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絹の家 シャーロック・ホームズ
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絹の家 シャーロック・ホームズの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.69pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全22件 1~20 1/2ページ
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なんだかテレビ版のホームズ的な描写がかなり多く、もう少し削ぎ落とせないのかなと。 買ってだいぶ経つがなかなか読み進まず | ||||
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楽しめました | ||||
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数名の方のご指摘の通り小説自体は面白いけれど、ホームズじゃないと思いました。子供を無惨に殺したり、捻りのない広告を出して罠を承知でアヘン窟に正面切って乗り込んだり等。もっともホームズのイメージや聖典の捉え方もファンによって違うでしょうが。 絹の家の話は、ドラマの刑事モースのcase9を先に見ていたので途中でわかってしまいました。もっとも、この小説が先に出版されているので、ドラマがこちらからヒントを得たのでしょうかね?いくつかの謎が立体的に錯綜していくようすが映像作品の脚本的かなと感じました。 | ||||
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「コナン・ドイル財団公認」や「原点に忠実」などの言葉に期待して読みましたが、うーん・・やはりドイルの作風とは異なりました。まず残虐な描写が多く、「絹の家」なるものも、ドイルだったら絶対書かないのじゃないかなと思いました。ホームズの時代を描いている割に、変に現代の感覚が混じっているような違和感を感じました。 また、ストーリーも長く、複数の事件を一つに収束していく所が作者の手腕(かつ面白さ)かと思いつつ、複雑に詰め込こみ過ぎて、段々あの事件・登場人物って何だったっけ?という感じになりました。 所々に過去の事件について記述されているのも、作者の知識を出している感じで、ドイルの描いたワトスンはこういう風に言及しないよな・・と違和感を感じました。 結論、やっぱりあのホームズはドイルにしか描けない!ということで納得しました。 | ||||
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内容に少し触れます。 同様の意見があるように、これを公認したのが不思議で仕方がない。 ちょっと長すぎる感もあるが、話は良くできていて面白いのです。 でも、シャーロックホームズで扱う真相なのか疑問に思う。 多くの読者は自分のように、少年向けに編集された本から入り、やがてかの延原謙訳に触れる道を辿ったのではなかろうか。 正典にR15が含まれていいのか。 繰り返すが、別の形であればよくできた話と言ってもいいのだけど。 | ||||
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モリアティ教授との接触があったとの設定に違和感を感じて星3としました。 また、晩年は書かない方が良かったと思います。想像できて、良いじゃないですか? | ||||
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序盤のどんな記述にも謎解きの鍵がある。 | ||||
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ミステリー小説はほとんど読んだことがなく、森村誠一氏の「人間の証明」を昔読んだ程度です。 よって、シャーロック・ホームズシリーズも読んだことがないのですが、今回、Vineでいただけたので、読んでみました。 話はゆっくり進んでいく感じで、飽きはしませんでしたが、かといって面白みも感じませんでした。 最後にいくつもの謎がホームズによって解決されるのは、さすがといったところでしょうか。 ただ、事件ですので、後味のいい結果ではありませんでした。 日本語訳で気になった箇所があったので、以下に記しておきます。 まず、5章97ページの台詞、「お茶の子さいさい」は古い言葉の使い方だと思いました。 また、10章192ページ、「看板の下に立てばかろうじて文字は読めた」は、日本語として不自然ではないのかが気になりました。 「看板の下に立つとかろうじて文字が読めた」ではいけなかったのでしょうか。 最後に16章298ページの「しんがり」もやや古い言葉遣いだと思いました。 ただ、若い人を対象としていないのであれば、これらの言葉遣いでもいいのかな、とは思いました。 | ||||
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シャーロックホームズの一連の作品に限らず、昔の推理小説は今のような科学捜査が不可能だった時代のものなので、こじつけに感じたり、拍子抜けするような結末、動機だったりします。 一方、謎解きだけでなく全体の雰囲気を時代小説的に読む楽しみもあり、その点で本作は、よくドイル作品の雰囲気を醸していると思います(訳も読みやすい) 野暮なことなのでストーリーには触れませんが、個人的には読み返したいタイプの話ではなかったですが(私は気に入ったミステリーはドイル作品含め何度も読みます)最後まで興味深く読めました。 ホームズ物の新作を読みたい~という方はぜひどうぞ。 | ||||
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いわゆる贋作ホームズ、パスティーシュの長編ミステリである。ホロヴィッツは初読。 コナンドイル財団によって正式な続編として認定されているという触れ込みで、ほかのホームズもどきものとは違うのだよという感じである。 読み始めると、ちょっと長めの前書き(ワトスンによる回想か?)から始まり、ワトスンの視点によって描かれるいかにもホームズものという作りである。当時の雰囲気をだそうということで色々細かい書き込みがあり、おそらくホームズマニアであれば楽しいのだろうなあという印象。ともあれ事件が勃発。これがなかなかキツイ描写。なんだかここだけ現代のミステリに切り替わった感じもしつつ、ひたすらホームズとワトスンの行動譚に身を任せていくと・・・さてここでえぇ~という展開が(笑)。 文庫で400ページ余り、最後まで読者を飽きさせない作者の努力には恐れ入る。ただ、なんだか後味が悪い事件ですね、最後の最後に明らかになる真相は。当時もこんなことあったんでしょうかね。。。 | ||||
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最後まとまっていく様はまあ面白いのですが、 スッキリしたロジックが見られないところがあり、 残念。 往年の作品の警戒感と膝ポン!となることはなかったです。 ただ懐かしむのにはいいかも。 | ||||
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シャーロック・ホームズのシリーズだそうですが他の作家が書いた異伝です。 巻末の解説によるとコナン・ドイル財団がシャーロック・ホームズの作品として公認した他の作家の作品だそうで…… 道理で展開がハ×ウッド映画っぽいと感じました。 最初は奇をてらう展開にしたり、銃撃戦や馬車での追跡劇などがあったり、ホームズが黒幕の一味によって罠に嵌められるなど、すごく映画的なストーリー展開でしたから。 作者は努めてコナンドイルに似た雰囲気を出していたつもりだったのでしょうが、そういった点で現代色はどうしても隠せないですね。 これを良しとするか否とするかは読者の皆さん次第といったところですね。私は読み終わって何とも複雑な気分でした。 | ||||
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まず書籍体裁は、典型的な【角川文庫】スタイルで、頁数自体400頁調と厚めなのですが、それ以上に活字が「ビッチリ」詰まっており、愛好者が勢い任せに読み切っても少し時間がかかります。 その概要は、ドラマ【ポワロ】や【フォイル】の脚本も手掛ける、推理&サスペンスを得意とする英国人作家が綴る、コナン・ドイル財団公認ナンバリング作で、感覚的にはパスティーシュと捉えた方が良いかもしれません。 一方の内容は、お馴染みのホームズ・ワールドが緻密に構築されており、中でも【レストレード警部】の奮闘振りが光り、中盤では【マイクロフト兄さん】も絡んで来たりと、読み慣れた方なら半分ぐらいは先読みも出来る、オーソドックスな展開で、ベイカー街の空気に浸れます。 ただ、舞台は監獄や病院まで足を運ぶ事となり、犯罪の種別も相まって、概ね「15禁」ぐらいの刺激的な展開となっており、間違っても小学校の図書館には収蔵出来ない一冊です。 また、若干現代調にアレンジされている環境設定もある様に感じ、この辺りは読者への伝え易さに配慮してる印象も受けます。 総じて、古典的なミステリー作の展開と、近年のエンタメ性重視のドラマを掛け合わせた様な構成です。 その為、先読み出来てしまう事が心地良い前半と、先読み出来てしまった事で意外性が乏しくなってしまった後半で、評価が分断される様な印象を受け、全体的には及第点ぐらいの娯楽性に収まるかと思います。 | ||||
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コナン・ドイル財団によっぽど認可された公認のホームズ小説かとわくわくしながら読みました。 感想はうーむ。残念ながら凡作品かなあと。 ホームズやワトソンの描写は生き生きと描かれていますし、序盤のだらけを引き締めるような中盤の展開に心躍らせましたが、残念ながら所々感じるご都合主義が花菜につき、終わりにぱっとしないので残念ながら星3つとさせていただきます。 作者の意気込みは伝わりますが。 | ||||
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ホームズと題名にあったから、てっきり作者が同じかとおもったんですが 正式な続編(正式なってのもなんだろうか) みたいで、文体はたしかに世界観をひきずってますが う~~ん? シャーロックのドラマがブームだから再評価されてる 時期なのかもですが、やはり正統派にはかなわないかなぁ。 | ||||
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シャーロックホームズの本という事で購入させて頂きました。今までのホームズ作品とはまた違う感じで楽しめます。 読んでいるうちに次の展開がきになりすぎてつぎは?つぎは?と手がとまらなく読めてしまいます。 | ||||
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トリックが込み入りすぎて、部分的な面白さはありますが、読了がイマイチすっきりしない内容でした。 | ||||
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ホ-ムズもののパスティーシュと言うよりは、ホ-ムズものの新しい長編の創作を試みた作品。ホ-ムズの依頼主は美術商のエドマンド。エドマンドがアメリカで美術品を強奪され、エドマンドが雇ったピーカントン探偵社が強盗団の殆どを射殺し、傷心のエドマンドが大西洋航海中にアメリカ女と結婚するがエドマンド一家の女性とは不和で、エドマンドの母親は半年前に事故とも自殺とも他殺とも取れる謎の死を遂げ、強盗団の生き残りの帽子を被った男がエドマンドに付き纏った挙句に殺されるという荒唐無稽な設定。私はホ-ムズものは本格ミステリではなく冒険譚だと思っているので、荒唐無稽でも一向に構わないのだが、果たして話が上手く収束するのか否か不安な出だしである。恐らく、帽子男は強盗団とは無関係で、犯人はエドマンド一家中に居るのではないかとまずは思う。 そして、帽子男の見張り役を務めていたベイカーズ・イレギュラーズの1人のロスが白いシルク(「絹の家」=<house of silk>)のリボンを手首に巻かれて撲殺される。「絹の家」とは上流階級を含む悪の巨大組織らしい。更に、ロスの姉が射殺され、その脇にはアヘンを嗅がされて拳銃を持ったホームズが倒れていた。推理より活劇というホ-ムズものの特徴を良く捉えている。その後、変装を用いた脱獄など、原作を踏襲していると言えばそうなのだが、退屈な展開でいささかウンザリした。結局、「絹の家」の正体は大した事がなく、エドマンド一家の謎及びエドマンド一家と「絹の家」との関係は予想通りで意外性がない。 本作は公式にホ-ムズものの続編と認定された由で、作者の努力を買いたいが、発想・構成力という点で今一つ。パスティーシュである山田風太郎氏「黄色い下宿人」の奇抜なアイデアには遠く及ばないと感じた。 | ||||
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コナン・ドイル財団公認のホームズ物という事で期待しすぎたのだろうが、作品自体は嫌いじゃない。 極めて普通の出来で、十分楽しめる。 しかし、シャーロックホームズがここまで世界に受け入れられているのは、性的な内容を一切含まないからだ、と私は信じているので、単なるパスティーシュとしてなら認められても、公認のホームズ物としては受け入れがたい。 「それがゆえの語られざる冒険譚」であれば、公認してはいけないと思う。 | ||||
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「コナン・ドイル財団公式認定」「80年ぶりのホームズ新作」という宣伝文句には正直懐疑的だったものの、読んでみると意外に面白く、一気に最後まで読み通してしまった。 時は1890年の『瀕死の探偵』事件直後。ホームズと、一時的にベイカー街に戻ってきていたワトスンのもとに、米国で摘発に協力したギャング団の残党に狙われているという美術商が依頼に訪れる。最初はなぜか呑気に構えていたホームズだったが、依頼者を狙っていたギャングとおぼしい男が何者かに殺され、探索に当たっていたベイカー街不正規隊の少年の一人も「ハウス・オブ・シルク」という言葉を残して失踪したあと惨殺死体となって発見される。怒りに燃えながら事件を追うホームズを待ち受ける、更なる謎と「ハウス・オブ・シルク」の罠。 パスティーシュとして見た場合、訳者あとがきにもある原作との矛盾、巨大な謎の敵(の割に幕切れはあっけない)、アクション過多ぎみの展開ほか、違和感を覚える部分はある。私自身も登場を期待していたあの人物やあの人物も、読み終わってみれば、果たして登場させる必然性があったのか疑問も感じた。ただ、原作へのオマージュ的なトリック、ホームズの推理など、ミステリーとしてはよく練られており、ヴィクトリア時代の世相、特に、ホームズやワトスンが語ることはなくとも目にしていたに違いない時代の暗部(アヘン窟、貧困、ストリートチルドレン、上流階級の虚飾の陰の悪徳)の詳細な描写も、作品に陰影のある奥深さを与えている。 帯にあった「ホームズ61作目」という位置づけはどうかと思うものの、これまで目にしたパスティーシュの中では、確かに上位に入るできばえの作品だった。 | ||||
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