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チャイ・コイ
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チャイ・コイの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.18pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全17件 1~17 1/1ページ
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面白い | ||||
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たまに退屈な日常を忘れたくなりますが、この本はそれを叶えてくれました。甘く情熱的だけど少し切ない恋。これは大人の恋のお話です。決して肉体だけの結びつきでは無い、魂の出会いだと思います。縁がある限り必然の出会いだったと。作者の品のある文体が作品を嫌らしくさせず、少しドキドキしながら一気に読んでしまいました。岩井さんのファンになりました。続編を期待してしまうのは私だけでしょうか? | ||||
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岩井先生、大好きです | ||||
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岩井さんがまだこのベトナム人に仕送りしているそうです。驚!! | ||||
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40歳を前のバツイチの女性が、ホーチミンのボーイさんに情欲を感じる、南国での短いアバンチュールを題材にした官能表現満載の小説。 この作家の文章表現の巧みさに驚いた。また、東京のボーイフレンドと異国の愛人との間で揺れ動く、この年頃独特の女性の寂寥感や、人間関係の疲労などの心情表現は、リアル過ぎて、作者自身の体験からしか得られないと思わせた。 支配しているようで、支配されてしまう生物がサイゴン川のほとりで繰り広げる、ひとときの狂おしいまで直接的な情欲の物語は、多分に人生の諦観が含まれている。悠久の大河の流れの前ではただ即物的な動物としての本能に身を委ねるしかないと言わんばかり。しかし、性の欲望は満たされたもなお満たされない人間の女としての欲望。官能小説のようで純文学。純文学のようで官能小説。 | ||||
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一言で言えば傑作ですね・・・ 場所は別にベトナムでなくてもよかったんだと思います・・・ 私の人生を変えた一冊です。 | ||||
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たいした 才能はないと おもいますが?? 出世作 ぼっけえ きょうてえ も 読んで びっくりした 人面瘡(じんめんそう、人面疽)の はなしと 途中で分かったし おまけに ぜんぜん こわくもない 山本周五郎賞を もらったというので よけいに おどろいた この小説程度なら 新聞のスポーツ欄を お読みなさい^^ この 志麻子も こずかい稼ぎに 書いていますよ^^ 川島なおみ で 映画化されるそうですね いつかな?? 見ないけど^^ | ||||
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迅速なご対応に感謝しています。ベトナムに行きたい!!と思わせられました。5時むファンの私としましては、いや、そうでないとしてもいうことなし!!しまこさいこーイエーい★ | ||||
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性的描写が多く書かれていましたが、不快感なく読めました。 官能小説は苦手ですが、これは好きです。 それと表現がとても上手です。 これを読むと本当にベトナムに行きたくなります。 映画化するときは日本・ベトナム合作でトラン・アン・ユン監督にやって欲しいです。 | ||||
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自分は珍しいタイプ(なのか?笑)で 『しびれフグ日記』から興味を持ち この本を読みました ベトナムで一目惚れした彼との関係を 妄想のみで、どのように描いたものかと 本を開いてみると、まぁヒワイ! なんとなく純愛なものを 想像してたので、予想外でした あとこれは個人的な好みなんですけど 岩井志麻子のヒワイな表現は 気持ち悪いくらいドロドロしてて あんまり好きじゃないんですよねー(他の本でも) でも寂しさの表現には 魅かれるとこがあります | ||||
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……とても、完成度の高い小説だと思う。文章・設定に過不足なし。 そしてロマンティック。これを読み、ベトナムに興味を抱いた人は多いのではないか?行った事もないのに、気だるくも風情あるホーチミンの情景が頭にこびりついて離れない。 デュラスの『愛人』みたいに、是非映像化して欲しい。 | ||||
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アンニュイなホーチミン。東南アジアの社会主義国の空気。彼が働いている、あの店! 切なく胸に染みる濃密な恋愛小説。ホーチミンにまた行きたくなりました。 | ||||
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ベトナムを旅する少し訳あり女性が,旅先で見つけた美しくそれでいて寂しげなベトナム青年に一目惚れし,どうしても彼の肉体が欲しいと熱望しベッドを共にするという短い話。 非現実的な話だけど,南国のむしあつい風,何世紀も変わらぬサイゴン川の流れ,造花としか見えないような原色の花々,体を刺激する香辛料,女性の肉体を想像させるような甘い果実。これらがまるで熱風のように,彼女の日本での様々なストレスや無意識に押さえつけてきた欲望の扉を一気に開け放すために効果的に演出されている。 30代後半にさしかかった彼女の赤裸々な性欲と官能的な性描写が作品の多くの部分を占めるが,彼女自身が南国の果実になったかのようにうまく溶け込んでいて嫌悪感はなく,むしろ作品を際立たせている。ただし,やっぱり高校生には無理かなあ。。 短い作品だけど,彼女の人生のいろいろな部分がかいま見え,これからの彼女がどう生きるか見てみたい気がした。 | ||||
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ベトナムの料理店で出会った、ひとりのボーイ。「この男と寝たい」、そう思った時点で、彼はすでに愛人となり、彼女の意識の中ではそのすべてを知り尽くしている。やがて再び訪れたベトナムの地で、二人は性を交し合う。 あまりに官能的で、正直で、ドキッとさせられた。ここまで性のプロセスをその行為ではなく、精神を描ける作家がいたことに、びっくり。 大人の女性に一読を進めます。 | ||||
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とても官能的な本です。女性作家なので、生理的感覚が女性の立場から描かれていて、とても新鮮味があります。ベトナムと日本を舞台に繰り広げられる世界も、南国の何とも言えない狂おしさ、退廃さが伝わってきます。また、表現がきれいだと思います。甘い官能が素敵です。個性的な表現が作者の才能を感じさせます。面白い本だと思います。これまでにない読後感が味わえます。お楽しみください。 | ||||
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岩井さんのベトナム関連本を全て読みましたが(たぶん) 「チャイ・コイ」が最も小説として完成されていると感じました。 ある年齢を過ぎた女性の「さびしさ」は本当に切ない。 この本は「女性の赤裸々な性欲」と「歳を経た女の恋情」を克明に 描写した「純愛物語」だと感じました。 主人公と同じ年代の私は共感し、少し癒されたように思います。 | ||||
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旅先で出会ったちょっとかわいいベトナミー。 その男のコと「寝たい」という情熱を抱いた小説家は…淡々とした筆で書かれた性愛小説。 異国の地の情景や熱気とあいまった、濃密な空気を醸し出します。あまりいやらしくないようでもあり、しかしながら、 特別いやらしくもある、なんだか不思議な印象。高熱に浮かされている時のような、内部から発せられた熱で 目の前が潤んでいるようです。女性による、女性のための軽いポルノ。 欲望に忠実な女性を見るのはある種の快楽だと思うのです。 | ||||
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