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暗黒女子
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暗黒女子の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.44pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全38件 1~20 1/2ページ
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「女王様」と仲の良いクラスメートが「文学サークル」を復活させた。真の目的は別のところにあった。自分の支配欲を満足させるために、「女王様」は生徒の弱みを調べ上げ、5人の忠実なる「しもべ」を「文学サークル」に入れることに成功した。 ふとした不注意から「想定外」のことが「女王様」の身に起こった。それを察知した5人の忠実なる「しもべ」たちは仕返しをした。運悪く「一人の命」が奪われた。激怒した「女王様」は復讐を誓った。復讐の最後のステップで「共犯者」が勝手に台本を書き換えて、全く違う結果になった。 映画を見た時には分からなかったが、「女王様」と「しもべ」たちの間の「禁断の関係」を匂わす表現がある。肉体的というよりは精神的なものだろう。いわゆる「同性へのあこがれ」といったものだと思う。「女王様」と他のメンバーは一方的な主従の関係で結びついていたわけではない。特に「女王様」と一番の「親友」は。彼女が最後に勝手に台本を書き換えたのは、「女王様」がはからずとも自分を裏切ったからである。「女王様」は自分より「もっと大事な人」を選んだから。 いつみの「告白」で全てが白日のもとにさらされたと思ったら、それだけでは終わらなかった。ラストは強烈。確かにイヤミスといえる。犯罪小説としては使われているトリックがイマイチであるが、心理サスペンスとしてはよくできている。 | ||||
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自分の思っていた内容と違っていたが、楽しく読み終えました。値段があまりに安かったのでビックリでした。 | ||||
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読売新聞の広告欄に『監禁』が出ていて、何やら面白そうだったので、代表作の『暗黒女子』を読んでみた。 キリスト教系の女子高を舞台にした、イヤミス。湊かなえ作品のような、本当に底意地の悪い、べたぁとしたイヤミスではなく、どことなくサッパリとしたイヤミスである。 女性だから描ける、女性独特の感覚・心情、ある意味女性の嫌な部分を描くのに長けていると感じる。また、文章が読みやすいので、サクサク読めてエンタメ作品として面白い。 | ||||
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秋吉作品6冊目でした。 今回は女子高生たちの文学サークルによる闇鍋パーティー。鍋をつつきながら、1人ずつ書いてきた作品を朗読するのが話の流れ。いつみの死の真相が少しずつ明らかになり、最後には「そうだったのか」と衝撃の真実が待っています。 それにしても、秋吉理香子が描く女性は誰もが個性的。知り合いにいるような、いないような。そのギリギリのラインを見事に描いています。実際の知り合いの内面に、実は法に触れてしまう欲望が渦巻いているとか、そういう感じです。 | ||||
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内容はもうすっかり忘れていたので まるで初めて読むように楽しめました。 タイトルの通り暗黒な女子の話と思いきや ホラーちっくなところもあり 自分の予想をはるかに裏切る終わり方も とても満足な読後でした。 | ||||
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正直言って序盤と中盤は退屈だった。 しかし物語が終盤に差し掛かった時、彼女が登場する。 そう、白石いつみだ。 彼女が登場してから物語は加速度的に面白くなっていく。 次々と回収されていく伏線、 あまりにも魅力的な白石いつみのキャラクター設定、 息もつかせぬ怒涛の展開、 そして、あの衝撃の幕引き。 終盤は全てにおいてパーフェクト。 流石は秋吉梨香子先生といった作品。 | ||||
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なかなか読み応えがあった 設定も作り込まれている感じ ひとつの事象を、多くの視点で 矛盾なく描き切る文章の構成力に 舌を巻く思いだ ただ、3人目辺りで、あぁ そして誰もいなくなった…か? と、見当が付くのは星1つマイナス ただ、本当に面白かったので この方の別の作品も読んでみたい | ||||
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早く次を読みたくなります!無駄がない! | ||||
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ありがとうございました。 | ||||
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人間のブラックな部分が描かれている。ゾワッとする感じ。 私は、結局の犯人は、最後まで予測できませんでした。(というか、ハズレました〉 1つの事実に対して、それぞれが語るスタイル。 1つのサイコロを別の方向からクルクル回されながら眺めているように、「1だと思ってたら、4なの?」となる感じで、事実が掴めず、先が気になる。 噂が事実を形成していく過程が見える、そんな、本。 | ||||
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映画は観ないで、こちらを購入。 お嬢様特有の語り口が、なんとなく結末を予想させる感じで、一気に読んでしまいました。 途中から、『あぁ、きっとこういうことなんだろうな』と予測でき、実際にそうだったわけですが、そこから更に大どんでん返し! 正直、すっきりするラストではありませんでしたが、それが今後の登場人物たちの生活が明るいものではないことを表している、なんとも言えない最後でした。 ところで、読み終わった後に映画のサイトを見てみたのですが、登場人物が一人足りませんね。 | ||||
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私はもともと、ミステリーが大好きなものの読み切るのに一週間ぐらいかかるタイプなのですが、 暗黒女子は読みやすすぎる上に何より話の先が気になりすぎてページをめくる手が止まりませんでした!! 世界観も私の大好きなミッション系の女子高を舞台にしていて耽美な百合のようですごく引き込まれます。 話も進んでいくごとに矛盾や疑問が生じてきて飽きさせることがないかと思います。 キャラも魅力的で、特に真犯人が私は大好きです! | ||||
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「インタビュー録」や「証言録」スタイルの小説は読んだことがあるが、 各人が他の誰かを『人殺し』として告発するスタイルの「告発録」は初めてで、 なかなか面白かった。女子高生が、自分が書いた小説(実話?)を朗読すると いう設定だから、内容がそれなりで浅いのもしょうがないと思う。 むしろ、こういうスタイルと内容だから、名門女子高校に通うお嬢様たちの 裏の顔がリアルに描かれているという印象を受けて、怖さが増した。 | ||||
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一気読みしました。 タイトル通りのブラックな女子のお話でした。 怖いですね。 映画もまだ観ていないので、観てみたいと思います。 | ||||
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とても面白くて、一気に読めました。女の子の恐ろしさが表れていると思いました。 | ||||
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これが処女作。とても面白かったし、怖かった。今後も期待しています。 | ||||
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映画を観て、清水富美加さんの演技がすばらしかったので、小説も気になり読んでみました。 何かの記事で、映画は小説の登場人物が1人減っているという事を知っていましたが、読んでみてほとんど違和感を感じませんでした。 話の流れは自体はかなり忠実に原作に添って映画化されていました。 小説のファンの方も、映画を観て失望する事はないのではないかと思います。 むしろ、映像として観られる事で世界観が広がるかもしれません。 私は最初に映画を観ていた事によって、小説の行間を読み込めたような気がして楽しめました。 最後に背筋が凍るような感覚、イヤミスの醍醐味ですね。 著者の他の作品もぜひ読んでみたいな、と思っています。 | ||||
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批判的なレビューが多くて驚きました。個人的には十分面白く読めたし満足してます。 ミステリーはそこそこ好きで読んでいる方ですが、特別「浅い」とは感じませんでした。 というかトリックの衝撃性やミステリーとしての完成度を求めるならはじめから他の作家を読むので……女子高特有の濃密で閉鎖的な人間関係、話が進むうちに暴かれていくグロテスクで利己的な人物相関図めあてで読むなら面白いです。 有名ミッションスクールの文学サロンで催される闇鍋会なるイベントで語られる一人の少女の死。 学園のマドンナとして全校生徒の憧れを一身に集めていた美少女は何故死んだのか? 複数の生徒の視点から語られる証言は二転三転し、虚構と事実がめまぐるしく絡み合い入れ替わる様にのめりこむ。 その人物が語り部の章では善良なキャラクターに好感を持ったのに、別人物の章でその醜い私生活や卑劣な素顔が暴かれたり、覗き見エンターテイメントの醍醐味たる快感が味わえます。 ミステリーとしての浅さ=ワイドショーの軽さだと個人的には解釈してるので、幕引きまで楽しく読めました。 | ||||
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3時間ほどで一気に読んでしまいました。 ここのレビューで浅いとかありきたりなどご批判が多く、 それも否めませんが、それでも魅力的な作品だと思います。 女子校特有の空気や情景を容易に想像でき、 最後まで世界観を保っているのでとても入り込みやすかったです。 欲を言えば、それぞれの章がもっと深くからみあって、最後にさらなる衝撃があると最高です。 | ||||
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あっと言う間に読んでしまったように、とても面白かったのだが、アマゾンでのレビュー評価の低さに驚いている。 私はミステリとして読まなかったのだけど、「予測も付かない」ような意外な結末ではなく、まあたぶんコイツが一番のワルなんだろうな、と予想が付く展開。たぶんミステリとしては、どこかで読んだような感は免れないだろう。それにあまりにも現実離れしたお嬢様女子校の設定で、リアリティはまるで感じられない。 でもそれがどうだと言うのだ。これだけ面白くあっと言う間に読める小説を悪く言うのは私には理解出来ない。そのレビュー自体に上から目線の自己満足を感じてしまうのだ。 もとより文学的素養のない私だけど、この小説は本当に面白くて感心した。願わくば、当初期待していた女子校内での性的イジメなんて要素が入ってたら良かったのだが。 あ、そうか。俺が書けば良いのか。などと雑念が入ってしまう優れた舞台設定と構成で読ませる、ウェルメイドなミステリと評価したい。 | ||||
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