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(短編集)
旅猫リポート
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旅猫リポートの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.52pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全258件 181~200 10/13ページ
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有川さんデビューは、「三匹のおっさん」、そのあと、自衛隊三部作、キケン、と有川ワールドにはまりまくり、旅猫にも手を出してみました。少し、前述の作品とは趣が違っていて、とても感動しましたが、読むすぴーどが少しゆっくりになった作品だったので、星4つ。 | ||||
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有川浩作品は恋愛絡みのものしか読んだことがなかったので、図書館でタイトルを見て「たまには恋愛関係ないほのぼのしたのでも読むか」と思って借りました。 自分ももう16歳になる猫を飼っているので、そうそう、やつらは人の言葉を理解してるよね〜なんて思いながらのほほんと読んでいたのですが。 途中で出てくるある犬の発言により「おや?」と思い。そのあとに出てくるチンチラも同様の発言をしているし、これは……と思いながら読み進め……。 最後はほとんど涙が滲んでいました。泣きました。 この話は、レビューなどの前情報一切なしに読んだ方がきっといいと思います。私はタイトルのみで読もうと決めていたので先の展開も知らず楽しめたので。 | ||||
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お涙頂戴ものにペットと飼い主との動物会話ものを加えた作品。全体的にほのぼのしつつも、随所にラストシーンを彷彿させる沈んだ描写が組み込まれており、序盤で展開が読める内容。 | ||||
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主人公と拾われ猫のほのぼのとした心の交流かと思いきや 強い強い愛情を感じ、ぐいぐいと読み進めていきました。 作者は、どの本の中でも主人公はとても優しい! きっと作者自身が優しい人なのでしょう。 私の猫は老猫なので会話が出来ます(と思っています) この本を読んでから更にきちんと会話が出来るようになりました。 | ||||
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猫大好きな私にとっては、楽しく「うん、うん」と頷ける作品 最後は泣かされてしましました。 有川さん大好きになりました。 | ||||
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猫が好きなので題名と表紙のイラストに惹かれて読みました。 以前読んだこの作者の「三匹のおっさん」が面白いだけで感動のない本(失礼)だったので、正直あまり期待していなかったのですが、読み進めるうちに涙が止まらなくなり一気に読んでしまいました。 何気ない猫の仕草の描写や主人公とのふれあいに猫の好きな方なら絶対「うん、うん」と納得してしまうし、猫を思う主人公の深い愛情やそれに答えるナナの健気さにまずやられてしまいます。 また、猫と主人公の旅を通して次第に明らかになる主人公の生い立ちが彼をこんなに素晴らしい人間しているのだとわかると、ラストの悲しく切ない展開も希望につながっていくような気がして救われました。 猫が特に好きじゃない人ももちろんですが、猫好きな方には本当に是非読んで欲しいです。 もし難点をあげるとすれば、主人公の生い立ちがこれでもかという位に可哀想過ぎて少し現実離れしてしまっている点でした。 | ||||
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宮脇悟と雄猫ナナ(カギしっぽの形が数字の7に見えることから命名された)は、5年間、お互いに申し分のないルームメイトとして暮らしてきたが、悟の事情によりその生活に終止符が打たれることになり、ナナの里親候補とのお見合いため、ふたりは銀色のワゴンに乗って旅に出る。訪ねるのは悟の小学校時代、中学校時代、そして高校から大学にかけての友人たち。それぞれの時代のほろ苦い思い出が語られ、訪ねた時の様子や見合いの裏事情はナナがリポートする。その過程で、悟の人物像も浮かび上がってくる。苦しい状況を自然体で受け入れ、自分より友人を優先し、静かに微笑んでいるような・・・。悟、優しすぎる。 ナナは人間から見れば普通の猫であり、猫語は悟にも通じていない。が、ナナは人間の言葉をすべて理解し、悩み多い人間たちをちょっと冷めた猫目線で眺めている。読者にも明かしていない悟の事情を最初から察知しているようだ。重いエピソードが続く物語にナナは軽やかな風を吹き込んでいる。しかし、なんといっても彼の活躍は、ふたりが叔母のノリコのもとに身を寄せてからだ。ナナ、けなげすぎる猫。 物語の構成が本当によくできていると思う、泣かせるための仕掛けが。そう思いつつも何度もぐっときてしまう。終わり近く、ノリコがどんな人なのかや悟の生い立ちなどが明らかにされてくると、ちょっとやりすぎではないかという気がするが、それでも、ノリコと暮らせてよかったと、理由を語る悟の言葉にハッとしたりする。というものの、一度やりすぎかなと感じてしまうと、物語への没入が少々妨げられたかもしれない。 | ||||
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書評で、泣いたとのコメントが多く、流行りの涙活よろしく購入。 書評に間違いなし。 号泣。 | ||||
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図書館で借りてよんでおもしろかったので何度も読めるように欲しかったので・・・。 とても爽やかな読後感の物語です。 | ||||
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有川さんの作品はほとんど読んでいます。 図書館で借りてるので、最新刊はまだですが。 (でもきっと全部購入するつもりです) 読み始めはなかなか入り込めませんでしたが、 これはたぶん私が猫好きでないから。 ゆっくり読み進むうちに、だんだん止まらなくなりました。 主人公が猫と旅する理由がわかったとたん、 一気読みで、涙がぽろぽろ出るのを拭いつつ読みました。 号泣じゃなく、ほんとにぽろぽろ。 いまも止まらないです。 有川さんの作品は好きの度合いに差があっても、 失望したことはないですが、 これはじんわりとしみてきました。 静かに泣けて、読み終わっても悲しくても、 またゆっくり読み返したいと思えたお話です。 | ||||
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帯にもある ――さあ、行こう。 これは僕らの最後の旅だ。 というセリフが作中で出た時、そのあとに続く言葉にじんわりときました。 ちょっとやすっぽいようで、だけどあたたかさおかしさがこもった旅の物語。本当によかったです。 | ||||
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悟は、ある日、怪我をした野良猫を飼うようになる。 その猫に、ナナ(雄だが・・)と名づける 数年後、悟はある事情により、ナナを同級生に預けようとする。 飼い主候補との見合いのため、小学・中学・高校の同級生たちのもとを訪れる。 そこで「回想」の形で語られる悟と同級生たちとの過去が、ほろ苦く悲しい。 悟自身、辛い過去を持ちながら、明るく振る舞うので尚更である。 また、物語後半は、更に悲しいことが待ち受けている。 悟は静かに現実を受け入れ、ナナと穏やかに暮らすことを決意する。 ナナは、飼われるようになった後も猫としてのプライドを失うことなく、 人に媚びることはない。 ただ、「悟の猫」として、共に生き、共に過ごすことを大切にする。 ラストは、作者が泣かせようとしていることが分かるのだが、 自然に涙が溢れてしまった。 | ||||
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拾われの野良ちゃんの思い・・主人公なんですが。 我が家の猫も、こんな風に、思ってくれてるやろか? そしたら、僕は、最後の時、 この子に、なんて言葉を、残してやれるやろか? | ||||
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軽快なタッチのロードムービー風の”ほんわかしたよい話”が、連作になるのだろう、そう思って読み始めたが、ラストは意外な方向に流れ、号泣するような展開に変貌。 常にプラス思考な主人公サトルに脱帽。 | ||||
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猫と暮らしたことがある人なら サトルとナナが旅に出た理由がすぐに分かってしまうかもしれない 主人公であるサトルの優しい人となりがいかにして形成されたのか、 あまりにも切なすぎるサトルの生い立ちがそうさせたのだろうけれど、 擬人化されたナナの行間の語りが、 サトルの身に降りかかった辛い事実を程よく中和してくれている。 もしサトルと同じような状況になったら、 私も私の猫たちと旅に出てみたい。 | ||||
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有川さんの作品は初めて読んだ。 内容はあまり凄い出来事がなく、のんびり進む。 猫の気持ちも本では出しているがどことなく猫らしくない気もする。 家でもスコティッシュを飼っているから勉強にはなりませんが猫を全く知らないのであればとても猫のことを知ることができる本だ。 最後だけは半ベソでした。最後の最後だけ! | ||||
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有川浩さんの作品をこれまで読んできましたが、最近の作品とは違い泣けました。ティッシュは必需品です。手元に置いとくと良いと思います。26日にこの本を買い、寝る前に読んでいたのですが気になり過ぎて一気読みしてしまいました。旅する辺りから何かおかしいなぁ。と思い始め 「何でこんなっ!」と 二人の運命が私にはツラ過ぎました。「お前ら、仲良すぎんだよ。泣いちまうだろ…」と後半はもう号泣。 主人公、悟と元野良猫、ナナの旅。様々な人と会い、風景を見た、二人の旅の行く先とは…。 心を癒してくれる作品だと思います。最近、泣いていない人、泣きたい人は是非、読まれると良いでしょう。 | ||||
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動物も人間も同じ時を生きているけれど、今の世の中は自分のことばかりが優先している気がしませんか?相手を思いやる気持ち。子供も大人も何が大切なことをこの本から感じて欲しくなる一冊でした。 | ||||
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猫飼いはもれなく愛猫を抱きしめながら語りかけてしまう反則級の逸品。単純な自分には「どストライク」 | ||||
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この物語を児玉清さんに読んで欲しかったと思ったのは私だけではないはず。文庫化にあたり解説を書いて欲しかったです。 きっと『めっちゃ泣きます』って感想を述べられたに違いありません。 猫が好きになるお話です。 | ||||
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