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雪月夜
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雪月夜の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.64pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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テレビでドラマ化された場合どんな配役になるか想像しながら読了。壮大なスケールの映画ではなく日曜日の午後にやっていそうな番組。作者なりの一冊。 | ||||
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馳星周初体験する際には薦められない相手。 他のミステリーや暗黒小説と比べ、 暴力やトリックといった“わかりやすい”刺激が少なく、 付き合っていて退屈に感じてしまうことが多いからだ。 しかし退屈がゆえに、あることに気づかされもする。 もっと強い刺激を求めて、より深い絶望を主人公に望む自分に。 もっと不幸に。もっと破滅的に。 残虐性に気づきつつも昆虫実験を楽しんでいた子供の頃の記憶が甦る。 もっと飢えさせてみたら?もっと痛めつけてみたら? 好奇心の前では人間はあっさりと人間性を脱ぎ捨てる。 そしてラストで著者はようやくその注文をこれでもかと満たしてくれる。 ふぅ、食った食った。 満腹になって、読後は本棚という標本箱に本を突き刺した。 もちろん登場人物たちの不幸を、何時でも好きなときに うっとり眺められるようにするために。 | ||||
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ファンの期待を裏切らず、救いようの無い人物の救いようの無い行為の連続。そして馳ファンなら誰でも予想するであろうラスト。もう不夜城や夜光虫などを読んだ時の驚きは無い。それでも水戸黄門同様、ファンとしては一気に読みきってしまった。 でも星3つというのは、さすがの馳ファンの私でもはそろそろ同じパターンに飽きてきてしまったのだ。シチュエーションが新宿、バンクーバー、根室などと変わっただけにしか思えない。登場人物に魅力があり、希望の持てる結末を迎える小説はシリーズ化される。誰もが主人公に感情移入でき、自分が主人公のようなタフガイになったような気になれるからだ。でも暗黒小説にこれは使えない。今度は作者が期待を裏切って新しい境地を開いてくれることを望む。 | ||||
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