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シャドウ・ストーカー
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シャドウ・ストーカーの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.44pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全9件 1~9 1/1ページ
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カントリーミュージック好きなら大いに楽しめたでしょう。今回はディーヴァー氏の好きがたたって、読み手としては物語の進行を妨げられた感じとなりました。又、リンカーン・ライム頼りという点も気になります。珍しく焦点が絞り切れず、ドンデン返しの切れもそこそこでした。続けてディーヴァー氏を読みすぎたかな?・・ | ||||
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キャサリン・ダンスシリーズはいつも意外な犯人ですね。 キネシクスも非常に興味深い。ただこと恋愛に関してはいらない気がする。ダンスもオニールも両想いだと思うけど、はっきりしないところがいつもイラッとさせられます。 | ||||
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リンカーン・ライムものもキャサリン・ダンスものもひと通り読んではいるが、このところは食傷気味。 意外な展開!という部分でも、最初からそれを予想していることもあって、結局さほど意外ではなかったりするし、主要キャラクターに危機が!という場面でも、だいたい肩透かし(?)、というところを予想しながら読んでしまうので、あーやっぱりね、という感じになってしまう。 (シリーズの主要キャラクターでも平気でアレしちゃうマイケル・スレイドを見習えなどとは言わないが) また今回、女性カントリー歌手が登場してその歌の歌詞が鍵になる、ということで、著者のサイトに実際に制作されたその歌(アルバム)がアップロードされたりしているところなど、著者の本気度は伝わるものの、さてその歌を聴いてみると、これがまったく耳に残らない平凡な曲だというのも残念。 カントリーというジャンルが、特にこの数年なかなか面白い(多くの才能あるアーティストが魅力的な曲をたくさん出している)だけに・・・というのは、まあこの本の評価には関係あるようで関係ないけれど、今回はちょっとハズしたな、という感じは全体的に否めない。 でもまあ最後まで面白く読めるのは間違いないんですけどね。 | ||||
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人気女性歌手の周りでおこる、事故、殺人。 キネシクスの名人、キャサリンダンスが、捜査に加わる。 相変わらずのひねりの効かせ方で、、 面白くて、すいすいと読んでしまった。 だけど、、、、面白いのだけど、、 なにか、自分に残ったかなあ。 | ||||
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キャサリン・ダンスは魅力的なキャラクター。彼女の愛すべき性格も、頭の回転の速さも、好きなタイプだ。彼女が初登場したリンカーン・ライムシリーズの彼女が一番好きだった。今回は、リンカーン・ライムの方がゲスト出演を果たしたのは、シリーズのファンとしては嬉しい。でも、キネシクスの技を彼女はこの作品で発揮できていない。何だか消化不良で終了した感じ。もっと彼女の才能を発揮できると面白くなるのになぁ。 | ||||
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オリジナルは、2012年リリース。邦訳は、2013年10月15日リリース。キャサリン・ダンス・シリーズの第3作。原題は『XO』。『XO』は『キスとハグ』の略号であるらしい。主人公は、『シャドウ・ストーカー』にこの言葉をつけて、メールしたことが、狙われた原因になったりする。 ただ今回は、ちょっと設定にやり過ぎを感じたりした。たとえば、キネシクス分析のエキスパートであるはずのキャサリン・ダンスがアメリア・サックスのように銃を持ち、行動する。そうは言ってもアメリアのようなわけにはいかない。当然行き詰まる。そうなると急にだいぶ体力を回復してきたリンカーン・ライムとアメリア・サックスが登場してきて、一挙に事件が解明へ向かって動き出す。ジェフリー・ディーヴァーが変化球作家なのは読む方も知り尽くしているので、犯人の類推も比較的容易で、あまり驚かない。よって読了後の満足度は並だった。 逆にまったく関係ない部分に惹きつけられた。それはジェフリー・ディーヴァーがホントに音楽に詳しいのが良く分かる部分だ。例えば、単にアコースティック・ギターが出てくるのではなく、ギルドが出てきて、その特徴を書く、この歌にはマーチンで、とくる。こういうセリフは、日本の小説では読んだことがない。そして何と言っても驚くのが、ここに登場する『ユア・シャドウ』をホントに作って自分のサイトでリリースしたことだ。本格的なレコーディングをしたらしい。ホントは、そっちの方が本作を書くよりやりたかったのでは?、と思ってしまうほどの出来栄えだ。 何しろジェフリー・ディーヴァーは自分のやりたいことに邁進している。徹底的だ。そこにとても惹かれる。 | ||||
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各所にちりばめられた伏線やジェットコースター感は、さすがディーヴァーと思わせる部分もある。 しかし、この作品の最大の疑問は「これってキャサリン・ダンスシリーズなの?」という事。 ダンスシリーズは”キネクシス”を駆使して犯人を突き止めるというのが大前提のはず。 なのに、作中で度々「ストーカーにはキネクシスは通用しない」という台詞が登場。 さらに犯人逮捕に繋がるのが、脇役で登場するライム&サックスのコンビと、犯人の出したメール。 メールに関してはダンスが不審に思って嘘を見破る流れなのだが、キネシクスとは全く関係無し。 むしろ、同じスピンアウト作品の「悪魔の涙」に登場する文書検査士パーカー・キンケイドの出番なのでは? と思ってしまう。 あと、シリーズ読者にしか分からないことではあるが、リンカーン・ライムの身体に起こった変化がライムシリーズではなく、スピンアウト作品で語られる(しかもさらっと)のはシリーズの読者としてはどうかと思う。 ただ、そういったシリーズのファンからすると「おやっ」っと思うことはあっても、面白い作品であった事は間違いない。 | ||||
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今年のディーバーの秋の新作は、リンカーンものではなく、キャサリン・ダンスもの。 ダンスが休暇中に立ち寄った知り合いのカントリー歌手の周りで起こる事件を解決する話だ。 歌手にまとわりつく不気味なストーカー、そして歌手のヒットソングになぞらえて次々に殺人事件が起こる。 ダンスは休暇中で銃も不携帯だし、いつものように取調室で容疑者と対峙してそのボディーランゲージを読み解くというシーンも少ない。 ストーリーはディーバーらしくひねってあって、「なるほど、そういうオチか」と思わせるものの、あちこちに、なくてもいいようなダンスの恋愛模様やらアメリカのカントリー音楽の薀蓄やらも差し挟まれて、全体に緊迫感に乏しい。途中、お約束のライムとアメリアの登場があり、その時だけはちょっと緊迫感は高まるけれど…。 やっぱり私は、リンカーン・ライムが微細な証拠を分析して犯人に近づいていくライムものの方が好き。 でも、本書もさらっと読めて、それなりの驚きもあるので、軽い推理小説が好きな人には向いているのでは。 | ||||
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一気に読ませる手腕は流石、またもや一晩で読了した。しかしながら、ひねりを利かせすぎて展開に驚くというよりも「またかよ…」という気持ちになってしまう、この数年そんな感じ。 どんでん返しを常に期待されている作家としては仕方ないのだろうが、こちらはすっかりスレてしまって良い読者では無くなってきている。 個人的に主人公の恋愛話になんか付き合わされたくないし、作中曲の歌詞完全収録なんかどうでもいい。 とは言え、新作が出るたびに期待してしまう魅力があるのは確か。私のようにスレていない読者は存分に楽しめる筈だ。 | ||||
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