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ようこそ、わが家へ



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【この小説が収録されている参考書籍】
ようこそ、わが家へ (小学館文庫)

ようこそ、わが家への評価: 4.01/5点 レビュー 197件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.01pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全197件 21~40 2/10ページ
No.177:
(4pt)

主人公(倉田)の魅力に取りつかれる。

先にドラマを見た上で、改めて小説を読みました。
なのでキャラクターのイメージがしやすくて、とても読みやすかったことを先に書いておきます(つまり、キャスティングには無理がなかったと思います)

ドラマとの相違点として、基本的には倉田(お父さんですね)の視点で物語が進んでいきます。

おおむね流れや出来事は同じ。ですが、ドラマの方がやはり見世物として若干派手だったり、小説にはない色付けがされてます。

どちらから見ても問題もないし、どちらを見ても楽しめると思います。

原作で気に入ってるのは、やはり、主人公の倉田の心情描写がドラマより細かい点です。

より感情移入もしやすいです。
特に「最弱のヒーロー」と冠されているだけあって、普段あまり強気でないとか、言いたいことが言えない人の方が共感しやすいかもしれません。
なおかつ、良い意味でリアルなので、無理もないヒーロー像です。

そもそも冒険活劇ではないので成長といった要素はいらないかもしれませんが、特に大きく主人公が変わるわけではありません。
事件が解決したからといって彼を取り巻く環境が半沢直樹のように出世していくとかと
いった形で劇的に変化するわけでもない。

主人公はただただ、自分の身を守るために、家族を守るために、会社を、自分のプライドを守るために奮闘します。

そして結果、周りの人からすれば「甘い」と言われそうな落としどころで決着をつけます。
見ようによっては、見る人によっては少し退屈かもしれません。

しかし、私は主人公をこの小説を愛せずにはいられません。

主人公は主人公なりの考え方をしっかりと持ち、それを変えるでも諦めるわけでもなく自分の生き方、考え方に改めて誇りを持つのです。

ストーカー問題
会社の中の不正疑惑

この2つのトピックと戦うところがこの小説の見出し売り出しですし、もちろんそれがメインなのだと思いますが、1番私が、読んでよかった。この本に出会えてよかったと思えたのは主人公と出会えたからに他なりません。

気が弱く、真面目だけが取り柄。家族から賞賛された覚えもないし、会社でもとりわけ目立つわけでもない。

そんな自分を受け入れられる強さ、それこそが倉田の1番の魅力であり、かっこよさだと思います!
ようこそ、わが家へ (小学館文庫)Amazon書評・レビュー:ようこそ、わが家へ (小学館文庫)より
4094088431
No.176:
(5pt)

スカッとする

悪質な嫌がらせ魔に悩まされるサラリーマンの話。ともすれば暗く深刻になりそうなテーマを、家族団結で逆襲するという展開で楽しく読ませてくれる。会社が舞台であることが多い池井戸潤さんの作品にしては珍しく家族や家庭が出てくる。たまにはこれもあり。
最後はスッとした。「身近に潜む恐怖を描いた」と解説にあるが、同じ立場で自分ならどうするかなと考えた。
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No.175:
(4pt)

リアル感満載!実際、我が身にも起きかねない内容。

こちらの著者は有名ですが、今更ながらに初めて読みました。
一言で言うと、リアル感満載です。実際、些細な事がきっかけで、当人も気づかないうちに、狙われていたり……ありそうな事ですね。ストーカーとか嫌がらせ…現実に自分達の身に起きてもおかしくない様な。
盗聴器の発見も、よくテレビでもやっていますし。自分の家に盗聴器が仕掛けられたら…やっぱり気味が悪いと思います。。。
もう一方で、職場のトラブルや人間関係…実際難しい事、多いですし。その公私のあり得る現実被害が平行して読めます。
最後までちょっと暗い雰囲気のものですが、でもあり得る事なので、これを読んで、気をつけるキッカケになると思います。
倉田も家族も、公私共に奮闘している姿がよく描かれていて、一読の価値はあると感じました。
ただ、全体的に読後、感情移入して読めば読むほど、自分の身に起こった様なくたびれた雰囲気が残る感じはあるので、好みは分かれるかも知れません。でも「現実」や「世間」「世の中」って、こう言う現実が溢れてるのは事実だと思いますし、私は読んで良かったと感じています。
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No.174:
(5pt)

一人一人がヒーロー

会社での問題とプライベートの問題が2頭立てで走るスタイルは「空飛ぶタイヤ」などと
同じパターンだが、登場人物が多いことにかかわらず一人一人の背景や性格が
きちんと描かれているのは池井戸小説の軽やかなのに重量感を感じさせるところ。

他の作品もそうだけれど、銀行員として経営者として技術者として最後に
決断するのは彼らの職業人としてのプライド。必ず味方になってくれる人や
意気に感ずる人が現れるのにもジーンとしてしまいます。

犯罪を犯す人もそれぞれが自分の人生を生きている。
ネット社会での「名無しさん」も一人一人は生きている人間達なんだ。
ヒーローも極悪人も出てこないけれどドラマチックな物語になるのは
作者の暖かいココロがあるからだろうか。

ひとつだけ。奥さんのちょっとしたスキャンダルは
彼らの間で解決したのでしょうか?
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No.173:
(4pt)

変わった小説

変わった小説だったけど、面白かった。自宅が巻き込まれるトラブルと、会社でのトラブルが並行して描かれてて、どっちもなかなかスリリングだった。主人公が情けない感じのおっさんなんだけど、それもいいなと思えた。
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No.172:
(5pt)

一気読みでした

現代人の危うい所を良く捉えた秀作だとおもいます。
読後感も爽やかでした。
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No.171:
(5pt)

ストーカー対策として面白かった

タイトルとして何のことかと思ったが、思わず夜更かししてしまいました。
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No.170:
(5pt)

中毒かな

著者の作品を読み漁っていますが、どれも面白すぎる。評価の低い人のレビューをみるとワンパターン等の意見もありましたが自分はそうは思いませんでした。
確かに銀行員が活躍するという点では同じですが、各作品でテーマに沿った細かく社会、世の風潮に切り込んでて納得させられる部分がたくさんある。とにかくこの人の細かな視点が大好き。展開もスピーディーで読みやすいし、終わり方も爽快で読了後の気分がいい。
中毒かなって自分でも思ってはいます
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No.169:
(4pt)

二つの話が並行して読めます

主人公が駅のホームで電車待ちの列に割込みした男に逆恨みされて、追いかけられるところから話が始まります。
何とか、逃げ切る主人公ですが、家の場所を知られてしまい報復を受けることに。。。。

並行して、銀行員である主人公の出向先である電子部品の会社での話。
不正経理、架空発注でお金を着服する営業部長との対立が面白い。
不正を暴こうとして逆にピンチになったり、だけどまた証拠を揃えて立ち向かったり。

ストーカーとの闘いもそれに合わせて、あの手この手で進んでいきます。
主人公の息子が頼もしく、盗聴器を発見したり、待ち伏せの方法を考えたりと、親より逞しいです。
ただ、最後に息子の方も問題ありと言うのが分かります。
最後の最後まで、ストーカーが何者か分からないので、最後までつい読んでしまいました。
最後は、転、転と二回くらい返しがありましたね。

文章は読みやすく、ツッカエルことはありませんが、多少、手形の知識と銀行融資や受発注がどういうことか
知っていると楽しめると思います。
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No.168:
(4pt)

ストーカーを絡めたのがひねりが効いてよかった

あまり予備知識なく読み始めたが、路線は案外一緒だった。
中小企業に出向した銀行マンが云々カンヌンで。
そこにストーカーを絡めたので少し新鮮な物語となって居たかな。
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No.167:
(2pt)

いつも面白いだけに

池井戸潤6冊目でした。
ストーカーのほうの話に緊迫感なく恐怖を感じられませんでした。
逆に会社のほうの話はかなり面白かったです。
2つの話がもっとリンクして相乗効果があればもっとよかったと思います。
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4094088431
No.166:
(5pt)

ストーカー問題を焦点に当てながら家族の在り方にも焦点が当たっている。

本の方を先に読み終えていて、その後にテレビドラマを見ました。
本は本なりにテレビドラマはドラマなりに途中で若干の違いや違和感は感じたけど、両方とも面白く拝見しました。
テレビドラマを見た後に、もう一度本を読み直してみましたが、また違った発見ができたように思います。
何回読み直しても飽きがこない良い本だと思います。
半沢直樹シリーズとは全く違った池井戸さんを見せて貰った気がしました。
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No.165:
(5pt)

平常な家族に襲い掛かる危機

銀行から出向し中小の電子部品会社の総務部長を務める倉田とその家族に降りかかる様々な事件を日常を交えながら地道に取り組む姿が面白かった。
会社の営業部長の不可解な取引から始まる不正と、駅で若者に注意したことから逆恨みによる家えの嫌がらせ。
平凡な男倉田が最後に決断する糾弾と不審者に対する温情が交差する。
一般文学通算1886作品目の感想。2017/06/01 10:00
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No.164:
(4pt)

面白かったです。

仕事と家庭、両方のストーリーがありどちらもスリルがあり楽しめました。
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No.163:
(4pt)

最後はハッピーエンド!

少し専門的な話も入っていて、分かりにくいところはありました。途中主人公が可哀想でイライラしながら読んでいましたが、段々と曇り空が晴れていくような気持ちになり、最後にはきれいにまとまっていて、スッキリと読み終わりました。続きが気になって一気読みしてしまう一冊です。
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No.162:
(5pt)

読みやすい。

小学館文庫は 文字が大きく 読みやすいです。 しかも著者は あの 池井戸 潤。 いう事なく 満点です。
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No.161:
(4pt)

明るいタッチのサスペンス

駅での小さなトラブルをきっかけにした「名無しのストーカー」による自宅への嫌がらせと、出向先の帳簿で気づいた不正経理事件の進展と解明が交互に分かりよく語られていく、軽めの長編サスペンス小説。ただ、不気味なストーカーの動きはともかく、全編にどことなく明るさがうかがえて、楽しく読み進むことができた。

 面白く読めたのは、『下町ロケット』などと同様、勧善懲悪風のストーリー展開になるのでは、という期待感(?)があったためかも知れず、実際、それに近い終わり方だったので、なぜか安心させられた。作者は「身近に潜む恐怖」を描こうとしたのかも知れないが、身の毛もよだつホラー風味のタッチにはなっておらず、その辺りに作者のマイルドでヒューマンな気質がうかがえるようにも思う。
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No.160:
(5pt)

HERO。

伊達を嫌い、争いを嫌い、平々凡々をむねに(信条に)、家族のために頑張ってきたのに~。 善意の行動から、トラブルに巻き込まれ、波乱万丈の日々の幕開け。 正義感をふりかざすのも、楽じゃないね~。

家庭では頼りなく見られ、職場では、銀行からの出向として煙たがられ、ナメられ、でも、言う時には言う、頼りになる存在。 お父ちゃん、カッコいい!

イラッとすることは誰でもある(地獄思いはする)けど、良心というブレーキがストップかける。 歯止めが効かず突き進むあなたには、貧乏神(浮遊霊)ついてるのかもしれない?
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No.159:
(4pt)

ハラハラ

タイトルとは違ってハラハラドキドキの内容。ドラマも楽しみです。
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No.158:
(3pt)

まあ

下町ロケットや半沢シリーズみたいな力はない。ただ、ふつうに悪くはない本。
ようこそ、わが家へ (小学館文庫)Amazon書評・レビュー:ようこそ、わが家へ (小学館文庫)より
4094088431

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