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未完の肖像



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【この小説が収録されている参考書籍】
未完の肖像 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)

未完の肖像の評価: 4.40/5点 レビュー 5件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.40pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(3pt)

自伝読了済みの方は読まなくても可

なぜタイトルにこのような事項をつけたかといいますと
自伝と描写が重なる部分が
いかんせん、多いのです。
それは読んでいると必然的に目に付いてきて
思わず「何じゃこりゃ」となってしまうことでしょう。
よって自伝読了の方は読まなくてもいいです。
せいぜい違うところは最後ぐらいなものなので。

この作品は女性の心を
非常によく表現した作品です。
信心深い少女時代、
そして音楽家の夢を持ちながらも
言語で躓き、心折られる学生華々しき時代。

メイン部分は愛の部分です。
そりゃあロマンス小説ですから、
そうでなければ困りますものね。

そしてすごく同感だな、
と感じたのは男性の選び方、
でありましょうか。
何で女性ってええ格好をする男に
惹かれるのでしょう、そして泣かされるのでしょう。
女性のもろさ、を非常によく表現しています。

ただし、自伝と違うのは
結末部であります。
それと結末前の心情ですね。
でもこれはきっと女史の本音なのかも
知れませんね…

人生がうまくいかないということを
教えてくれる、
すごい1冊です。
が、自伝を読んだ人は
読まなくてもかまわない本です。
未完の肖像 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)Amazon書評・レビュー:未完の肖像 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)より
4151300775

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