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観覧車の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.40pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全10件 1~10 1/1ページ
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以前にも読んでことがありました でも引き込まれて読んでしまいました 主人公の思いが切ない | ||||
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1つ1つの事件を解決しながらも、少しずつ過去を振り返り、失踪した旦那のことに触れていく物語の展開がよかった。どれも不倫、浮気、過去の失恋など恋愛に絡むミステリーで読み応えがあった。ある事件で突然旦那を見かけたところから、今度は失踪事件が中心となって描かれるが、結末が分からなくて非常に残念だった。失踪事件の謎は別の作品で発表するとあとがきに書いてあったので期待したい。 | ||||
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既にこの本について評価されている方のように、私も話にのめり込んでいきました。 失踪した夫がやっていた探偵事務所を夫の帰りを待って続けているものの帰って来ない、 っとゆう全体の軸となる話が進みつつ、探偵事務所に来た依頼者の短編集の形になっています。 短編のミステリーなので、起承転結が早く、あっとゆう間に読んでしまいましたが、 のめり込んで読んでいた分、結末にガッカリしました。 えぇぇ!ここで終わりなの!?!? っといった感じです。 その先は想像しろ、っとゆう事なのでしょうか。。。 個人差はあると思いますが、私はハッキリとした結末が知りたかったです。 消化不良な最後でした。 | ||||
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連作短編のような形になっていて、徐々に徐々に波がたってきて、最後には主人公がまるで嵐のような海にボートで漕ぎ出すことを決意するかのような終わり方で、続きが気になって仕方ありません!最初の方の章と後の章では、作家の飛躍的な成長を感じることができます。これ出版されてから結構経ってるし、この作家は初めて読んだので、もしかしたら続編はもう出ていたりするのかしら…。ああ、題名だけでは分からない!まだ出てないなら早く出して! | ||||
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失踪した夫の残した探偵事務所を続けながら夫が帰ってくるのを待つ主人公。 一つ一つの依頼(事件)が短編になっているので気軽に読める半面、主人公唯の気持ちのせつなさや不安、夫の失踪の謎が魅力的で素敵。 あっというまに読み終えてしまった。 とにかく唯がせつなくてやるせなくて、だからといって決して可哀想なわけではなくて、だから余計に切なくて。 恋愛かつミステリーでもあるというおいしい1冊でした。 | ||||
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全て唯の物語。ただし年月が過ぎていき、最後の作品は唯の夫の失踪後10年という設定になっている。 依頼される調査、それに関わる人々の悲喜交々を通し、唯は常に夫貴之のことを思う。だが、積極的に夫のことを調査しようとは思っていない。真実を知りたいと思う反面、真実を知るのが怖いのだ。その間にも時はどんどん過ぎてゆき、唯の心も少しずつ変わり始める。人の心は急には変われない。物事をじっくり見つめられるようになるまでには、長い年月が必要なのだ。唯と夫の物語。作者にはぜひこの続きを書いてほしい。切に望みたい。 | ||||
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これ一冊で完結するわけではなく、貴之のなぞもなにか宙ぶらりん。そして、あとがきで作者が「いつか必ず続きを書きたい」とあるように、この続きがいつ出るのかわからない。 やっと貴之の消息をつかみかけていただけに、もう早く続きが読みたくてしょうがないです。 ただ、殺人事件の捜査を依頼され、解決に導くと、大切な人を守るためにその人のアリバイは完璧にし自分のアリバイはあいまいだったというものが、2件この一冊の中で出てきたりと、ちょっとマンネリ感がありました。 | ||||
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突然、失踪した夫・・・。素人ながらも夫の探偵事務所を一人できりもりし、夫の帰りを待つ女・下沢唯の物語。数々の男女間のもつれによる依頼をこなしながら、後半は夫の失踪の謎に迫っていく内容です。10年という長い年月の間に、唯の気持ちもどんどん変化していきます。慣れない仕事をしながらも必死で歯を食いしばってただ待つだけの10年・・・。彼女の中に「あきらめ」「心変わり」「夫を責める気持ち」そんな感情が生まれてきたとしても、誰が彼女を責められるだろう。まわりの友人、同業者たちは少しでも唯の心を軽くしようと助言をするけれど、それでも待つことをやめない唯の姿が痛々しい。仮に夫が戻ってきたとしても昔の生活にうまく戻れることなんてありえないのに、それでも待つ。その女心が切ない。著者は続編を考えてるらしく、残念ながらこの本を最後まで読んでも失踪の謎は解決しません。ラストの締め方がうまく、今後も唯のラストを見守らざるを得ないような責任感のような気持ちがうまれました。 | ||||
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夫が失踪!彼がいつか戻ると信じて、下澤唯は夫の私立探偵事務所をひとりできりもりしていく。 前半は唯が垣間見た男と女の恋愛事情、後半は失踪した夫の秘密にせまってゆく短編集である。一編ごとに時が過ぎ、孤独の中でさまよう唯が痛々しく、せつない。 「観覧車」「約束のかけら」「送り火の告発」「そこにいた理由」「砂の夢」「遠い陸地」「終章そして序章」を収録している。各編にズキリとくる、恋愛上の真実がこめられている。 私にはラストに至る唯の気持ちが理解出来なかった。10年ひとりで男を思う気持ちというのは、こんなふうに発露を見るものなのだろうか…。 失踪夫の事情についての小説の構想がおありだそうで、そちらを早く読みたいと思う。宙ぶらりんな唯のためにも、ぜひ。 | ||||
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柴田さんのプロになってから初めて書かれた表題作を含む連作短編集です。 ミステリーと恋愛を上手く融合した味わい深い作品となっている。特に女性が読まれたら主人公の女探偵唯さんに共感する事請け合い。 でも今どきこんな女の人少ないだろうなあという気もしますが(笑)柴田さんの真骨頂である、女心を上手く表した表現も随所に上手く散りばめられています。この作品も舞台が京都が中心で時代の流れ(約7年間かな?)による変化と柴田さんのストーリーテリングの上達(最後の書き下ろし含む3編は素晴らしい)とがとけあっている。1編1編、かなりミステリー色が強くてあっと驚かせられる展開も待っています。編を重ねるごとに登場人物がふたたび登場して来て、そして失踪してるはずの夫財?之の登場から話は一気にヒートアップ。結構、胸が締め付けられる場面もありましたよ。 あとは読んでのお楽しみという事で・・・続編待ち遠しい作品となりました。唯さん、なかなかタイプです(笑) | ||||
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