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野性の証明
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【この小説が収録されている参考書籍】
野性の証明の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.60pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全6件 1~6 1/1ページ
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岩手の僻地で集団殺戮がおき唯一生き残った記憶喪失の少女が遠縁と称する男性に引き取られる。物語はそして山形らしい中規模都市で、市を支配する一族と、少女を引き取った男性との戦いに移っていく。のだが、最初の一行で、ラストがみえみえなのだ。また中間部でもやはり起きることが予感できてしまう。五百ページも読んだ努力に対するだけのカタルシスを得ることができなかった。 | ||||
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Wikipediaによると、映画化を前提に連載していたようですが、昔見た映画とは自衛隊の扱いなど、異なる点も多いようです。 読み終えると、この筋のまま映画化するよりも、映画化したストーリーのほうが、大作映画として一般受けするという意味でよかったように思います。 小説自体は、いろいろな要素が出てきて、エンターテイメント度は高いと思います。ただ肝心の物語が、伏線があまりないのと、バランスが取れていないので、あっけないというか、大騒ぎした割りに拍子抜けする終わり方で、いまひとつな感じです。 連載だったので途中で何度も軌道修正を繰り返したのかもしれません。ただ一貫した主張というかストーリーに欠けた作品だと思います。 また会話分の空々しさもマイナスポイントでした。 | ||||
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『野性の証明』といえば角川映画を思い出す。薬師丸ひろ子のデビュー作で、主演は高倉健だった。といいながら、実は内容をよく覚えていない。というわけで、原作を読んでみることにした。 東北の山村で、ある集落の住民が皆殺しにされるという凄惨な事件が起きる。いきなりインパクトの強いプロローグに、いやが上にも期待が高まる。が、そこから物語は全然違う展開を見せていく。その内容を簡潔に要約するのは難しいのだが、これが何というか…ひたすらダラダラしていて退屈だった。 本書に先行して映画化された『人間の証明』もそうだけど、どうやら映画化のための小説を書いてほしいと角川春樹に依頼されて、森村誠一は筆を執ったらしい。そんな事情が影響しているのかもしれないが、作者が書きたくて書いているという情熱がまったく感じられない。『高層の死角』など面白い小説もあるだけに、残念。 解説では高木彬光が一見絶賛しているが、注意深く読むと、実はつまんなかったんだろうなということが伝わってくる。以上、いささか辛口気味に書いてしまったけど、僕はあと何冊か森村誠一をまとめ買いしたので、もう少しこの作家に親しんでみるつもりです。 | ||||
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最後の方まではとても面白かったですが、落ちがちょっと拍子抜けでした。 | ||||
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評価の星一つ、は決して「商品の内容に関して」ではない。 むしろシナリオの内容や文庫の装丁に関しては、映画版の魅力を味わい尽くせるのでお勧めの五つ星である。 問題はAmazonマーケティングプレイスで出品している販売業者とAmazonの管理側の問題点。 実は僕は、この文庫の「本物」を入手するに至るまでに、三回の購入・返本と、二回のメール連絡を得なければならなかった。 簡単である。高倉健氏の逝去で商売になると思ったからか、単なる怠惰性か、マーケティングプレイスでこの『野生の証明 シナリオ版文庫』を出品している殆どの業者が、最初からシナリオ版など所有しておらず、下手をすればその存在すら知らず「あぁはいはい『野生の証明』の文庫版ですね……っと」で、この商品枠に、シナリオ版文庫をラインナップ登録しているのだ。 それもどこか特定のショップが、ではない、僕が購入したり連絡をとった5か所のショップのうち、コレクターズ登録をしている一か所を除き、その他全部が、ただの文庫版をシナリオ版と称して出品しているのだ。 ただでさえ元々数か所からしか出品が無かった商品で、この詐称率の高さには、もはや呆れるを通り越して笑うしかない。 世の中には「一回は奇跡、二回は必然」という言葉があるが、ここまで重なれば、既に「Amazonマーケティングプレイス」全体の、コンプライアンスへの意識の低さと、Amazon自体の顧客への軽視を感じ取らざるを得ない。 もし「あぁ映画の『野生の証明』が面白かったな。あの映画のシナリオが文庫本で出ていたのか。ちょっと読んでみたいな」と思った方には、正規の古書店での購入か、ヤフオクなど、実際の商品の画像が確認できる手段での購入をお勧めする。 ちなみに、マーケティングプレイスで商品の詐欺などがあった場合、あくまでAmazonは善意の第三者の立場でしか応対してくれないので、その辺りも覚悟されたうえで注文することをお勧めしておく。 | ||||
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ヒネらない方が良かったのに・・。単なるハードボイルドヒーロー小説になる事を嫌って読者の裏をかいた結末にしたのでしょうが・・失敗。最後に(正義の怒りが爆発)ってオーソドックスな締めで十分だったのに・・。ヒネってしまって何もかもが中途半端になってしまいました。映画にも負けてると思います。裏をかくより正攻法で勝負して欲しがったです。中盤までは引き込まれたので非常に残念です。 | ||||
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