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ホテル・アイリス
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ホテル・アイリスの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.91pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全23件 21~23 2/2ページ
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エロティックで切なくて、まるで映画を観ている様に映像が浮かんでくる文章です。生温かい空気のなかに漂っている感覚。日常から離れたい方にお薦め。 | ||||
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何故か昔から、老人のあの乾燥した手に触れられることに淡い願望を抱いている。 何がきっかけなのか覚えていないけれど、高校生の頃からそんな思いを抱き始めた。 そんなある日、学校のそばの本屋さんでこの本に出会った。帰宅のバスの中で読み始め、帰宅後、制服を脱ぐ事ももどかしく、 夢中で読んでしまった。あぁ、これだな。って思った。 少女が老人の命令で、彼女の口で彼に靴下を履かせたりする場面は 本当にエロティックで、ぞくぞくした。あれから、何度も読み返すけれど、やっぱり好きなお話。物語は、音楽も無く、シンと静まりかえっているけれど、 老人の狂気がどくどくと音を立てて迫り来る様で、 どろどろ好きの方には、是非お勧めしたい一冊。 | ||||
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男と女の「どうしようもなさ」を自意識の外側から綴る長い長い一篇の詩。 自意識に閉じこもる男と自意識の希薄な女の出会い。 その果てにあるのは女の奔放さが招く男の自意識の崩壊。 それは一見不幸なようで、幸せなことだと思う。 何も言い切らずに終わるしかありえない。SM描写の稚拙さが男の稚拙さと重なり痛々しい。小川洋子にはめずらしくエロティックな作品。 相変わらず言葉のひとつひとつがキラキラ輝いています。 | ||||
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