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シャドウ・ストーカー
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シャドウ・ストーカーの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.44pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全25件 21~25 2/2ページ
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「キャサリン・ダンスシリーズ」第3弾。 今回は人気歌手ケイリーのストーカー事件を捜査。 人気歌手の曲になぞった殺人が起こるなかダンスのキネシクスで解決・・ といかないのが今作です。 ホームを離れ、アウェイでの捜査に翻弄されつつ、更に一枚上手の 犯人にも翻弄されています。 今作はライム&サックスコンビの活躍が多くみられ、 ダンスシリーズ&リンカーンシリーズのようなイメージですね。 というか、今回に限るとライムも活躍が大きくどちらのシリーズか 途中で分からなくなる場面もありますが、最後の最後でダンスのキネシクス炸裂で解決!! ・・・というジェフリー・ディーヴァーの力技にも感服!! 今回の場合途中で犯人が捕まり(誰もが予想した人だったので違和感ありありですが!)ますが、 相変わらずの大どんでん返し&ジェットコースターぶりも健在です。 また、最終章でリンカーンの身に変化が起きます。 今後のリンカーン・ライムシリーズにも期待を持たせるものになっています。 "The Kill Room"に期待ですね。 | ||||
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各所にちりばめられた伏線やジェットコースター感は、さすがディーヴァーと思わせる部分もある。 しかし、この作品の最大の疑問は「これってキャサリン・ダンスシリーズなの?」という事。 ダンスシリーズは”キネクシス”を駆使して犯人を突き止めるというのが大前提のはず。 なのに、作中で度々「ストーカーにはキネクシスは通用しない」という台詞が登場。 さらに犯人逮捕に繋がるのが、脇役で登場するライム&サックスのコンビと、犯人の出したメール。 メールに関してはダンスが不審に思って嘘を見破る流れなのだが、キネシクスとは全く関係無し。 むしろ、同じスピンアウト作品の「悪魔の涙」に登場する文書検査士パーカー・キンケイドの出番なのでは? と思ってしまう。 あと、シリーズ読者にしか分からないことではあるが、リンカーン・ライムの身体に起こった変化がライムシリーズではなく、スピンアウト作品で語られる(しかもさらっと)のはシリーズの読者としてはどうかと思う。 ただ、そういったシリーズのファンからすると「おやっ」っと思うことはあっても、面白い作品であった事は間違いない。 | ||||
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今年のディーバーの秋の新作は、リンカーンものではなく、キャサリン・ダンスもの。 ダンスが休暇中に立ち寄った知り合いのカントリー歌手の周りで起こる事件を解決する話だ。 歌手にまとわりつく不気味なストーカー、そして歌手のヒットソングになぞらえて次々に殺人事件が起こる。 ダンスは休暇中で銃も不携帯だし、いつものように取調室で容疑者と対峙してそのボディーランゲージを読み解くというシーンも少ない。 ストーリーはディーバーらしくひねってあって、「なるほど、そういうオチか」と思わせるものの、あちこちに、なくてもいいようなダンスの恋愛模様やらアメリカのカントリー音楽の薀蓄やらも差し挟まれて、全体に緊迫感に乏しい。途中、お約束のライムとアメリアの登場があり、その時だけはちょっと緊迫感は高まるけれど…。 やっぱり私は、リンカーン・ライムが微細な証拠を分析して犯人に近づいていくライムものの方が好き。 でも、本書もさらっと読めて、それなりの驚きもあるので、軽い推理小説が好きな人には向いているのでは。 | ||||
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一気に読ませる手腕は流石、またもや一晩で読了した。しかしながら、ひねりを利かせすぎて展開に驚くというよりも「またかよ…」という気持ちになってしまう、この数年そんな感じ。 どんでん返しを常に期待されている作家としては仕方ないのだろうが、こちらはすっかりスレてしまって良い読者では無くなってきている。 個人的に主人公の恋愛話になんか付き合わされたくないし、作中曲の歌詞完全収録なんかどうでもいい。 とは言え、新作が出るたびに期待してしまう魅力があるのは確か。私のようにスレていない読者は存分に楽しめる筈だ。 | ||||
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最近のディーヴァーの作品の中では秀逸だと思います 読んで損はないし、買って後悔はないと思います 売りであるはずのどんでん返しが逆に作品の質を落としていた 最近のディーヴァーの長編ですが、今回は良かったと思います ただ、ディーヴァーは稀代のストーリーテラーだとは思いますが、 その作品に愛着が持てません 愛蔵本として手もとに置き、何度も読みたくなるということがないのです 主人公に、そして登場人物に思い入れができないからだと思います キャサリンダンスという主役の恋愛状況を複雑にして、 人間味や深みをだそうというこころみは残念ながらうまくいっていないと思います 男性二人の間で揺れる心の動きの描写は、個人的には不快にさえ感じます また、ストーカーに怯えているはずの主人公の描き方も納得がいきません 一人で、家の近くのストーカーの様子を見に行ったり、 殺人を確信しているはずのストーカーと一人で対峙しようとして、いいくるめられたり 心底怯えているストーカー被害者の心情が描き切れていないと思います ディーヴァー程の巨匠なら、作品数を減らしても 一つの作品をもっともっと緻密に描ききることが本人の名声のためになるのではないでしょうか? 溢れる才能を一冊の本に凝縮して、2冊分の部数を売ればいいと思うのは 書くことのできない人間のあさはかな考えなのでしょうけれども・・・・・ この作品の主題は、まさにストーカーです ストーカーという人種の異常さ、怖さは、先日おこってしまった女子高生が殺害される という事件からも、誰にでもある程度は想像できるものだと思います そういう異常者を描いたものとしては、本ではありませんが、 アメリカのTVシリーズのクリミナルマインドの、リーパーとのたたかいを描いた 作品の方が圧倒的に胸に来るものがあります 異常者とのたたかい、そしてその異常者を最後はどう処すべきか もし、クリミナルマインドを見ていなくて、 この、シャドウストーカーという作品を読んだ方は、ぜひ、 クリミナルマインド シーズン4 18話 リーパー シーズン5 1話 死神の再来 9話 死神との決着 を見ることをおすすめします | ||||
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