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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.01pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全197件 121~140 7/10ページ
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どうして「ようこそ、わが家へ」などと悠長なタイトルなのかよくわからないが、そんな甘っちょろい内容の本ではない。自分の家に犯人を誘き寄せて捕まえるような物語である。 主人公の倉田が駅で注意した人物が仕返しに自宅に来たのだ。 倉田の家の花壇を荒らしたり、郵便受けに弱った子猫を押し込んで帰ったりしたのだ。 最初から最後まで息の抜けない企業小説または、家族小説か、サスペンス小説である。 池井戸潤さんの長編小説がいきなり文庫で刊行されるのは、初めてであり2013年7月に発行されたことに気がつかなかった。 とても読み応えがあり夢中になって短時間で読み終えることが出来た。とても満足した一冊である。一度読まれることをお勧めする。 | ||||
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普通の人が、巻き込まれる怖さが 良く描かれている。 あるかも知れない怖さがある。 人生 色々なことがあります・・・ 家族のつながりが「しっかり」しているので 読んでいて 「安心感」があります・・ 敵に向かっていく 最低単位は「家族」です・・・ | ||||
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現実離れしていず、ワクワクしながら読めました。 娘にも紹介して現在読んでいます。 | ||||
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レザーのバッグのくだりで一気にしらけてしまいました。都合が良すぎて。 | ||||
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中小企業の総務部に出向となった銀行員の倉田が職場と家庭のトラブルに翻弄されながらも立ち向かっていく様子を描いた小説。 職場の様子は相変わらずリアルで、企業小説が得意な著者らしい仕上がりになっていた。家庭のトラブルは著者の作品の中ではそれほど多くないが、倉田の人柄と夫をしっかり支える妻、しっかりした息子と娘の掛け合いが合っていたし、次に何をされるか分からない恐怖が詳細に描かれていて読み応えがあった。 愚直で争いごとが苦手で頼りない倉田が、いざというときにビシっと決める場面は爽快だったし読後感もよかった。 | ||||
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元来生真面目で温厚な主人公が、世渡り上手で理不尽な悪に立ち向かう。 ストーカーから家族を守るための責任、中小企業を存続するための社会的立場の責任。主人公に心休まる暇はないが、真面目であるがゆえに、許せないことを放っておくことはできない。 問題は最終的には解決するが、主人公はその理不尽さに理不尽さで返すことは、あってはならないと訴える。やり返す事は、その「悪」となんら変わりはないと。 これはとても難しい事だ。 それでも主人公は親父から受け継いだ、真面目さに誇りを持っているようにみえる。 繰り返す日常を生きていくために恐怖は絶えないが、憎み、やり返すのではなく、その恐怖を受け止めて、守れと。僕はこの物語から学んだ。 自分も真面目とよく言われるが、真面目で何が悪い。これからはこの真面目さを誇りにし、盾にして大切なものを守っていきたい。 | ||||
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見えない犯人と倉田家の物語を軸に、主人公倉田さんの過去の記憶、 会社での苦労、さらには、奥さんや息子の人間関係・・・ 各々の抱える小さな歪が、うまいことリンクする物語。 さすが池井戸さん、とあらためて思いました。 すごく嫌な奴だった営業部・真瀬さんにも、嫌な奴になっただけの 物語があり、少し同情してしまいました。 | ||||
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銀行から出向した冴えない会社員がストーカーと会社の不正に立ち向かう姿は、 思わずがんばれと応援したくなるものがありました。 不正とストーカーが最終的にどう繋がるのか密かに楽しみにして読みすすめましたが、 そこは関連なかったよう。深読みしすぎました。 この著者が手掛ける本は、どれもおもしろいので自然と期待や要求も高まってしまいます。 | ||||
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ドキドキの展開に、アッという間に読み終えました。 いつ読んでも池井戸ワールドに引き込まれます。 | ||||
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電車で注意した男に嫌がらせをされるは、出向先の会社では相手にされないわで可哀想な主人公だが、中年の意地で立ち向かう。 相変わらず人間がよく描けていると思う。 | ||||
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著者は本の中で次のように書いてます。 --------------------------- 人は誰だって一人で生きて行かねばならない。 そして、それぞれの人生を生きていく。 さまざまな困難に耐えながら・・・。 「正しい事さえしていれば、いつか必ず報われる!」 そんな価値観は、時代のハイウェイからとっくの昔に放り出され、 すでに粉々になってしまった。 今私たちがすべきことは、自らの尊厳を取り戻すこと。 一人の人間として相手に毅然と接すること。 ★すべては自分が自分らしく生きていくために・・・。 --------------------------- 時代と価値観の大変革が起こっているにもかかわらず、 地方ではまだ今までの常識にしがみつこうとする人ばかり。 それがジレンマでありストレスです。 ※まぁ、私は優秀な都会の人には敵わないけど・・・。 | ||||
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読み始めから一気に読める内容でおもしろかったです。実際にありそうな話ですね。 | ||||
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家ではストーカーに狙われ、会社では不祥事がふりかかってしまう、トコトンついていない家族の物語です。 またまた楽しめた一冊です。 | ||||
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池井戸潤の小説をはじめて読みました。 きっかけはドラマの半沢直樹。この小説もやっぱり銀行マンが出向先で、 家で奮闘する姿が描かれています。 私のお気に入りは会社内の人間関係がリアルに描かれていること。 できる女性社員とか、癖のある営業部長とか、どこかにいそうな、 ありそうなやりとりがまさにドラマを見るようでした。 派手じゃ無いけどじわっと痛快な小説。 池井戸潤の小説をぜひまた読んでみたいと思う一冊でした。 | ||||
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テンポが良く、次のページをめくるのが楽しみでした・・・ この作品も、銀行が出てくるんですね・・ もしかして、池井戸作品はすべて銀行が・・・・ | ||||
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池井戸さんの本は2冊目ですがおもしろいですね。 ドラマで見た有名なやつじゃないのが良かったので。 | ||||
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銀行が舞台のいわゆる池井戸作品とは違いますが、ストーリーの展開も緊張感があって楽しめました。 | ||||
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内容もともかくいつもきれいに送って頂いて感謝です。テレビでドラマを観て後から原作という自分にとっては極めて稀な事をしましたが成功でした。 | ||||
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気弱で争いを好まない銀行員(出向中)の主人公・倉田太一(50代・男性)が、些細な事から、家や車などへ何者かに連続して嫌がらせを受ける様になる。 一方、銀行から出向している会社では、クセ者だが社長からの信頼の厚い真瀬部長に、次々と不正の疑惑が持ち上がる。優秀な部下・西沢摂子から、それを聞かされた倉田は、真実の究明に乗り出すが、逆に手を回されて窮地へと陥ってゆく……。というストーリーのお話です。 売れっ子作家、池井戸潤のまさかの文庫書き下ろし!!です。 主人公は半沢とは真逆の温和な人物で、出向させられた事もさほど気にせず、子供2人と妻との平和な毎日を望んでいるのですが、会社と家庭での「2つの敵」に、期せずして奮闘する夏の日々を送る事になります。 きな臭い真瀬部長の過去、M&A、息子健太のバイトなどなど、さりげなく散りばめられた伏線が、最後の100ページほどで見事に収斂されます。勧善懲悪で幕を下ろすのは、半沢を書いた作者らしいですね。 嫌がらせの主・「名無しさん」の正体が見え隠れし、手に汗握るストーリー展開。元銀行員の経歴を活かした、銀行や中小企業の裏話の描き込みなど、良い意味で職業作家の緻密で丁寧な仕事が伺える一冊でした。 ネットなどでの匿名性の高さや、それが齎す怖さがテーマとなっていますが、それ以外にも、フリーで仕事をしてゆく事の難しさや、会社を運営してゆく事の難しさなどなど、「名無しさん」ではない、登場人物一人一人に人生があり、生きてゆく事の大変さ、それぞれの人生というのが、もう一つのテーマになっているように感じました。 主購読層はやはり、家庭を守るお父さんだと思いますが、専門的過ぎないので、女性の私にも読み易かったです。「半沢シリーズ」や「空飛ぶタイヤ」などが好きな方はゼヒ。 | ||||
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主人公 倉田太一は気が弱く いつも言いたいことの半分も言えないタイプ。しかし彼は人一倍正義感が強かった。その正義感ゆえに思わずホームの割り込みを注意してしまい その男から執拗な報復を受けるはめになる。 また 出向先の会社でも不正の疑惑を持ち 気の強い横柄な真瀬という社員と対立してしまう。 彼はやられたらやりかえすのではなく ただ 家族を守ろうと奮闘し 会社では不正を正そうと懸命に努力する。 彼の中には 相手を貶めるとか不幸になれというような発想はまったくない。 自分が正しいと思うことを何が何でも貫くんだ というような強靭な意志があったわけでもない。時には長いものに巻かれ 世の波にただ身を任せている平凡な男だけれど 誠実に生きたい 生きようとする姿にとても共感を覚えた。 世の中 みんなが彼のようになったら 穏やかでやさしい日々が送れるような気がした。 はらはら ドキドキの展開ですが 最後はさわやかな気持ちになれました。 | ||||
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