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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.01pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全149件 1~20 1/8ページ
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倍返しで知られる池井戸さんの作品はドラマで見て楽しんでいたが、病院での時間つぶしに何冊か選んだ文庫の1つ。読みだしたら止まらない池井戸潤さんの本の面白さを体験した最初の本。面白過ぎて、遅れてやってきた池井戸潤マイブームの火付け役でした。 | ||||
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好きな作家です。 | ||||
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中堅銀行員、倉田太一が中小企業に出向する物語とその出向者の倉田太一の家族がストーカー被害にあう物語がパラレルに進む。 ナカノ電子部品会社では、営業部長の真瀬が我が物顔で会社を仕切っていた。そこに出向した倉田は総務部長だった。真瀬の怪しい伝票や、在庫があったりして、何かがおかしいとおもう倉田。西沢という経理のベテラン社員が、スジがいい。倉田をサポートする。 チェックをすることで、怪しいことが明らかになるが、真瀬営業部長は全く無視。「あんたは銀行員だから」といってのける。倉田は、社長に報告するも、社長は「波風立たせずに、仲良くしてください」と言って、真瀬の立場にたつ。倉田はやりきれない。2000万円の部品でのすったもんだ。その背景を倉田が、探り出す。真瀬営業部長は、過去の負債を抱えていた。 一方で、倉田は会社帰りに混雑している駅のホームで、割り込み乗車の男を注意した。その男が、根に持って、家に尾行し、ストーカーをする。また、様々なイタヅラがあるのだが、単にその男だけでなく、別の男も嫌がらせをするのだ。そして、家には盗聴器が仕掛けられていた。ストーカーたちに狙われる倉田家。ようこそ、わが家へという題名があまりにも皮肉である。 | ||||
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構成と文章にどんどんと引き込まれていく作品です 池井戸マジックなのでしょうね プライベートで起こる問題と、会社で起こる問題 そして時々に入ってくる子供の頃の回想。。。うまいなあ。。 何気ない暮らしの中で起きる事件 最近の電車での事件も同様に、だれがまきこまれるかわからないいやがらせ 昔のように、正義感をもって対峙していく大人が少なくなりましたね 巻き込まれないように、事なかれ主義的にいきてしまう いたしかたないのかもしれませんが、ちょっと残念な世の中になってきましたね 会社でも、不正疑惑が起き、次々とつじつまの合わない出来事がおきてくる 会社経営の要であるキャッシュが尽きていく恐怖感を感じていく主人公 ありがちな営業主導型の売上さえ上がっていればいいじゃないか経営 売上を落としたくないがための不正などへの妥協 問題を紐解く主人公はかっこいい が、結末はちょっと「あれ?」そうなるの。。という感じかな 引き込まれて読み進めました、最後がちょっと平和な解決でいいような、 残念なような。。。ハッピィエンド風ですね | ||||
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大手銀行から中野の電子部品中堅企業の総務部長に出向する、温厚で大人しいタイプの倉田太一52歳。横浜市港北にある戸建に、妻、大二の息子、高三の娘と、若干軽んじられながらも仲良く暮らす日々。 が、ある日、柄にもなく帰宅途中に列を無視した若目の男を注意したところ、「名無しさん」にストーキングされる様になり… 会社ではやり手の営業部長の不正疑惑を巡る確執に汲々としつつ、それでも平穏な生活を取り戻すため、内外に頑張ります。 皆、それぞれに名前があり、それぞれの尊い人生を生きている。 流石の池井戸さん、面白かったです。 | ||||
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うだつの上がらない出向銀行マンが巻き込まれる非日常の出来事にはらはらしながら一気に読みました。 ラストはきっちり一件落着となって良かった。 大変に面白く読ませていただきました。 | ||||
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良い状態でした。 | ||||
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TV番組ドラマを先に見てしまったので、本を読むのがおそくなりました。 やっと読んだら、主人公が父だったので違う方向から見直せて違った面白さが味わえました。 | ||||
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ありがとうございます❗綺麗でした | ||||
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弱気な52歳のサラリーマンの倉田が、家庭と仕事でトラブルに見舞われるも、と一緒にそれらを解決していくストーリーです。 一つ残念だったのは、ネタバレになるのであまり書きませんが、結局は企業内部の不祥事とストーカー事件が同時に発生し、それを乗り越えていく倉田の成長は一応感じられるのですが、それほど深い話ではありません。そして倉田の息子や前職場の同僚も優秀すぎるだけという見方もあります。 また標題の「ようこそ、わが家へ」は内容とは無関係です。 | ||||
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池江戸潤の作品はどれを読んでも面白く今回もスリルとサスペンスを楽しみながら読ませて頂きました。 | ||||
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池井戸潤の最近の作品は、下町ロケットなどで零細企業が大企業相手に戦い完膚なきまでに叩き落す様な作品で、スケールも大きい。その点、この作品は、やはり池井戸潤の主人公は銀行勤めのサラリーマン。どこにでもいそうな平凡な家庭を持つ、下町ロケットの様な熱い志を持った人物ではない。それがひょんなことから、普段は見て見ぬ振りをするのだが、電車の乗り方を注意した事から、ストーキングされて家族を脅かし始める。ただ、この見て見ぬ振りは、日常に転がっている。ただ、昔の様に、人が人を注意しない、事なかれ主義そのものになっている。理由は、面倒な事に巻き込まれたくない!それが普通になっている時代。主人公は気の良いが、物腰も弱い人物。下町ロケットの社長の様な人が、少ない時代。そう、どこにでもいそうな人が、巻き込まれていくのだが、家が大変なだけでなく、職場も大変な事になっていく。ネタバレしてはいけないので詳細は記載しないが、この作品は、一冊で二度美味しい作品。サスペンスでありながら、銀行員としての事件があり、家庭と会社の2つのトラブルがある。多くの伏線が張られておりサスペンスとしてもひと筋縄ではいかない。一気に読破できる。感動的な大きなものはないが、そこがかえってこの作品の魅力だと思う。 | ||||
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先にドラマを見た上で、改めて小説を読みました。 なのでキャラクターのイメージがしやすくて、とても読みやすかったことを先に書いておきます(つまり、キャスティングには無理がなかったと思います) ドラマとの相違点として、基本的には倉田(お父さんですね)の視点で物語が進んでいきます。 おおむね流れや出来事は同じ。ですが、ドラマの方がやはり見世物として若干派手だったり、小説にはない色付けがされてます。 どちらから見ても問題もないし、どちらを見ても楽しめると思います。 原作で気に入ってるのは、やはり、主人公の倉田の心情描写がドラマより細かい点です。 より感情移入もしやすいです。 特に「最弱のヒーロー」と冠されているだけあって、普段あまり強気でないとか、言いたいことが言えない人の方が共感しやすいかもしれません。 なおかつ、良い意味でリアルなので、無理もないヒーロー像です。 そもそも冒険活劇ではないので成長といった要素はいらないかもしれませんが、特に大きく主人公が変わるわけではありません。 事件が解決したからといって彼を取り巻く環境が半沢直樹のように出世していくとかと いった形で劇的に変化するわけでもない。 主人公はただただ、自分の身を守るために、家族を守るために、会社を、自分のプライドを守るために奮闘します。 そして結果、周りの人からすれば「甘い」と言われそうな落としどころで決着をつけます。 見ようによっては、見る人によっては少し退屈かもしれません。 しかし、私は主人公をこの小説を愛せずにはいられません。 主人公は主人公なりの考え方をしっかりと持ち、それを変えるでも諦めるわけでもなく自分の生き方、考え方に改めて誇りを持つのです。 ストーカー問題 会社の中の不正疑惑 この2つのトピックと戦うところがこの小説の見出し売り出しですし、もちろんそれがメインなのだと思いますが、1番私が、読んでよかった。この本に出会えてよかったと思えたのは主人公と出会えたからに他なりません。 気が弱く、真面目だけが取り柄。家族から賞賛された覚えもないし、会社でもとりわけ目立つわけでもない。 そんな自分を受け入れられる強さ、それこそが倉田の1番の魅力であり、かっこよさだと思います! | ||||
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悪質な嫌がらせ魔に悩まされるサラリーマンの話。ともすれば暗く深刻になりそうなテーマを、家族団結で逆襲するという展開で楽しく読ませてくれる。会社が舞台であることが多い池井戸潤さんの作品にしては珍しく家族や家庭が出てくる。たまにはこれもあり。 最後はスッとした。「身近に潜む恐怖を描いた」と解説にあるが、同じ立場で自分ならどうするかなと考えた。 | ||||
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こちらの著者は有名ですが、今更ながらに初めて読みました。 一言で言うと、リアル感満載です。実際、些細な事がきっかけで、当人も気づかないうちに、狙われていたり……ありそうな事ですね。ストーカーとか嫌がらせ…現実に自分達の身に起きてもおかしくない様な。 盗聴器の発見も、よくテレビでもやっていますし。自分の家に盗聴器が仕掛けられたら…やっぱり気味が悪いと思います。。。 もう一方で、職場のトラブルや人間関係…実際難しい事、多いですし。その公私のあり得る現実被害が平行して読めます。 最後までちょっと暗い雰囲気のものですが、でもあり得る事なので、これを読んで、気をつけるキッカケになると思います。 倉田も家族も、公私共に奮闘している姿がよく描かれていて、一読の価値はあると感じました。 ただ、全体的に読後、感情移入して読めば読むほど、自分の身に起こった様なくたびれた雰囲気が残る感じはあるので、好みは分かれるかも知れません。でも「現実」や「世間」「世の中」って、こう言う現実が溢れてるのは事実だと思いますし、私は読んで良かったと感じています。 | ||||
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会社での問題とプライベートの問題が2頭立てで走るスタイルは「空飛ぶタイヤ」などと 同じパターンだが、登場人物が多いことにかかわらず一人一人の背景や性格が きちんと描かれているのは池井戸小説の軽やかなのに重量感を感じさせるところ。 他の作品もそうだけれど、銀行員として経営者として技術者として最後に 決断するのは彼らの職業人としてのプライド。必ず味方になってくれる人や 意気に感ずる人が現れるのにもジーンとしてしまいます。 犯罪を犯す人もそれぞれが自分の人生を生きている。 ネット社会での「名無しさん」も一人一人は生きている人間達なんだ。 ヒーローも極悪人も出てこないけれどドラマチックな物語になるのは 作者の暖かいココロがあるからだろうか。 ひとつだけ。奥さんのちょっとしたスキャンダルは 彼らの間で解決したのでしょうか? | ||||
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変わった小説だったけど、面白かった。自宅が巻き込まれるトラブルと、会社でのトラブルが並行して描かれてて、どっちもなかなかスリリングだった。主人公が情けない感じのおっさんなんだけど、それもいいなと思えた。 | ||||
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現代人の危うい所を良く捉えた秀作だとおもいます。 読後感も爽やかでした。 | ||||
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タイトルとして何のことかと思ったが、思わず夜更かししてしまいました。 | ||||
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著者の作品を読み漁っていますが、どれも面白すぎる。評価の低い人のレビューをみるとワンパターン等の意見もありましたが自分はそうは思いませんでした。 確かに銀行員が活躍するという点では同じですが、各作品でテーマに沿った細かく社会、世の風潮に切り込んでて納得させられる部分がたくさんある。とにかくこの人の細かな視点が大好き。展開もスピーディーで読みやすいし、終わり方も爽快で読了後の気分がいい。 中毒かなって自分でも思ってはいます | ||||
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