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キウイγは時計仕掛け
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キウイγは時計仕掛けの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.59pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全27件 1~20 1/2ページ
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Gシリーズは、スッキリしないモヤモヤっとした感情が残る。次作からの3作でこのあたりがはっきりしてくるような解説などが見受けられるので、そこに期待したい。 S&Mシリーズやvシリーズのメンバーは、この作品以降もう登場しないのだろうか? | ||||
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建築学会での事件を軸にストーリーが展開されますが、個人的にはその内容やトリック的なところより、学会でのプレゼンや質疑応答の応酬、発表者と紹介者の関係性などが興味深かったです。 ヒロインの加部屋さんが、"何かを一筋に極めた人はカッコいい"、という独白をしますが、それがよく伝わってくるディテールが書き込まれてます。 森博嗣はタイトルを決めてから、(論文のように)章タイトルや構成を執筆すると聞きますが、その一番細部であるトピックの地の文で、ここまで細部を描けるのは筆者の経験に基づくものでしょう。 ただ、ミステリーとしての魅力はイマイチなので☆3。 | ||||
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もしわたしが編集者なら、これの出版は許可しなかったと思います。それくらいミステリとしてのスタイルは成立していません。謎はまるで解いていないし、そういう無理のある解釈で複数の人間の推理が一致するわけないだろうとも思います。事件には日時に必然性がないし、警察が凶器の出所を突き止められないのも不自然。インタビューに対する学会出席者の対応も、「いや、学会に来ているの、学者だけじゃないから」と言いたい気持ちでいっぱいです。 で、延々才能論とかやっているわけですが。ここがポイントなのですね。不自然ですが、ああ、わかる、と。これはわかる。わたしにだけわかると思わせる。 まさに太宰治の人気と同じ。自分だけに分かる話、自分では語れなかったが確かに思っていた事を、わたしだけに話されている。実はマスなんですが、ミニマムな話に見える。 これ、本当に困った本ですね。 | ||||
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森氏の作品は、面白くて、展開も早い。しかしときどき難解で考え込む、立ち止まるときも多々あります。 | ||||
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森氏の本は、知的で、複雑で、理系の文字も多いけれども、読みごたえがあります。 | ||||
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言うまでもなく、面白い。キャスト勢揃いということも、サービスかなぁ。 | ||||
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森博嗣のGシリーズ第9弾。 今回の舞台は伊豆の某所にある大学キャンパス。建築学会の全国大会が開催されている大学に、いつもの面々が発表や聴講のために偶然集まり、そして・・・という話である。 奇妙なキウィが届けられた夜、学長が射殺されるという事件が勃発。翌朝から開催される学会には、犀川先生に西之園萌絵、国枝先生、、、とオールキャストが一斉に登場。警察関係者により速やかに捜査が開始されるのだが・・・という展開。 個人的には、事件のあれこれや、その背景に流れるあのお方の影、といった部分も楽しんだものの、どちらかというと学会あるあるネタが笑えてしょうがなかった(質疑応答の総括には電車内で吹きそうになった)。もちろん、国枝先生の持ち味それ自体だったり、西之園萌絵が昔の犀川先生発言をよく覚えているぞとか、そういうクスクスも盛り込まれているのだが。とにかく楽しませていただきました。 | ||||
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本作単体で評価すると、ミステリ要素などは記憶の彼方に埋没しそうな感もある。 ただ本作では爆発はしないものの、連綿と続いてきたGシリーズという壮大な時限爆弾の時計の針は着実に進んでいる。 次作『χの悲劇』の読後に再読したくなるシリーズ作品の1つであることは間違いない。 シリーズの読者は、このあたりで力尽きることなく、『キウイγは時計仕掛け』、『χの悲劇』と読み進めるまでこのシリーズの評価を待ってほしい。 また、S&Mシリーズからの読者には、創平と萌絵の関係性の移ろいと、そのやりとりを楽しめるというご褒美もある。 他方、森博嗣の入門編として本書を手に取ろうという方があれば、それはやめた方がよいだろう。 | ||||
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森博嗣先生の小説は小説内の時間が過ぎるのが人とか人関係の変化でわかりやすくて、すっかり大人になって、とかしみじみします。あと全体の印象は遠いな、でした。あまりにもな遠さの寂しい感じ、野次馬気分などでマイナス1です。 | ||||
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正直、つまらなかった。 今後のGシリーズへの布石なのかな?? | ||||
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「キウイγは時計仕掛け」読書終了後、小説の最初の一文を思い出す。 「箱根っていうのは、つまり、どこにあるわけ?」これが全て。 「事件っていうのは、つまり、真実はあるわけ?」 「その地図が箱根だがね」 「その報告書が事件だがね」 「ま、ほんでも、日本地図を見ても、日本っていう地名はどこにもないわけだで、それといっしょだわね」 | ||||
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Gシリーズ特有の、真実がはっきりしない、わだかまりが残る作品です。 内容は面白いですが、ずっとひっかかているのどの骨が最後までとれないような、もどかしさがあります。 | ||||
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正直、Gシリーズに入ってからの新キャラ達には魅力が一切感じられないので、邪魔者にしか・・・ かといって、旧シリーズの人物達に大きな動きがあったかというと、それもない。 ミステリー部分のインパクトも弱いし、何がしたいのか見えてきません。 シリーズフィナーレに向けて、後に読み返した時に読者側が驚くような伏線が張ってあるにしても、もうちょっとミステリーとしての単体での面白さが欲しい所です。 | ||||
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一応S&Mシリーズからずっと追いかけています。初めのころは読むのが楽しみでしたが、今は8割惰性です。 わざとそう書こうとされているのかもしれませんが、大人になって諦めてしまった世界のような。 大筋は淡々と進み、ところどころ申し訳程度に出てくる固有名詞に釣られているようで。 | ||||
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犀川創平の行動の変化,西之園萌絵の思考の変化,国枝桃子の非常に珍しい行動。これらから示唆されるのはひょっとしてアレなのかとS&Mシリーズからのファンはアレコレ思いを巡らせざるをえない一冊です。S&Mシリーズからのファンには非常に楽しめる一冊です。 | ||||
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殺人の謎解き自体はなるほど、と納得できるもので、むしろなんで自分が気づかなかったんだろうというシンプルなものでした。 それよりも難解なのはタイトル。結局ガンマがなんだったのかは明かされず仕舞いでちょっと気持ち悪いです。 このGシリーズ、目薬αまでは、ギリシャ文字がタイトルの先頭でしたがα以降はその前に名詞がついてて、例えばαが目薬の名前みたいな感じになってます。これが何か意味してるのかがちょっと気になったりはしてます。 さて、S&Mからつづく犀川と萌絵のラブコメは今回若干抑え目でそれが残念でしたが、犀川との関係を突っ込まれたときに冷静沈着な萌絵がうろたえるのはよかったです。 次回にも期待です。 | ||||
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シリーズ前作が、やや「謎解き」方向に傾いたかな?と思ったら、今回はまたまた・・・。いったいこのキゥイは何なのよ?と、最後はため息が出るような結末。犀川先生と萌絵の関係だけはやや進展があったような感じだけど、そのためかどうか、犀川は●●も辞めてしまい、ついでにあの人の事も、もはや無関心になってしまったようで。そうなるとこちらも急速に彼に対する興味も失くしてしまうような。しかし、唯一の望みはこの「キゥイ」が実はフィナーレへの伏線になっていて、驚くべき結末が待っている?と、ポジティブに考えるしかなさそうです。やっぱり最後まで、このシリーズを見届けたいではありませんか。 | ||||
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βから加部谷視点が増えたような気がしますが、本作品でも同様に感じました。 シリーズを継続して読まれている方には、間違いなくお勧めできる作品です。 βのときもそうでしたが、読後の切なさが強く残ります。 変化、回顧。この二つを特に感じました。 | ||||
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一応流れとして読んでおくとよいのではないでしょうか。 内容としては、久しぶりにシリーズメンバーが全員登場するのが嬉しかったのですが、あくまでもここからどういう方向に進むのかなと思わせる通過点であって、ひとつの話として完結しているといえるようなものではないと思います。たぶんこういう事件だったのだろうという感じの終わり方です。 | ||||
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登場人物がみんな大人になりました。 懐かしのキャラも一杯だし、皆成長しているので森博嗣ファンなら絶対楽しめます。 但し、みんな大人になっちゃった結果、誰も○○しません。 誰も○○しないことがミステリィな森ミステリィです。 くれぐれも、本作品は森ミステリィであって一般的な推理小説ではありません。 森博嗣初心者の方は『全てがFになる』から読むことをお勧めします。 | ||||
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