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聖アンセルム923号室
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聖アンセルム923号室の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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それぞれのエピソードで主役を演じるのは、新婚夫婦、若い兵隊とそのガールフレンド、ギャングのボス、破産した男、駆け落ちした恋人たち、そして老婦人・・。 「1896年」 あくる日をその眼差しに押し包み 貴方はいってしまった 「1917年」 その狂騒の一晩 悪趣味な愛の神は親切だった 「1918年」 再会 純真さを失った世代の 気が合う伴奏者として 「1924年」 やがて来る きっと来る 心寒き最後の瞬間にそなえよ 「1929年」 誰かが言った 99回倒されても 100回目に立ち上がればよい 「・・・・年」 今はただ・・つかの間の幸福をむさぼれ 「1957年」 それで本当に幸福だったのですか 貴女の過した年月を想うとき 切なさが止まりません 彼らのドラマというコーヒー豆を、マスター・ウールリッチが絶妙の味加減で私たちに淹れてくれました。もちろん一つ一つの味は別物ですが、人生のほろ苦さという点ではどれも同じです。ちなみに私には「1929年」という味が合っていたようです。 あなたはどれがお気に召しましたか? | ||||
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