■スポンサードリンク
黒後家蜘蛛の会5
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
黒後家蜘蛛の会5の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.64pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全26件 1~20 1/2ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
最初に読んだのが30年ほど前でしたが、鮎川哲也の三番館シリーズと共に、再度読んで、楽しんでいます。数年後もまた読むと思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ミステリとはいえ必ずしも犯罪に関係はしないものと語られがちな本シリーズですが、個人的に、犯罪には関係しない件で読後感の良いエピソードが印象に残るのが第5巻です真面目に働いて出世したおじいさんの若き日の体験談からの出題、探し物が解決して大喜びのゲスト、といった話は読んでいてハッピーエンドで良かったなぁと思えて…まあ、物騒な話題もちらほらと出ては来るんですけどね。それでもあまり血なまぐさくはならないので安心して読めますが。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
(ネタバレあり) 第4話"よきサマリア人" なんでオレゴン問題に関係があると、婦人を助けた人の名前がユージンになるのか、さっぱり意味不明。 オレゴン問題に絡んで、ユージンという人がなにかしたのかも。 第8話 "4月の月曜日" ラテン語では、"アイズ·オブ○○(○○は月の名前)"というと、その月の真ん中の日つまり15日を指す。 でもそれは3、5、7、10月だけで、1、2、4、6、8、9、11、12月は13日を意味する……って、知らねーよ、そんなこと。 ……他にも、ペルセウス座には、"悪霊の星"と言われる星があるとか、ギリシャ神話や、ヨーロッパ·アメリカの文化·歴史の蘊蓄に基づくこじつけがかなりあります。 ……ヨーロッパやアメリカの文化に精通している人には面白いかもしれませんが……。 ……そうでない私は、もっぱら、会のメンバーである、ルービンとマリオ·ゴンザロ、トム·トランブルの、ヤジ·暴言の応酬を面白がって読みました。 ……それに、ルービンが、自分の友人として、作者である実在のアシモフを話題にして、"短編小説も満足に書けない"とか言ったりするのは、読んでいて思わず失笑します。 筋やトリックより、そっちの面白さで"読ませる"話だと思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
(ネタバレあり) 第六話 "待てど暮らせど" テレビの収録のために、指定された場所に行ったのに、 いくら待ってもカメラマンが来なくて、 痺れを切らして家に帰ったら、 実はカメラマンは、同じ建物の隣の部屋でスタンバイして待っていた。 カメラマンと、出演者および責任者が、それぞれ隣の部屋でお互いのことを待っていたという話。 ……ちょっとありえないけど、この話は、アシモフ氏自身が体験した実話だそうです。 ……他の話は、例に依って、こじつけが多くて、消化不良になるようなものが多い。 ……”楽屋落ち"とか、登場人物がアシモフを話題にするとか、登場人物同士のヤジや暴言の応酬が、 割合面白いので、そういうのが好きな人は、結構好きになるかもしれません。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
表紙保護の薄紙もついていて、中古品にしては十分でした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
瀬戸川猛資『夜明けの睡魔』に紹介されていて、興味をもったのが読むきっかけでした。アシモフはSFで有名ですが、推理物にも手をだしていたわけです。第4巻は全12篇。解説は、推理作家の鮎川哲也でした。 アシモフのこのシリーズは3巻あたりから疲れが見えるというのが定評らしいですが、この巻から読み始めた私には判断できません。素人っぽいところはありませんが、殺人のような血なまぐさい犯罪はなく、トリックも小粒という印象はあるので物足りない人もいるかもしれません。前半は黒後家会のメンバー6人の他愛ないおしゃべりに始まり、ゲストが体験した不思議な出来事が物語られます。残りの5分の1くらいは横で話を聞いていた給仕で会員としてあつかわれているヘンリーによる種明かし。このワンパターンが心地よいのです。ついでにいえば、各篇のおわりにアシモフによる「あとがき」が付き、初出、題名の由来などをユーモラスに解説しています。 宇宙学はもちろん、プラトンの『饗宴』、『ミカド』の作者ギルバート=サリヴァンなどが下敷きとなった作品もあり、アシモフの教養たるや計り知れないものがあります。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
以前に持ってた物を無くしてしまい、こちらで見つけて購入出来たので助かりました。やはり面白かったです♪本当に有難う御座いました(*^_^*) | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
写真にある、アシモフの絵のものが来ると思っていたのが(既に持っているのです)、思い掛けず初版カバーの物が届いて少しがっかりしましたが、予想以上に綺麗な物が届いて結果オーライでした。 アシモフのSFも勿論大好きですが、こちらも壮大さは無くとも何度も読んでしまう中毒性があるのです。 メンバーに会いたくなる。 そしてアシモフのあとがきを読んでにやっとしてしまう。 毎度の事です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
昔、発売時に購入していた「黒後家蜘蛛の会」だが何故か5巻のみ購入していなかった。 イメージ画は新装版のものだが、発売当時のカバーでそろえたかったので、探していた。 商品は痛み等殆ど無く、無事揃えられてよかったと思う。 現在、ちびちびと読み進め中。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
あっという間に最終巻だ。メンバーの雑談は相変わらず楽しいが、この巻は謎解きが今一つだった。感心したのは「水上の夕映え」くらいか。 初の密室もの?「秘伝」は密室でも何でもない。馬鹿らしくて笑えるけど。 本書の出版時期は、古式ゆかしい東西冷戦の時代が終り、混沌としたテロの時代へと移る過渡期だ。 時間の無い空間に生きているはずのブラックウィドワーズたちも時代の影響と無関係ではいられない。テーマが諜報員からテロリストに変わっていく。 まだ9.11以前だけど、テロを扱った作が二篇含まれている。スパイは似合うが、どうもテロは本作の趣旨には合わないような。 もっと読みたかった気もするが、役割を終えてちょうど良いところで幕を引いたとも思える。 未収録の「黒後家」が五篇あるそうだ。一冊にはならないが、何かの機会に訳してくれないかな。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
数えて四冊めだが、まったく息切れしない。手を替え品を替え、歴史・古典・科学と多種多彩な雑学を繰り出して楽しませてくれる。 東川篤哉が本作に影響を受けたと帯に書いている。「謎解きディナー」もそれなりに面白いが、教養の絶対量・話題の豊富さでは勝負にならない。 まあ日本人作家でアシモフに太刀打ちできる人は、たぶんいないだろう。待てよ、小説家にはいないが手塚治虫なら匹敵するかな。 謎解き部分は2や3にやや劣るかもしれないが、雑談部分がやたらと面白いので、減点対象にならない。 毎回最初の数行で惹きつけられる。たいした手腕だ。 いくつか定型を破る作が収録されている。「バーにいた女」は暴力、「飛入り」では性犯罪がテーマとなり、「よきサマリア人」は女性ゲストが登場する。 逸脱と見せかけて、最後はしっかりヘンリーの名推理で締めくくるところがいい。他に印象深い作品は、 「運転手」東西冷戦時代の裏舞台がかいま見える。陰惨な真相がショッキングだ。 「帰ってみれば」一歩間違えるとバカミスだが、いかにもありそう。 「赤毛」今回の白眉である。この奥さん、可愛すぎるだろ。本当に魔女かも。 5冊の「黒後家蜘蛛」だけでも、アシモフは充分にエンタメ史に名を遺したのではないだろうか。本業が科学者でSF作家というのだから、凄すぎる。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
賛否両論あるようですが、私にとってはベストな作品の1つ。 アガサクリスティ好きが高じて、いろいろな推理小説を読み漁りましたが、 推理小説という分野だけでは語れない作品だと思います。 化学者、数学者、弁護士、画家、作家、暗号専門家が、 毎月1回ゲストを呼んで、レストランで会食。 その給仕を担当するのが、ヘンリー。 ゲストの話から飛び出すほんのちょっとしたミステリーを 6人の識者が、喧々囂々と論議かつ推理する。 そこで最後に一番シンプルな答えをヘンリーが導き出して解決。 こんな風に書くと面白みも素っ気もありませんが、 6人の言葉のやり取りが本当に楽しいのです。 古臭い手法だし、華やかさやスリルとは無縁ですが、 読んでいるとホッとするし、微笑ましい作品です。 全作揃えていますが、少なくとも1冊20回は読んでいます。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
賛否両論あるようですが、私にとってはベストな作品の1つ。 アガサクリスティ好きが高じて、いろいろな推理小説を読み漁りましたが、 推理小説という分野だけでは語れない作品だと思います。 化学者、数学者、弁護士、画家、作家、暗号専門家が、 毎月1回ゲストを呼んで、レストランで会食。 その給仕を担当するのが、ヘンリー。 ゲストの話から飛び出すほんのちょっとしたミステリーを 6人の識者が、喧々囂々と論議かつ推理する。 そこで最後に一番シンプルな答えをヘンリーが導き出して解決。 こんな風に書くと面白みも素っ気もありませんが、 6人の言葉のやり取りが本当に楽しいのです。 古臭い手法だし、華やかさやスリルとは無縁ですが、 読んでいるとホッとするし、微笑ましい作品です。 全作揃えていますが、少なくとも1冊20回は読んでいます。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
主人の誕生日に間に合いました!!とてもきれいな状態で、迅速に送って頂いて、感謝してます。ありがとうございました!! | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
主人の誕生日に間に合いました!!とてもきれいな状態で、迅速に送って頂いて、感謝してます。ありがとうございました!! | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
黒後家蜘蛛の第5巻で最終巻。 「同音異義」「目の付けどころ」「幸運のお守り」「三重の悪魔」 「水上の夕映え」「待てど暮らせど」「ひったくり」「静かな場所」 「四葉のクローバー」「封筒」「アリバイ」「秘伝」 この巻では「三重の悪魔」のゲストの話が謎解きという以外に 読み物としても面白かったです。 4巻のあとがきにもあるように、全体の5分の2を会員のおしゃべり、 もう5分の2をゲストの話、残り5分の1でヘンリーの解決のくだり という定形で、ここまで面白く読ませるアシモフはすごいなと思います。 これで最終巻というのが残念でなりません。 ほかの人のレビューを見ていたら、未訳の短編がいくつかあるんですね。 出してほしいなぁ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
黒後家蜘蛛ものの第4弾。 収められているのは以下の12編。 「六千四百京の組み合わせ」「バーにいた女」「運転手」「よきサマリア人」 「ミカドの時代」「証明できますか?」「フェニキアの金杯」 「四月の月曜日」「獣でなく人でなく」「赤毛」「帰ってみれば」「飛び入り」 このシリーズは収められている作品のおもしろさもさることながら、 まえがきと、各作品の後にある1〜2ページの著者のあとがきがおもしろい。 雑誌に載せるときに編集者が変えた作品のタイトルを本にするときに自分が考えた タイトルに戻したとか、この作品はこういう経緯で考え付いたとか、自分が あまりにも多岐に渡る知識を持っているのでひとりで書いてないだろうと 思われるとか。いろいろ。 知識自慢っぽいところも、アシモフが書くと、ユーモラスで何か可愛らしい感じ すらする。 ただ、短編の内容自体は、「飛び入り」のように、今までにない展開をもって シリーズに飽きがこないような工夫もみられるものの、「獣でなく人でなく」の ように宇宙的宗教団体に騙されないようにするというような、すでに使った筋の 話があったりと全体的にマンネリ感はでてきているかもしれない。 それでもブラックウィドワーズの丁々発止のやりとりは健在で、 そこを読ませるアシモフの腕は一流ですけど。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
黒後家蜘蛛ものの第4弾。 収められているのは以下の12編。 「六千四百京の組み合わせ」「バーにいた女」「運転手」「よきサマリア人」 「ミカドの時代」「証明できますか?」「フェニキアの金杯」 「四月の月曜日」「獣でなく人でなく」「赤毛」「帰ってみれば」「飛び入り」 このシリーズは収められている作品のおもしろさもさることながら、 まえがきと、各作品の後にある1〜2ページの著者のあとがきがおもしろい。 雑誌に載せるときに編集者が変えた作品のタイトルを本にするときに自分が考えた タイトルに戻したとか、この作品はこういう経緯で考え付いたとか、自分が あまりにも多岐に渡る知識を持っているのでひとりで書いてないだろうと 思われるとか。いろいろ。 知識自慢っぽいところも、アシモフが書くと、ユーモラスで何か可愛らしい感じ すらする。 ただ、短編の内容自体は、「飛び入り」のように、今までにない展開をもって シリーズに飽きがこないような工夫もみられるものの、「獣でなく人でなく」の ように宇宙的宗教団体に騙されないようにするというような、すでに使った筋の 話があったりと全体的にマンネリ感はでてきているかもしれない。 それでもブラックウィドワーズの丁々発止のやりとりは健在で、 そこを読ませるアシモフの腕は一流ですけど。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
流石に4巻目あたりからアシモフ先生のパワーの衰えを感じざるを得ません。とは言え、生前何度も言われた通り、死ぬまで黒後家シリーズを書き続けたのですから本当に頭が下がります。アシモフ先生の作品はあまたありますが、このシリーズに対する思い入れはひとしおのようで、まさに代表作品だと言えましょう。小生黒後家シリーズは繰返し読んでおり、原書も全巻揃え、ヘンリーおよびメンバーの生の声を堪能しています。…なのになのに、第6巻にあたる「The Return of the Black Widowers」の翻訳が無視されているのはどういう訳なのでありましょうか? 確かに内容は過去の物語のベスト10の再録で全ページ数の半分を占めますが、新作も7つありますし、最後には編者の Charles Ardai がアシモフ先生の死後10年目、黒後家シリーズ刊行30周年を記念してメンバーに再集合を掛けた最後の一編もあります。東京創元社さん、この巻を出版しないということは犯罪に等しいのだと思いなさい! 別に文庫本でなくても結構。高価でも構いません。豪華箱入り単行本(アシモフ先生またはヘンリーまたは黒後家蜘蛛のフィギュア入りならなおよろしい)で刊行お願いします。…それから、いつも思うのですが、日本のTVで黒後家をベースにしたシリーズを作ったら如何でしょう。月例会場のレストランは毎回変えて和洋中何でもありとします(原作と同様おいしい料理が紹介されることが重要なポイントです!)。でもウエイターは常にヘンリー。ヘンリー役は水谷豊(相棒の杉下右京みたいな感じで。もちろん白髪にします)か橋爪功(映画たんぽぽのウエイター役が良かった)が適役でしょう。名前はもちろんヘンリーじゃおかしいので「辺見」とかにします(イイ加減)。メンバーも芸達者を揃えて下さい。でも濡れ場も暴力シーンも無いから視聴率は稼げそうもありませんね。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
流石に4巻目あたりからアシモフ先生のパワーの衰えを感じざるを得ません。とは言え、生前何度も言われた通り、死ぬまで黒後家シリーズを書き続けたのですから本当に頭が下がります。アシモフ先生の作品はあまたありますが、このシリーズに対する思い入れはひとしおのようで、まさに代表作品だと言えましょう。小生黒後家シリーズは繰返し読んでおり、原書も全巻揃え、ヘンリーおよびメンバーの生の声を堪能しています。…なのになのに、第6巻にあたる「The Return of the Black Widowers」の翻訳が無視されているのはどういう訳なのでありましょうか? 確かに内容は過去の物語のベスト10の再録で全ページ数の半分を占めますが、新作も7つありますし、最後には編者の Charles Ardai がアシモフ先生の死後10年目、黒後家シリーズ刊行30周年を記念してメンバーに再集合を掛けた最後の一編もあります。東京創元社さん、この巻を出版しないということは犯罪に等しいのだと思いなさい! 別に文庫本でなくても結構。高価でも構いません。豪華箱入り単行本(アシモフ先生またはヘンリーまたは黒後家蜘蛛のフィギュア入りならなおよろしい)で刊行お願いします。…それから、いつも思うのですが、日本のTVで黒後家をベースにしたシリーズを作ったら如何でしょう。月例会場のレストランは毎回変えて和洋中何でもありとします(原作と同様おいしい料理が紹介されることが重要なポイントです!)。でもウエイターは常にヘンリー。ヘンリー役は水谷豊(相棒の杉下右京みたいな感じで。もちろん白髪にします)か橋爪功(映画たんぽぽのウエイター役が良かった)が適役でしょう。名前はもちろんヘンリーじゃおかしいので「辺見」とかにします(イイ加減)。メンバーも芸達者を揃えて下さい。でも濡れ場も暴力シーンも無いから視聴率は稼げそうもありませんね。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!