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悪いものが、来ませんように
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悪いものが、来ませんようにの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.45pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全52件 21~40 2/3ページ
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一度読んでから、もう一度読み直しました。巧妙に騙された気がします。 | ||||
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殺人事件のルポライターが事件関係者に話を聞くという構成で、事件の概要が徐々に明らかになります。そしてストーリーを通して、ひとつの叙述トリックがあります。私はすっかり騙されて、途中で驚いてページを読み返すことになりました… 私はシングルマザーとして子供を育てていますが、離婚後は母と関わることがとても増えました。良くも悪くも…娘を助けてあげたい思いが強すぎて、正直こちらが望んでいないことまで介入されて喧嘩になることもあり、母との関係に戸惑うことが増えたと感じています。そんな私にとって、この話はとても苦しかったです。母と娘、それぞれがいい歳の大人になったとき、それぞれ家庭内に抱える問題があって、本音で吐き出す相手も限られて…「共依存」の関係になってしまうのは、もしかすると必然なのかもしれません。人は誰でも、辛いことを1人で抱えることは苦しみでしかないのだから。 母の子に対する深い愛情は、当然のものであり、崇高なものであると一般的に考えられていますが、やはり適度な距離感が必要で、我が子であっても独立した1人の人間なのだと認め、一歩引いたところから関わることが大切なのだと改めて思いました。 読後に「悪いものが来ませんように」のタイトルを、改めてじっくり噛みしめました。 一気読みでした、良かったです。 | ||||
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面白く読ませてもらっているが、どこか 無理やり感があるので、サクサク読み進めなかった。 最後に「なるほど!こういうことか!」って 事になるので、それまでのトリックが生きてくる のだろうけれど、言葉に表せられない違和感が 多々あった。 次回はデビュー作「罪の余白」行きます。 | ||||
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女性の視点から、出産や夫婦関係、姑問題など日常にありふれた問題から生じる1つの事件を小説にしてあります。 男性の方は、女性の苦労がどれほどのものか理解できます。 女性の方は、あー、こんなこともあるある、というような視点でこの小説を読むことができると思います。 また、この小説全体を通して設置された1つの引っ掛け要素。 とにかく、先を読みたくなる1品です。 おしゅしゅめ。 | ||||
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予想外のラストに驚き! | ||||
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子どもにとって母親は特別な存在。もちろん母親にとっても子供はこの世で1番大切な存在。それがよく分かるからこそこの話は苦しすぎる。母親は子供には幸せな、悪いことなど起きない人生を送って欲しい。幸せになって欲しいと思っている。だからこそこのような事件が起こっても誰が悪いと言いきれない。自分自身ももしかしたら同じことをするのかもしれないのだから。 | ||||
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違和感があるけれど一度つくってしまった私の中の人物像が覆ることはなく、最後のどんでん返しの連続を迎えてしまいました。そんな!と、思って最初からパラパラと見返してしまいました、、今回も芹沢さんにやられた!爽快です。おすすめ! | ||||
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とても気に入りました。ありがとうございました! | ||||
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個人的にはミステリとして読むよりも、ヒューマンドラマくらいの心持ちで読むといいのかなと思いました。本格ミステリ的な要素はあまり感じなかったです。 女性特有の人間関係や悩みが非常に生々しく描写されているため、精神的な余裕がある時でないと読むのが結構つらいと思います。気分転換の読書には向きません。逆にこのような妙に現実味を帯びた作品の世界観がこの作家さんの良いところだと思うのですけれども…笑 万人受けする作品ではないというのは間違いなく言えます。 ただやはり、人間の心の奥に潜む欲望を忠実に描写しようとしている努力はあると思います。今後に期待して星4にしました! | ||||
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ありがとう | ||||
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「なっちゃん」と「紗英」の関係性はわりと早くにわかったので、答え合わせのような気持ちで最後まで読みました。 もっとしっかり騙されたかったなぁという気もしますが(^-^; 女たちのあれこれを描いているからだと思いますが、どの女性の「夫」も存在が薄いのはあえてなのかな。 衝撃のラスト!とまではいかなかったけど、最後の最後で、ふたりの関係以外のずっともやっと疑問だったことがちゃんとクリアになってそういうことなのね、と思いました。 芦沢さんの本は初読みでしたが、トリックや仕掛けがどうかというより、それぞれの立ち位置での心理や行動になるほどなと唸る部分があり、ミステリーとしてじゃなくても、このテーマで普通に描いてもじゅうぶん面白い小説だと思います。 また芦沢さんの本を読んでみようと思います! | ||||
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なっちゃんの殺害動機がイマイチ弱いようで、 仲良い友達のためにそこまでするかい?という違和感がずーっとあった。 だからこそ終盤は、真実が明るみに出ても、一瞬理解出来なかった。答え合わせの意味で何度も前に戻って、表現や言い回しを確認したから読み終わるのに時間がかかりました。 でも充実した読書時間だったと思います、面白かった。 一つだけ腑に落ちてないのは、鞠絵の旦那の存在。 反抗期を迎えたら子育ては成功とは良くいったもの。娘を育てている親にはなかなかきついお話。一卵性母子でいれる間はお互い幸せかもしれないけど、結婚や別居、死別で離ればなれになったときにそのしっぺ返しがくる。 奇しくも紗英が自分の罪に気付いたときに、本当の自立が訪れるなんて…怖くて怖くて震える。 | ||||
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事件的にはよくある?ストーリーな気がするのであまり面白い!とはならないけど、読み終わったあとに、は?となるので、もう一度読み返してしまいます。 | ||||
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完全に最後の最後まで騙されました。 完読直後にもう一度読み直した本は、これが初めてです。 読み直しても尚、楽しめました。 | ||||
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期待どおりでした。必ず二度読み返したくなる、という罠に見事にはまってしまいました。 | ||||
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芦沢央さんの名作の呼び声が高い巧緻なミステリ長編第2作です。実は恥ずかしながら私は最近になって漸く著者が女性なのだと知りました。そう言えば歌手の一青窈さんも名の読みが「よう」でしたね。本書は不吉な題名からホラー小説かなと思っていましたが全く違っていて、その巧妙な仕掛けと驚愕のどんでん返しに唸らされましたね。私は特に第2章の紗英と鞠絵と奈津子と梨里がファミレスで会するシーンが巧いと思いましたし、やはり「なっちゃん」「紗英」という互いの呼び名が全てでしたよね。私は読後に湊かなえさんの短編集を思い出しましたね。 | ||||
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そこまでボリュームのある小説じゃないが読み進めると前半でまどろっこしい言い方するなよ!と思うとこが多々ある 小説はそう言うものだけれどそれでも余計な言い回しがスローペースに感じで退屈だった でもアップテンポになると強弱がつくので読み終わるとまぁ悪くなかったかなと思った! 入りのイメージは悪いが読む価値はあり! あと騙されるのは仕方ない笑 | ||||
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途中での違和感は感じならが全く気が付かず、あっとさせられました。。 異常なまでの行動も納得させられます。 読み返して確認することがなんと多かったことでしょうか。 今までで記憶にありません。 未読の方は丁寧に読んでみて、わかるかどうかチャレンジしてみてください。 オススメです! | ||||
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どんでん返しも面白くラストページでは気付けば涙が溢れていました。ですが男性からすれば何でそんな事で悩むの?というような疑問も多いんでしょうね。まぁ女性向きですね〜 | ||||
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最後まで読んだらもう一度初めから読みたくなる…に期待して購入しました。ホントに読み返したくなりました。ただのサスペンスではなかったです。読み終える頃…胸がツーンとする感じ…虐待、ネグレクト、目を覆いたくなる様な母親が起こす事件が後を絶ちませんが、そうなってしまった原因があって…根っこの部分で 母親に悪者はいないなって 気付かされた奥深い作品でした。 | ||||
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