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レインツリーの国
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レインツリーの国の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.70pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全202件 121~140 7/11ページ
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図書館戦争の中で、小牧がまりえに勧めた本という設定だったので、購入しました。 まりえが小牧に「私のことだと思っていい?」という場面があったので、 恋愛や人間関係に前向きに進もうとするヒロインと思っていましたが、 実際はそこにたどり着くまでの道のりを描いたものでした。 内容は主に、耳に障害を持った女性と、健常者の男性の出会い、すれ違い、歩み寄りを描いたものです。 健常者として生きていることが当たり前であったので、 そうではない立場について考えさせられましたし、 何より健常者と障害者という時点で差別をしていることに気づかされました。 そういった立場の違いを超えて、前に進もうとしている強いところに、 小牧は改めてまりえに惹かれたのかな、と思います。 ライトノベルなので読み易い本でしたが、内容はとても深いものでした。 | ||||
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口コミを読んで、期待して読みました。 まあまあ面白かったのですが、期待しすぎたのか、思っていたより軽くサラリと読み終わってしまい、少し拍子抜けしてしまいました。 ライトノベルから始まった恋ですが、小説自体が出来の良いライトノベルみたいな読みやすさだな〜と。 作者名から勝手に男性だと思っていて、男性にしては何だか少女マンガのようなロマンチックさだなぁと思っていたら、後書きで女性だと知り、納得してしまいました。 障害について考えさせられ、教わる部分も多く、良いお話だとは思いますが、それでもまだキレイな理想論に感じてしまったのは私だけでしょうか。 | ||||
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「図書館戦争」シリーズが大好きなので、こちらの本も読みました。期待していたのですが…私には面白いとは思えませんでした。 主人公の男が言うことが、常に説教じみているので、イライラしてしまいました。 図書館戦争の本編のエピソードは素敵だったんだけどなぁ。 | ||||
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有川浩さんの作品、阪急電車も最高でしたが、超えました。 とにかく、伸くんの器の大きさがステキで、 こんな人いたら惚れてます。 君の頭の中が好き、なんて言われてみたい。 ケンカしようや、なんていわれてみたい(笑) こんなに素直に人と語り合えるなんてうらやましい。 フェアリーゲームの感想と2人の実際の関係のリンクもとてもよかったです。 | ||||
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本作品を読む前はだいぶ前に話題になった"電車男"のような甘酸っぱい恋愛小説なんだろうと予想していた。 けれども読み進める内に、コンプレックスを抱えた人間の心の内に迫る、比較的ディープな内容であることが分かった。 「自分の不遇なんて他の人に分かってもらえるわけない」、そう殻に閉じこもってしまう人間に、キレイ事ではない率直な気持ちをぶつけていく主人公には親しみを感じた。 また、「他者を気遣う」と思っていることは、実際には自分の立場・価値観でしか捉えていない、ある種の自己満足になっている点を指摘し、互いの意見を真正面からつき合わせることで理解を深めようと試みている。 この方法は時として危険なこともあろうが、表面のみを取り繕う関係では長く持たないことも本作では示されている。 全体としては、劇的な描写はないが、読後感がすっきりした作品であった。 | ||||
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障害の部分を恋愛小説のアクセントとして惹かれて購入。(こう文字にすると不謹慎ですが・・・) 読んでみると、上記のように思ってた事が恥ずかしくなるほど聴覚障害への理解が深まりました。 深く考えてなかったけど、やっぱり障害なんだなっと・・・ 文体は癖がなくて読みやすいし、重めの話のハズなんだけど甘い感じも良かった。 ただ、メールのやり取りまでは良しとしても、恋愛に発展する所にリアリティを感じられない。 またお互いに成長していく・・・っていう話ではなく、健常者と聴覚障害の恋愛にはこういう問題点があり色々な葛藤も生まれていくよ。→でも今だけは前向きに考えてみよう。で終わるのでむしろ本当に問題に直面するのはこれから。 そういう部分で盛り上がりに欠ける。 とはいえ、無難に纏まってるのでオススメ! | ||||
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主人公の、自分は障害者を差別しないんだ、っていう自意識の強さだけが鼻につく。 きっとこのカップルはうまくいかないし、ヒロインが深く傷つく結果になるだけだと思う。 自分好みに服とか髪型とか変えさせるオトコって、間違いなくジコチュー。 | ||||
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恋愛小説ではないと思う。 恋がメインの小説ではない。だから恋愛小説として読むとものすごくつまらない。 主人公は傲慢で押し付けがましく自己主張が強い、という印象。一般的な関西人のイメージそのまんま。 そして、「図書館戦争」にあったようにこれを読んで障害者が"自分も恋をしてもいいのだ"と思うかと言われたらおそらく思わない。 だが、思考の元にする本としてはおもしろい。 障害者への理解を深めるためではなく、障害者が理解を深めるための本だった。 障害者への理解ばかり求められてきたが、障害者も理解すべきことはある。 障害を持つ人への偏見と同時に、障害の人が持つ偏見というのもあるからだ。 障害を持っていない人は何もわかっていないから分かり合えない。 ヒロインからの言葉に現れる非障害者への偏見はこんな感じかな。 でもその偏見(というか思い込み)の根底は誰もが共有するものだと思う。 二人がした喧嘩は、そこらの恋愛モノによくあるような"想いの衝突"というよりも"価値観の衝突"だった。 障害を持つ自分は他の人とは違う。あなたには分からない。そう頑ななまでに主張するヒロインを見て、ああみんなが落ちる穴だな、と思った。 理解されようとすることなくお前には理解出来ないと拒絶する。 可哀想な自分を哀れんで一種の優越感を得る。 ヒロインの鉄扉を開いていく主人公の言葉は、彼女に自分に向き合うきっかけを作ったし、読者にもそのきっかけを作るだろう。傲慢で押し付けがましく自己主張が強い主人公だからこそ言える言葉もあった。 他人と恋をするということ。他人を理解するということ。読後にも色々と考えさせられた一冊だった。 ヒロインがいちいち鬱陶しい事と、恋愛小説としては評価に値しない事を除けばいい作品。 | ||||
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読み終えて本当に損した気分になりました…………立ち読みもお勧めまできません 主人公がメールのやり取りをする経緯までは現実味があるのですが、恋愛に発展する際、その後にいかんせん障害者についての説明がくどい気がします………… また、文章がメール文経緯になる点についてもしっくりこなかったです。 やはり後味が悪い…… | ||||
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ネットをさまよう ふと気付いたメッセージに自分との共通項を見出し 一歩近づいてみる もっと知りたくて勇気を持って声をかける 面と向かって言えないことがなぜか尋ねられる この本の主人公もそんな出だしでした 青春時代に読んだ一冊のライトノベル だれかに話したかった思い、聞いてほしかった自分なりの解釈 10年経ってその思いが 彼方の目標に矢を貫き通すように繋がった 彼女の開いているサイトに、それを発見した おそるおそる近づいてゆく二人の距離 興奮と期待と、不安と ようやく手に届く距離に近づいても、彼らには触れるには難しい壁があった 彼女の身体の秘密が重くのしかかる 全体のストーリー進展は他愛ないピュアな恋愛です でも、とっても生き生きしているのは 彼と彼女、言葉を選び、相手を心から想い、悩み 懸命に伝えようとするメールの文章 語り合う会話のひとこと、ひとことに 思いやりとエネルギー、そしてリアルな感触があるから 作者の能力が120%注がれている、選ばれた文字のならび 身体のハンデキャップのある人について 真剣に考え、対応すること 彼らがどう感じているのか なにを求めているのか どうとらえたらもっと自然に、上手くゆくのか しかし、こちらから見て直してほしい部分もあるし そのあたりが、すごく良く解り 切なくて、涙して 考えさせられます ふたりにいっぱい、いっぱいエールを送りたくなります | ||||
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友達に推薦され期待して読みました。 この作家への感想は他の作品も読む必要があるかもしれませんが、本作品は二度と開くことがないでしょう。 内容のない実につまらない作品でした。 「伸」という人間が、ひとみとの関係を通して、思い込みが強く、また青臭く未熟な人間から成長していくのか、と期待して読みすすめたら、何の成長もない。相変わらずの世界の狭い普通の男のままである。 お互いに対する感情や考えもありきたりで、予測どおり、型どおりである。 感情移入すらできない。 また会話の関西弁が不自然で、、、 有川さんは関西の方? 読むのにうさん臭さが伴います。 申し訳ございませんが、私には存在がまったく理解できない類の本でした。 恋愛小説はこんなもんですか? 最後まで読んでこれほどがっかりした本は久しぶりです。 | ||||
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はじめてこの作家の作品を読みました。 人気のある作家であることは知っていたので、 薄いし、試しに…と。 (基本ドラマ化映画化されるようなものは読まない派でw) 正直そんなに期待していなかったけど、 ホントに素敵な作品! 一気に最後まで読んでしまいました。 自分自身に当てはめて考えさせられたり、 言葉一つ一つをかみしめて読んだかんじがします。 読みやすいけど内容が薄っぺらではないって、中々出会えないんですよね。 この作家さんの作品、他にも読んでみようと思います。 | ||||
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パソコンゲームのファンサイトで知り合った二人が恋をする、ふつうのラブストーリーなのですが有川浩の手にかかると社会派問題を考えさせる少しほのぼのストーリーになってしまうんです。難聴の彼女を好きになってしまった好青年の話です。最後はなぜか頷いていました。 | ||||
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好きな本について語り合う幸せ。 メールのやりとりを通して、主人公たちは互いに好意を寄せる。 このまま良い感じで付き合うんじゃないかと。 しかし、実際に会うと状況は一変。 それぞれが抱える他人には理解出来ない悩みに、彼らは苦しむ。 それでもなお、この主人公たちはお互いを理解しようとする。分かってもらおうとする。 その姿に心が打たれました。 | ||||
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自分の好きな小説でした。 難聴の姉がいるためか、話も身近に感じることができました。 ぜひ多くの方に読んでもらいたいです。 | ||||
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身分の違いなんかなく、国籍もそれほど恋愛のハードルとはならない現代で 燃え上がる恋を描こうと思ったら、この手しかないのかもしれません。 聴覚障害者と、健常者の恋。 「燃え上がる」と書きましたが、実際はとてもまどろっこしく進みます。 ヒロインはやはり「耳が聞こえないこと」がものすごいコンプレックス。 なぜなら、彼女は生まれながらの障害者ではないから。 耳が聞こえていた自分と比べて、今の自分は出来ないことばかり、人にも迷惑かけっぱなし 友達もいないし、恋愛なんてもってのほか!!!と非常に暗いじめじめした性格です。 ネットの中では、自分の考えを沢山の文字を使って、コミュニケーションしてるのに。 リアルでは、重たいおかっぱスタイルで補聴器を隠し、障害者じゃないふりをし、うつむいて黙って一日過ごしているような子。 私は、まわりに「耳の不自由な人」がいないので、彼女の気持ちは想像するだけ。 主人公の伸と同じ様な感じです。 「耳が悪い」ってこと、錦の御旗にしないで。 わからないんだもん。でも、それってあなただけが特別じゃないよ。 でも、こんなふうに思ってしまうこと自体、障害者への差別になってしまうのかな。 ひとみさんは耳が聞こえなくても、本のレビューはすばらしいはずなんだけどな。 などなど、ヒロインにほとんど感情移入できないのと、 あまりにも伸が強引過ぎ、いい人すぎるので、どっぷり恋愛世界に浸れませんでした。 「そんなめんどくさい彼女やめちゃいなよ!」と言い放つ、ナナコさんが一番魅力的に思えました。 | ||||
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すごく、歯がゆい。わかるけど、歯がゆい。 心理描写のくどさにも、少し苛立った。 でも、これが青春で、若さなんだろうなー、と無理やり納得。 難聴の方への配慮の仕方も指南が参考になったので、☆4つ。 | ||||
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感想を書くとネタバレになってしまいそうなのですが、途中切なくて最後はすっきりな1冊でした! | ||||
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一冊の本から、二人は出逢った。 ブログに綴られた本のコメントを読んで非常に興味を持った彼は、彼女にメールを送る。やりとりが続き、彼は彼女に会いたいと願うようになっていた。 彼女は会うことを承諾してくれ、そして失敗を見、難聴者であることを知る。 彼はなぜ言わなかったのかと激怒し、信じてもらえなかったことを悲しむ。それでも時間をともにし、彼女を知ってゆく――。 難聴者の辛さを知り、幸せになってほしいと心の底から思えてしまう。 ほんのり甘く、少しだけ「ごめんね」がこみあげる。そんな小説だ。 上記では本当にレビューとして書かせていただきました。個人的なコメントをしますと、本当に個人的な感想となってしまいますが、自分が難聴者であるため、的確にかかれていることがとても好感を持てました。なので☆五つです。 一般人の目からすると、きっと☆四つほどなのでは、と思います。 小説の文章が長々と書かれていないことや、無駄な漢字が使われていないところが本を沢山書いている、と実感しますし、何よりも『図書館戦争』のシリーズが好きな方には非常に嬉しい作品です。 興味が沸いた方は『図書館戦争』のシリーズを読んだあとに、『レインツリーの国』を読むことをおすすめします。もしくはその逆でも。長いのが嫌だという方は『レインツリーの国』だけでも……。 | ||||
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伸くんの関西弁で押しまくる(なかにはひどい表現もあるけど)メール攻撃。 でも、なにか1人の女性に思いをぶつける暖かさに共感できました。自分はあそこまで出来ないなぁ・・ ひとみさんが、ネットのつながりから現実の付き合いへチャレンジする姿、 耳が聞こえにくいというハンデを最初は隠しながら、伸くんのサポートがあってだんだん心がほぐれていく感じがとても可愛かったです。 この歳になって、久しぶりに胸がキュンとしました。 疲れたときに読んだので心がリフレッシュできました。 お勧めの1冊です。 | ||||
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