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ホテル・アイリス



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【この小説が収録されている参考書籍】
ホテル・アイリス
ホテル・アイリス (幻冬舎文庫)

ホテル・アイリスの評価: 3.91/5点 レビュー 32件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.91pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全23件 21~23 2/2ページ
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No.3:
(5pt)

不思議な世界

エロティックで切なくて、まるで映画を観ている様に映像が浮かんでくる文章です。生温かい空気のなかに漂っている感覚。日常から離れたい方にお薦め。
ホテル・アイリスAmazon書評・レビュー:ホテル・アイリスより
4054007740
No.2:
(5pt)

静かで、どろどろ・・・

何故か昔から、老人のあの乾燥した手に触れられることに淡い願望を抱いている。
何がきっかけなのか覚えていないけれど、高校生の頃からそんな思いを抱き始めた。
そんなある日、学校のそばの本屋さんでこの本に出会った。帰宅のバスの中で読み始め、帰宅後、制服を脱ぐ事ももどかしく、
夢中で読んでしまった。あぁ、これだな。って思った。
少女が老人の命令で、彼女の口で彼に靴下を履かせたりする場面は
本当にエロティックで、ぞくぞくした。あれから、何度も読み返すけれど、やっぱり好きなお話。物語は、音楽も無く、シンと静まりかえっているけれど、
老人の狂気がどくどくと音を立てて迫り来る様で、
どろどろ好きの方には、是非お勧めしたい一冊。
ホテル・アイリスAmazon書評・レビュー:ホテル・アイリスより
4054007740
No.1:
(5pt)

自意識に悩む男性にお薦め

男と女の「どうしようもなさ」を自意識の外側から綴る長い長い一篇の詩。
自意識に閉じこもる男と自意識の希薄な女の出会い。
その果てにあるのは女の奔放さが招く男の自意識の崩壊。
それは一見不幸なようで、幸せなことだと思う。
何も言い切らずに終わるしかありえない。SM描写の稚拙さが男の稚拙さと重なり痛々しい。小川洋子にはめずらしくエロティックな作品。
相変わらず言葉のひとつひとつがキラキラ輝いています。
ホテル・アイリスAmazon書評・レビュー:ホテル・アイリスより
4054007740

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