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絹の家 シャーロック・ホームズ
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絹の家 シャーロック・ホームズの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.69pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全78件 41~60 3/4ページ
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時代を超えたシャーロック・ホームズの正式な続編版ということで喜ぶ方はいらっしゃると思いますが、普通のサスペンス小説として読むと、超人シャーロック・ホームズの動きがいま一歩見えてこないので、なんともスッキリしない部分があります。それがホームズだろうと言われるとすべて終わってしまいますが、なかなか物語に入っていけなかったのは事実です。連絡は電報、移動は馬車という当時の設定を守るのが正式な続編ということになるかもしれないですが、ホームズの頭脳が21世紀に蘇るというような斬新な設定があってもいいのかなと少し思いました。もう書かれることがないシャーロック・ホームズの続編をひたすら待っていた人にはオススメ。そうではなくサスペンス小説を楽しみたい人は、背景を理解した上で読んでください。 | ||||
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学生時代にホームズ小説を少しかじった程度ですが、私自身にシャーロック・ホームズはこうでないとという先入観が少ないため、面白く読めました。 途中でわからなくなったりしないかと心配になりましたが、訳者の方が注釈をいくつか付けてくださっていたのでするすると読み進めることができました。ミステリー、謎解きというよりもホームズを中心とした活劇な読了感でした。自分なりのホームズ像がある方とは異なる感想だと思います。 話の内容は商品解説の「初のコナン・ドイル財団公認作品! ホームズ新作長編が待望の邦訳! 」と記載以降にあるあらすじにお任せします。うっかりネタバレを書いてしまいそうなので。 | ||||
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まず書籍体裁は、典型的な【角川文庫】スタイルで、頁数自体400頁調と厚めなのですが、それ以上に活字が「ビッチリ」詰まっており、愛好者が勢い任せに読み切っても少し時間がかかります。 その概要は、ドラマ【ポワロ】や【フォイル】の脚本も手掛ける、推理&サスペンスを得意とする英国人作家が綴る、コナン・ドイル財団公認ナンバリング作で、感覚的にはパスティーシュと捉えた方が良いかもしれません。 一方の内容は、お馴染みのホームズ・ワールドが緻密に構築されており、中でも【レストレード警部】の奮闘振りが光り、中盤では【マイクロフト兄さん】も絡んで来たりと、読み慣れた方なら半分ぐらいは先読みも出来る、オーソドックスな展開で、ベイカー街の空気に浸れます。 ただ、舞台は監獄や病院まで足を運ぶ事となり、犯罪の種別も相まって、概ね「15禁」ぐらいの刺激的な展開となっており、間違っても小学校の図書館には収蔵出来ない一冊です。 また、若干現代調にアレンジされている環境設定もある様に感じ、この辺りは読者への伝え易さに配慮してる印象も受けます。 総じて、古典的なミステリー作の展開と、近年のエンタメ性重視のドラマを掛け合わせた様な構成です。 その為、先読み出来てしまう事が心地良い前半と、先読み出来てしまった事で意外性が乏しくなってしまった後半で、評価が分断される様な印象を受け、全体的には及第点ぐらいの娯楽性に収まるかと思います。 | ||||
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コナン・ドイル財団によっぽど認可された公認のホームズ小説かとわくわくしながら読みました。 感想はうーむ。残念ながら凡作品かなあと。 ホームズやワトソンの描写は生き生きと描かれていますし、序盤のだらけを引き締めるような中盤の展開に心躍らせましたが、残念ながら所々感じるご都合主義が花菜につき、終わりにぱっとしないので残念ながら星3つとさせていただきます。 作者の意気込みは伝わりますが。 | ||||
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ホームズと題名にあったから、てっきり作者が同じかとおもったんですが 正式な続編(正式なってのもなんだろうか) みたいで、文体はたしかに世界観をひきずってますが う~~ん? シャーロックのドラマがブームだから再評価されてる 時期なのかもですが、やはり正統派にはかなわないかなぁ。 | ||||
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シャーロックホームズの本という事で購入させて頂きました。今までのホームズ作品とはまた違う感じで楽しめます。 読んでいるうちに次の展開がきになりすぎてつぎは?つぎは?と手がとまらなく読めてしまいます。 | ||||
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【内容に触れます】 「正典」に登場するある人物がこの作品にも出てきて、その登場の仕方がちょっとご都合主義的に感じられたので、それが星ひとつ分のマイナスです。 それ以外は、娯楽目的の読書として、普通に楽しめました(当時のロンドンの地図や、建物の様式についての資料が手元にあれば、もっと楽しめたと思います)。 | ||||
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トリックが込み入りすぎて、部分的な面白さはありますが、読了がイマイチすっきりしない内容でした。 | ||||
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物語後半の展開には、ページをめくる手が止まらなかった。一言、面白い。 | ||||
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ホ-ムズもののパスティーシュと言うよりは、ホ-ムズものの新しい長編の創作を試みた作品。ホ-ムズの依頼主は美術商のエドマンド。エドマンドがアメリカで美術品を強奪され、エドマンドが雇ったピーカントン探偵社が強盗団の殆どを射殺し、傷心のエドマンドが大西洋航海中にアメリカ女と結婚するがエドマンド一家の女性とは不和で、エドマンドの母親は半年前に事故とも自殺とも他殺とも取れる謎の死を遂げ、強盗団の生き残りの帽子を被った男がエドマンドに付き纏った挙句に殺されるという荒唐無稽な設定。私はホ-ムズものは本格ミステリではなく冒険譚だと思っているので、荒唐無稽でも一向に構わないのだが、果たして話が上手く収束するのか否か不安な出だしである。恐らく、帽子男は強盗団とは無関係で、犯人はエドマンド一家中に居るのではないかとまずは思う。 そして、帽子男の見張り役を務めていたベイカーズ・イレギュラーズの1人のロスが白いシルク(「絹の家」=<house of silk>)のリボンを手首に巻かれて撲殺される。「絹の家」とは上流階級を含む悪の巨大組織らしい。更に、ロスの姉が射殺され、その脇にはアヘンを嗅がされて拳銃を持ったホームズが倒れていた。推理より活劇というホ-ムズものの特徴を良く捉えている。その後、変装を用いた脱獄など、原作を踏襲していると言えばそうなのだが、退屈な展開でいささかウンザリした。結局、「絹の家」の正体は大した事がなく、エドマンド一家の謎及びエドマンド一家と「絹の家」との関係は予想通りで意外性がない。 本作は公式にホ-ムズものの続編と認定された由で、作者の努力を買いたいが、発想・構成力という点で今一つ。パスティーシュである山田風太郎氏「黄色い下宿人」の奇抜なアイデアには遠く及ばないと感じた。 | ||||
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面白かった。 さすが本家の公認と思える内容でした。 | ||||
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ミステリー耽溺から久しく遠ざかっていましたが、刑事フォイルに嵌ってホロヴィッツを読み進んでいます。カササギ、メインテーマ、絹の家(本書)を読了(いずれも訳優良)。あとはモリアーティのみ。ホーソーンシリーズの一日も早い日本での刊行を待ち望みます。 | ||||
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よかった | ||||
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物語が動き出すまでの序盤は退屈に感じましたが、中盤から終盤にかけてはさまざまな場面が出てくるのに合わせて、起伏に富んだ物語が楽しめました。 ただ、残念ながら結末は、(小説の中だけの話だと思いたいですが)割と普通で、既視感があるか、容易に予想のつく内容でした。 ネタバレになるので詳細は避けますが、同時期のヨーロッパ(フランス)では割と近いことが起きていることが、鹿島茂氏の著作などから読み取れますので、あおり文句や作中でワトソン氏がいうほどセンセーショナルなことでは無いかと。 | ||||
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よくこんな駄作を翻訳すると思う。もっとも買う私も私で、今後この筆者のモノはいっさい買わない。懲り懲りした。これと比べると例えばローレンス・ブロックがいかに偉大な作家かわかる。 | ||||
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シャーロック・ホームズの新しいものなんてワクワクして購入しました。 | ||||
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ホームズ作品っぽいかと言われると、微妙でした。 言い回しや描写は確かに「っぽい」感じはありますが、犯罪の種類そしてその解決方法がホームズ作品にしてはドロドロし過ぎている印象です。 ドイルの聖典というよりは、むしろロバート・ダウニー・Jr主演のヘリウッド映画の脚本と言われた方が納得いく気が… 好みの問題ですが、ホームズ作品は正直「えぐい」内容でもさらっと流してまとめている印象が強いので、ちょっと好みではなかったです。 ホームズ作品であることを除いて考えると、近代英国を舞台にしたミステリーとしては雰囲気もあって良く出来ているとは思います。 | ||||
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シャーロック・ホームズ、正規の認定本として、とても魅力ある内容です。 ホロヴィッツ氏の多彩さを、改めて感じます。 | ||||
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ホロヴィッツの上手さが十分に堪能できる作品です。 時代の雰囲気とホームズ、ワトソンの人物描写が冴えています。 | ||||
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どうしようかなと悩んで悩んで星4つ。 理由は、「「あの変人はまだ生きている説」」の人たちにどうなのかなっていう疑問が残っているので。 ん?愛ゆえの褒め言葉だよ変人は。 単行本発行からしばらくたってるので、以下ネタバレありきで書いていきますのでご了承ください。 ・シャーロック・ホームズの死 それが悲しいのでいたたまれなくなってワトさん筆を取ると、そういう出だしです。 一説によると、200才超えてもなお生きているという説をといているファンもいるので、公式認定としてその死を描いてしまうのはどうなのかなという気がしないでもないんです。 それこそ、ドイルの正典よろしく、双方が若い状態でっていうのでも良かったんじゃないのかなっていう。 私もどっちかって言うと、あの人死にそうにないイメージなんですよねえ。 外見病人っぽいけど、むしろゾンビな勢いで(笑) ・ホームズに同性愛を持ち込まない メアリー「(ワトは)私よりホームズさんの方が好きなんじゃないかって」 冗談的でもこれはルールに抵触してないかホロヴィッツさんんん!!?(笑) この微妙な感じがむしろ美味しかったのは内緒だが。とはいえ。 ・ホームズ個人の要素には持ち込まない 絹の家の真相。 いやはや、そうきますかと。 というか、これは同性愛という表現でくくっちゃいけないんだろうな。 その点については失敬だと謝る。 しかしこれ、児童書とかにはできなさそうですね。 ・ただの数学者 某ジェームズ先生の手助けって何事ですよwwww 邪魔な別組織を壊したいのでホームズ利用してみたってのが素敵でした。 そして、別の理由があったとは言え、結局ホームズさんはその手を借りないっていう結果も素敵でした。 ところで、 「教授の言う事きくワトスンの言うこと聞きたくないから」 だと邪推していいですかねこれ。 ・ホームズの罪 最終的な結果で。 まあ、罪人相手という名目でいろいろやらかしてるホームズさんなので、個人的にはあんまり気にならないなあ。 明記はしてないしという逃げ道もあることだし。 それこそ、ワトスンのために手を血に染めたぐらいのことしないとしても驚かないかもしれない。 ワトのためならえんやこらのイメージ強すぎなので(笑) ・ベイカー街不正規隊 ウィギンズくんが、結構シビアで、絹の家とは別に、その時代のロンドンの闇を見たような気がする。 そういえば、確かにシリーズの中で使われることって少ないですよね。 ホームズのことだから、気分でっていうか、彼らに頼む前に解決したっていう可能性もあるけれど。 絹の家のことがあったからこそっていう理由付けは、面白いと感じました。 そんな感じかなー。 正典の事件を紹介したりっていう要素は良いと思いましたねー。 初めてホームズものに関わる人に、ちょっとした紹介本という感じで読んでもらうのも良いかもしれない。 「ホロウィッツの紹介するホームズ」みたいなイメージ。 ただ、あくまでドイルさんの想定とは違うかも知れないということは前提で。 どうでもいい補足。 私の女の勘は、絹の家が明らかになったあとで、双子の片割れの正体に気づきました(笑) | ||||
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