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ブラックライダー
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ブラックライダーの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.06pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1~4 1/1ページ
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バイオレンス,ナンセンス,グロテスク.およそ明るさとはほど遠い終末世界が描かれ, 何らかの天変地異が発生した後と思われる,二二〇〇年過ぎのアメリカが舞台となります. ただ,その厄災(?)をはじめ,人を食べるという食糧事情や重要と思しき言葉など, その世界や設定の説明はほとんどなく,終盤でようやく,それでもわずかしかないため, 宗教観を織り交ぜた話も併せて,なかなか理解が追い付かず中へと入っていきづらいです. また,人物相関の掴みづらさや,翻訳作品のようなクセのある言い回しも好みが分かれそう. ただ,極端な読みづらさまではなく,ロードムービーにもI部での追走劇であったり, II部に入り時間や人を一変させながらも,I部の流れを引き継ぐ流れには興味を惹かれ, 少しずつですが,それぞれの繋がりや,謎だらけだった『事情』が浮かんでくる様子は, その向かう先はまだ見えないものの,終わりか始まりか,世界の行く末に意識が向きます. | ||||
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どれだけ人が殺されるのかと…。大災害で生き残った人々がサバイバルする物語。正確にはサバイバルというよりは、異形の生物(蟲)が人間を死に至らしめる恐怖と、人間が食べられる恐怖と、牛と人間の合の子ような知的生命体への怖れなど、さまざまな恐怖というか未知なるものとの戦いなどが描かれる。北斗の拳やマッドマックスのような世紀末を描いているよう。少し長いが見事なフィクションである。あまりにもたくさんの人々が簡単にかつ残酷に殺されていくが、途中から残虐シーンに慣れてしまった。本当は慣れちゃいけないんだろうけど。本作品の前日譚となる「罪の終わり」が出ているので、いつか読んでみようと思う。 | ||||
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設定は最高に面白かったが、状況説明のない登場人物が多数出現し、それについていくのが大変。 宮部みゆきさんしか付いて行けないのでは。 残り1/3まで行ったが、こらえきれず最後の解説を読んでしまいました。 | ||||
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テーマとか世界観とか基本的な粗筋には物凄く惹かれた。 ただし、このあたかも翻訳小説のような文体や、ぶっ飛んだ展開には残念ながら最後まで馴染めなかった。これは相当読み手を選ぶ作品だと思う。 『このミステリーがすごい2014』で3位になってるからといって、気安く手に取ると火傷する。決して数多くの支持を得られる小説ではない。大絶賛か大酷評かの二者択一なんだと思う。 じゃあ何故☆3なのかというと、テーマや世界観は☆5のドキドキ感があって、文体と展開には全く馴染めないので☆1ということで、狡いけど間をとって。 | ||||
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