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野性の証明



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野性の証明の評価: 3.60/5点 レビュー 25件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.60pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全25件 21~25 2/2ページ
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No.5:
(5pt)

森村誠一氏のまさに作家としての証明作品

角川で映画化され、当時大ブームとなった文字通り森村誠一氏の代表作の一つと言えるだろう。どちらかというと人間の証明の方が評価は高いが、個人的には森村氏の最高傑作は本作だと思っている。東北の寒村の大量殺人事件の発端から複数の視点の物語がラスト見事に収束する展開は森村氏の絶妙のストーリーテリングのなせる技と言えよう。最初の寒村の描写が初期短編の公害殺人事件の山村の出だしとほぼ同じなど、氏が初期に発表してきた本格推理ものの集大成的な位置づけにあるとともに、初期のアリバイや密室の不可能トリックへの興味は後退し、代わりに強烈な人間ドラマとスケール感のある設定が読み出すと一気にラストまで読み勧めずにはおれない魅力を放っている。主人公を映画では高倉健が演じていたが、まさに高倉健のために書かれたような役柄である。大量殺戮の原因や主人公達のその後の姿がラストのほぼ5行ほどですべて語られてしまうが、このあっけなさがより物語のやり切れなさを強調して読後強烈な印象を残す。森村氏の小説家としての力量が全て出し尽くされたまさに作家としての証明作品となっている。
野性の証明 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:野性の証明 (角川文庫)より
4041753619
No.4:
(5pt)

とにかく読んでごらんなさい。

猟奇的な大量殺人件事件を追う刑事、過去が見ない謎の主人公、記憶をなくした少女、主人公の身の回りでおきる事件、
これれが、見事に絡み合うサスペンスとなっている。
また、ラストで衝撃的なサプライズが待っている。

作品が古いため、携帯電話やインターネット環境がないという前提であるが、充分に楽しめる。
野性の証明 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:野性の証明 (角川文庫)より
4041753619
No.3:
(4pt)

苦悩の末に少女の記憶がよみがえる。

地方でのシガラミにがちがちにされた街。謎の殺人事件があった村。そして自衛隊の特殊部隊。人間模様がドロドロと絡み合う。男の寂しさを非常に感じた。最後の部分は映画ではアクション映画に変化する。
野性の証明 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:野性の証明 (角川文庫)より
4041753619
No.2:
(5pt)

へー、こういう話だったのか

映画を見てないので、何の先入観もなく読みました。ここでは特に刑事や探偵が事件を解決するのではなく、主人公の味沢が事件を追っていく。にも拘らず、重要人物として警察が追っているのはこの味沢。途中、運命の女性と出会えた味沢だったのに、彼女が殺されてしまうところはすごく悲しかった。最後はほっとしながらも、無念というか残念。真実は闇に包まれてしまうのか。
野性の証明 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:野性の証明 (角川文庫)より
4041753619
No.1:
(5pt)

夢中で読みました。

何年も前に映画化されすごくブームになった本なので読んでみました。
読んでいくうちにひきこまれ、最後まですいこまれるように読みました。ただ、ラストがやりきれない。あ、読後感が悪いということじゃありません。悲しくてやりきれませんでした。
あと、女性には読みづらいレイプがでてくるけど、そこがちょっといやだったかな。
野性の証明 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:野性の証明 (角川文庫)より
4041753619

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