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野性の証明



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野性の証明の評価: 3.60/5点 レビュー 25件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.60pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全25件 1~20 1/2ページ
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No.25:
(3pt)

物語にはぐいぐい引き込まれるが、何かが違う気がした

映画を観たことはない。レビューを読むと、映画とは内容が異なるようである。小説としての本作品は、人が極限状態に置かれたときに至ってしまう状況を描いているのではないかと感じた。それだけではないが、“野性”とは少し違うような気もした。全体的には、羽代での陰謀を明らかにしながら、味沢の過去を清算していくような感じで面白く読める。ただし、発狂する原因など納得できないところも散見された。味沢の最後もあれでいいのかなあという感想だ。今度は映画も観てみよう。
野性の証明 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:野性の証明 (角川文庫)より
4041027144
No.24:
(3pt)

あっけないラスト

途中までは良かったです。この先、悪党の一族はどうなるのか?
どう裁かれるのか?期待しましたが、最後はあっけなく、主人公が、最初の虐殺の犯人と分かり、そこで
終わってしまいました。今までの、主人公に協力していた、元新聞記者の情熱、妻の妹が拉致された後、どうなったか?一族の長はどのように裁かれたのか?市民はどう変わったのか?など、今まで盛り上げてきたことろが、全て無視されてしまってます。
連載物で、途中で方針が変わったのでしょうか?
残念です。
野性の証明 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:野性の証明 (角川文庫)より
4041027144
No.23:
(2pt)

ラストがみえみえ

岩手の僻地で集団殺戮がおき唯一生き残った記憶喪失の少女が遠縁と称する男性に引き取られる。物語はそして山形らしい中規模都市で、市を支配する一族と、少女を引き取った男性との戦いに移っていく。のだが、最初の一行で、ラストがみえみえなのだ。また中間部でもやはり起きることが予感できてしまう。五百ページも読んだ努力に対するだけのカタルシスを得ることができなかった。
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4041027144
No.22:
(5pt)

証明シリーズ

内容もいい、文章もいい、人の深い底に残っている人間らしさを証明しようとする作者の意図が伝わった。
野性の証明 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:野性の証明 (角川文庫)より
4041027144
No.21:
(2pt)

最後で全てがばかばかしくなる

Wikipediaによると、映画化を前提に連載していたようですが、昔見た映画とは自衛隊の扱いなど、異なる点も多いようです。
読み終えると、この筋のまま映画化するよりも、映画化したストーリーのほうが、大作映画として一般受けするという意味でよかったように思います。
小説自体は、いろいろな要素が出てきて、エンターテイメント度は高いと思います。ただ肝心の物語が、伏線があまりないのと、バランスが取れていないので、あっけないというか、大騒ぎした割りに拍子抜けする終わり方で、いまひとつな感じです。
連載だったので途中で何度も軌道修正を繰り返したのかもしれません。ただ一貫した主張というかストーリーに欠けた作品だと思います。
また会話分の空々しさもマイナスポイントでした。
野性の証明 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:野性の証明 (角川文庫)より
4041027144
No.20:
(2pt)

出だしはインパクトあるけど…

『野性の証明』といえば角川映画を思い出す。薬師丸ひろ子のデビュー作で、主演は高倉健だった。といいながら、実は内容をよく覚えていない。というわけで、原作を読んでみることにした。

東北の山村で、ある集落の住民が皆殺しにされるという凄惨な事件が起きる。いきなりインパクトの強いプロローグに、いやが上にも期待が高まる。が、そこから物語は全然違う展開を見せていく。その内容を簡潔に要約するのは難しいのだが、これが何というか…ひたすらダラダラしていて退屈だった。

本書に先行して映画化された『人間の証明』もそうだけど、どうやら映画化のための小説を書いてほしいと角川春樹に依頼されて、森村誠一は筆を執ったらしい。そんな事情が影響しているのかもしれないが、作者が書きたくて書いているという情熱がまったく感じられない。『高層の死角』など面白い小説もあるだけに、残念。

解説では高木彬光が一見絶賛しているが、注意深く読むと、実はつまんなかったんだろうなということが伝わってくる。以上、いささか辛口気味に書いてしまったけど、僕はあと何冊か森村誠一をまとめ買いしたので、もう少しこの作家に親しんでみるつもりです。
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4041027144
No.19:
(4pt)

初期証明シリーズ三部作の一つ

森村誠一氏の伏線の見事さに素晴らしさを感じさせられます。更に調査力の鋭さには感心させられます。悪魔の飽食シリーズで取材費に高額を使ったうわさは真実なのでしょう。調査するにはお金がかかりますから。映画とは一味違った本作品。貴方もぜひ一読を。
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No.18:
(3pt)

最後に短編のおまけ付き

「亡国のイージス」の後だと、なかなか難しい。。。どうもプロットに走り過ぎていて、人物の影が薄い。人が描けていないのだ。人がすぐに死ぬし、またその死をほとんど狼狽せずに受け入れる。いつの間にか婚約者、というのでもあっさり。

最後に短編がおまけで載っている。段落がすぐに変わる構成で、やはり形に酔っているきらいがする。まあ、そう悪くはないのかもしれないが、「亡国のイージス」程の力を感じない。
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4041027144
No.17:
(4pt)

自衛隊における人間性をとらえる。

この本の設定したテーマはおもしろい。
自衛隊の中における人間が どのように人間性をゆがめるのかというところ
を正確に追求しようとしている。
本で読むのと、映画はかなり違った印象である。
人間の証明は 戦争後の混乱期の中で人間の混迷。
青春の証明は 戦争のもたらしたもの。
野性の証明は 自衛隊のもたらしたもの。
その時代性がでてくるところに 森村誠一の面白みがあり、
いずれも 人間としての生き方を 過去と現在の二つを同時的に
浮かび上がらせていく。
森村誠一の時代のとらえ方と物語づくりの切り口はうまいといえる。
野性の証明 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:野性の証明 (角川文庫)より
4041027144
No.16:
(5pt)

思っていたより綺麗な本で購入して良かったです。

思っていたより綺麗な本で購入して良かったです。昔読んだ懐かしい本が欲しくなり購入しました。
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4041753619
No.15:
(4pt)

野性の証明(角川文庫) 森村誠一

映画の方を先に見ていたので、ラストの救いのなさに、心が鉛のように重くなりました。
野性の証明 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:野性の証明 (角川文庫)より
4041027144
No.14:
(3pt)

映画とは別世界

高倉健主演の角川映画作品のような派手さは、実は原作のどこにもない。むしろ、かなり地味な小説なんですね。
ある野菜が重要な意味を持っているが、これも「それでいいのかぁ?」と思わないでもない。
エンディングも爽快感があるかと言うと、?ですね。

映画化作品はまぁ、いわゆる「トンデモ映画」。しかし、高倉健の魅力で強引に娯楽映画として成立していた。
しかし、原作は?ミステリーとしても、弱いのではないかと思いました(ミステリーマニアとも言えぬ程度の自分が生意気ですけど)。
野性の証明 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:野性の証明 (角川文庫)より
4041753619
No.13:
(5pt)

全く違ったラスト!

シナリオの醍醐味って、小説とか映画との違いを楽しむことにあるのではないでしょうか?
細部に違いはあるもの、衝撃のラストは小説とも映画とも全く違ってます。
読んでから観るか、観てから読むか。
野性の証明―シナリオ (1978年) (角川文庫)Amazon書評・レビュー:野性の証明―シナリオ (1978年) (角川文庫)より
B000J8MHD6
No.12:
(2pt)

そこそこ

最後の方まではとても面白かったですが、落ちがちょっと拍子抜けでした。
野性の証明 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:野性の証明 (角川文庫)より
4041753619
No.11:
(1pt)

マーケティングプレイスの落ち度の多さ

評価の星一つ、は決して「商品の内容に関して」ではない。
むしろシナリオの内容や文庫の装丁に関しては、映画版の魅力を味わい尽くせるのでお勧めの五つ星である。
問題はAmazonマーケティングプレイスで出品している販売業者とAmazonの管理側の問題点。
実は僕は、この文庫の「本物」を入手するに至るまでに、三回の購入・返本と、二回のメール連絡を得なければならなかった。
簡単である。高倉健氏の逝去で商売になると思ったからか、単なる怠惰性か、マーケティングプレイスでこの『野生の証明 シナリオ版文庫』を出品している殆どの業者が、最初からシナリオ版など所有しておらず、下手をすればその存在すら知らず「あぁはいはい『野生の証明』の文庫版ですね……っと」で、この商品枠に、シナリオ版文庫をラインナップ登録しているのだ。
それもどこか特定のショップが、ではない、僕が購入したり連絡をとった5か所のショップのうち、コレクターズ登録をしている一か所を除き、その他全部が、ただの文庫版をシナリオ版と称して出品しているのだ。
ただでさえ元々数か所からしか出品が無かった商品で、この詐称率の高さには、もはや呆れるを通り越して笑うしかない。
世の中には「一回は奇跡、二回は必然」という言葉があるが、ここまで重なれば、既に「Amazonマーケティングプレイス」全体の、コンプライアンスへの意識の低さと、Amazon自体の顧客への軽視を感じ取らざるを得ない。
もし「あぁ映画の『野生の証明』が面白かったな。あの映画のシナリオが文庫本で出ていたのか。ちょっと読んでみたいな」と思った方には、正規の古書店での購入か、ヤフオクなど、実際の商品の画像が確認できる手段での購入をお勧めする。
ちなみに、マーケティングプレイスで商品の詐欺などがあった場合、あくまでAmazonは善意の第三者の立場でしか応対してくれないので、その辺りも覚悟されたうえで注文することをお勧めしておく。
野性の証明―シナリオ (1978年) (角川文庫)Amazon書評・レビュー:野性の証明―シナリオ (1978年) (角川文庫)より
B000J8MHD6
No.10:
(5pt)

復活治安維持法の今だからこそ

この作品は、まさに予言の書だ。日本の狂信者が、第二次大戦のリターンマッチをすべく。特定秘密保護法を制定した。この作品の「特殊工作隊」というのは「体制に逆らう日本人を抹殺するためのもの」。重い言葉だ。この部隊の実際のものが、「習志野と対馬」なのだろう。実際、テロリスト掃討の訓練もせず。かつては、おかしくなった奴が、女性の部屋にベランダから侵入するという事件を起こした。殺すのが、バカな無力な日本人だから、たいした訓練も不要というわけか。実際、鶏インフルエンザの現場で取材した際、テントも張れなくて、地元民が呆れたと言っていた。そう考えれば、普通の民間人にまぎれて行動するわけだから。なるべく、目立たないようにすることが重要となる。
この作品の味沢のように、良心のあるような連中は、実際は皆無だろう。所詮は、狂犬。狼にはなれまい。しかし、何も知らないのか、それとも洗脳されているのか?バカ国民の67%が、狂信者を支持している。愚かな国だ。これで、憲法まで改訂されて、個人の尊重は、公共の利益に準じるとされたら。いよいよ、お仕舞いだ。かつては、角川も反骨精神があったが。今は、エンターテイメント界の、巨大コングロマリット化に転進している。
「組織は、巨大化すると、必ず保守化する」とかつてのヘルズ・エンジェルズの本に書いてあった。その見返りが、ポルノ小説の「伏字なし」出版か?あまりにも、悲しすぎる。こんな危険な、そして腐れきった日本だからこそ。この作品が、再販される必要があると思う。この間、南スーダンの中継をCNNで見た。顔に布が、かけてあったが。男女一体ずつの死体だった。味沢こそが、真の自衛隊。その一部が政府の殺し屋になってどうする。そう、その内、こういった所でしか、私達物書きが本音を書けない時代がやってくるだろう。こんな、危険な世の中だからこそ、本作の復活は不可欠なのだ。
それと、同時に、教科書にも教材として採用してもらいたいぐらいだ。本当に、森村誠一先生に心から、お礼を言いたい。「警世の書をありがとうございます」と。80年代当時、この作品を読むことができて、私は本当に幸運だったと実感する。
最後に、もう一度「体制に逆らう『日本人』を抹殺する部隊なんだよ」・・・・・・・・・・・。
野性の証明 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:野性の証明 (角川文庫)より
4041753619
No.9:
(3pt)

思ったほどでは・・・

映画で有名で、原作を・・・と意気込んで読みましたが・・・。現実派の私としては、話の展開の突飛なところが違和感ありまくりでした。エンターテイメントだけで、あまり奥深さは感じませんでした。
野性の証明 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:野性の証明 (角川文庫)より
4041753619
No.8:
(4pt)

映画と小説はかなり違う。

私は最初に小説を読んで劇場に向かった口です。
NOVELでは味沢の人間的な内面がよく表現されています。
劇場の 自衛隊特殊部隊との対決は 角川映画の脚本サービスですね。
一応面白くしようとする角川のエンタテイメント性が見れます。

ですから NOVELと映画は姉妹作品みたいな感じですね。
野性の証明 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:野性の証明 (角川文庫)より
4041753619
No.7:
(4pt)

やや不満が残るところ。

この作品は確かにすばらしいな、と思います。
なぜならばある市の汚職を徹底的に暴き
あらわにしていく一人の男の存在があるから。

しかしながらいささかながら
つなげ方に問題があったのだと感じるのですが
どこか展開がギクシャクしているように思うのです。
あえて例えて言うのならば掛け違えたボタンのような感じ。

それを除けば
暴力団と警察という
本来はあってはならない癒着なども垣間見れ
すごく面白い作品です。
それに別の視点のとある狂気の殺人では
こちらもはっとさせられるようなものが
事件に関与していますし…

ですが…
やはりちぐはぐさという不自然な点は
読み終えてからも私のからだにこびりつき
違和感を残してしまいました。

読む分には重厚で
面白いんですがね…
野性の証明 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:野性の証明 (角川文庫)より
4041753619
No.6:
(2pt)

ラストのヒネリで台無し!

ヒネらない方が良かったのに・・。単なるハードボイルドヒーロー小説になる事を嫌って読者の裏をかいた結末にしたのでしょうが・・失敗。最後に(正義の怒りが爆発)ってオーソドックスな締めで十分だったのに・・。ヒネってしまって何もかもが中途半端になってしまいました。映画にも負けてると思います。裏をかくより正攻法で勝負して欲しがったです。中盤までは引き込まれたので非常に残念です。
野性の証明 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:野性の証明 (角川文庫)より
4041753619

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