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(短編集)
旅猫リポート
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旅猫リポートの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.52pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全258件 81~100 5/13ページ
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嗚咽しながら読みました。 有川さんの本では阪急列車が一番好きでしたが、猫好きもあって旅猫リポートがそれを超えました。 ナナのセリフにユーモアがたくさんあって、思わず笑ってしまうこともしばしば。 登場人物がみんな優しくて、ナナと悟の強い絆があって、愛が溢れていています。 | ||||
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以前、映画化された「阪急電車」のテレビ放送を、学生時代に阪急電車を毎日のように利用していた懐かしさもあり、なんとなく見たのが、有川浩さんの作品との初対面でした。 「駅と鉄路」を「人と人間関係」に、「往路と復路」を人生のターニングポイントとして描かれている発想力や、ごく当たり前の常識と良心を、繊細な綾織のように表現されていることに感動したことを覚えています。 その後、「阪急電車」の原作も読ませていただき、映画では描き切れていなかったエピソードや登場人物の内面描写を知ることで、有川浩さんに興味が沸いたのでした。 そのような折り、村上勉さんの表紙絵、主人公はサトル、書き出しが “吾輩は猫である。名前はまだ無い。と仰ったえらい猫がこの国にはいるそうだ。その猫がどれほどえらかったのか知らないが、僕は名前があるという一点においてのみ、そのえらい猫に勝っている”。 気になるじゃないですか、面白そうじゃないですか、と言うことで読ませていただきました。 題名の通り、サトルと元野良猫(あることをきっかけに飼い猫”ナナ”となってしまう)との旅の話です。 一人と一匹、そこに関わる人物それぞれが、相手を思いやる気持ちとその心の距離感が心地良く、そこに猫目線で語ったり、行動することで、人同士では嘘くさかったり、現実離れしそうな状況であっても、素直に濃密な関係として受け止めることが出来ました。 猫アレルギーが酷く、猫は好きなのに飼うことができない自分にとって、サトルとナナが築いた信頼関係は本当に羨ましいものです。 猫アレルギーではありましたが子供の頃は、仲良くなった野良猫によく遊んでもらったことを覚えています。秘密の抜け穴(小さすぎて通り抜けられないこと多々)に始まり、屋根伝いの近道(ほとんどついて行けず)、ネズミの捕まえ方(真似できませんでした)、子作り・出産・子育て(学校要らず)、集会での作法(社会人になっても結構役立つ)など、あの時、野良猫と会話することができたなら、ナナのような語り口だったのかな、と思います。 インターネットの普及によって、世界中の見ず知らずの人々と、瞬時に繋がることが出来るようになった現代にあって、自らが時間を掛けて移動し、実際に相対することでしか交わすことの出来ない思いや感情があることを、サトルとナナと一緒に旅をすることで、心に沁み込んで来るのが分かりました。 そしてナナは、”人生において失うものって、何も無いんだ” と、言うことを教えてくれました。 愛おしい作品です。 | ||||
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サトルのまっすぐな生き方がとても素敵です。本当に愛しいからこそ… ナナを通して見えるサトルを取り巻く人たちもみんなあったかい。 純粋にまっすぐ、綺麗事かもしれないけれど… やっぱりこう生きたい。 有川さん、最高。大好きな作品です。 | ||||
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途中でオチは分かるけど...。 それでも涙が出て来てしまった。 通勤電車の中で読む時は注意! 自分の家の猫に話しかける頻度が高くなること間違いなし! また主人公を取り巻く人々に共感出来る部分も多々あり。 | ||||
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猫目線で物語が進む事に斬新さを感じました。 猫ちゃんが旅立つ話なのかと思ってましたが、まさか逆だったとは。。 私は犬派ですが、猫ももちろん好きです! 動物を飼ってる人ならきっと胸があつくなるものがあると思います。 映画化したら良いものになりそうだなって思ったんですけど、やっぱり映画化するようで! 是非観たいです! | ||||
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猫好きなので、楽しい話かな、と思い購入。 読み進んで行くうちに、涙、涙、涙・・・ だけど温かい!ホントに心温まる小説です。 猫の仕草がリアルで、本当に可愛い♪ うちの子もこんな風に自立してくれたらと思ってしまう。 最後はどう締めくくるの?と思いながら読み進んで あ~・・・納得するわけでもなく、理解するわけでもなく だけど、人生そんなもんよね! と思わせてくれる本でした(⌒-⌒) | ||||
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四角四面で読むものではないですよ、だって猫の思いが字で表現されてるんですもの(笑) 猫も人間も、こう思っていたらいいなぁとか、以心伝心ならいいなぁとか、そういう思いが詰まった1冊です。なので、猫を飼っている人とかが、特に共感出来るのではないかと。もちろん猫ばかりではなく、それに関わってくる人間の在り方とか、背景に厚みを持たせてくれてます。号泣しますよ、共感すれば。 | ||||
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とにかく、猫好きには堪らないでしょうね。私は猫よりは犬が好きですが、こんな猫なら一緒に暮らしてみたいと思いました。とにかく皆優しい。心の中を温かいものが流れました。良かったです。 | ||||
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このお話は、通勤途中とか公共の場で読んじゃダメです・・・。涙が止まらなくなるから・・・。読むのは、是非お家で。 | ||||
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電車の中吊りで、村上さんの挿画に惹かれジャケ買い。朗読したらステキそうなフレーズが多く、テンポ良く読みました。ああーぼくらは本当に本当にたくさんのものを見たね。病で家族を亡くすということを、静かに描いています。 | ||||
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ある雑誌の書評でよく書かれてたので買いましたが、出だしの3行でアレルギー。 そういう、出だしの印象最悪な本で、最後まで読み切るのに抵抗がなく、感動がまさったものは、ないんですな。 近藤麻理恵さんはいいました。 ときめかない本は捨てよと。むだだし、スペースがもったいないから。 だから、3行読んですてました。 それだけで好き嫌いはわかるもんです | ||||
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「僕は何にも失ってない。ナナって名前と、サトルと暮らした五年を得ただけだ。」 誰かとの出会いと別れ。その時に猫のナナみたいに、こんな風に思えたらいいなと思いました。 この本は猫目線で描かれてるところと人間目線で描かれてるところがあるのですが、 最初から最後まで猫目線で描かれてると良かったなあと、猫ばかの私はつい思ってしまいましたので☆3つです。 | ||||
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有川浩好きなので買って読んでみました。 悪くはないけど、有川作品としてはぬるく、盛り上がりに欠ける気がしました。 猫好きならもっと入れるのかな… 犬好きとしては、猫の生意気な感じがあんまりグッときませんでした。 | ||||
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しばらく本離れしていて何を読もうかと思ったときに手に取った一冊でした。 視点が猫。猫と悟の周りの人たちの話でした。 心が優しくなれるという評価だったので読んでみましたが、猫が飼いたくなる本でした。 そして、久しぶりに本で号泣しました。 | ||||
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最高に泣けました! 読み終えたあと、 うちの猫たちをギュッと抱きしめました。 | ||||
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うちも猫を飼っています。この本を読んで猫と一緒にいられる幸せを噛みしめました。 人生に別れはつきものですが、登場人物1人1人が真摯に自分の気持ちと向き合っているところ、人生に真剣に取り組んでいるところがすごくよかったです。 悲しい話ですが、ただただ可哀想で泣けるというのではなく、ひたひたと読後にはさわやかな感動がありました。 人生は有限で、毎日会っている人ともいつ別れがくるか分からない、だからこそ、今を大事にしよう・・・そんなことを考えさせられた1冊でした。 | ||||
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死を宣告されたサトルが、愛猫ナナの引き取り先を探して旅をする物語です。 そもそものナナとの出会いから、死んで別れを迎えるまでが書かれています。 それにしても、作者の猫好きが良く分かる小説になっています。 猫の一つ一つの仕草や、その感じ方など、猫と親しく接していなければとても書けないものです。 従って、「猫好き」の人にとっては、その一行一行が自分の猫との関係を思い起こさせる文章になっていると思います。 人間と猫との関係は、犬ほど強くはならないと言われますが、そんなことはないことは、「猫好き」なら誰でも知っているでしょう。 この本があれば、親しい猫に死なれても、きっとその生きている時を思い起こさせてくれるでしょう。 「猫好き」には、必読書です。 | ||||
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書店で他の本を買うついでに、平積みになっていて、目に付いた本書も購入。 有川浩さんのだし、3匹のオッサンおもしろかったし、猫だし、という程度の理由で、読みはじめました。 他愛ないエピソードが綴られていくものと予想していたら、それはそうでもあり、そうでもなしという感じで、いい意味で裏切られました。 最終的には、号泣させられました。 いい本です。 | ||||
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絵柄と題名から、ほのぼの系の物語を想像して購入。最後は涙が止まらず思わず、騙された!と思ってしまった。 他の方々も書かれていましたが、主人公の「事情」は早い段階で読み手は気づくのでしょうが、その時にはもうページを捲る手が止まりませんでした。 悟の目から見える世界。 ナナの目から見える世界。 叔母さんや、親しい友人から見える世界。 厳しい現実を乗り越える、優しさと強さが溢れていました。お気に入りの本です。 | ||||
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読みやすく 小説の世界に引き込まれてしまいました。涙なしでは読めない。 | ||||
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