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人間の条件
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【この小説が収録されている参考書籍】
人間の条件の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.20pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1~4 1/1ページ
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次第に、一連の不可解な事件に犯人たちの形が与えられていく。市民の証言により思いもよらない展開を警察は目の当たりにする。そして犯人たちと警察の攻防、だが法により守られている犯人たちは犯罪を犯しながらのらりくらりと逃げつつ、警察に挑発的な仕掛けを行う。クライマックスで本書のタイトル「人間の条件」の意味が語られる。 低評価なのは、時代のせいであろうが、同性愛者を倒錯と決め込んだり、ホームレスを自己責任と断じているからである。また、落丁もあったことが読んでいて残念だった。 | ||||
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明らかに某宗教団体の起こした事件をベースとした作品である。 それだけでは芸が無いと思ったのか、合同結婚式まで取り込ん でいる。プロの作家として、現実の事件を元にして小説を書くと いうのは如何な物だろうか。 しかし、本作に限らず、他の多くの作家もこの事件をベースにし た作品を書いている。小説の世界でも荒唐無稽と思われるよう な事が、現実に起こってしまったのだ。それだけ社会的にイン パクトのあった事件と言えるのだろう。 本作の主役は『人間の証明』にも登場した棟居刑事である。 事件が大きくなってくると、殺人事件で捜査一課が捜査するより、 公安警察が捜査の主導権を握るのでは無いかと思った。 タイトルとなっている『人間の条件』に関する部分は、作品の終 盤になってから登場するのだが、いささか設定が強引と言うか、 都合良過ぎる気がした。 所々に目端の利いた描写があり、様々な事件がやがて一点に 収束して行く所など、エンターテイメント作品として、それなりに 楽しめる作品にはなっている。 | ||||
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森村作品は社会を見る視点の意外性や人間っぽさ 知的さが魅力、というファンが多いと思う。 しかし本作品は「10年前なら星5つ」というテーマ(視点)で 随所にある状況説明も「今更そこまで・・」と知的な印象も弱く 構想10年は長すぎたのではという感じがしてならない。 帯にある「森村ミステリーワールドの最高傑作」という文字がかわいそうに思えてしまうのは私だけでは無いと思う。 | ||||
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「人間の条件」というタイトルを見て本を買いました. どうしても25年前の「人間の証明」を期待して買ってしまったという感じです. 内容自体は、ほとんど頭を使わずに気楽に読める小説と言った感じです.まあ、実際に起こった事件をモチーフにしているいる訳だから、大体先が読めるないようです.ただ難しい本を読んだ後の息抜きに気軽に読める内容ではないでしょうか. 私自身は十分に楽しめました. | ||||
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