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島はぼくらと
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島はぼくらとの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.10pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全63件 41~60 3/4ページ
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中学生や高校生の鋭い感性を描くことを得意とする筆者の作品にしては、 この本に出てくる少年少女たちはみな「いい子」にすぎる。 ただ島の生活の描写は感受性の高い子どもたちの目から眺めたようなリアリティがあり、 柔らかなタイトルがしみじみ伝わってくる。 瀬戸内の島の空気が感じられるいい物語でした。 | ||||
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なかなか本土から離れている島の生活や人たちの感覚を、具体的にイメージしづらかったのですが、この本を読んで多少なりとも、そういったことがイメージでき、また考えさせられるきっかけになりました。 先入観なく、島で暮らす人たちの気持ちを知るには良い本かと思います。 マイナス点は、主人公の4人がそれぞれ優秀すぎて、、、ちょっと私にはリアリティがなく感じられたので、★3つにしました。 | ||||
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12月15日~19日までに届くはずだったが届かなかった。その後、メールも何もなかった。 | ||||
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離島を舞台に、4人の高校生を軸にIターン現象や母子家庭などリアルに描いている。それなりに展開にスピード感もあり飽きずに読めたが、詰め込み過ぎ感もあった。 | ||||
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この作品の前に「鍵のない夢を見る」で、直木賞を受賞している深月さんの作品です。 本屋大賞作品にもノミネートされましたが、「鍵のない夢を見る」で直木賞を受賞していなければ、本作で間違いなく受賞していただろうという素晴らしい内容の作品です。沖縄では中学卒業時の15歳に本土に向けて旅立ちます。その人生の岐路に立つすべての中高生や大学生の方々に、読んでもらいたい一冊です。似たような内容の映画やDVDもよく見かけますが・・・・・ 辻村深月さんと言えば、本格ミステリ推理作家綾辻行人さんからその辻をもらったとか、女子高生時代に綾辻さんからいろいろアドバイスをもらっていたというエピソードがあるくらい、ミステリや殺人事件を思い浮かべますが、この作品では一切殺人は起こりません。謎もありません。 深月さんの新天地、新しい作風のセカンドステージスタートって感じです。 すべての若者たちに夢を持ち続け、その夢に向かって努力し続けることの大切さや、願いを込めて書かれた作品だと思います。 中高生の読書感想文にもよいと思いますし、学生のみなさんに(朝読書などで)読んでもらいたい推薦本の超お勧めの一冊です。青春時代に戻りたい中高年の方々にもいいかもしれません。 表紙のイラストも素敵ですNE。 家族の絆の大切さを描いた最新作の家族シアターなど、辻村さんは、ミステリよりも純文学やガールズトーク満載の青春恋愛小説のほうが、向いている感じがします。作風としては綿矢りささんに近いかもですNE☆ 是非、映画化を期待します☆ | ||||
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流行りの瀬戸内海から 一人一人の個性とバランスが上手く調和された青春時代を思い出す作品。実際にはこんな青春があったら羨ましいな、と思いつつ、特殊な環境における羨望と、過酷さが身に沁みる。 | ||||
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瀬戸内の島にずむ高校生4人の物語。 4人はともにフェリーで本土の高校に通っている。 島は現・村長を中心に、Iターンの人々を受け入れる施策を 次々に打ち出しているが。。。 一地方の物語ながら これはすべての若者の物語でもあると思いました。 「故郷ほど、その土地の人間を大切にしない場所はないのだ」 これは、Iターンで島に住み着いたあるシングルマザーの 境遇についての文章です。 心につきささりました。 しかしながら、この小説は そんな故郷を変えることができる・・・ ラストシーンに、そんな希望がある、良い小説でした。 | ||||
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本屋大賞入った物は順次読んでみてるんですが、正直「ハズレ」。 フツーの青春小説って感じです。 含みばかりは沢山あって、途中読み進むのがしんどかった。 もう本屋大賞はあてにならないと再認識…。 | ||||
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辻村作品はほとんど読みましたが、今回は中高生向けのライトなストーリーという感じで深みにおいては足りないと感じた。 話自体は普通に面白かったんだけど、キャラクターが躍動しきっていない感じ。 | ||||
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本を読むということは、 「想像力を働かせて、 世の中の本当のことを知ること(もしくは考えること)」 だと思っています。 綺麗事ではない、ヒトの根幹にある悪意や醜さについて知ることは 大切なことだと思っています。 だけど、それだけじゃあまりに救いがない。 だから、それを知った上で、 ヒトの良いところや夢のある一面にも ちゃんと気づいていきたいと思っています。 この小説はその両極が描かれています。 「約束」は現実社会では多く交わされますが、 そのほとんどが時が経つに連れて、 色の薄いものになっていき、 破る側のヒトはそれを気にも留めないことは多い。 だけど、 いやだからこそ、 交わされた約束が時が経っても色褪せることなく、 守られるということは尊くて、素敵なこと。 この小説で交わされた約束が 汚されることなく、守られていけばいいな。 そして自分もそうありたい、と強く思いました。 なんだか硬くなってしまいましたが、 非常に読みやすく、 趣味として本を読み始めた人、 これから読もうとしている方々にぴったりの小説です。 | ||||
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毎年250冊以上は読むが、辻村もお気に入りのひとりで殆どの作品を読んだ。流石に直木賞直後の本屋大賞は無理だったが大賞に匹敵する作品だと思う。年を重ねても彼女の作風は変わらないかな?いずれ行き詰まるとは思うが某女史のような急変はして欲しくないと願う65歳老人である。 | ||||
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タイトル通りの感想でした。 梱包は丁寧で汚れもなく満足しています。 | ||||
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希望の商品が、いい状態で届きました。ありがとうございました。 | ||||
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全般的には爽やかな青春物なのだけれど、途中で村長たちが見せる本音の部分とかは、『水底フェスタ』でも出てきた村社会の隠れた怖さに通じるものがあり、辻村深月らしいグサッと突きつける要素も健在。ありきたりにならないあたりは流石。 | ||||
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新と源樹、衣花、朱里は瀬戸内海の島、冴島から本土の高校に通う仲良し4人組。 島には中学校までしかないから、高校生になるとフェリーで本土まで毎日通う。 わずか30分ではあってもフェリーに乗れば、外から島を見ることができる。 彼らの眼は、島にいる大人とは違うようだ。 外の社会に触れることで、海に隔てられた「島」がはっきり意識されるのだろうか。 いくら漁で島から出ても、東京に行っても、島社会に組み込まれている大人たちは、 実は、外から島を見てはいない。 そんな大人たちと高校生との対比が、面白く感じた。 人口減少のジリ貧から復活を狙う村長は、外からの移住者を積極的に受け入れている。 新しく来た人間と島の人間との間を取り持ち、村おこしをプロデュースする コミュニティデザイナーもいる。 古くからのしがらみと人それぞれの事情が絡み合い、停滞することなく物語が展開して、 飽きない。 | ||||
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辻村さんの人間を深く鋭く掘ってみせるダークな面が好きなので、 そういう意味では少し物足りなさも感じてしまったけれど、 読み終わったらこの話はこれでいいんだろうなあと思えた。 源樹が母子手帳を開くシーンが好き。 シングルマザーの話とか、至るところに辻村さんが母親になったからこそ書けたんだろうなと思わせる部分があってほっこりした。 おなじみのリンクも心憎い! | ||||
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日経の書評でみて、読みましたが 感想はそれぞれのひとにまかせます。 | ||||
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小さな島の煩わしい人間関係や 島の実情、など丁寧に描かれています。 特に村長がテレビ取材でみせた本性などは 現実味があって、でもその後のなぁなぁ感も現実味があります。 辻村作品には基本、性悪人間は登場しないので 読んだ後は爽やかになります。 島の学生4人が少女漫画の様な仲良しなのが ちょっと、乙女チックかな〜 初めに出てくるエセ脚本家の話は最後にちょっと回収されます。 新君はじめ、みんなお人好し過ぎると思いましたが。 自分の作品を盗作されても怒りもしないとは・・・ 後々有名な脚本家と知り合い、その辺りは人づてに 業界に知れ渡って、天罰が下って欲しいけど・・・ 東京に行く下りはチョット偶然が重なりすぎて 都合良すぎるかな〜と、でも天罰を期待して 良しとします(笑) 最後、島に残った少女の決断に、私は清々しさを 感じました。 現状に不満を言うのではなく、自ら一歩を踏み出す 若者に希望を感じます。 その他素敵な若者が登場します。 私は蕗子さんの過去が一番印象に残ってます。 | ||||
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新聞の書評を読んで購入しました。一押しの評価でしたが、実際読んでみて、それほど高い評価ではないような気がしました。 ストーリーは、島で育った4人の高校生と島の人たち、そして外部から島を訪れたり、島に移り住んだ人たちのとの関係を描いたものです。作中、島で起こる様々な問題を挙げていますが、それが4人の高校生たちとどのような繋がりがあるのか、その問題が4人の間にどのような結果をもたらしたのか、今ひとつ分かりませんでした。ノンフィクションであればこのような生活環境もあるのだと頷きますが、本作品はフィクションです。島における問題を列挙しているような感じでした。問題の列挙にしても、作中、Iターンについては散々触れていますが、Uターンについてはあまり触れていません。ラストで島に帰ってくる場面はあまりにも唐突で違和感を感じずにはいられませんでした。 作品も導入部分と結末部分は関連していますが、途中はほとんど内容が分かりません。結末に向けての関連部分もありますが、どうみても疑問に思う点が多いような気がします。結末部分についても強引に読者の気を引く内容で、体よくストーリーを完結させたといった感じでした。 作者は本作品を執筆するにあたり、フィクションではなく、取材に基づいたノンフィクションとしての作品であれば、より読者の心に響く作品になったのではないかと思います。読んでいて中途半端な感じでした。 | ||||
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また新しくせつなさ爆弾満載の作品がこの世に放たれました。なんて優しくやわらかな気持ちのなれるのでしょう。 | ||||
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