に深く感謝したいです。 本当にこの本に出会えてよかった。 言葉で表現しきれないこの気持ちを、たくさんの方に読んで感じてもらいたいです。 | ||||
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| 読み終えたあとの爽快感が最高! サクセスストーリー的な高揚感と充実した内容、そして感動。 久しぶりに心がヒットした。 陸上に縁のなかった連中が、終始マインドコントロールされ続けて、 多少疑いながらも、餌で釣られ、褒められ、脅され、やめられない(笑) 血と汗と涙だけではない具合が、面白い! マラソン大嫌いの人間が、少しずつ成果をあげていく気持ちよさ。 憎たらしいほど因縁をつける他校ライバルとの関係。 手に汗握る 箱根駅伝 本番!! いつのまにか、読んでる自分もマインドコントロールされてる?! ・・・・でも時すでに遅し(笑) やめられない とまらない! 結局正統派な内容に、最後は感涙すること間違いなし。 たまには青春に涙しでもいいじゃない♪ 超おすすめの作品です。 | ||||
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| 今年に入って読んだ中で最も印象深かったのがこちら。 たった9ヶ月程の練習で、素人が箱根駅伝を完走できるものなのか、その可能性の是非は私には判断できません。 しかしこの作品はそこへ到る過程をディテールの積み重ねにより、十分納得できるよう書かれてあり、少なくともド素人の私は、「んなアホな」とは全く思いませんでした。 たまたまこの本を読んだ直後に「一瞬の風になれ」第一部を読みましたが、適度にハズす感じにシニカルなジョークをはさんであるこちらの方が、気恥ずかしくなく入り込めましたね。 元サッカー少年、走ってみたらすっごい素質があった…っていう展開に夢中になるには、私はひねくれ過ぎてるのでしょう、きっと。 箱根の本番シーンに入るともう読むのをやめられなくなります! へろへろになって走る神童のところなど涙涙(笑)。 最後は、しをんさんにしてはてらいもないハッピーエンドという気がしますが、ま、そのくらいは許してやろうという気になります。 特に感慨もなく、毎年箱根駅伝見ていましたが、来年からはハンカチ握りしめて見ることになりそうです(笑)。 | ||||
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