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月魚
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月魚の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.94pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全77件 1~20 1/4ページ
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読み始めて、あまりに雰囲気や言葉選びが逸品なので、いつの作品か確かめてしまいました。 著者がまだ20代半ばの頃だという。 いや、才能って凄いなと感じた次第で。 ストーリー自体はそこまで入り込むほどではありませんでしたが、この空気感はなかなか無いですね。 好きなタイプです。 読み始めた直後にほんのりとBL感を感じさせ、「あぁ、書きたかったんだろうな」と感じさせます。 ※著者はBL好きを公言しています。 古本に対する気持ちや愛情、深い思いをひたすら奏でるように書いていくもので、読んでいて著者がいかに文学、古書、文字を愛しているのかが伝わった作品でした。 | ||||
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三浦しをんの『月魚』は、古書業界を舞台にした物語です。 古書店『無窮堂』の若き当主、本田真志喜と、同じ業界に身を置く瀬名垣太一。二人は幼い頃から、密かな罪の意識をずっと共有してきた。瀬名垣の父親は「せどり屋」とよばれる古書界の嫌われ者だったが、その才能を見抜いた真志喜の祖父に目をかけられたことで、幼い二人は兄弟のように育ったのだ。しかし、ある夏の午後起きた事件によって、二人の関係は大きく変っていく…。 この本の主要なテーマは、本と人との絆です。本は、人の心に触れるだけでなく、人と人をつなぐ力があります。真志喜と瀬名垣は、本を通して互いに惹かれ合いましたが、本をめぐる事件によって離ればなれになりました。しかし、本は、彼らの間に残された唯一の繋がりでもありました。本に対する愛情と執着は、彼らの人生に大きな影響を与えました。本書のおすすめポイントは、作者の透明感のある文体と、幻想的な描写です。作者は、古書の魅力や、真志喜と瀬名垣の感情を、繊細で美しい言葉で表現しています。 総評として、この本は、古書業界の裏側や、本に対する様々な思いを描いた作品です。登場人物の感情や背景には、深い謎や秘密が隠されています。読者は、真志喜と瀬名垣の関係の変化や、事件の真相に引き込まれるでしょう。この本は、本に対する情熱や、人との絆を感じたい人におすすめです。 | ||||
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ページの間にゴミが挟まっていました。 | ||||
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そういう作者なんですね、存じ上げませんで。私はこういうのは苦手なので後悔した | ||||
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しをんさん、、初めて読んだが、、、辛い物語やなー ここまで すなや、、、 高村薫はんが、講演会で何年か前言ってた事が、、、立証された。。。 | ||||
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秀逸。 | ||||
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若い内容で、まあまあ面白いけど、物足りない。 | ||||
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古書屋を営む真志喜と瀬名垣の青年同士の交流というか、明らかにボーイズラブなのだが、作者が控えめな表現をするので、関係性がどこまでいっているのか、読者に想像が任されている。 真志喜の父は行方をくらましており、その行為が自分には意味不明だった。真志喜と瀬名垣のそれぞれの父との関係は書かれるが、母との関係は書かれないのはなぜだろう? 真志喜の父との不意の再会および競争が物語の核になっているが、真志喜の父は二匹の犬の名前を知らないわけであり、勝敗は予想通りであり、やはり、作者は主人公の真志喜と瀬名垣の男性同士の(多分)カップルに甘い。 古書業界のことが少しわかったが、感動したとか、胸を打たれたという物語でもない。SEXなしのやおい系文学という感じとしか表現しようがない。 | ||||
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さわりは男の友情的のお話なのだなぁと 特に感情移入せずさらさら読み進めてました。 真志喜と瀬永垣。 読んでるうちに名前がごっちゃになって(笑) あれ?ってなりました。。 説明文の「密かな罪の意識をずっと幼いころから 共有してきた二人。」 んん?と興味をそそられましたよ。 この本のしっとりした情景と濃密な感情が、 読者を魅了するんですね! どっちかっていうと、 女性向につくられてる小説だなぁと思います。 もちろん男性でも楽しめます! 三浦しをんさんの本は、 どの本を読んでも本当におもしろい! 大好きな作家さんです。 | ||||
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三浦しをんさんの本、大好きです。 | ||||
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「ビブリア古書堂の事件手帖」とはまた一味違う三浦しをんさんが描く厳しくも心温まる古書と家族と友情の物語。「獄記」発見を巡る哀しいエピソードを読んで感じたのは、人間は複雑になり過ぎて随分と不幸な生き物になってしまったなという感慨でしたね。本の価値を知らなければ唯の紙に過ぎない訳ですし、こんなことは食べて生きる事が仕事の動物達に笑われる様な気もしますね。真志喜と瀬名垣の友情は永遠に続くでしょうけれど、真志喜と頑なな性格の父親との和解はかなり難しそうですね。唯一「無窮堂」の後継者問題がどうなるのかが心配ですね。 | ||||
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私にとって初めての三浦しをん作ですし小説を山のように読んでる訳では無いので上手い下手は理解できませんが、劇的な話の展開こそなくありがちと言えばありがちな話のもっていき方ではあるものの、読みやすいですし好きな話でした。 真志喜と瀬名垣の関係はBLというかそれに片足突っ込んでるブロマンスと言った方がしっくりくるような…(微妙に違う?)。 瀬名垣は一目惚れだったのでしょうか。愛おしくて仕様がない感じが伝わってきます。 あからさまに描かれていないのがかえって色気を醸し出していてドキドキさせられますね。 好きな人は読んで間違いないと思いますが、毛ほども興味ない人は読まない方が賢明かと。 水に沈んだ〜は青春って感じです。若気の至りというやつなんだろうけどなんだか本編とキャラクターイメージが違ったのであんまり… 題名の読みが奥付け?で判明してスッキリ( 笑 ) | ||||
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古書店の主人公の青年とのその幼馴染みを中心とした小説。罪を背負ったというからちょっと暗い面もあるが、全体としてはそんな感じもない。高校時代の思い出に戻るシーンが最後のほうに出てきますが、始めのほうは興味深く読めたが、後のほうは微妙な青春小説みたいになっていた。 | ||||
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三浦しをんさんの作品が好きで、色々読んでみましたが まだ全作品読んだ訳では無いので、一番 とは言えないですが上位に入るぐらい好きな本です。 同性愛だなんだと言ってる方もいますが、私はそれだとは思いません。(事実的にはそういう物語なんでしょうが) なんていうか、そういう言葉にあてはめることが出来ないぐらい、繊細で、綺麗で美しいお話でした。 不思議な感じで、強弱のある激しいお話ではありませんが、それがなぜか心地よくてハマってしまいます。 死ぬ前にこの本に出逢えて良かったなあと、しみじみ思いました。 | ||||
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主人公2人の複雑な関係、繊細な情感。親の身勝手さと対象的に、二人が共に育んできた情愛がとてもいいですね。読むたびに様々な世界を見せてくれる三浦しをんって、本当にすごい! | ||||
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いろいろ抱えた若者たちが、古本を通して付き合いそれを通して気持ちを通わせている設定が面白いし、濃いキャラのみんなをどんどん大好きになって、最後は一気に読み進めた。 | ||||
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を過ごした経験からとても懐かしく不思議な気分にさせられた作品でした。大人になった今でもお互いを必要としながら生きていく2人がとても羨ましくもありました。「水に沈んだ私の村」では主人公の花火に対する思いにとても共感してしまったのは驚きました。この作者の作品はドラマ・映画・アニメで知り初めて読んでみましたが、情景描写のせいかなんだかふわふわした地に足が付いてない感覚も本ならではで楽しめました。 | ||||
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最高にツンデレ美青年マシキ君と快活だけど影があるたいっちゃんの、 思わせほのめかせストーリィ☆です! 思いっきり頭の中で某落語アニメの二人で再現されたけど…(CVもあの二人でw) 「まほろ駅前」シリーズを更にBL寄りにして、 なおかつBLとは言い切らない所で評価はがっつり分かれるかと思いますが…。 自分的には作者と歳がそんなに違わない事と好みから、これちょっと既視感ってのはありました。 全体的に長野まゆみ先生とか…、2作目は岩井俊二の打ち上げ花火~? (まぁ萌えポイントなんて大体同じですからね) 見たいシーンが見たいキャラで出てきているんですよね。 すごい頭の中に映像で出てきました。 BL云々より、主人公二人に嵌れないと結構キツイと思う。 私はガッツリBLよりは、匂わせ系が好きなので読んでよかったです。 「月魚」というタイトル、ついてはすっと離れるそんなマシキ君の事も現しているのかな、と思われ。 短編でなんぼでも読みたい…なぁ。後日談ちょっとどこかで書いてくれないかなぁ(どーせイチャイ…仲良くしてるんだろう、ごちそうさま) | ||||
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タイトル意味わからないと思いますが 読んでいるときに感じた「気分」です(笑) はっきり言って同性愛を匂わせてきている作品です。だから好き嫌いがわかれるでしょう が 私は好きでした。 が(笑) 内容が内容だけに友達には勧めにくいです。 まさに腐女子が好きそうな…そう考えると自分が同じだと思われたくないからと益々人に進めるようなことはしませんね。 それはさておきらやはり互いを思い合うって美しいですよ。 微妙な関係性、繊細な心、そういった内容を描くと右に出るものはいないですね。 でもこの一冊で満足ですよ! 作者が腐女子だったらまだこういう作品が2、3作でそうなもんですが、さすがに編集が止めるでしょうね(笑) 特殊な関係性を結んでいる方は共感することでしょう。 | ||||
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